カラーバリエーション(標準色) つやあり ニスクの技術シーズを結集した高

カラーバリエーション(標準色)
つやあり
ニスクの技術シーズを結集した高性能汎
用カラー鋼板。高耐候性樹脂を全色に採
用し、遮熱機能または耐汚染機能を標準
装備。
耐候性能
ニスクカラーの塗膜には最新の高耐候化技術を導入。特に屋根用
色においては遮熱機能との相乗効果により、高い耐候性を備え、
塗膜劣化による色褪せを防ぎます。
遮熱性能
ニスクカラー屋根用色の塗膜には遮熱顔料を配合。日射による塗
装鋼板表面の温度上昇を抑えることで、室内環境の改善および
ヒートアイランド現象の抑制などを実現します。
耐汚染性能
ニスクカラー壁用色の塗膜には表層の親水化によるセルフクリー
ニング(雨筋汚染の防止)機能を標準装備。開発に当たり、諸性能
とのバランスを取りながら、従来品より耐汚染性能をアップしました。
太陽光パネルの性能を高めるために、
明るい色をお薦めします。
つやなし
なるほどガルバリウム
ガルバリウム (Galvalume) 鋼板は、1972年にアメリカ合衆国のベスレヘム・スチールが開発したアルミニウム・亜鉛合金
めっき鋼板の名称。日本国内ではガルバと略称されることも多い。また、ガリバリウムとも呼称される場合もある。日本
工業規格 (JIS) では、JIS G3321(溶融55%アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板)で規定されている。
防食性・その他の特性
亜鉛めっき鋼板は、めっき層に含まれる亜鉛 (Zn) が鉄 (Fe) よりもイオン化傾向が大きいため、水中などの腐食環境下
においてFeよりも先にZnが溶け出すことで、原板であるFeの腐食を防止している(犠牲防食)。
ガルバリウム鋼板は、めっき金属として純亜鉛ではなく、アルミニウム (Al) 55%+亜鉛43.4%+珪素 (Si) 1.6%の合金を用
いている(パーセンテージは質量比)。Alはめっき層表面に強固な不動態皮膜を形成して、めっき層を保護する。Zn含有
量が低下することで犠牲防食性能は劣化するものの、Alの不動態皮膜とZn腐食部の腐食生成物がめっき層の腐食進
行を抑制するため、全体として高い防食性を発揮する。合金比率は、Znの犠牲防食性能とAlの不動態保護性能のバラ
ンスで決められた。開発メーカーであるベツレヘムスチール社の実験によると、めっき皮膜寿命は、塩害地域で約15年・
工業都市や田園地帯で約25年以上との結果が出ている(メーカー保証とは異なる)。