【 一般 X 線撮影間接変換 FPD 装置 】仕様書(詳細) 1.器機構成 1)X 線検出器(FPD) 17×17 インチ FPD 2枚 17×14 インチ FPD 2枚 12×10 インチ FPD 2枚 2)据付型システムコンソール 3台 3)可搬型システムコンソール 1台 4)位置決め用 IP カセッテ 1枚 5)画像読取装置 1式 6)写真現像機 1式 7)立位撮影台 2式 2.以下の調達物品に備えるべき技術的要件を満たすこと。 1)性能・特質等機能 1-1)X 線検出器(FPD) ・画像処理装置 1. FPD のシンチレータ蛍光体は CsI を用いた間接変換方式で、現在の当院の画像 と同等以上の画像が描出できること。 2. FPD の画素サイズは 150μm 以下であること。 3. 17×14 インチ FPD の有効画素数は 2336×2840 画素以上であること。 4. 17×14 インチ FPD の質量は、2.6kg 以下であること。 5. 17×14 インチ FPD は内蔵メモリを有し、100 画像以上の画像を一時保管できる こと。 6. FPD は鮮鋭度向上のため、表側からデータをとる構造であること。 7. FPD 本体は、IPX6 の防水に準拠していること。 8. 全面耐荷重 310kg 以上、スポット荷重 160kg 以上であること。 9. 撮影後、2 秒以内にプレビュー画像が表示できること。 10. 撮影サイクルタイムは、9 秒以下であること。 11. 無線運用が可能で、無線運用時はバッテリーフル充電からの撮影可能枚数は 200 枚以上であること。 12. ケーブルを取り付けると、有線運用が可能で、充電ができる機能を有すること。 13. 自動でキャリブレーションを行う機能を有すること。 14. 有線運用時、フル充電で 200 枚以上の撮影が可能であること。 15. 立位撮影台には 17×17 インチ以上の FPD を装備すること。 16. 臥位撮影台には 17×14 インチ以上の FPD を各撮影室に 1 枚装備すること。 1 17. バッテリーは着脱可能で、バッテリー交換ができること 18. フル充電を行った場合、最大 18.5 時間以上の待機が可能であること 19. バッテリー残量時間を画像処理装置で確認できること。 20. バーチャルグリッドを使用できること。 21. 画像処理機能として画像の濃度やコントラストを適切に処理する機能を有す ること。 22. 画像処理機能として画像の鮮鋭性とざらつきのバランスを適切に処理し、ボケ の少ない画像をつくりだす処理機能を有すること。(周波数処理) 23. 画像処理機能として画像の関心濃度領域の表示を変化させず、白とび、黒つぶ れで画像が見えにくい濃度域を見やすくする処理機能を有すること。(画像圧 縮処理) 24. 画像処理機能としてノイズを制御する機能を有すること。 25. 保存した画像データに対して、トリミング、黒化処理、アノテーション、マー カー入力を行える編集機能を有すること。 26. トリミング、黒化処理はメニュー毎に自動で処理が可能なこと。 27. X 線の照射野領域を自動認識し、自動トリミングができること。また、撮影メ ニューごとにフィルムサイズが設定可能で、任意のサイズとの切り替えも可能 であること。 28. 画像処理装置は日本語(ひらがな・カタカナ・漢字)対応であること。 29. HDD を有し、撮影画像は 2000 枚以上保存可能であること。 30. 1 台の画像処理装置で FPD と当院の CR 装置の制御ができるか、相当することが できること。 31. 当院の画像記録装置と接続し、フィルム出力ができるか、もしくは相当するこ とができること。 32. 当院 MWM サーバーと接続し、オーダー情報の取得及び部位展開を行えること。 33. 取得した画像を DICOM 規格で手動または自動で検像システム・DICOM サーバー に送信できること。 1-2)立位撮影台 1. 撮影台の上下動ストロークは、1,100mm 以上あること。 2. 撮影台に胸部側面撮影用の握り棒を装備すること。 3. グリッドの脱着が側面から可能であること。 4. 立位及び臥位用フォトタイマーに対応すること。 5. 可搬型の FPD について、相応のグリッドを用意すること。 6. 付属された装置に伴う接続は、確実に行うこと。 2 2)設置条件 1. 機器の搬入、据え付け、配線、調整については当院の業務に支障をきたさない よう十分な打ち合わせを行うこと。 2. 既設装置の撤去廃棄を行うこと。 3. 非常用電源回路に接続し、災害時等にも対応できるようにすること。 4. 既存電源の変更を必要とする場合は、落札業者の責任において行うこと。 5. 設置工事の際、床・壁の内装については、落札業者の責任において行うこと。 6. 調達物品の設置に関しては、落札業者の責任において行うこと。 3)保守体制 1. 納入後平成 28 年 3 月 31 日までの故障は無償保障として対応すること。 2. 故障連絡体制を整備し、対応できる体制であること。 3. 障害が発生した場合、24 時間連絡が可能であること。 4. メンテナンスとしてリモート回線によるメンテサービスを行えること。 5. 平成 28 年 3 月 31 日以後のメンテナンスについて示すこと。 6. 移設についての考慮を行うこと 4)その他 1. 調達物品の取り扱いについては、関係者に対して説明を行うこと。 2. 調達物品の納入前に、設置等に係る日程表を提出すること。 3. 操作マニュアルを用意すること。 3
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