総代会制度について

信用金庫について
総代会制度について
ふれあいのネットワーク
信用金庫の制度
信用金庫は、会員制度による協同組織の地域金融機関です。制度・運用の面で、株式会社の銀行と異なる独自の性格を
備えています。信用金庫は、一定地域内の中小企業者や地域住民を会員としています。融資対象は会員の方を原則としています
が、会員以外の方への融資も一定の条件のもとで認められています。一方、預金は会員以外の方でもご利用いただけます。
1 会員資格
3 運営
信用金庫の営業地区にお住まいの方・お勤めの方・事業所を
お持ちの方なら会員になっていただくことができます。ただし、個人
事業者で常時使用する従業員数が300人を超える場合、また法人
事業者で常時使用する従業員数が300人を超え、且つ資本金が
9億円を超える場合には、会員となることができません。
信用金庫の最高議決機関は総会または総代会です。議決権は
会員1人1票制をとっており、総会(総代会)では理事および監事が
選任され、理事によって理事会が構成されます。理事長等の代表
理事は理事会で選任され、信用金庫の日常業務は、理事会の決定
を踏まえて行われます。
信用金庫の営業地域は一定の地域に限定されており、地域で
集めた資金は地域に還元されています。
信用金庫の監督官庁は金融庁です。同庁では、関係法令を遵守して
いるか、経営が健全になされているかといった視点から、定期的に
検査・監督を行っています。
2 営業地域
信用金庫は、会員同士の
「相互信頼」
と
「互恵」
の精神を基本理念に、会員1人1人の意見を最大の価値とする協同組織
金融機関です。
したがって、会員は出資口数に関係なく1人1票の議決権を持ち、総会を通じて当金庫の経営に参加すること
となります。
しかし、
当金庫では、会員数がたいへん多く総会の開催は事実上不可能です。
そこで、
当金庫では、会員の総意を
適正に反映し充実した審議を確保するため、総会に代えて総代会制度を採用しております。
この総代会は、決算、取扱業務の決定、理事・監事の選任等の重要事項を決議する最高意思決定機関です。
したがって、
総代会は、総会と同様に、会員一人一人の意見が当金庫の経営に反映されるよう、会員の中から適正な手続きにより選任
された総代により運営されます。
また、
当金庫では、総代会に限定することなく日常の事業活動を通じて、総代や会員とのコミュニケーションを大切にし、
さまざまな経営改善に取組んでおります。
<総代会は、会員1人1人の意見を適正に反映するための開かれた制度です>
4 監督官庁
総代選考委員
信金中央金庫について
信金中央金庫は、全国の信用金庫を会員とする協同組織
形態の金融機関で、信用金庫の中央金融機関として、昭和
25年に設立されました。
信金中央金庫は「信用金庫の中央金融機関としての役割」
と「個別金融機関としての役割」を併せ持つ金融機関として、
会員信用金庫と一体となって業務を行っています。
また、平成12年には優先出資を東京証券取引所に上場
しています。
資
金
量
28兆円
拠
点
数
国内 14店舗
海外 5拠点
役 職 員 数
1,205人
庫
数
267金庫
預
金
量
信
信
131兆円
金
用 店 舗 数
中
金
7,395店舗
金
庫 役 職 員 数
11万1千人
会
員
数
会
員
数
267金庫
927万人
※上記計数は平成27年3月末現在(速報ベース)のものです。
会 員
2 総代候補者選考基準に
総代候補者
基づき総代候補者を選考
金
1 理事会の議決に基づき理事長が選考委員
3 理事長は、総代候補者氏名を店頭掲示し、所定の
を委嘱し、選考委員の氏名を店頭掲示
手続きを経て、会員の代表として総代を委嘱
総代会
理事会
会員の総意を適正に反映するための制度
決算に関する事項、理事・監事の選任等
重要事項の決定
総 代
信用金庫の中央金融機関としての役割
信用金庫の業務機能の補完
・各種金融商品の提供
・信用金庫のネットワークを活用した業務
・信用金庫の地域金融・中小企業金融等のサポート
・信用金庫の決済業務のサポート
信用金庫業界の信用力の維持・向上
・信用金庫業界内のセーフティネット(経営力強化制度等)
の適時・適切な運営
信用金庫経営力強化制度
信
金
中
央
金
庫
経営分析制度
経営相談制度
資本増強制度
全
国
の
信
用
金
庫
個別金融機関としての役割
総合的な金融サービスを提供する金融機関
・金融機関の本来業務(預貸金業務、為替業務、金融債発行業務)
・金融機関の付随業務(公共債の引受け、私募債の取扱い等)
・子会社を通じた個人ローン保証等の業務および周辺業務(信託、証券、投資運用、ベンチャーキャピタル、
M&A仲介)
地域社会に貢献する金融機関
・地方公共団体、地元企業およびPFI事業等への直接貸出
・中小企業のライフステージに応じた各種支援
・商店街・温泉街等の活性化にかかるコンサルティング活動等
第93期通常総代会の決議事項(平成27年6月16日)
第93期通常総代会において、次の事項が付議され、それぞれ原案の通り承認されました。
(1)報告事項
1 第93期(平成26年度)業務報告、貸借対照表及び損益計算書の内容報告の件
2 「出資証券の不発行」にかかる報告の件
(2)決議事項
第1号議案
第2号議案
第3号議案
第4号議案
第5号議案
第6号議案
第7号議案
剰余金処分案承認の件
定款一部変更の件
理事・監事の報酬総額の変更の件
出資会員除名の件
理事6名選任の件
監事3名選任の件
退任理事に対する退任慰労金贈呈の件
わが国有数の機関投資家
・約33兆円にのぼる運用資産
15
16
総代会制度について
総代会制度について
総代とその選任方法
総代が選任されるまでの手続きについて
1 総代の任期・定数
総代の任期は3年です。
総代の定数は100人で、会員数に応じて選任区域ごとに定められています。現在の総代は平成25年5月に選任
され、総代数は92人となっています。
なお、会員数は平成27年3月31日現在で11,430人です。
2 総代の選任方法
総代は、会員の代表として、会員の総意を当金庫の経営に反映
する重要な役割を担っています。
そこで総代の選考は、総代候補者選考基準(注)に基づき、
次の3つの手続を経て選任されます。
(次頁チャート図参照)
①会員の中から総代選考委員を選任する。
②その総代選考委員が総代候補者を選考する。
③その総代候補者を会員が信任する(異議があれば申し立てる)。
地区を6区の選任区域に分け、各選任区域ごとに総代の定数を決める。
①総代選考委員の選任
理事会の議決により、選任区域ごとに会員のうちから選考委員を委嘱
(注)総代候補者選考基準
総代の属性別構成比
1.資格要件
当金庫の会員であること
2.適格要件
①地域における信望が厚く、総代として相応
しい見識を有している方
②誠実かつ人格に秀れ、当金庫の発展に寄与
できる方
③金庫の理念・使命をよく理解し、金庫との
緊密な取引関係を有する方
職業別
法人・法人代表 92.4%、個人事業主 5.4%、個人 2.2%
年代別
70代以上 74.0%、
60代 21.7%、
50代 4.3%
選考委員の氏名を店頭に掲示
②総代候補者の選考
選考委員が総代候補者を選考
理事長に報告
総代候補者の氏名を、1週間店頭掲示
上記掲示について毎日新聞に公告
異議申出期間(公告後2週間以内)
不動産業 26.8%、製造業 18.9%、建設業 17.8%、卸・小売業 13.3%、
サービス業 13.3%、
業種別
運輸業・郵便業 4.4%、
その他 5.5%
(注)業種別の構成比は、法人・法人代表、個人事業主に限ります。
③総代の選任
●会員から異議がない場合
または
●選任区域の会員数の1/3未満の会員
から異議の申出があった総代候補者
総代のご紹介
選任区域
1区
2区
3区
4区
5区
6区
合 計
人数
18
19
12
13
12
18
92
株式会社協和産業
株式会社大和商会
米田 宏己
株式会社オリエントホーム
モチノキ薬品株式会社
株式会社岸本工務店
山本 良祐
山形電気株式会社
株式会社アイビーネット
株式会社オフィスボストン
株式会社未来都
髙橋 種太郎
大希産業株式会社
西尾 邦勝
大阪府ランドリー協同組合
不二商事株式会社
西田産業株式会社
株式会社徳山工業社
松本 隆
大勝建設株式会社
株式会社登工務店
福永クレーン株式会社
株式会社播磨屋
山田 育史
株式会社ブレーンシップ・アミューズメント
総代名(順不同、敬称略)と就任回数
1 有限会社近畿不動産
2 末永レッカー株式会社
5 株式会社東信クレジットサービス 3 丸五基礎工業株式会社
4 医療法人杏樹会
1 アンダーツリー株式会社
2 原田 富太郎
8
3 株式会社キンキエステート 3 株式会社ピカソ
3 サムティ株式会社
平成27年6月30日現在
4 株式会社創建
6 柳 茂樹
2 澤電気機械株式会社
1 株式会社ヨネダフーズ
4
6 タイヨーハウス株式会社
3 吉光鋼管株式会社
7 株式会社アミューズ
2 エース建物株式会社
2 相互施設株式会社
1 株式会社西村工務店
2 敷島住宅株式会社
6 長谷川鉄工株式会社
3 福本 明達
6 大成住宅センター株式会社 6 太平タクシー株式会社
3 株式会社門真建設工業
6 西田 隆
6 株式会社裕成
4 延山 祥玉
3 竹本 辰男
8 西尾 泰幸
4 丸信住宅株式会社
4 西脇 清吉
7 平井 清治
1
1
6 丸善繊工株式会社
2
2
2
4 株式会社光新星
1
6
4 株式会社三鷹倉庫
7 直江 護
2 高橋 巌
8 馬場 靖
1 株式会社吉野製作所
3 花岡 楠一
4 川野 悠一
2 株式会社まえの
7 山森 康弘
1 株式会社富士ハウジング
(注)就任回数は、平成元年以降の回数を表示しています。
17
7 新庄金属工業株式会社
9 株式会社延田エンタープライズ 1 佐川 隆夫
7 太平地所株式会社
8 株式会社丸末
1 株式会社新名工務店
3
4
b 欠員(選考を行わない)
総代の選任区域について
1区
中央区、天王寺区、浪速区、西成区、阿倍野区、西区、大正区、住之江区
2区
北区、福島区、港区、此花区、西淀川区、東淀川区、淀川区、豊中市、吹田市、摂津市、箕面市、高槻市、茨木市
3区
都島区、城東区、鶴見区、旭区、門真市、守口市
4区
寝屋川市、大東市、四條畷市、枚方市、交野市
5区
東成区、東住吉区、生野区、東大阪市
6区
住吉区、平野区、八尾市、藤井寺市、羽曳野市、松原市、堺市、柏原市、富田林市、大阪狭山市
8
2
3 ファミティホーム株式会社 1
8 株式会社アロインス化粧品 4 泉本精工株式会社
2
a 他の候補者を選考
4
1 株式会社濵田設計測量事務所 3
1 サラヤ株式会社
2 昌和三株式会社
a、
bいずれか選択
5
1
4 株式会社三実
当該総代候補者が選任区
域の総代定数の1/2未満
1
8 株式会社中央電機計器製作所 1 Jフィールド有限会社
1 寺川 正洲
総代の氏名を店頭に1週間掲示
3
7 株式会社堂島麦酒醸造所 1
1 国際通商株式会社
当該総代候補者が選任区
域の総代定数の1/2以上
8
1 三徳船舶株式会社
4 株式会社アカサカエステート 2 大山観光株式会社
理事長は総代に委嘱
2
●選任区域の会員数の1/3以上の会員
から異議の申出があった総代候補者
1
18
総代会制度について
総代会制度について
総代とその選任方法
総代が選任されるまでの手続きについて
1 総代の任期・定数
総代の任期は3年です。
総代の定数は100人で、会員数に応じて選任区域ごとに定められています。現在の総代は平成25年5月に選任
され、総代数は92人となっています。
なお、会員数は平成27年3月31日現在で11,430人です。
2 総代の選任方法
総代は、会員の代表として、会員の総意を当金庫の経営に反映
する重要な役割を担っています。
そこで総代の選考は、総代候補者選考基準(注)に基づき、
次の3つの手続を経て選任されます。
(次頁チャート図参照)
①会員の中から総代選考委員を選任する。
②その総代選考委員が総代候補者を選考する。
③その総代候補者を会員が信任する(異議があれば申し立てる)。
地区を6区の選任区域に分け、各選任区域ごとに総代の定数を決める。
①総代選考委員の選任
理事会の議決により、選任区域ごとに会員のうちから選考委員を委嘱
(注)総代候補者選考基準
総代の属性別構成比
1.資格要件
当金庫の会員であること
2.適格要件
①地域における信望が厚く、総代として相応
しい見識を有している方
②誠実かつ人格に秀れ、当金庫の発展に寄与
できる方
③金庫の理念・使命をよく理解し、金庫との
緊密な取引関係を有する方
職業別
法人・法人代表 92.4%、個人事業主 5.4%、個人 2.2%
年代別
70代以上 74.0%、
60代 21.7%、
50代 4.3%
選考委員の氏名を店頭に掲示
②総代候補者の選考
選考委員が総代候補者を選考
理事長に報告
総代候補者の氏名を、1週間店頭掲示
上記掲示について毎日新聞に公告
異議申出期間(公告後2週間以内)
不動産業 26.8%、製造業 18.9%、建設業 17.8%、卸・小売業 13.3%、
サービス業 13.3%、
業種別
運輸業・郵便業 4.4%、
その他 5.5%
(注)業種別の構成比は、法人・法人代表、個人事業主に限ります。
③総代の選任
●会員から異議がない場合
または
●選任区域の会員数の1/3未満の会員
から異議の申出があった総代候補者
総代のご紹介
選任区域
1区
2区
3区
4区
5区
6区
合 計
人数
18
19
12
13
12
18
92
株式会社協和産業
株式会社大和商会
米田 宏己
株式会社オリエントホーム
モチノキ薬品株式会社
株式会社岸本工務店
山本 良祐
山形電気株式会社
株式会社アイビーネット
株式会社オフィスボストン
株式会社未来都
髙橋 種太郎
大希産業株式会社
西尾 邦勝
大阪府ランドリー協同組合
不二商事株式会社
西田産業株式会社
株式会社徳山工業社
松本 隆
大勝建設株式会社
株式会社登工務店
福永クレーン株式会社
株式会社播磨屋
山田 育史
株式会社ブレーンシップ・アミューズメント
総代名(順不同、敬称略)と就任回数
1 有限会社近畿不動産
2 末永レッカー株式会社
5 株式会社東信クレジットサービス 3 丸五基礎工業株式会社
4 医療法人杏樹会
1 アンダーツリー株式会社
2 原田 富太郎
8
3 株式会社キンキエステート 3 株式会社ピカソ
3 サムティ株式会社
平成27年6月30日現在
4 株式会社創建
6 柳 茂樹
2 澤電気機械株式会社
1 株式会社ヨネダフーズ
4
6 タイヨーハウス株式会社
3 吉光鋼管株式会社
7 株式会社アミューズ
2 エース建物株式会社
2 相互施設株式会社
1 株式会社西村工務店
2 敷島住宅株式会社
6 長谷川鉄工株式会社
3 福本 明達
6 大成住宅センター株式会社 6 太平タクシー株式会社
3 株式会社門真建設工業
6 西田 隆
6 株式会社裕成
4 延山 祥玉
3 竹本 辰男
8 西尾 泰幸
4 丸信住宅株式会社
4 西脇 清吉
7 平井 清治
1
1
6 丸善繊工株式会社
2
2
2
4 株式会社光新星
1
6
4 株式会社三鷹倉庫
7 直江 護
2 高橋 巌
8 馬場 靖
1 株式会社吉野製作所
3 花岡 楠一
4 川野 悠一
2 株式会社まえの
7 山森 康弘
1 株式会社富士ハウジング
(注)就任回数は、平成元年以降の回数を表示しています。
17
7 新庄金属工業株式会社
9 株式会社延田エンタープライズ 1 佐川 隆夫
7 太平地所株式会社
8 株式会社丸末
1 株式会社新名工務店
3
4
b 欠員(選考を行わない)
総代の選任区域について
1区
中央区、天王寺区、浪速区、西成区、阿倍野区、西区、大正区、住之江区
2区
北区、福島区、港区、此花区、西淀川区、東淀川区、淀川区、豊中市、吹田市、摂津市、箕面市、高槻市、茨木市
3区
都島区、城東区、鶴見区、旭区、門真市、守口市
4区
寝屋川市、大東市、四條畷市、枚方市、交野市
5区
東成区、東住吉区、生野区、東大阪市
6区
住吉区、平野区、八尾市、藤井寺市、羽曳野市、松原市、堺市、柏原市、富田林市、大阪狭山市
8
2
3 ファミティホーム株式会社 1
8 株式会社アロインス化粧品 4 泉本精工株式会社
2
a 他の候補者を選考
4
1 株式会社濵田設計測量事務所 3
1 サラヤ株式会社
2 昌和三株式会社
a、
bいずれか選択
5
1
4 株式会社三実
当該総代候補者が選任区
域の総代定数の1/2未満
1
8 株式会社中央電機計器製作所 1 Jフィールド有限会社
1 寺川 正洲
総代の氏名を店頭に1週間掲示
3
7 株式会社堂島麦酒醸造所 1
1 国際通商株式会社
当該総代候補者が選任区
域の総代定数の1/2以上
8
1 三徳船舶株式会社
4 株式会社アカサカエステート 2 大山観光株式会社
理事長は総代に委嘱
2
●選任区域の会員数の1/3以上の会員
から異議の申出があった総代候補者
1
18