金沢9月開講

(別紙2)
カリキュラム<講義と演習>
科目の細目
講義と演習の実施方法
1.職務の理解 講義6時間
多様なサービスの理解
講義:2時間
介護職の仕事内容や働く現場の理解
講義:4時間
2.介護における尊厳の保持・自立支援
人権と尊厳を支える介護
講義:0.75時間
通信:6時間
自立に向けた介護
講義:0.75時間
通信:1.5時間
介護保険や保険外サ− ビス(居宅・施設)について講義を
行い、理解を深める。
居宅・施設サービスの仕事内容を説明し、いくつかの事例
を基に、介護サービスや介護現場における環境の現状など
理解を促す。
講義1.5時間 通信7.5時間
人権と尊厳について講義を行い、グループワークを用いて
尊厳を支えるということはどういうことかなどについて、
理解を深める。
自立に向けた介護について、介護を受ける人の思いや意欲
を引き出しその思いを継続的に共有するような支援につい
て重点に添削を行う。
3.介護の基本 講義3時間 通信3時間
介護職の役割、専門性と多職種との連携
講義:0.5時間 通信:1.5時間
介護職の職業倫理
講義:0.5時間 通信:0.5時間
介護における安全の確保とリスクマネジ
メント
講義:1時間 通信:0.5時間
介護職の安全
講義:1時間 通信:0.5時間
講義を通し、家族の介護と専門職の介護の違い、連携の必
要性について理解を促す。
介護職としての社会的責任や倫理などを重点に添削を行
う。
サービス提供時の事故や感染などのリスクについて、具体
例を挙げて対処法・安全対策について説明しグループワー
クを用いて理解を深める。
安全についての講義を行い、ストレスマネジメントのあり
方等について理解を促す。
4.介護・福祉サ− ビスの理解と医療との連携) 講義1.5時間 通信7.5時間
介護保険制度
通信:3時間
医療との連携とリハビリテ− ション
講義:1.5時間 通信:1.5時間
障害者自立支援制度およびその他の制度
通信:3時間
介護保険制度について、相談・手続き・サービス利用の流
れを理解できているか添削を行う。
講義を行った後、医行為の考え方や、一定の要件のもと介
護職が行える医行為を、グループワーク等を通して理解を
促す。
基本的な考え方などについて、障害者福祉サービスについ
て理解を出来ているかの添削を行う。
5.介護におけるコニュニケ− ション技術 講義3時間 通信3時間
介護におけるコミュニケ− ション
講義:2.5時間 通信:2時間
介護におけるチ− ムのコミュニケ− ション
講義:0.5時間 通信:1時間
6.老化の理解 講義3時間
通信3時間
老化に伴うこころとからだの変化と日常
講義:1.5時間 通信:2時間
高齢者と健康
講義:1.5時間 通信:1時間
言語的・非言語的コミュニケ− ション、利用者の状況・状
態に応じたコミュニケーション技術について理解を促す。
記録や報告・連絡・相談の重要性などについて、チームケ
アへの取組についての理解を重点に添削を行う。
老化に伴うこころとからだの変化について、加齢に伴う心
身の変化や疾病について、その対応における留意点等を重
点に添削を行う。
講義を行った後、グループワークを用いて疾病の症状や訴
え、生活上の留意点などの理解を深める。
7.認知症の理解 講義3時間 通信3時間
認知症を取り巻く状況
講義:0.25時間
認知症ケアの理念など、現在の状況やケアの考え方の理解
を重点に添削を行う。
医学的側面から見た認知症の基礎と健康
管理
通信:2時間
認知症に伴うこころとからだの変化と日
常生活
講義:2.5時間
認知症の概念、医学的側面から見た状態について講義し、
健康管理の重要性などについてグループワークを用いて
理解を深める。
認知症利用者の生活障害などの講義を行い、具体的な対処
方法や関わり方についてグループワークを行い、理解を深
める。
家族への支援
講義:0.25時間 通信:1時間
家族のストレスやレスパイトケアなどの理解を重点に添
削を行う。
8.障害の理解 講義1.5時間 通信1.5時間
障害の基礎的理解
講義:0.75時間
通信:0.5時間
障害の医学的側面、生活障害、心理・行
動の特徴、かかわり支援等の基礎的知識
講義:0.5時間 通信:0.75時間
家族の心理、かかわり支援の理解
講義:0.25時間 通信:0.25時間
障害の基礎について講義を行い、概念やICFについて理
解を深める。
障害の医学的側面などの講義を行い、演習にて各障害の特
徴や社会支援の考え方の理解を深める。
家族のストレスやレスパイトケアなどの理解度を重点に添
削を行う。
9.こころとからだのしくみと生活支援技術 講義・演習65.5時間 通信課題9.5時間
① 基本知識の学習 講義1.5時間 通信9.5時間
介護の基本的な考え方
講義:0.25時間 通信:2時間
介護に関するこころのしくみの基礎的理解
講義:0.25時間 通信:3.5時間
介護に関するからだのしくみの基礎的理解
講義:1時間 通信:4時間
② 生活支援技術の講義・演習
介護の基本的な考え方について、ICFや法的根拠に基づ
く介護について添削を行う。
記憶の構造や意欲を支援に結びつけることの理解について
添削を行う。
からだのしくみの基礎的理解について、人体の構造や各部
の名称・機能の理解について添削を行う。
講義・演習54時間
生活と家事
講義・演習:3時間
快適な居住環境整備と介護
講義・演習:3時間
整容に関連したこころとからだのしくみ
と自立に向けた介護
講義・演習:6時間
移動・移乗に関連したこころとからだのし
くみと自立に向けた介護
講義・演習:11.5時間
食事に関連したこころとからだのしくみ
と自立に向けた介護
講義・演習:6時間
入浴、清潔保持に関連したこころとから
だのしくみと自立に向けた介護
講義・演習:4.5時間
排泄に関連したこころとからだのしく
みと自立に向けた介護
講義・演習:9.5時間
講義にて生活と家事の理解を行い、グループワークを用い
て機能や基本原則の理解を深める。
居住環境の基礎知識を講義にて行い、福祉用具を用いて身
体状況に合わせた介護や環境整備の理解を深める。
整容の意義について講義を行い、実技演習にて着脱介助の
理解を深める
移動・移乗に関するからだのしくみについて講義を行い、
実技演習にて移乗・移動介助の理解を深める。
食事の意味や環境整備の方法について講義を行い、実技演
習にて食事介助の理解を深める。
入浴や清潔の意味や環境整備の方法について講義を行い、
実技演習にて全身清拭や部分浴の理解も深める。
排泄の意味や環境整備の方法について講義を行い、実技演
習にて排泄の方法等の理解を深める。
睡眠に関連したこころとからだのしく
みと自立に向けた介護
講義・演習:9時間
睡眠や体位変換の意味や環境整備の方法について講義を
行い、実技演習にてベッドメイキングや体位変換の理解を
深める。
死にゆく人に関連したこころとからだ
のしくみと終末期介護
講義・演習:1.5時間
ターミナルケアの考え方や留意点について講義を行い、対
応方法や介護職の役割の理解を深める。
③ 生活支援技術演習
講義・演習10時間
介護過程の基礎的理解
講義・演習:2時間
総合生活支援技術演習
講義・演習:8時間
介護過程の目的や意義について講義を行い、グループワー
クを用いて個別援助計画の作成発表の理解を深める。
事例集等を参考にし、グループワークにて事例に基づき討
議をし、実技演習にて理解を深める。その後演習内容に沿
った話し合いを通して支援技術の課題について考察を促
す。
10.振り返り 講義4時間
振り返り
講義:2時間
就業への備えと研修修了後における継続
的な研修
講義:2時間
研修での学びを振り返り、今後継続して学ぶべきことなど
のグループディスカッションをした後、介護の要点につい
て再確認する。
専門職としての自身の資質向上を図るためのOff-JTやOJT
の事例を紹介し、就業後も継続して学習することへの理解
をはかる。
合計
130時間