フォワード・コンソーシアム定款 - フォワード・コンソーシアム 〜前進的な

フォワード・コンソーシアム定款 第1章 総則 第2章 会員 第3章 運営組織 第4章 会員総会 第5章 理事会 第6章 役員 第7章 委員会 第8章 事務局 第9章 定款の変更 第10章 個人情報の保護 第11章 知的財産権の帰属 第12章 補則 第 1 章 総則 (名 称) 第 1 条 当会はフォワード・コンソーシアム(以下、当会という、英文名 Con
sortium FOR Worldwide Advanced Reforming and Developing 略称FC)
と称する。 (定 義) 第2条 当定款におけるエンハンス業務とは、情報システムの機能拡張・改修
業務、一般的にはソフトウェア保守という業務を指す。 (当定款の目的) 第3条 当定款は当会に関する基本原則を定めるもので、当会の具体的な運営
方法等はこの定款に基づき別途定める。 (事務所) 第4条 当会は、主たる事務所を東京都中央区日本橋小伝馬町に置く。 2 当会は、理事会の決議により、従たる事務所を必要な地に置くことができ
る。 1
(当会の目的・ねらい) 第5条 (ねらい)当会は、志を同じくする情報サービス事業者が共同して、
エンハンス業務および参加企業の社会的ステータスを高めることをねらいとす
る。 2 (目的)そのねらいを、参加企業における人材の活性化と業務の改革を行
うことによるお客様満足度の向上と売上の増大によって達成する。 (活 動) 第6条 当会は、前条の目的を達成するため、以下の活動を行う。 (1)エンハンス業務改革のための活動 1) 情報共有 2) 見積り手法の改革 3) 要件定義の強化 4) プロセス整備 5) ドキュメント整備 6) 影響調査方法の強化 7) テストの改革 8) その他エンハンス業務の改善 (2)エンハンス人材活性化のための活動 1) 研修の実施 2) 研究会の実施 3) 成果発表会の実施 4) 技術者ランキング(仮称)の制定・実施 5) その他エンハンス人材活性化に貢献する活動 (規 律) 第7条 当会は、その活動を公正かつ適正に運営し、第5条に掲げる目的・ね
らいの達成と社会的信用の維持・向上に努めるものとする。 (公 告) 第8条 当会の公告は、理事会の承認の下で、当会事務局が作成・発行する Web
サイトとメルマガ等に掲載する方法による。 (活動年度) 第9条 当会の活動年度は、毎年4月1日に始まり、翌年3月31日に終わる。 2
第2章 会員 (種 別) 第10条 当会の会員は、次のとおりとする。 (1)法人会員 当会の目的・ねらいに賛同し、従業員が当会の活動に参加することを認める法
人 (2)法人会員メンバ 法人会員に所属し当会にメンバ登録している者 (3)個人会員 当会の目的・ねらいに賛同し、法人に所属しない者または法人会員ではない法
人に所属し当会の活動に貢献すると当会が依頼する者。会員総会における議決
権を有しない。 (会員の意義) 第11条 法人会員メンバまたは個人会員でなければ当会の提供する各種サー
ビスを受けることはできない。 (入 会) 第12条 法人会員及び個人会員は、当会が別に定める「入会/変更届」を事務
局に提出し、理事会の承認を得なければならない。 2 理事会は、承認行為を委員会に委嘱することができる。 3 法人会員メンバは、事務局に対して必要な手続きをとることによってその
資格を得ることができる。 (入会金及び会費) 第13条 会員は、本会の活動に参加する前に別表に定める初期登録料及び年
会費を納入しなければならない。 別表 会員種別 初期登録料 年会費 法人会員 (終身)10万円 なし 法人会員メンバ ― 1万円(期中参加の場合は、 1カ月1千円の月割りで算定) 個人会員 ― 同上 (税別) 3
2 理事は法人会員メンバとするが、その任期の間、年会費を免除する。 (会員の資格喪失) 第14条 会員が次の各号の一に該当する場合には、その資格を喪失する。 (1)会費を滞納したとき。 (2)理事会が除名の決定をしたとき。 (退 会) 第15条 会員は、当会が別に定める「入会/変更届」を提出して、任意に退会
することができる。 (除 名) 第16条 会員が次の各号の一に該当する場合には、理事会において、出席者
の 3 分の 2 以上の決議に基づき、除名することができる。この場合、その会員
に対し、理事会の一週間前までに、理由を付して除名する旨の通知をなし、理
事会において、決議の前に弁明の機会を与えなければならない。 (1) 当会の定款又は「入会/変更手続き」に違反したとき。 (2) 当会の名誉を傷つけ、又は目的に反する行為をしたとき。 (3) その他の正当な理由があるとき。 2 前項により除名が決議されたときは、その会員に対し、通知するものとす
る。 (会員資格喪失に伴う権利及び義務) 第17条 会員が前14条及び15条の規定によりその資格を喪失したときは、
当会に対する会員としての権利を失い、義務を免れる。ただし、未履行の義務
は、これを免れることができない。 2 当会は、会員がその資格を喪失しても、既納の初期登録料、年会費及びそ
の他の拠出金品は、これを返還しない。 第3章 運営組織 (運営組織の概要) 第18条 当会を運営するために以下の組織を設ける。 1)会員総会 当会の運営の総括を行う。株式会社の株主総会に準ずる機能を
果たすものである。 2)理事会 会員総会の委嘱を受けて当会の運営に責任を負う。株式会社の取
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締役会に準ずる機能を果たすものである。 3)委員会 理事会の方針を受けて当会の具体的な活動を統括する。株式会社
の事業部門に相当する。 4)事務局 当会の具体的活動および当会の維持運営に必要な実務を担当する。
株式会社の管理部門に相当する。 第4章 会員総会 (会員総会の参加者)
第19条 会員総会は法人会員の代表者の参加によって開催される。 2 前項の法人会員の代表者は1名であればよく、当該法人におけるその選任
方法は不問である。 3 法人会員は前項の法人会員の代表者を所定の様式で当会事務局に届け出る。
(会員総会の種別)
第20条 会員総会は各活動年度開始2か月以内に開催する定時会員総会と臨
時に開催する臨時会員総会とで構成される。 (会員総会の成立要件)
第21条 法人会員の代表者の過半数の参加(委任状を含む)により成立する。 (会員総会の責任権限)
第22条 会員総会では以下を決定する。 1)理事及び監事の選出 理事は3名以上7名以内、 監事は1名以上とする。 理事及び監事は法人会員の代表者の中から選出する。 2)年度活動計画の承認 3)過年度活動実績の承認 4)定款の変更 5)その他、会長が会員総会に諮るべきと判断する事項の審議 第5章 理事会 (理事会の種類と開催時期) 第23条 理事会は会員総会の直後に開催する定時理事会と、会長の判断によ
り随時開催することができる臨時理事会の 2 種とする。 5
(構 成) 第24条 理事会は、理事をもって構成し、各人が一個の議決権を有する。 (権 限) 第25条 理事会は、次の事項を決定する。 (1)業務執行理事の選任及び解任 (2)役員の報酬 (3)定款の変更案の審議 (4)各事業年度の活動計画及び活動報告の審議 (5)入会の基準並びに初期登録料及び会費の金額の決定 (6)会員の除名の決定 (7)解散及び残余財産の処分 (8)合併、活動の全部又は一部の譲渡及びその廃止 (9)前各号に定めるもののほか、この定款に定める事項 (招 集) 第26条 理事会は、会長が招集する。ただし、全ての理事の同意がある場合
には、その招集手続を省略することができる。 2 臨時理事会を招集するときは、会議の日時、場所、目的である事項を記載
した書面をもって、開催日の 1 週間前までに通知を発しなければならない。た
だし、理事会に出席しない理事が書面によって議決権を行使することができる
こととするときは、2 週間前までに通知を発しなければならない。 3 会長は、持ち回り方式での理事会を開催することができる。 (議 長) 第27条 理事会の議長は、その理事会において、出席理事の中から選出する。 (決 議) 第28条 理事会の決議は、出席した理事の過半数をもって行う。 (書面表決等) 第29条 やむを得ない理由のため理事会に出席できない理事は、あらかじめ
通知された事項について書面をもって表決し、又は他の理事を代理人として表
決を委任することができる。 6
(議事録) 第30条 理事会の議事については、議事録を作成し、議長及び出席した理事
は、これを確認し、異議がなければ同意する。 2 議事録に異議がある場合は、議長に改訂等を申し出ることができる。 第6章 役 員 (役員の種類) 第31条 当会の役員として代表理事(会長)、副会長、業務執行理事、顧問、
監事を置き当会の職務を遂行する。 (選任等) 第32条 理事会は、代表理事1名、業務執行理事5名以内を選任する。 2 前項で選任された代表理事は、会長に就任する。 3 会長は必要に応じ理事の中から副会長を選任することができる。 4 監事は、当会の理事を兼ねることができない。 (理事の職務・責任権限) 第33条 理事は、理事会を構成し、この定款の定めるところにより、当会の
業務の執行を決定する。 2 会長は、当会を代表し、その業務を執行する。 3 副会長は、会長を補佐し、会長に事故があるとき又は会長が欠けたときは、
会長の職務を代行する。 4 業務執行理事は、当会の活動を分担して統括する。 5 前項の当会の活動の実施方法等については、担当の業務執行理事が決定す
る。 6 当会の活動結果について第3者から問題提起または提訴された場合の責任
は、その原因を発生させた当事者が負う。 (監事の職務・権限) 第34条 監事は、次に掲げる職務を行う。 (1) 理事の職務執行の状況を監査すること。 (2) 当会の業務の状況を監査すること。 (3) 理事会に出席し、必要あると認めるときは意見を述べること。 (4) 理事が不正の行為をし、もしくはその行為をするおそれがあると認める
とき、又は法令もしくは定款に違反する事実もしくは著しく不当な事実がある
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と認めるときは、これを理事会に報告すること。 (5) 前号の報告をするため必要があるときは、会長に理事会の招集を請求す
ること。 (6) 理事が理事会に提出しようとする議案、書類等を調査し、法令もしくは
定款に違反し、又は著しく不当な事項があると認めるときは、その調査の結果
を理事会に報告すること。 (7) 理事が当会の目的の範囲外の行為その他法令もしくは定款に違反する行
為をし、又はこれらの行為をするおそれがある場合において、その行為によっ
て当会に著しい損害が生ずるおそれがあるときは、その理事に対し、その行為
をやめることを請求すること。 (8) その他監事に認められた法令上の権限を行使すること。 (任 期) 第35条 理事の任期は、選任後2年以内に終了する活動年度の最終の理事会
の終結の時までとする。ただし、再任を妨げない。会長においては最長任期を
3期までとする。 2 監事の任期は、選任後4年以内に終了する活動年度の最終の定時会員総会
の終結の時までとし、再任を妨げない。 3 補欠又は増員により選任された理事の任期は、前任者又は他の在任理事の
任期の残存期間と同一とする。 4 補欠として選任された監事の任期は、前任者の任期の満了する時までとす
る。 5 役員は、辞任又は任期満了後において、定員を欠くに至った場合には、新
たに選任された者が就任するまでは、その職務を行う権利義務を有する。 (解 任) 第36条 理事及び監事の解任または辞任は会員総会の決議による。 (報酬等) 第37条 役員は無報酬とする。ただし、常勤の役員には報酬を支給すること
ができる。その額については、理事会にて定める。 2 役員には、その職務を行うために要する費用の支払いをすることができる。 (取引の制限) 第38条 理事が次に掲げる取引をしようとする場合は、その取引について重
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要な事実を開示し、理事会の承認を得なければならない。 (1) 自己又は第三者のためにする当会の事業の部類に属する取引。 (2) 自己又は第三者のためにする当会との取引。 (3) 当会とその理事との利益が相反する取引。 2 前項の取引をした理事は、その取引の重要な事実を遅滞なく、理事会に報
告しなければならない。 (顧 問) 第39条 当会に若干名の顧問を置くことができる。 2 顧問は、理事会において任期を定めた上で選任する。 (顧問の職務) 第40条 顧問は、会長の諮問に応え、会長に対し意見を述べること、又は理
事会の諮問に応え、理事会に対し意見を述べることができる。 (入会/変更手続き) 第41条 当会の運営に関し必要な事項は、法令又はこの定款に定めるものの
ほか、理事会において定める「入会/変更手続き」による。 第7章 委 員会 (設 置) 第42条 理事会は、当会の具体的活動の方針を決定し具体的活動を遂行する
複数の委員会を設置することができる。 (担当業務執行理事の選任) 第43条 理事会は、委員会の活動を統括する業務執行理事を委員会ごとに選
任する。業務執行理事が複数委員会を担当することを妨げない。 (委 員) 第44条 事務局は委員会活動を広報して委員を募集する。 2 委員は法人会員メンバまたは個人会員でなくてはならない。 (委員長) 第45条 委員長は当該委員会の委員の互選により決定する。 2 業務執行理事が兼務することを妨げない。 9
第8章 事務局 (設置等) 第46条 当会の事務を処理するため、事務局を設置する。 2 事務局は当分の間、システム企画研修株式会社に委嘱する。 3 事務局には、事務局長及び所要の職員を置く。 4 事務局長及び重要な職員は、会長が理事会の承認を得て任免する。 5 事務局の組織及び運営に関し必要な事項は、会長が理事会の決議により、
別に定める。 (備付け書類) 第47条 事務局には、常に次に掲げる書類を備えておかなければならない。 (1) 定款及び入会/変更手続き (2) 会員名簿及び会員の異動に関する書類 (3) 理事、監事及び職員の名簿 (4) 理事会の議事に関する書類 (5) 活動計画書及び活動報告書 (6) 前号の監査報告書 2 事務局は保管する書類に関する個人情報保護上の責任を有する。 第9章 定款の変更 (定款の変更) 第48条 この定款は、会員の半数以上が出席する会員総会において、参加者
のの 3 分の 2 以上(委任状含む)の決議により変更することができる。 第10章 個人情報の保護 (個人情報の保護) 第49条 当会の活動参加者は、業務上知り得た個人情報の保護に万全を期す
ものとする。 2 個人情報の保護に関する必要な事項は、個人情報保護法の定めに準ずる。 第11章 知的財産権の帰属 (知的財産権の帰属) 第50条 当会の活動に参加する法人・個人が当会の活動以前から保有してい
る知的財産権については、当会の活動によってその帰属が変わることはない。 10
2 当会の活動の中で形成される知的財産権については、原則として当該活動
に参加した個人および個人が所属する法人に帰属するものとする。 3 2項における具体的な帰属方法については研究会等当該の活動参加者間で
決定する。 4 当会活動内で作成された成果物については、知的財産権保持者の承諾を得
て当会活動内で利用できるものとする。 第12章 補則 (法令の準拠及び委任) 第51条 当定款に定めのない事項は、一般法人法その他の法令による。 2 当定款に定めがなく当会の運営に必要な事項は、理事会の決議により別に
定める。 【フォワード・コンソーシアムの基本構造】 運用規定
会員規定
フォワード・コンソーシアム
理事会
規定
制限
選任
会長
設置
委員会
規定
担当
業務執行
理事
担当
委員長
委員会運用規定
制限
顧問
意見を述べる
選任
担当
委員
構成
副会長
任免・入会承認委嘱
理事
監事
支援
制限
構成
選任・解任
事務局
承認・除名
支援
事務局長
会員総会
定款
規定
法人会員
メンバー
(代表者)
職員
会員
法人会員
入会・退会
法人会員
メンバー
(代表者)
構成
11
法人会員
メンバー
個人会員
※改訂履歴 版 適用日 理由 担当 Ver1.0 平成27年5月7日 原案提示 事務局 Ver1.1 平成27年5月25日 制定 第1回会員総会 12