TOKの経営理念とCSR の経営理念とCSR 経営理念のもと、 ステークホルダーとともに 経営理念 「持続可能な社会の実現」 に寄与する 社会的価値の創造に努めてまいります。 CSRの重要分野と重要課題 CSRの重要分野 TOKグループの経営理念 「技術のたゆまざる研鑽」 「製品の高度化」 「社会への貢献」 「自由闊達」 重要課題 「tok中期計画 2015」 （コアビジネスを通じたCSR） 主な取組み 基本的な考え方 私たちは「社会への貢献」こそが企業の存在意義であり、 東京応化グループは、 「困難であっても、社会に役立つ、他社 CSRを通じて当社グループの独自性が最も発揮できる分野に が手掛けないような製品の開発に挑戦したい」という創業の おいて、 「技術」や「製品」 「人材」 「資本」を有効に活用して企業 精神を受け継ぎ、 「技術のたゆまざる研鑽」 「製品の高度化」 「社 価値を高め、私たちにしか産み出せないような社会的価値を 会への貢献」 「自由闊達」の 4 項目を経営理念として企業活動 創造していくことで、真に「社会の役に立つ」企業となる努力 を行っています。 を続けていきたいと考えています。 「tok中期計画 2015」の概要と取組み 「tok中期計画 2015」は、収益力をはじめとする事業基盤を強化して“感動”を産み出す“ものづくり”の力を高め、コアビジネ つつ、当社グループの企業活動を通じて産み出される全体的 全ての活動が「社会への貢献」を念頭に行われるべきであるこ な社会的価値を高めていく「バリューチェーンマネジメント」 とを大前提としていますが、 “真に” 「社会の役に立つ」活動と を行うことも重要な前提条件です。 していくには、サプライチェーン全体を通じて当社グループ また私たちは、経営理念に沿った「製品とサービスの充実」 の企業活動が及ぼすプラス面とマイナス面の影響をしっかり や「自由闊達な社内風土の醸成」に注力し、さらには本業以外 と見定めていかなければなりません。 の部分での社会貢献を通じて「良き企業市民」として行動する その範囲は自社の製造・販売プロセスを越え、協力会社など ことや、 「環境（保全）と安全（衛生）」の管理などにも重点的に の人権や労働環境にも至ります。例えば優秀な調達先を確保す 取り組まなければならないと考えています。 ることは競争優位性を保つ上での重要な経営戦略の一つです 東京応化グループでは、従業員をはじめとする様々なス が、当社の要求が （過重労働など） 調達先に重大なコンプライア テークホルダーとの意見交換等を通じてこうした事柄を ンス違反を引き起こさせる原因とならないように注意し、あら 「CSRの重要分野」と認識し、それぞれについて「重要課題」を かじめ適切な予防策を講じておかなければなりません。 設定し、様々な取組みを行っていますが、これらについてはさ 私たちのCSRにおいては、このようにサプライチェーンを らに広範なステークホルダーとのコミュニケーションを通じ 見渡し、関連するステークホルダーの幅広い意見にしっかり てより実効性の高い施策へと反映させ、バリューチェーンの と耳を傾けながら、プラス要素を高め、マイナス要素を排除し さらなる最適化を図っていく考えです。 CSRの重要分野 重要課題 「社会への貢献」 （広義） 「困難であっても、社会に役立 つ、他社が手掛けないような製 品の開発に挑戦する」 2. 目標（ロードマップ） 2020 年度の“ありたい姿”に 向けたロードマップ ①新規事業領域の早期立ち上げを目的とした、全社レベル の仕組みを構築する。 ②半導体材料事業、液晶材料事業、太陽電池材料事業、プロセス機器 事業の4大事業を既存領域とし、事業の深耕・拡大・再構築を図る。 新規事業領域 「高付加価値製品による感動 （満足できる性能、コスト、品質） を通じて、 世界で信頼を寄せられる企業グループを目指す」 主な企業活動を通じて創出する 総合的な社会的価値の向上 製品とサービスの充実 「技術のたゆまざる研鑚」 「製品の高度化」 顧客満足の向上 新たな社会的価値の創出に 繋がる製品開発 □各地域ユーザーへの密着 □品質マネジメント □新規事業領域の開拓 「自由闊達」な 社内風土の醸成 働きがいのある職場づくり □グローバル人材の開発 □ダイバーシティの推進 □ワークライフバランスの推進 良き企業市民 社会貢献の充実（狭義） □事業拠点への貢献 □科学技術の発展への寄与 環境と安全 環境負荷の低減 安全衛生管理体制の拡充 □RCマネジメント バリューチェーン マネジメント 新規事業の開拓 既存事業の深耕・拡大 既存事業領域 5 CSR Report 2015 現在の事業構成 ①各地域のユーザーに対する密着戦略（p19） 世界の各地域のユーザーに密着して、より多くのニーズ を掘り起こす仕組みを構築しユーザーが満足できる製 品、サービスを迅速に提供する。 ②事業ポートフォリオの変革（p9） 新規事業領域を開拓するほか、高付加価値製品比率をあ げることにより、事業ポートフォリオを変革する。 ③グローバル人材の開発（p29） グローバルで活躍できる人材を創出、育成するためのプ ログラムを策定し、実行する。 将来の事業構成 3. 全社戦略 □本業を通じたCSR □CSR推進体制の拡充 □ステークホルダーとの対話を通じた バリューチェーンマネジメントの最適化 □コーポレートガバナンス／ リスクマネジメント体制の充実 スを通じて東京応化グループならではの社会的価値を創出していくための重要な経営戦略です。 1. 経営ビジョン 主な取組み ﹁持続可能な社会﹂への貢献 CSRを通じて真に「社会の役に立つ」企業に 創業の精神や経営理念に基づく私たちのCSRの取組みは、 赤字：経営理念 青字： 「tok中期計画 2015」における全社戦略 既存事業の再構築 CSR Report 2015 6
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