資料 4 品質管理レビューの実施状況及び 実施結果 40 Quality Control Committee Annual Report 1 品質管理レビューの種類ごとの実施状況及び実施結果 前年度末及び当年度末における、会則第 122 条第 3 項又は会則第 130 条第 2 項の規定に基づく品質管理レビュー の対象となる監査事務所の総数は、 下表のとおりである。 (単位:監査事務所) 前年度末 上場会社監査事務所 非上場会社監査事務所 合 計 当年度末 171 158 63 57 234 215 (1)通常の品質管理レビュー ① 通常の品質管理レビューの実施状況 前年度及び当年度の通常の品質管理レビューを実施 年度16 事務所)である。その内訳は上場会社監査事務 した監査事務所数は、下表のとおりである。当年度 89 所4 事務所(前年度5 事務所)、非上場会社監査事務所 事務所(前年度 93 事務所)のうち、初めて品質管理レ 7 事務所(前年度11 事務所)である。 ビューを受けることとなった監査事務所は 11 事務所(前 (単位:監査事務所) 通常の品質管理レビューを実施した監査事務所数 前年度 当年度 上場会社監査事務所 69 ( 5) 70 ( 4) 非上場会社監査事務所 24 (11) 19 ( 7) 合 計 93 (16) 89 (11) (注)表中( )の数は、 初めて品質管理レビューを受けた監査事務所の数(内数)である。 ② 通常の品質管理レビューの実施結果 前年度及び当年度の通常の品質管理レビューの結 た。 「限定事項付き結論」のうち、初めて品質管理レ 論は下表のとおりである。当年度の通常の品質管理レ ビューを受けた監査事務所はなかった(前年度 4 事務 ビューにおいて「限定事項のない結論」 は76 事務所(改 所)。 なお、 当年度に通常の品質管理レビューを実施した 善勧告事項のない6事務所を含む。前年度85事務所) 、 ものの、 品質管理レビュー報告書を年度内に承認するに 至らなかった監査事務所が存在するため、上記の監査 「限定事項付き結論」 は9事務所(前年度8事務所) であっ 事務所数と通常の品質管理レビューを実施した監査事 た。前年度に引き続き、 「否定的結論」 はなかった。 また、 務所数は一致しない。 「結論の不表明」 は1 事務所(前年度はなかった) であっ (単位:監査事務所) 前年度 当年度 計 限定事項の ない結論 限定事項 付き結論 – 69 58 8 (–) 1 67 3 (1) – 24 18 1 (–) – 19 8 (4) – 93 76 9 (–) 1 86 限定事項の ない結論 限定事項 付き結論 上場会社監査事務所 64 5 (3) 非上場会社監査事務所 21 合 計 85 結論の 不表明 (注) 表中の( )の数は、 初めて品質管理レビューを受けた監査事務所のうち、 「限定事項付き結論」となった監査事務所の数(内数)である。 41 Quality Control Committee Annual Report 結論の 不表明 計 ③ 限定事項付き結論の原因となった項目 前年度及び当年度の通常の品質管理レビューにおいて、 「限定事項付き結論」の原因となった限定事項の項目別 件数は下表のとおりである。 (単位:監査事務所) 前年度 当年度 上場会社 監査事務所 非上場会社 監査事務所 計 上場会社 監査事務所 非上場会社 監査事務所 計 5 (3) 3 (1) 8 (4) 8 (–) 1 (–) 9 (–) 1 (1) – 1 (1) 3 (–) 1 (–) 4 (–) 1 (1) – 1 (1) 1 (–) – 1 (–) – – – 2 (–) 1 (–) 3 (–) 4 (2) 3 (1) 7 (3) 7 (–) – 7 (–) リスク・アプロ−チに基づく監査の実施 2 (2) 2 (1) 4 (3) 5 (–) – 5 (–) 会計上の見積りの監査 2 (–) 2 (1) 4 (1) 5 (–) – 5 (–) 関連当事者 限定事項 限定事項付き結論の監査事務所(注1) うち監査事務所における品質管理に関する事項 品質管理の全般的体制 審査 うち監査業務における品質管理に関する事項 1 (–) – 1 (–) – – – 監査証拠 – – – 1 (–) – 1 (–) 監査結果の取りまとめ – – – 2 (–) – 2 (–) 1 (–) – 1 (–) – – – – – – 1 (–) – 1 (–) 財務諸表の表示及び開示 収益認識 (注1)監査事務所に対して複数の限定事項が生じる場合があるため、 表中の限定事項数の合計は「限定事項付き結論の監査事務所」の数とは一致しない。 初めて品質管理レビューを受けた監査事務所のうち、 「限定事項付き結論」となった監査事務所の数(内数)である。 (注2)表中の( )の数は、 (2)通常の品質管理レビューのフォローアップ ① フォローアップ・レビューの実施状況及び実施結果 前年度及び当年度のフォローアップ・レビューを実施した監査事務所数は、 下表のとおりである。 (単位:監査事務所) レビュー報告書交付監査事務所数 前年度 当年度 上場会社監査事務所 48 50 非上場会社監査事務所 24 20 合 計 72 70 前年度及び当年度のフォローアップ・レビューの結果は、 下表のとおりである。 (単位:監査事務所) 前年度 当年度 改善の不十分な 事項なし 改善の不十分な 事項あり 計 改善の不十分な 事項なし 改善の不十分な 事項あり 計 上場会社監査事務所 45 3 (1) 48 45 5 (1) 50 非上場会社監査事務所 15 9 (7) 24 16 4 (3) 20 合 計 60 12 (8) 72 61 9 (4) 70 (注)表中の( )の数は、 前年度に初めて品質管理レビューを受けた監査事務所のうち、 「改善の不十分な事項あり」となった監査事務所の数(内数)である。 42 Quality Control Committee Annual Report ② 再フォローアップ・レビューの実施状況及び実施結果 前年度及び当年度の再フォローアップ・レビューを実施した監査事務所数は、 下表のとおりである。 (単位:監査事務所) レビュー報告書交付監査事務所数 前年度 当年度 上場会社監査事務所 1 1 非上場会社監査事務所 – 5 合 計 1 6 前年度及び当年度の再フォローアップ・レビューの結果は、 下表のとおりである。 (単位:監査事務所) 前年度 改善の 不十分な 事項なし 改善の 不十分な 事項あり 上場会社監査事務所 1 非上場会社監査事務所 合 計 当年度 計 改善の 不十分な 事項なし 改善の 不十分な 事項あり 計 – 1 1 – 1 – – – 5 – 5 1 – 1 6 – 6 43 Quality Control Committee Annual Report 2 通常の品質管理レビューにおける改善勧告事項 前年度及び当年度の品質管理レビューにおける、主 の、 品質管理レビュー報告書を年度内に承認するに至ら な改善勧告事項の項目別件数は下表のとおりである。 なかった監査事務所に係る改善勧告事項は含まれて なお、当年度に通常の品質管理レビューを実施したもの いない。 (1)前年度 (単位:監査事務所) 改善勧告事項 上場会社監査事務所 品質管理の全般的体制 非上場会社監査事務所 合 計(注1) 監査事務所における品質管理 監査業務における品質管理 7 5 12 ( 13%) 11 7 18 ( 19%) 契約の新規の締結及び更新 3 6 9 ( 10%) 監査事務所間の引継 3 – 3( 3%) 専門要員の採用、 教育・訓練、 評価及び選任 5 2 7( 8%) 審査 9 8 17 ( 18%) 品質管理のシステムの監視 7 11 18 ( 19%) 品質管理のシステムの文書化 1 2 3( 3%) 共同監査 2 – 2( 2%) リスク・アプローチに基づく監査の実施 49 15 64 ( 69%) 会計上の見積りの監査 27 14 41 ( 44%) 継続企業の前提 3 1 4( 4%) グループ監査の手続 8 – 8( 9%) 関連当事者 15 5 20 ( 22%) 確認 12 3 15 ( 16%) 後発事象 7 1 監査証拠 32 6 5 3 財務諸表の表示及び開示 14 2 16 ( 17%) 監査役等とのコミュニケーション 13 5 18 ( 19%) 経営者確認書 8 3 11 ( 12%) 指示と監督及び監査調書の査閲 4 4 監査調書の整理及び管理・保存 23 7 内部統制監査 27 職業倫理及び独立性 監査結果の取りまとめ 改善勧告書交付監査事務所数(注2) 【参考】 レビュー報告書交付監査事務所数(注3) 8( 9%) 38 ( 41%) 8( 8( 9%) 9%) 30 ( 32%) 27 ( 39%) 65 21 86 ( 92%) 69 24 93 (100%) (注1) 表中の % は、 「レビュー報告書交付監査事務所数」に対する該当する事項について改善勧告を受けた監査事務所数の割合である。なお、 「内部統制監査」の % は、 上場会社監査事務所数に対する当該事項について改善勧告を受けた監査事務所数の割合である。 表中の改善勧告事項数の合計は「改善勧告書交付監査事務所数」と一致しない。 (注2) 監査事務所に対して複数の改善勧告事項が生じる場合があるため、 レビュー報告書のみが交付されるため、 表中の「改善勧告書交付監査事務所数」と (注3) 監査事務所に対して改善勧告事項がない場合は改善勧告書が交付されず、 「レビュー報告書交付監査事務所数」とは一致しないことがある。 44 Quality Control Committee Annual Report (2)当年度 (単位:監査事務所) 改善勧告事項 上場会社監査事務所 非上場会社監査事務所 合 計(注1) 監査事務所における品質管理 監査業務における品質管理 品質管理の全般的体制 8 1 9 ( 10%) 職業倫理及び独立性 2 1 3( 契約の新規の締結及び更新 7 2 9 ( 10%) 監査事務所間の引継 2 2 4( 5%) 専門要員の採用、 教育・訓練、 評価及び選任 2 1 3( 3%) 審査 7 2 9 ( 10%) 品質管理のシステムの監視 8 5 13 ( 15%) 品質管理のシステムの文書化 – 1 1( 1%) 共同監査 2 – 2( 2%) リスク・アプローチに基づく監査の実施 52 17 69 ( 80%) 会計上の見積りの監査 32 11 43 ( 50%) 継続企業の前提 3 – グループ監査の手続 9 2 11 ( 13%) 14 1 15 ( 17%) 確認 8 1 9 ( 10%) 後発事象 5 – 5( 監査証拠 31 10 41 ( 48%) 監査結果の取りまとめ 10 3 13 ( 15%) 財務諸表の表示及び開示 11 3 14 ( 16%) 監査役等とのコミュニケーション 8 1 9 ( 10%) 経営者確認書 3 1 4( 5%) 指示と監督及び監査調書の査閲 4 1 5( 6%) 監査調書の整理及び管理・保存 18 2 内部統制監査 19 関連当事者 改善勧告書交付監査事務所数(注2) 【参考】 レビュー報告書交付監査事務所数(注3) 3( 3%) 3%) 6%) 20 ( 23%) 19 ( 28%) 60 19 79 ( 92%) 67 19 86 (100%) (注1)表中の % は、 「レビュー報告書交付監査事務所数」 に対する該当する事項について改善勧告を受けた監査事務所数の割合である。 なお、 「内部統制監査」 の % は、 上場会社監査事務所数に対する当該事項について改善勧告を受けた監査事務所数の割合である。 表中の改善勧告事項数の合計は「改善勧告書交付監査事務所数」と一致しない。 (注2)監査事務所に対して複数の改善勧告事項が生じる場合があるため、 レビュー報告書のみが交付されるため、 表中の「改善勧告書交付監査事務所数」と (注3)監査事務所に対して改善勧告事項がない場合は改善勧告書が交付されず、 「レビュー報告書交付監査事務所数」とは一致しないことがある。 45 Quality Control Committee Annual Report
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