【セット版】資料1~資料4

2015年2月25日 衆議院予算委員会配布資料1
日本共産党 藤野 保史
若狭湾周辺に集中して立地する原子力発電所
原 子 力 発 電 所 名
炉型
1
高浜原子力発電所 1号機
PWR(3ループ)
2
高浜原子力発電所 2号機
PWR(3ループ)
3
高浜原子力発電所 3号機
PWR(3ループ)
4
高浜原子力発電所 4号機
PWR(3ループ)
5
大飯原子力発電所 1号機
PWR(4ループ)
6
大飯原子力発電所 2号機
PWR(4ループ)
7
大飯原子力発電所 3号機
PWR(4ループ)
8
大飯原子力発電所 4号機
PWR(4ループ)
9
美浜原子力発電所 1号機
PWR(2ループ)
美浜原子力発電所
2号機
PWR(2ループ)
11
美浜原子力発電所
3号機
PWR(3ループ)
12
敦賀原子力発電所
1号機
BWR
敦賀原子力発電所
2号機
PWR(4ループ)
事 業 者 名
関西電力
関西電力
10
関西電力
日本原子力発電
13
14
もんじゅ
FBR
ふげん
ATR
日本原子力研究開発機構
15
*日本原子力産業協会『世界の原子力発電開発の動向』を基に作成
1
2015年2月25日 衆議院予算委員会配布資料2
日本共産党 藤野 保史
国 会 事 故 調 の 指 摘
【資料2-①】
1~4号機の事故は、発電所周辺の放射線量を上昇させることで、近接す
る5、6号機に影響を及ぼし、さらに、福島第一原発から約 12km 離れた福島
第二原発の復旧活動にも影響を与えた。
(『国会事故調』201 ページから抜粋)
どのような事象が、ユニット間及び近接する原子力発電所間での波及的影
響を起こし得るかは、個別の評価によって判定しなければならず、今後の詳
細な検討が必要である。
(『国会事故調』202 ページから抜粋)
【資料2-②】
「安全目標」が、個々の原子炉を対象として設定される現在の考え方は、
複数ユニットの原子力発電所や近接する複数の原子力発電所の周辺住民の
立場からは不合理なものであるかもしれない。わが国においては、ある地点
からの半径 20 ㎞以内に2つの原子力発電所が存在する地域がいくつか存在
しており、そこに居住する住民は、より高いリスクの下に置かれていること
になるからである。
したがって、居住者の立場からリスクの公平性を考えるならば、このよう
な多数のユニットが集中して設置されている原子力発電所に対しては、より
保守的な安全目標が設定されるべきとする概念も検討されるべきである。
(『国会事故調』202 ページから抜粋)
【資料2-③】
現在、東通原発と東海第二原発を除く全ての原子力発電所が複数ユニット
として運転されているわが国においては、特にこの特徴に関する潜在的な問
題点について十分に考察する必要がある。
(『国会事故調』202 ページから抜粋)
2
2015年2月25日 衆議院予算委員会配布資料3
日本共産党 藤野 保史
原子力規制委員長の定例会見での発言
「個々のプラントごとに、隣り合わせてい
てもきちっと対応できるようにというこ
とを審査していますので、大飯と高浜とあ
わせて考えるということはしておりませ
ん。」
「集中立地というのをどういうふうに見
るかというのは、確かに御指摘のように少
し、検討材料で、新しい炉を作るときには
そういうことは十分に考慮されるべきか
も知れないのですが、今、そこにあります
ので、それをどうするかということは勝手
に規制委員会が決められることではない
ですね。」
(2014 年 12 月 17 日、
原子力規制委員会委員長定例会見速記録から抜粋)
3
2015年2月25日 衆議院予算委員会配布資料4
日本共産党 藤野 保史
*関西電力『平成 23 年東北地方太平洋沖地震から得られた地震動に関する知見を踏まえ
た原子力発電所等の耐震安全評価に反映すべき事項(中間とりまとめ)に基づく報告書』
(2012 年 2 月 29 日)から抜粋
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