(別紙2) カリキュラム<講義と演習> 科目の細目 講義と演習の実施方法 1.職務の理解 講義6時間 多様なサービスの理解 講義:2時間 介護職の仕事内容や働く現場の理解 講義:4時間 2.介護における尊厳の保持・自立支援 人権と尊厳を支える介護 講義:0.75時間 通信:6時間 自立に向けた介護 講義:0.75時間 通信:1.5時間 介護保険や保険外サ− ビス(居宅・施設)について講義を 行い、理解を深める。 居宅・施設サービスの仕事内容を説明し、いくつかの事例 を基に、介護サービスや介護現場における環境の現状など 理解を促す。 講義1.5時間 通信7.5時間 人権と尊厳について講義を行い、グループワークを用いて 尊厳を支えるということはどういうことかなどについて、 理解を深める。 自立に向けた介護について、介護を受ける人の思いや意欲 を引き出しその思いを継続的に共有するような支援につい て重点に添削を行う。 3.介護の基本 講義3時間 通信3時間 介護職の役割、専門性と多職種との連携 講義:0.5時間 通信:1.5時間 介護職の職業倫理 講義:0.5時間 通信:0.5時間 介護における安全の確保とリスクマネジ メント 講義:1時間 通信:0.5時間 介護職の安全 講義:1時間 通信:0.5時間 講義を通し、家族の介護と専門職の介護の違い、連携の必 要性について理解を促す。 介護職としての社会的責任や倫理などを重点に添削を行 う。 サービス提供時の事故や感染などのリスクについて、具体 例を挙げて対処法・安全対策について説明しグループワー クを用いて理解を深める。 安全についての講義を行い、ストレスマネジメントのあり 方等について理解を促す。 4.介護・福祉サ− ビスの理解と医療との連携) 講義1.5時間 通信7.5時間 介護保険制度 通信:3時間 医療との連携とリハビリテ− ション 講義:1.5時間 通信:1.5時間 障害者自立支援制度およびその他の制度 通信:3時間 介護保険制度について、相談・手続き・サービス利用の流 れを理解できているか添削を行う。 講義を行った後、医行為の考え方や、一定の要件のもと介 護職が行える医行為を、グループワーク等を通して理解を 促す。 基本的な考え方などについて、障害者福祉サービスについ て理解を出来ているかの添削を行う。 5.介護におけるコニュニケ− ション技術 講義3時間 通信3時間 介護におけるコミュニケ− ション 講義:2.5時間 通信:2時間 介護におけるチ− ムのコミュニケ− ション 講義:0.5時間 通信:1時間 6.老化の理解 講義3時間 通信3時間 老化に伴うこころとからだの変化と日常 講義:1.5時間 通信:2時間 高齢者と健康 講義:1.5時間 通信:1時間 言語的・非言語的コミュニケ− ション、利用者の状況・状 態に応じたコミュニケーション技術について理解を促す。 記録や報告・連絡・相談の重要性などについて、チームケ アへの取組についての理解を重点に添削を行う。 老化に伴うこころとからだの変化について、加齢に伴う心 身の変化や疾病について、その対応における留意点等を重 点に添削を行う。 講義を行った後、グループワークを用いて疾病の症状や訴 え、生活上の留意点などの理解を深める。 7.認知症の理解 講義3時間 通信3時間 認知症を取り巻く状況 講義:0.25時間 認知症ケアの理念など、現在の状況やケアの考え方の理解 を重点に添削を行う。 医学的側面から見た認知症の基礎と健康 管理 通信:2時間 認知症に伴うこころとからだの変化と日 常生活 講義:2.5時間 認知症の概念、医学的側面から見た状態について講義し、 健康管理の重要性などについてグループワークを用いて 理解を深める。 認知症利用者の生活障害などの講義を行い、具体的な対処 方法や関わり方についてグループワークを行い、理解を深 める。 家族への支援 講義:0.25時間 通信:1時間 家族のストレスやレスパイトケアなどの理解を重点に添 削を行う。 8.障害の理解 講義1.5時間 通信1.5時間 障害の基礎的理解 講義:0.75時間 通信:0.5時間 障害の医学的側面、生活障害、心理・行 動の特徴、かかわり支援等の基礎的知識 講義:0.5時間 通信:0.75時間 家族の心理、かかわり支援の理解 講義:0.25時間 通信:0.25時間 障害の基礎について講義を行い、概念やICFについて理 解を深める。 障害の医学的側面などの講義を行い、演習にて各障害の特 徴や社会支援の考え方の理解を深める。 家族のストレスやレスパイトケアなどの理解度を重点に添 削を行う。 9.こころとからだのしくみと生活支援技術 講義・演習65.5時間 通信課題9.5時間 ① 基本知識の学習 講義1.5時間 通信9.5時間 介護の基本的な考え方 講義:0.25時間 通信:2時間 介護に関するこころのしくみの基礎的理解 講義:0.25時間 通信:3.5時間 介護に関するからだのしくみの基礎的理解 講義:1時間 通信:4時間 ② 生活支援技術の講義・演習 介護の基本的な考え方について、ICFや法的根拠に基づ く介護について添削を行う。 記憶の構造や意欲を支援に結びつけることの理解について 添削を行う。 からだのしくみの基礎的理解について、人体の構造や各部 の名称・機能の理解について添削を行う。 講義・演習54時間 生活と家事 講義・演習:3時間 快適な居住環境整備と介護 講義・演習:3時間 整容に関連したこころとからだのしくみ と自立に向けた介護 講義・演習:6時間 移動・移乗に関連したこころとからだのし くみと自立に向けた介護 講義・演習:11.5時間 食事に関連したこころとからだのしくみ と自立に向けた介護 講義・演習:6時間 入浴、清潔保持に関連したこころとから だのしくみと自立に向けた介護 講義・演習:4.5時間 排泄に関連したこころとからだのしく みと自立に向けた介護 講義・演習:9.5時間 講義にて生活と家事の理解を行い、グループワークを用い て機能や基本原則の理解を深める。 居住環境の基礎知識を講義にて行い、福祉用具を用いて身 体状況に合わせた介護や環境整備の理解を深める。 整容の意義について講義を行い、実技演習にて着脱介助の 理解を深める 移動・移乗に関するからだのしくみについて講義を行い、 実技演習にて移乗・移動介助の理解を深める。 食事の意味や環境整備の方法について講義を行い、実技演 習にて食事介助の理解を深める。 入浴や清潔の意味や環境整備の方法について講義を行い、 実技演習にて全身清拭や部分浴の理解も深める。 排泄の意味や環境整備の方法について講義を行い、実技演 習にて排泄の方法等の理解を深める。 睡眠に関連したこころとからだのしく みと自立に向けた介護 講義・演習:9時間 睡眠や体位変換の意味や環境整備の方法について講義を 行い、実技演習にてベッドメイキングや体位変換の理解を 深める。 死にゆく人に関連したこころとからだ のしくみと終末期介護 講義・演習:1.5時間 ターミナルケアの考え方や留意点について講義を行い、対 応方法や介護職の役割の理解を深める。 ③ 生活支援技術演習 講義・演習10時間 介護過程の基礎的理解 講義・演習:2時間 総合生活支援技術演習 講義・演習:8時間 介護過程の目的や意義について講義を行い、グループワー クを用いて個別援助計画の作成発表の理解を深める。 事例集等を参考にし、グループワークにて事例に基づき討 議をし、実技演習にて理解を深める。その後演習内容に沿 った話し合いを通して支援技術の課題について考察を促 す。 10.振り返り 講義4時間 振り返り 講義:2時間 就業への備えと研修修了後における継続 的な研修 講義:2時間 研修での学びを振り返り、今後継続して学ぶべきことなど のグループディスカッションをした後、介護の要点につい て再確認する。 専門職としての自身の資質向上を図るためのOff-JTやOJT の事例を紹介し、就業後も継続して学習することへの理解 をはかる。 合計 130時間
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