資生堂、朝日新聞文化財団主催の 第 13 回「企業の社会貢献度調査

資生堂、朝日新聞文化財団主催の
第 13 回「企業の社会貢献度調査」において大賞を受賞
資生堂はこのたび、朝日新聞文化財団主催の第 13 回「企業の社会貢献度調査」において大賞
を受賞しました。1998 年の「特別賞」
、1999 年「消費者志向賞」、2000 年の「社会支援賞」、2001
年「ファミリー重視賞」に次ぎ、5 回目の受賞となります。
7 月 8 日(火)朝日新聞東京本社にて受賞式が開催され、箱島信一理事長から当社社長の池田
守男が表彰されました。
なお、今回当社の他には部門賞として、デンソー(障害者雇用賞)
、トヨタ自動車(消費者志
向賞)
、三菱地所(社会との共生賞)
、キャノン(環境保護賞)
、テルモ(企業倫理賞)、富士ゼロ
ックス(情報開示賞)の 6 社が表彰されました。
社長 池田守男のコメント
「当社は明治 5 年の創業以来、美と健康を通じて、お客さまのお役に立ち、ひいては社会に貢
献していくことを企業理念に据え、活動してまいりました。企業も多くの人と社会に支えられて
います。社会のためにお役に立つことは、企業の使命として当然のことと考えています。
創業当時の銀座で、創業者の夫人が他の店舗が開店するより前、早朝に地域の清掃をしていた
そうです。小さな活動ですが、自らの仕事を通じて誰かのお役に立ちたいという思いは、現在ま
で引き継がれています。
大変厳しい市場環境の中にありますが、このような時代であるからこそ、企業は経済性のみな
らず、社会性や人間性、そして文化性を追及し、企業活動そのものを通じて社会のお役に立たね
ばならないと思っています。
創業の精神を大切に、今後もより一層実のある、心のこもった社会活動を進めてまいります。」
主な受賞理由
資生堂の社会活動や環境活動、企業倫理への取り組みが高く評価されました。
・ 経常利益の約 3%を社会活動に、その内約 1%をメセナ活動に充て、
継続的に活動している。
・ 企業理念を具体化した企業行動宣言「THE SHISEIDO WAY」を 97 年に定め、顧客、取引先、
株主、社員、社会との関係のあり方をそれぞれ示している。
・ 「ソーシャル スタディーズ デー」
(1 年に 3 日間、社会貢献を目的とした活動を出勤扱い
とする制度)をはじめ、社員の社会活動をサポートする制度が充実している。
・ 環境に関する経営方針「資生堂エコポリシー」を策定し、さらに商品開発から販売まで各
段階での環境活動指針「資生堂グローバル・エコスタンダード」を定めている。
・ 全事業所に倫理相談担当「コードリーダー」を配置するなど、企業倫理の向上を目指してい
る。
<ご参考>
朝日新聞文化財団主催の「企業の社会貢献度調査」は 1990 年から毎年実施され、今回で 13
回目を迎えます。調査は財団内に設けられた「企業の社会貢献度調査」委員会が行います。同委
員会は、ジャーナリストの下村満子氏を委員長として大学教授、学識経験者を主体に 5 名で構成
されています。今年は 418 社の中から選考が行われました。