100K

DP-201A
X−Y座標回転器 概 要
=X-Y座標出力電圧EX、EYから得られる位相角θを、0 ∼3 59 度回転できる。
=設定分解能が1度ステップである。
=1 0 ビット・ディジタル・データで設定可能です。
=アナログ・ディジタル混在回路のため、高速位相回転ができる。
=弊社の2相発振器を接続することにより、可変位相出力が得られる。
概 要
■外形寸法図
位相角を 0∼3 59 度まで、1度ステップで位相角をシフトできます。
40
三角関数ROMを内蔵しているため、リアルタイムでアナログ信号を出力す
ることができます。
27.94
理TTLレベルのいずれかを選択できます。
主な規格
5kΩ±2 0 %以内
=入力電圧範囲
±1 0 V以内
=入出力間利得偏差
0±0.5dB以内
=出力周波数応答
DC∼30 0kHz(±0.5dB)以内
=出力電圧範囲
±1 0 V以内
=出力インピーダンス
1 0 Ω以下
=最小負荷抵抗
2 kΩ以上
=出力オフセット電圧
±1 0 mV以内
=出力オフセットドリフト
±1 0 0μV/ ℃以下
底面図
0.9
12
=入力インピーダンス
BOTTOM VIEW
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
5
回転角度データの設定は、サミール・スイッチも使用でき、正論理または負論
2.54
φ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
40
33.02
33.02
DP-201Aは直交座標信号を入力することにより、ディジタル・データにて、
■端子接続表
端子番号
信号名称
1
2
OPT
POL
備 考
オプション端子
正/負選択
=回転角度の設定
正または負論理 BCD TTLレベル
=電源電圧
±1 5 V±1 0 %以内 及び +5V±1 0 %以内
=電源電流
3
×200°
±2 5 mA以下 及び 2 5 mA以下
4
×100°
=外形寸法
4 0 × 40 × 18 mm
5
×80°
6 0 g以下
6
×40°
7
×20°
8
×10°
9
×8°
10
×4°
11
×2°
12
×1°
LSB
19
Y OU T
20
V OS Y
13
XIN
X入力
14
GND
接地
15
YIN
Y入力
22
0V
16
GND
接地
23
+5V
17
XOUT
X出力
24
0V
18
VOSX
Xオフセット
19
YOUT
Y出力
25
-Vcc
20
VOSY
Yオフセット
+Vcc
21
=重量
■DP-201A内部構成
13
14
A
−
X IN
M・ DAC
関数 ROM
15
16
M・ DAC
A
+
YI N
10
12
LSB
3
2
1
MSB
OPT
POL
17
18
26
X OU T
V OS X
MSB
―
22
DG
ロジック 0V
23
+5V
電源 +5V
24
AG
アナログ 0V
25
−15V
電源 −15V
26
+15V
電源 +15V
基本的な使い方
=X、Y入力信号は数Vのオーダーまで増幅してから入力してください。
=本モジュールは4象限( 0 ∼ 3 60 度 )を扱えますから、入力信号の極性は
+EX、+EYが第1象限 −EX、+EYが第2象限
−EX、−EYが第3象限 +EX、−EYが第4象限です。
例えばEX=+10V、EY=+10Vでの位相角θは、θ=TAN(EX/EY)よ
り 4 5 度です。このとき設定回転角度が 0 度であれば、出力端子X、Yの位相
角は同様に 45 度です。
従って出力位相角は入力位相角+設定角度になります。
=1 番ピンはオプション端子で、通常は"L"レベルにしておきます。
=2 番ピンはデータ入力の論理を選択する端子で、"L"で正論理、"H"では負
写真1
論理です。
=3∼12 番ピンは回転(位相)角度設定端子で、3 番がMSB、12 番がLSBです。
=13∼16 番ピンはX、Y入力端子で±10Vの信号を入力できます。
=17、19 番ピンはX、Y出力端子です。
=18、20 番ピンは各々オフセット調整端子で、通常は接地しておき、必要に応
じて 20kΩ∼1 00kΩの半固定抵抗器(±Vccに接続しスライダを 18、20 ピ
ンに)を挿入して、入力ゼロでのオフセット調整を行います。
代 表 的 な 特 性
=写真1はX入力端子に+5V、Y入力端子に 0Vを与え、移相データを 0∼3 59
度まで変化させた時のリサージュ波形です。(2相信号発生器にもなります。
写真2
周波数は移相データの設定タイミングで決定されます。)
=写真2はX、Y入力端子に 90 度位相差の2相信号を与え、移相データを 0 ∼
3 59 度変化させた時の入出力波形で、位相角が1度ステップの可変位相信号
を発生できます。
=写真3は入出力間の周波数特性で、5 00kHz∼ 6 00kHzにピークを持たせ
ることにより、位相特性を少しでも平坦になるようにしています。
周波数特性を重視する用途では、DC∼ 30 0kHzの範囲で使用できます。
+15V -15V
OSC MODULE
OSC - 01
OSC - 02
OSC - 03
OSC - 05X
e tc
26
SIN
13
COS
15
GND
14
16
25
+5V
24
23
22
+Vcc -Vcc 0V +5V 0V
X IN
X OUT
YOUT
YI N
17
18
19
20
GND
1
DP-201A
GND
LSB
12 11 10 9
MSB
8 7 6 5
2
4 3
×1° ×10° ×100°
基本的な使い方
Δφ
OUT
+5V
写真3