療養費課 からのお知らせ 療養費課では、保険者からの委託を受け、療養費等に係る審査及び支払代行 等の業務を担当しています。 今回は、療養費の基礎的事項をご紹介します。 はじめに 健康保険においては、医療を現物で給付する「療養の給付」が原則です。しかし、やむを得ない 事情で保険者がその必要性を認めた場合には、療養の給付に代えて療養費の支給(償還払い)をす ることができることとされています。 【療養費の支給基準(社会保険研究所発行)平成26年度版より】 療養費の意義 現在の社会保険医療は、厳正な現物給付方式が建前とされています。すなわち、健康保険法によ る場合は、保険医療機関または保険薬局等同法第63条第3項各号に定める医療機関等において一連 の医療サービスの給付で行うこととされています。 従って、現金給付である療養費は、あくまで療養の給付で果たすことが出来ない役割を補完する ものです。 【療養費の支給基準(社会保険研究所発行)平成26年度版より】 療養費の支給可否を決定するのは保険者 療養費の支給の可否を決定するのは保険者であり、療養に要した費用を事後において、現金をもっ て被保険者に支払うのが原則となっています。 【療養費の支給基準(社会保険研究所発行)平成26年度版より】 療養費の種類 種類 受診場所 請求者 柔道整復 接骨院、整骨院 柔道整復師 はり・きゅう 鍼灸院 はり師、きゅう師 マッサージ マッサージ治療院 あん摩マッサージ師 補装具 医療機関 被保険者等 移送 医療機関 被保険者等 生血 医療機関 被保険者等 医科、歯科等 医療機関 被保険者等 海外療養費 外国の医療機関 被保険者等 ※被保険者等から療養費の受領委任を 受けた場合は現物給付 お問い合わせ先 審査第 1 部療養費課 TEL 03-6238-0262 東京の国保 2015.5 38
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