環 境 活 動 レ ポ ー ト

有限会社東軌建設
環 境 活 動 レ ポ ー ト
(対象期間: 2015年 4月 1日 ∼ 2015年 6月30日)
作成日: 2015年9月20日
□ごあいさつ
環境問題は地球規模で、とりわけ先進国は率先して取り組むべき直近の課題であり、現在
の我々の生活は環境破壊から得られた果実とも言えます。
今回の環境活動への取り組みの意義を周知徹底し、積極的に向上心を持って全社員が一丸と
なって環境負荷低減に寄与したいと考えております。決して背伸びすることなくできること
から確実に、全社員が無理なく取り組める活動計画を策定し第一歩とします。
環境方針
当社は創業以来、鉄道インフラ整備に関わる土木・軌道工事に携わってきました。鉄道は
CO₂排出が、輸送量の占める割合に比べて低く、環境に優しい輸送機関です。
私たちはCO₂排出量削減が重要であるとの認識のもと、エネルギーの効率利用や消費量低減
に取り組むほか、社員一人ひとりがCO₂削減の観点から日々の業務を見直す取組に努めま
す。
学び蓄積した土木技術と共に安心して暮らせる環境を次世代に引き継ぐために。
1. 環境関連法規制や当社が約束したことを遵守します。
2. ①エコドライブを実践し、化石燃料の使用量低減を推進します。
②事務所から排出されるゴミを分別し、再利用・再資源化に取組みます。
③節水に取組みます。
④クールビズ・ウォームビズ、節電を実行し、省エネ及びCO₂削減に努めます。
⑤コピー用紙の有効利用に加え、グリーン購入を推進します。
⑥現場では騒音、振動など近隣環境に配慮し、建設副産物の分別リサイクル化に取組ます。
制定日:
2015年3月17日
代表取締役社長
矢野 大輔
□組織の概要
(1) 名称及び代表者名
有限会社東軌建設
代表取締役社長 矢野 大輔
(2) 所在地
本 社 千葉県船橋市宮本8丁目30番15号
資機材置場 千葉県船橋市夏見台5丁目25番1
(3) 環境管理責任者氏名及び担当者連絡先
環境管理責任者 矢野 大輔
連絡担当者
鷺谷 香里、山口 髙志
TEL:047-460-1590
(4) 事業内容
鉄道施設に関する土木工事、軌道計測・整備
(5) 事業の規模
売上高
従業員 延べ床面積 (6) 事業年度
2.5 億円(平成25年度実績)
本社
7
86
資機材置場
無人
347
0
0
0
6月∼5月
□認証・登録の対象組織・活動
認証・登録事業者名: 有限会社東軌建設
対象事業所名:
本社・資機材置場
所在地:
千葉県船橋市宮本8丁目30番15号
千葉県船橋市夏見台5丁目25番1
事業活動内容:
鉄道施設に関する土木工事、軌道計測・整備
□実施体制図
代表者
矢野 大輔
環境管理責任者
山口 髙志
EA21推進委員会
EA21活動責任者
鷺谷 香里
水・電気管理担当
鷺谷 香里
燃料管理担当
鷺谷 香里(事務所)
若林 弘将(現場)
廃棄物管理担当
若林 弘将
□主な環境負荷の実績
項目
単位
2014年
Kg-CO₂
37,945
廃棄物排出量
トン
2.71
一般廃棄物排出量
トン
0.71
産業廃棄物排出量
トン
2
総排水量
㎥
206
二酸化炭素総排出量
2015年
0.525 kg-CO₂/kWh
※電力の二酸化炭素排出量換算値
□環境目標及びその実績
年 度
自動車燃料による二酸化炭素削減
都市ガスによる二酸化炭素削減
灯油による二酸化炭素削減
上記二酸化炭素排出量合計
一般廃棄物の削減
製品への環境配慮
水道水の削減
グリーン購入の推進
Kg-CO₂
1,156
基準年比
Kg-CO₂
7,021
基準年比
Kg-CO₂
108
基準年比
Kg-CO₂
0
基準値 2015年 2016年 2017年
(基準年度)
(目標)
(目標)
(目標)
901
6,632
6,566
6,500
6,433
78%
2014年
99%
98%
97%
4,690
30,215
29,913
29,610
29,308
67%
2014年
99%
98%
97%
108
653
640
627
620
100%
2014年
98%
96%
95%
52
459
455
450
445
2014年
99%
98%
97%
2014年 2015年
項 目
電力による二酸化炭素削減
運用期間(4月1日∼6月30日)
基準年比
Kg-CO₂
8,284
5,752
37,959
37,573
37,187
36,807
Kg
131
154
707
700
693
686
118%
2014年
99%
98%
97%
基準年比
各々の現場における産業廃棄物管理計画に基づき分別し、建設
副産物のリサイクル率の向上に努める。
31
196
194
192
190
基準年比
148%
2014年
99%
98%
97%
%
47%
26%
30%
40%
50%
㎥
21
□環境活動計画及び取組結果とその評価、次年度の取組内容
数値目標:○達成 ×未達成
活動:◎よくできた ○まあまあできた △あまりできなかった ×全くできなかった
取り組み計画
取組結果とその評価、次年度の取組内容
達成状況
電力による二酸化炭素削減
事務所内の蛍光灯を間引きしたこと、ブラインド
数値目標
○
・空調温度の適正化(冷房28℃ 暖房には使用しない)
を一新したことで自然の光を取り入れるように
○
なったことが目標達成の大きな要素と思われる。
・不要照明の消灯
○
防犯上の理由で夜間に一部の照明を落としていな
・OA機器の省電力設定
○
いが、警備会社との契約を考慮中。
・クールビズの推進
○
都市ガスによる二酸化炭素削減
数値目標
×
水道水と同じで、入浴の回数が増えたのが主な原
因。
自動車燃料による二酸化炭素削減
数値目標
・アイドリングストップ
・効率的な配車(複数人で乗車)
・定期点検の実施
○
○
△
×
数値から判断すれば一定の評価はしていいと思わ
れる。
燃料消費量に最も影響するのが現場との距離であ
るので、今のところはエコドライブを心掛けるこ
とで燃料の節約を図りたい。
灯油による二酸化炭素削減
数値目標
・ウォームビズの推進
×
○
灯油(ストーブ)の使用は昨年の冬からで、比較す
る対象がない。
節電になってもCO2削減にはならないが、環境を大
切にする企業を応援するグリーンコンシューマー
の原則に従って環境を破壊した企業への依存を減
らす意味で灯油を使っている。
×
△
△
△
×
目標が達成できていないのは、4月の文書の溶解処
理の量が影響しているため。しかし未だ裏紙の利
用が徹底されているとは言い難く、会議資料等の
準備部数も多くなりがちであるので出席人数等を
事前に正確に把握するなど削減の余地はまだある
と思われる。
元請け業者からの指導もあり現場での分別(現場に
基づく方針による)は徹底されている。
当社の資材置き場には用途不明の物もあり、それ
らの処分も含めて産廃の整理が必要である。
一般廃棄物の削減
数値目標
・分別の徹底
・コピー用紙のリサイクル化
・両面・裏紙コピーの利用
・グリーンサイトの利用
建設副産物のリサイクル率の向上
数値目標
・分別コンテナ(ボックス)の設置
・工事現場での分別の徹底
・リサイクル可能な処理業者への委託
水道水の削減
数値目標
・節水シールの貼り付けとポスター掲示
グリーン購入の推進
・事務用品グリーン購入比率向上
・省エネ性能の高い電気製品の購入
・有害性の少ない資材の購入
社会貢献
・会社周辺の清掃活動
×
○
×
○
節水のための手段は用いたつもりであるが、昨年
度実績を上回ることはできなかった。不規則な出
勤形態になり事務所で入浴する作業員(外注者含
む)が多かったのが原因と思われる。
やむを得ない事かもしれないが、節水の周知徹底
をさらに行いたい。
○
△
×
事務用品に関しては「エコ商品ねっと」等を活用
するようになり、環境を意識するようになったと
思う。
△
側溝の流れが悪く雨の後のたまり水が気になる。
□環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果並びに違反、訴訟等の有無
法的義務を受ける主な環境関連法規制は次の通りである。
適用される法規制
適用される事項(施設・物質・事業活動等)
一般廃棄物、産業廃棄物(金属クズ、廃プラ、廃ガラス、廃油等)
廃棄物処理法
建設リサイクル法
建設副産物
騒音・振動規制法
空圧機、送風機
消防法(危険物)
シンナーの保管
フロン排出抑制法
業務用空調機、冷凍機
家電リサイクル法
法に基づき事業者に引き渡す。
小型家電リサイクル法
環境関連法規制等の遵守状況の評価の結果、環境関連法規制等は遵守されていました。
食品廃棄物のリサイクル率は当該年度の目標値を達成しました。
なお、関係当局よりの違反等の指摘は、過去3年間ありませんでした。
□代表者による全体の評価と見直し
・当社は首都圏の大量多客輸送を担う鉄道会社を発注者に持つ鉄道工事会社であることから、公
共性・社会性を非常に強く感じており、地球規模の環境対策と経済活動との調和に密接に関わって
いる現状から、国際基準である環境マネジメントシステムの導入が急務であることを認識している。
またその取り組みを全従業員に浸透させるべく、定期的なシンポジウムや講演会の積極参加を促
し、企業と社会が密接にかつ、永続的に発展する事を目標に掲げている。
□環境活動の紹介
【環境(排ガス、騒音)に配慮した重機の選択】
【エコドライブとバイオガソリン供給スタンド情報】
【環境活動板】
【節電シール】
【分別ごみ】