LabMaster10Zi-A シリーズ 超広帯域モジュラー型オシロスコープ 20GHz~100GHz 主な機能と特長 • アナログ帯域幅: • サンプリング速度: 前人未到のリアルタイム100GHzの領域へ 80GS/s(@36GHzまで) テレダイン・レクロイはLabMaster10Zi-Aシリーズの持つ世界最高帯域の記録を 160GS/s(@65GHzまで) さらに押し上げ、前人未到の100GHzを達成しました。これまで見ることの出来な 240GS/s(@100GHz:世界最高) かった信号の詳細を明らかにします。また、20モジュールまで接続して多チャンネ • 20GHzから100GHz(世界最高) アナログチャンネル数 80ch(@36GHzまで) 40ch(@65GHzまで) 20ch(@100GHz) • ルシステムの構築が容易で、しかもチャンネル間スキューを高精度に保つハードウ ェアにより、光MIMOなどの最先端光通信の開発にも貢献しています。MATALB を組み込んで、オシロスコープ上でリアルタイムにデータの演算処理ができるの で、カスタマイズに柔軟に対応し、独自の解析システムの構築にもお使いいただけ ます。 ロング・メモリ: 0.5Gポイント/ch (@36GHzまで) 1Gポイント/ch (@65GHzまで) 1.5Gポイント/ch (@100GHz) • チャンネル間ジッタ • 解 析機能: 130fsrms(@100GHz) 最大4レーン同時シリアル・データ解析機能 光変調解析機能 PAM4 信号解析 対応アプリケーション ● 光通信関連 − 400Gイーサネット − CEI-56G − 光MIMO − 空間多重 ● 無線通信関連 − ROF − UWB ● 物理計測 − フェムト秒レーザー ここに示したのは、アルカテル・ルーセントのベル研究所において、100GHzの帯 域を持つLabMaster10-100Zi-Aを2モジュール用いて160GbaudのQPSK信 号を計測した例です。この実験内容はロサンゼルスで開かれたOFC2015で発表 されました。 アプリケーション PAM4信号解析 シリアル・データ解析 マルチ・レーン解析機能を持つSDA-III-CompleteLinQに多値変 SDA-III-CompleteLinQは、最大4レーンのシリアル・データ信 調信号であるPAM4信号のアイパターン、ジッタ解析機能を追加 号のアイパターン解析、ジッタ解析およびノイズ解析を多角的に しました。リアルタイム・オシロスコープで世界初の解析ソフトウ 行います。高速マルチレーン信号のクロストークを含めた評価/ ェアです。 3つあるアイのそれぞれで個別にアイパターン、ジッタ、 デバッグに威力を発揮します。 ノイズの解析が行え、最先端開発を強力に支援します。 (下図) 超高速信号計測 100GHzの帯域を活かして、パルスレーザー波形のような超高 速信号の単発捕捉、計測/解析が可能となります。これ以外に も、超光速の物理実験の信号解析に威力を発揮します。 モード多重、光MIMO アプリケーション LabMaster 10Zi-Aシ リーズの多チャンネルシ ステムを使うと、モード多 重光信号の解析が高精度 で行えます。 マルチ・モジュール/マルチ・チャンネル対応 モデル名 LabMaster LabMaster LabMaster LabMaster 10-20Zi-A 10-25Zi-A 10-30Zi-A 10-36Zi-A LabMaster 10-50Zi-A LabMaster 10-59Zi-A LabMaster 10-65Zi-A LabMaster 10-100Zi-A 帯域 2.92mm入力 20GHz 25GHz 30GHz 36GHz 36GHz(4ch)36GHz(4ch)36GHz(4ch) 36GHz(4ch) 1.85mm入力 ─ ─ ─ ─ 50GHz(2ch) 59GHz(2ch)60GHz(2ch) ─ 1mm入力 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ 65GHz(1ch)、100GHz(1ch) 立ち上がり時間 (10-90%, 50) 19.3ps 15.4ps 12.8ps 10.7ps 8.0ps 6.9ps 6.5ps 4.5ps チャンネル数/ モジュール 4 4 4 4 4(@36GHz)、2(@50GHz以上) 4(@36GHz)、1(@65GHz) 1(@100GHz) 最大チャンネル数 80 80 80 8080(@36GHz)、40(@50GHz以上) サンプリング速度 80GS/s 80GS/s(@36GHz) 160GS/s(@50GHz以上) 80(@36GHz)、20(@65GHz) 20(@100GHz) 80GS/s(@36GHz) 160GS/s(65GHz)、240GS/s(@100GHz) メモリ長 標準32Mポイント、最大512Mポイント (@36GHz) 標準32Mポイント/ch (@36GHz) 標準32Mポイント/ch 最大512Mポイント/ch 最大512Mポイント/ch (@50GHz以上)標準64Mポイント/ch (@65GHz) 標準64Mポイント/ch 最大1.024Gポイント/ch 最大1.024Gポイント/ch (@100GHz)標準96Mポイント/ch 最大1.536Gポイント/ch 垂直分解能 8ビット(分解能向上演算(ERES)使用時に11ビット) マスターコントロール・ モジュール(別売) LabMaster MCM-Zi-A:15.3インチ・ディスプレイ SDA MCM-Zi-A:15.3インチ・ディスプレイ ChannelSync機能が保証する チャンネル間ジッタ テレダイン・レクロイのL abMaster 10Zi-Aシリーズは、最初からマルチ・ モジュールに対応した設 計で、マスタ ーコントロール・モジュール(M C M Zi-A)には最大5つのアクイジション・ モジュールが 接 続できます。またハブ (CHM-20Zi)を使えば最大20モジ ュールまで拡張可能です。しかも、全て のモジュール間のジッタを最小化する ChannelSyncTM 機能で、最小130fs のスキュージッタに抑えることができ ます。 LabMaster CMH-20Ziハブ 光変調解析ソリューション LabMaster 10Zi-Aシリーズは、パートナーであるCoherent Solutions社のコヒ • 変調解析システムを構築することができます。また、光変調解析ソフトウェアは、テ コヒーレント・レシーバ IQScope RT (Coherent Solutions社) • 超 広帯域モジュラー型オシロスコープ LabMaster 10Zi-Aシリーズ ーレント・レシーバIQScope RTと組み合わせることにより、最高65GHz帯域の光 レダイン・レクロイのオシロスコープ・ソフトウェアに完全に組み込まれ、ストレス なく操作が行えます。 以下の波形はOptical-LinQを用いて32GBaudの16QAM信号を計測した例です。 オシロスコープのフィルタ機能でエミュレートしたナイキスト・フィルタと組み合 わせることで、帯域制限をした変調解析も容易に行えます。また分散補償やイコラ イザなどのDSPをMATLABコードでカスタマイズも簡単に行えます。 Coherent Solutions社のレシーバと組み合わせた 光変調解析システム Model Electrical Bandwidth Optical Phase Angle of I-Q Mixer IQScope-RT-SBW IQScope-RT-HBW 42GHz Typical 37GHz Guarantee 90 deg ± 0.5 deg Input Wavelength range 1527 to 1567 nm (C-Band Model) 1528 to 1605 nm (C and L-Band Model) Maximum Input Power +15dBm Receiver Polarization Extinction Ratio >20 dB 御用命は http://teledynelecroy.com/japan/ 2015年4月発行 LJDN-CT-GE-0446-0001 201504-PP05K
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