ラピネス防水標準仕様書 [2015/08]

ラピネス防水標準仕様書
RAPINESS
改質アスファルト防水 トーチ工法
防水仕様の主流へ―
改質アスファルト防水 トーチ工法
防水工法は時代のニーズや建設技術の発展と共に進化し、
アスファルト防水材から改質アスファルト防水材への転換が
進んで来ました。そして省力化、環境への影響などを考慮した
「トーチ工法」が官公庁の標準仕様にも採用され、
かつ仕様の多様化が進み、防水仕様の主流になりつつあります。
「ラピネス防水」は、当社の改質アスファルト防水
トーチ工法として、防水層に求められる基本性能を高め、
新築工事、改修工事、寒冷地区、温暖地区、
四季を問わず施工を可能としました。
さまざまな下地状況に対応できる
ラピネス スーパーファスナー工法(機械的固定工法)を
加えたラピネス防水のラインナップを、
ぜひご検討ください。
1
特徴
目次
環 境 に 優し い
アスファルト防水熱工法の臭い、煙の発生がほとんどなく、
低環境負荷性の防水工法です。
信頼性の高い防水機 能
シートは合成繊維不織布と改質アスファルトから
構成され、強度と伸び性能(坑張積)に優れており、
トーチバーナーで加熱溶着することにより
高い水密性を発揮します。
優れた経 済 性
アスファルト溶融釜などの大掛かりな
公共建築工事標準仕様書 対応仕様
日本建築学会仕様書 対応仕様
露出防水密着
非断熱
複層
TS30R
3
露出防水密着
非断熱
単層
TS20R
4
露出防水絶縁
非断熱
複層
TSM25R
5
露出防水絶縁
非断熱
単層
TSV15R
6
露出防水絶縁
非断熱
単層
TSS15R
7
露出防水絶縁
断熱
複層
TIS20R
8
保護防水密着
非断熱
複層
TF30R
9
保護防水密着
断熱
複層
TIF30R
10
保護防水密着
非断熱
単層
TF20R
11
保護防水密着
断熱
単層
TIF20R
12
軽歩行防水密着
非断熱
単層
TKF20R
13
軽歩行防水密着
非断熱
単層
TBF20R
14
メーカー仕様
15
ラピネス スーパーファスナー工法
設備を必要とせず、工期の短縮、
機械的固定工法
複層
TSK30R
17
省力化が図れます。
機械的固定工法
単層
TSK20R
17
MC-30
20
アスファルト系塗膜防水材
架台防水密着
施工要領
22
施工手順
23
材料案内
25
防水層の維持管理
29
2
露出防水密着・非断熱
公共建築工事標準仕様書 AS-T1
複層 TS30R
3 ラピネスシートGR400
ハイネスシール
2 ラピネスシートPW250
アルミアングル
4 保護塗料
公共建築工事標準仕様書 対応仕様
3 ラピネスシートGR400
2 ラピネスシートPW250
1 エバーゾール100P
露出防水密着
工程
|
非断熱
材料・工法
複層
|
1
プライマー塗り
使用量
平場
(kg/m2)
0.2
立上り
エバーゾール100P
エバーゾール100P
―
ラピネスシートPW250
ラピネスシートPW250
―
ラピネスシートGR400
ラピネスシートGR400
保護塗料
保護塗料
(0.4*1)
|
TS30R
2
改質アスファルトシート
(非露出複層防水用R種、2.5mm以上)
3
改質アスファルトシート
(露出複層防水用R種、3.0mm以上)
4
仕上塗料塗り
規定量による
*1 下地がALCパネルの場合は、工程1を
( )
内とする。
*2 AS-T1仕様の場合は増張りを行い、増張り用シートは、非露出複層防水用R種 厚さ2.5mm以上
(ラピネステープW200)
とする。
保 護 塗料 の 種 類
3
■フジシルバー(水性)0.3kg/m 2
2
■フジカラートップ
0.5kg/m(2回塗り)
2
■フジカラートップS 1.5kg/m(2回塗り)
2
■フジトップクールG 0.6kg/m(2回塗り)
2
■フジトップクール
0.6kg/m(2回塗り)
露出防水密着・非断熱
公共建築工事標準仕様書 AS-T2
日本建築学会仕様書 AT-MF
単層 TS20R
2 ラピネスシートGR400
ハイネスシール
アルミアングル
3 保護塗料
公共建築工事標準仕様書/日本建築学会仕様書 対応仕様
2 ラピネスシートGR400
1 エバーゾール100P
※増張り*2
露出防水密着
工程
材料・工法
0.2
立上り
エバーゾール100P
エバーゾール100P
ラピネスシートGR400
ラピネスシートGR400
保護塗料
保護塗料
非断熱
プライマー塗り
平場
(kg/m2)
|
1
使用量
(0.4*1)
―
|
改質アスファルトシート
単層
|
2
3
※
仕上塗料塗り
規定量による
増張り用シートは、非露出複層防水用R種
厚さ2.5mm以上とする。
―
TS20R
(露出単層防水用R種、4.0mm以上)
ラピネステープ W200
*1 下地がALCパネルの場合は、工程1を
( )
内とする。
*2 AT-MF仕様の場合は、増張りを省略する。
保 護 塗料 の 種 類
■フジシルバー(水性)0.3kg/m 2
2
■フジカラートップ
0.5kg/m(2回塗り)
2
■フジカラートップS 1.5kg/m(2回塗り)
2
■フジトップクールG 0.6kg/m(2回塗り)
2
■フジトップクール
0.6kg/m(2回塗り)
4
露出防水絶縁・非断熱
公共建築工事標準仕様書 AS-T3
複層 TSM25R
3 ラピネスシートGR400
2 ラピネスシートPW250
ハイネスシール
アルミアングル
4 保護塗料
3 ラピネスシートGR400
2 ハイネスシートSW-T
公共建築工事標準仕様書 対応仕様
1 エバーゾール100P
露出防水絶縁
工程
材料・工法
非断熱
|
1
プライマー塗り
使用量
平場
(kg/m2)
0.2
立上り
エバーゾール100P
エバーゾール100P
ハイネスシートSW-T
ラピネスシートPW250*4
(0.4*1)
複層
|
2
部分粘着層付改質アスファルトシート*3
―
|
(非露出複層防水用R種、1.5mm以上)
TSM25R
3
改質アスファルトシート
(ハイネスシートSW-Tの短辺方向は突付けとし、増張り用シートを用いて処理してください。)
―
ラピネスシートGR400
ラピネスシートGR400
保護塗料
保護塗料
(露出複層防水用R種、3.0mm以上)
4
仕上塗料塗り
規定量による
*1 下地がALCパネルの場合は、工程1を
( )
内とする。
*2 AS-T3仕様の場合は増張りを行い、増張り用シートは、非露出複層防水用R種 厚さ2.5mm以上
(ラピネステープW200)
とする。
*3 AS-T3を部分的に溶着させる場合は、工程2を改質アスファルトシート(非露出複層防水用R種、2.5mm以上)とする。
*4 AS-T3の立上りは工程2を改質アスファルトシート(非露出複層防水用R種、2.5mm以上)とする。
保 護 塗料 の 種 類
5
■フジシルバー(水性)0.3kg/m 2
2
■フジカラートップ
0.5kg/m(2回塗り)
2
■フジカラートップS 1.5kg/m(2回塗り)
2
■フジトップクールG 0.6kg/m(2回塗り)
2
■フジトップクール
0.6kg/m(2回塗り)
露出防水絶縁・非断熱
公共建築工事標準仕様書 AS-T4
単層 TSV15R
2 ラピネスシートGR400
ハイネスシール
アルミアングル
4 保護塗料
3 ラピネスシートGR400
2 エアソールフラム
公共建築工事標準仕様書 対応仕様
1 エバーゾール100P
※増張り
材料・工法
1
プライマー塗り
平場
(kg/m2)
0.2
露出防水絶縁
工程
使用量
立上り
エバーゾール100P
エバーゾール100P
(0.4 )
*1
―
エアソールフラム
*2
3
改質アスファルトシート
―
ラピネスシートGR400
ラピネスシートGR400
保護塗料
保護塗料
単層
|
あなあきシート
非断熱
|
2
|
TSV15R
(露出単層防水用R種、4.0mm以上)
4
※
仕上塗料塗り
規定量による
増張り用シートは、非露出複層防水用R種
厚さ2.5mm以上とする。
―
ラピネステープ W200
*1 下地がALCパネルの場合は、工程1を
( )
内とする。
*2 立上りは工程2を省略する。
保 護 塗料 の 種 類
■フジシルバー(水性)0.3kg/m 2
2
■フジカラートップ
0.5kg/m(2回塗り)
2
■フジカラートップS 1.5kg/m(2回塗り)
2
■フジトップクールG 0.6kg/m(2回塗り)
2
■フジトップクール
0.6kg/m(2回塗り)
6
露出防水絶縁・非断熱
公共建築工事標準仕様書 AS-T4
単層 TSS15R
(スポット工法)
2 ラピネスシートGR400
ハイネスシール
アルミアングル
3 保護塗料
2 ラピネスシートGR400
1 エバーゾール100P
公共建築工事標準仕様書 対応仕様
※増張り
工程
露出防水絶縁
材料・工法
1
プライマー塗り
使用量
平場
(kg/m2)
0.2
立上り
エバーゾール100P
エバーゾール100P
ラピネスシートGR400
ラピネスシートGR400
(0.4 )
*1
非断熱
|
2
改質アスファルトシート
―
(露出単層防水用R種、4.0mm以上)
|
単層
3
仕上塗料塗り
*2
(スポット工法)
規定量による
保護塗料
保護塗料
|
TSS15R
※
増張り用シートは、非露出複層防水用R種
厚さ2.5mm以上とする。
―
*1 下地がALCパネルの場合は、工程1を
( )
内とする。
*2 平場部の工程2は部分溶着とする。
*3 立上り際の500mm程度は、改質アスファルトシート
(ラピネスシートGR400)
を全面密着させる。
保 護 塗料 の 種 類
7
■フジシルバー(水性)0.3kg/m 2
2
■フジカラートップ
0.5kg/m(2回塗り)
2
■フジカラートップS 1.5kg/m(2回塗り)
2
■フジトップクールG 0.6kg/m(2回塗り)
2
■フジトップクール
0.6kg/m(2回塗り)
ラピネステープ W200
露出防水絶縁・断熱
公共建築工事標準仕様書 ASI-T1
日本建築学会仕様書 AT-MT
複層 TIS20R
(飛び火認定対応)
4 ラピネスシートGR400
3 ラピネスシートPW250
ハイネスシール
5 保護塗料
アルミアングル
4 ラピネスシートGR400
公共建築工事標準仕様書/日本建築学会仕様書 対応仕様
3 ハイネスシートSW-T
2 RAボードU
1 エバーゾール100P
※増張り*6
ハイネスシートSF*5*6
SKボンド
工程
材料・工法
プライマー塗り*1
平場
(kg/m2)
0.2
立上り
エバーゾール100P
エバーゾール100P
露出防水絶縁
1
使用量
(0.4 )
*2
2
断熱材張付け
3
部分粘着層付改質アスファルトシート
―
*3
(SKボンド0.7kg/m 2またはアスセメント0.7kg/m 2 で点張り)
ラピネスシートPW250*4
(ハイネスシートSW-Tの短辺方向は突付けとし、増張り用シートを用いて処理してください。)
ラピネスシートGR400
保護塗料*3
保護塗料
|
ラピネスシートGR400
複層
―
|
改質アスファルトシート
ハイネスシートSW-T
断熱
|
―
(非露出複層防水用R種、1.5mm以上)
4
RAボードU
5
※
仕上塗料塗り
規定量による
増張り用シートは、粘着層付改質
アスファルトシート 厚さ1.5mm以上とする。
―
TIS20R
(露出複層防水用R種、3.0mm以上)
ハイネステープ W200
*1 メーカー仕様
(TIS20R)
の断熱材の張付けにSKボンドを使用する場合、平場工程1を省略することができる。
*2 下地がALCパネルの場合は、工程1を
( )
内とする。
*3 飛び火認定対応の場合は、断熱材張付け材はSKボンドを、保護塗料はフジカラートップ難燃を使用する。
*4 ASI-T1の立上りは工程3を改質アスファルトシート(非露出複層防水用R種、2.5mm以上)とする。
*5 立上り際の500mm程度は、改質アスファルトシート
(ハイネスシートSF)
を全面密着させる。
*6 AT-MT仕様の場合は、増張りを省略し、ハイネスシートSFを入隅から100mm立上げる。
保 護 塗料 の 種 類
■フジシルバー(水性)0.3kg/m 2
2
■フジカラートップ
0.5kg/m(2回塗り)
2
■フジカラートップS 1.5kg/m(2回塗り)
2
■フジトップクールG 0.6kg/m(2回塗り)
2
■フジトップクール
0.6kg/m(2回塗り)
■フジカラートップ難燃 1.5kg/m 2
(飛び火認定対応の場合に使用)
8
保護防水密着・非断熱
日本建築学会仕様書 AT-PF
複層 TF30R
3 ラピネスシートSP350
ハイネスシール
2 ラピネスシートPW250
アルミアングル
4 絶縁クロス
3 ラピネスシートSP350
2 ラピネスシートPW250
1 エバーゾール100P
日本建築学会仕様書 対応仕様
SKボンド
工程
保護防水密着
材料・工法
使用量
平場
(kg/m2)
立上り
非断熱
|
1
プライマー塗り
0.2
エバーゾール100P
エバーゾール100P
2
改質アスファルトシート
―
ラピネスシートPW250
ラピネスシートPW250
―
ラピネスシートSP350
ラピネスシートSP350*2
―
絶縁クロス
(非露出複層防水用、2.5mm以上)
複層
|
|
3
改質アスファルトシート*1
TF30R
(非露出複層防水用、2.5mm以上)
4
絶縁用シートの敷込み
(SKボンド0.1kg/m2で点張り)
*1 工程3のラピネスシートSP350は、ラピネスシートPW250に変更することができる。
*2 立上り部を露出仕上げとする場合、ラピネスシートSP350をラピネスシートGR400に置き換え、保護塗料仕上げを行う。
9
保護防水密着・断熱
日本建築学会仕様書 AT-PF
複層 TIF30R
3 ラピネスシートSP350
ハイネスシール
2 ラピネスシートPW250
5 絶縁クロス
アルミアングル
4 RAボードS
3 ラピネスシートSP350
2 ラピネスシートPW250
1 エバーゾール100P
SKボンド
SKボンド
日本建築学会仕様書 対応仕様
工程
材料・工法
使用量
平場
(kg/m2)
立上り
プライマー塗り
0.2
エバーゾール100P
エバーゾール100P
2
改質アスファルトシート
―
ラピネスシートPW250
ラピネスシートPW250
―
ラピネスシートSP350
ラピネスシートSP350*2
―
RAボードS
保護防水密着
1
(非露出複層防水用、2.5mm以上)
断熱
改質アスファルトシート*1
|
3
(非露出複層防水用、2.5mm以上)
断熱材張付け 複層
|
4
絶縁用シートの敷込み
―
TIF30R
5
|
(SKボンド0.7kg/m2で点張り)
絶縁クロス
(SKボンド0.1kg/m2で点張り)
*1 工程3のラピネスシートSP350は、ラピネスシートPW250に変更することができる。
*2 立上り部を露出仕上げとする場合、ラピネスシートSP350をラピネスシートGR400に置き換え、保護塗料仕上げを行う。
10
保護防水密着・非断熱
単層 TF20R
2 ラピネスシートSP350
ハイネスシール
3 絶縁クロス
アルミアングル
2 ラピネスシートSP350
1 エバーゾール100P
増張り*1
SKボンド
工程
平場
使用量
立上り
(kg/m2)
メーカー仕様
1
エバーゾール100P
0.2
エバーゾール100P
0.2
2
ラピネスシートSP350
̶
ラピネスシートSP350*2
̶
(ラピネスシートSP350の長辺・短辺方向重ね部は、ラピネステープW200で増張り、またはネオファルトで十分に水密処理を行う。
)
保護防水密着
3
絶縁クロス
̶
(SKボンド0.1kg/m2で点張り)
非断熱
|
*1 増張り用シートは、ラピネステープW200とする。
*2 立上り部を露出仕上げとする場合、ラピネスシートSP350をラピネスシートGR400に置き換え、保護塗料仕上げを行う。
単層
|
|
TF20R
11
使用量
(kg/m2)
保護防水密着・断熱
単層 TIF20R
2 ラピネスシートSP350
ハイネスシール
5 絶縁クロス
アルミアングル
4 RAボードS
3 ネオファルト
2 ラピネスシートSP350
1 エバーゾール100P
増張り*1
SKボンド
工程
平場
使用量
立上り
(kg/m2)
使用量
(kg/m2)
エバーゾール100P
0.2
2
ラピネスシートSP350
̶
ラピネスシートSP350*2
̶
3
ネオファルト
1.5
ネオファルト目地引き
0.2
4
RAボードS
̶
5
絶縁クロス
断熱
|
0.2
保護防水密着
エバーゾール100P
メーカー仕様
1
単層
|
̶
(SKボンド0.1kg/m で点張り)
2
|
TIF20R
*1 増張り用シートは、ラピネステープW200とする。
*2 立上り部を露出仕上げとする場合、ラピネスシートSP350をラピネスシートGR400に置き換え、保護塗料仕上げを行う。
12
軽歩行防水密着・非断熱
アスファルト成型板仕上げ
単層 TKF20R
2 ラピネスシートGR400
ハイネスシール
3 保護塗料
4 彩色カバータイト
アルミアングル
3 SKボンド
2 ラピネスシートSP350
1 エバーゾール100P
増張り*1
工程
平場
使用量
立上り
(kg/m2)
メーカー仕様
軽歩行防水密着
1
エバーゾール100P
0.2
エバーゾール100P
0.2
2
ラピネスシートSP350
̶
ラピネスシートGR400
̶
3
SKボンド*2
1.5
保護塗料
̶
4
彩色カバータイト
̶
非断熱
|
*1 増張り用シートは、ラピネステープW200とする。
*2 SKボンドはアスセメントに変更することができる。
単層
|
|
TKF20R
保 護 塗料 の 種 類
13
使用量
(kg/m2)
■フジシルバー(水性)0.3kg/m 2
2
■フジカラートップ
0.5kg/m(2回塗り)
2
■フジカラートップS 1.5kg/m(2回塗り)
2
■フジトップクールG 0.6kg/m(2回塗り)
2
■フジトップクール
0.6kg/m(2回塗り)
軽歩行防水密着・非断熱
SK ルーフタイル仕上げ
単層 TBF20R
2 ラピネスシートGR400
ハイネスシール
3 保護塗料
4 SKルーフタイル
アルミアングル
3 ソフトロンS
2 ラピネスシートSP350
1 エバーゾール100P
増張り*1
工程
平場
使用量
立上り
(kg/m2)
使用量
(kg/m2)
0.2
エバーゾール100P
0.2
2
ラピネスシートSP350
̶
ラピネスシートGR400
̶
3
ソフトロンS
̶
保護塗料
̶
4
SKルーフタイル
̶
軽歩行防水密着
エバーゾール100P
メーカー仕様
1
*1 増張り用シートは、ラピネステープW200とする。
非断熱
|
単層
|
|
TBF20R
保 護 塗料 の 種 類
■フジシルバー(水性)0.3kg/m 2
2
■フジカラートップ
0.5kg/m(2回塗り)
2
■フジカラートップS 1.5kg/m(2回塗り)
2
■フジトップクールG 0.6kg/m(2回塗り)
2
■フジトップクール
0.6kg/m(2回塗り)
14
ラピネス スーパーファスナー工法
改質アスファルト機械的固定工法
15
ラピネス スーパーファスナー工法 改質アスファルト機械的固定工法
地球環境に配慮した
エコ仕様の防水工法です。
地球温暖化の問題がますます深刻化し、様々な分野で環境への配慮が叫ばれております。
建築業界においても建設現場及び現場周辺の環境に配慮した工法が求められています。
防水業界にあっても防水層の省層化、省エネ化、施工性の省力化、二酸化炭素排出量及び産業廃棄物
発生量の削減など地球環境に配慮した防水工法・仕様の確立が求められています。
弊社ラピネス スーパーファスナー工法はこれらのニーズに対応できる新しい時代の防水工法です。
耐久性に優れた防水シート
省層化工法
(単層仕様)が可能です。
合成繊維不織布と広い温度範囲で安定した性能を
4mm 厚の耐久性に優れた防水シートを
保持する改質アスファルトの組み合わせにより、
使用することにより、単層仕様を可能にしています。
耐久性、耐熱性、耐候性、耐水性等に優れた
防水シートです。
湿潤下地でも施工可能です。
かつ防水層のフクレがありません。
水密性の高い工法です。
シートの重ね部はトーチバーナーで加熱、
溶着することにより一体化し、
下地は十分に乾燥していなくても施工が可能です。
高い水密性が得られます。
ラピネス スーパーファスナー工法
固定金具を用いて下地に固定するため、
また、絶縁工法のため、下地からの水蒸気圧を
分散・拡散し、防水層のフクレを防ぎます。
特に改修工事にはメリットの多い工法です。
機械化施工を可能にしたピン固定工法
既存防水層の種類や接着性を問いません。
自動釘打ち機を使用する
ことにより施工のスピー
下地調整も軽微で済み、
「かぶせ工法」
に最適です。
ド化、騒音の軽減が図れ
特徴
また、湿潤下地でも施工可能です。
ます。
自動釘打ち機
(エアロスミス)
ハンマードリル
音の大きさ
有機溶剤系材料の使用量が極端に少ない工法です。
また、臭いや煙の発生も少なく、
施工時の騒音比較
音の大きさ
地球に優しいエコ工法
エアロスミス
産業廃棄物の発生も少量です。
時間
時間
16
機械的固定工法
露出複層仕様 TSK30R
露出単層仕様 TSK20R
2 ラピネスシートGR400
2 ラピネスシートGR400M
ハイネスシール
1 エバーゾール100P
ハイネスシール
1 エバーゾール100P
アルミアングル
アルミアングル
3 保護塗料
2 ラピネスシートGR400
3 保護塗料
1 ラピネスシートPW250M
2 ラピネスシートGR400M
固定ディスクピン
固定ディスクピン
工程
工程
平場
立上り
平場
立上り
ラピネス スーパーファスナー工法
1
ラピネスシートPW250M
エバーゾール100P
1
エバーゾール100P
2
ラピネスシートGR400
ラピネスシートGR400
2
ラピネスシートGR400M
ラピネスシートGR400M
3
保護塗料
保護塗料
3
保護塗料
保護塗料
※ 増張り用シートは、ラピネステープとする。
※ 湿潤下地の場合は、脱気筒を設置する。
※ 増張り用シートは、ラピネステープとする。
※ 湿潤下地の場合は、脱気筒を設置する。
入り隅 部 納まり図(増張り例)
増張り先やり工法
増張り後やり工法
ラピネスシート GR400M
ラピネスシート GR400M
防水仕様
ラピネステープ
(増張り)
ラピネスシート GR400M
ラピネスシート GR400M
ラピネステープ
(増張り)
100
固定ディスク・ピン
100
100
固定ディスク・ピン
100
150
300
17
200
100
固定金具割付
特定部位固定ピン 300mmピッチ
1m
パラペット
1m
300mm
固定金具
300mm
850mm
一般部固定ピン 500mmピッチ
500mm
■固定金具割付例
(周辺・コーナー部)
ラップ部の状況
・重ね部のピン固定間隔は 500mmとする。
・パラペットまたは立上り周辺から1m の範囲ではピン固定間隔を 300mmとする。
・立上り部及び役物回りは密着張りとする。
・ALC パネル、木毛セメント板およびぜい弱な下地については適用外です。
・パラペットまたは立上り周辺部はピン固定を密着張りに置き換えることができ、
その場合、立上り際 500mm 程度を全面密着させる。
※注意
固定金具の割付
(ピン間隔)は、風圧力と現場引抜強度及びシート強度との比較検証が必要です。
施工手順
3 パラペットまたは立上り周辺部位
固定ピン施工
4 平場一般部固定ピン施工
5 平場重ね部トーチ施工
6 立上り入隅部増張り
7 立上り部シート施工
8 平場・増張り・立上り部納り
9 施工完了
固定金具割付・施工手順
2 固定ディスク・固定ピン
ラピネス スーパーファスナー工法
1 密着部プライマー塗布
18
風圧力計算方法
防水層に掛かる風圧力について
風が吹くことにより防水層には上方向の力
(風圧力)が働きます。風圧力は以下のように算出されます。
q
(速度圧 N/m²)
=0.6×Er²×V₀² W
(風圧力 N/m²)
=q×Cf
Er は建物の高さ及び地表面粗度区分
(表 -1)によって決まります。
V₀ は基準風速
(表 -2)です。
Cf は風圧係数を表し屋根の形状、勾配等により選定します。
(表 -3)
表 -1 地表面粗度区分
Ⅰ
都市計画区域外にあって、極めて平坦で障害物がないものとして特定行政庁が規則で定める区域
Ⅱ
都市計画区域外にあって地表面粗度区分Ⅰの区域以外の区域
(建築物高さが 13m 以下の場合を除く)又は都市計画区域内に
あって地表面粗度区分Ⅳの区域以外の区域のうち、海岸線又は海岸線
(対岸までの距離が 1500m 以上のものに限る。以下同じ)
までの距離が 500m 以内の地域
(ただし、建築物の高さが 13m 以下である場合又は当該海岸線若しくは海岸線からの距離が
200m を超え、かつ、建築物の高さが 31m 以下である場合を除く)
Ⅲ
地表面粗度区分Ⅰ、
Ⅱ又はⅣ以外の区域
Ⅳ
都市計画区内にあって都市化がきわめて著しいものとして特定行政庁が規則で定める区域
表 -2 基準風速 V₀
基準風速 m/s
該当地区の例 30
宮城県 福島県 群馬県 栃木県 長野県 富山県 石川県 新潟市
32
札幌市 秋田市 八王子市 大宮市 静岡市 奈良市 広島市 岡山市 姫路市 大分市
34
函館市 青森県 東京 23 区 横浜市 名古屋市 三重県 大阪市 神戸市 福岡市 佐賀県
36
千葉市 鹿島市 横須賀市 伊東市 徳島市 宮崎市 小林市 川内市
38
銚子市 伊豆大島 高知市 徳島県の一部 鹿児島市
40
室戸市 枕崎市
42 〜 46
八丈島 鹿児島県の一部 沖縄県全域
表 -3 風圧係数
部位
角度
(θ) 10 度以下
20 度
30 度以上
−2.5
−2.5
−2.5
−3.2
−3.2
−3.2
ラピネス スーパーファスナー工法
−4.3
−3.2
−3.2
−5.4
−3.2
−3.2
0.3a’0.1a’
0.1a’
0.3a’
0.3a’
0.1a’
0.3a’
0.3a’
0.3a’
0.3a’
0.3a’
0.3a’
0.3a’
風圧力計算例 東京 23 区内 高さ15m 陸屋根の場合
風圧力計算方法
地表面粗度区分Ⅲ及び高さ 15m からEr は 0.861 また東京 23 区の基準風速は 34m/s
q
(速度圧 N/㎡)
=0.6×Er²×V₀² =0.6×0.861² ×34² =514N/㎡
1.2m
風圧力は風圧係数を掛けて
1.2m
一般平場部:514×-2.5=-1,285N/㎡
周辺部:514×-3.2=-1,645N/㎡
コーナー部:514×-4.3=-2,210N/㎡ となる。
(詳細資料は別途用意)
3.6m
3.6m
0.3a’
0.1a’
0.1a’
0.1a’
H(m)
:建築物の高さと軒の高さの平均
θ(度)
:屋根面が水平面となす角度
a′
(m)
:平面の短辺長さと
(H×2)の数値のうち計算例いずれか小さな数値
(30 を超えるときは 30)
19
0.3a’
0.3a’
0.3a’
架台防水密着
MC-30
フジマウントコート
6 保護塗料
5 UP103
4 フジマウントコート
3 フジマウントコート
2 フジクロスK
1 フジマウントコート
架台・基礎
増張り*
工程
材料
使用量(kg/m2)
フジマウントコート
1.0
2
フジクロスK
̶
3
フジマウントコート
1.0
4
フジマウントコート
1.0
5
UP103
0.1
6
保護塗料
̶
アスファルト系塗膜防水材
1
* 増張り用シートは、フジクロスKとする。
特徴
架台防水密着
■フジマウントコートは、アスファルト系防水材との
接着性に優れた1液タイプの塗膜防水材です。
■ 架台・基礎などの役物の防水に併用できます。
■ 無溶剤型で臭いもなく、塗膜の伸びが大きいので
下地追従性に優れています。
|
■フジシルバー(水性)0.3kg/m 2
2
■フジカラートップ
0.5kg/m(2回塗り)
保護塗料 ■フジカラートップS 1.5kg/m(2回塗り)
2
2
の種類 ■フジトップクールG 0.6kg/m(2回塗り)
2
■フジトップクール
0.6kg/m(2回塗り)
MC-30
20
断 熱 材 の 選 定 基 準 ~断熱材 の 厚さ~
住宅の省エネルギー基準(鉄筋コンクリート造・屋根・外断熱)
◆改正省エネ基準 平成 25 年国土交通省告示第 907 号 地域区分
都道府県名
R値
(m2・k/W) RA ボードU
(mm) RA ボードS
(mm)
北海道
3.0
70
85
3
青森県 岩手県 秋田県
2.2
60
65
4
宮城県 山形県 福島県 栃木県 新潟県 長野県
2.0
50
60
茨城県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県
富山県 石川県 福井県 山梨県 岐阜県 静岡県
愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県
奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県
佐賀県 長崎県 熊本県 大分県
2.0
50
60
7
宮崎県 鹿児島県
2.0
50
60
8
沖縄県
1.4
35
40
1・2
5・6
◆次世代省エネ基準 平成 11 年建設省告示第 998 号 地域区分
都道府県名
R値
(m2・k/W) RA ボードU
(mm) RA ボードS
(mm)
Ⅰ
北海道
3.0
70
85
Ⅱ
青森県 岩手県 秋田県
2.2
60
65
Ⅲ
宮城県 山形県 福島県 栃木県 新潟県 長野県
2.0
50
60
Ⅳ
茨城県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県
富山県 石川県 福井県 山梨県 岐阜県 静岡県
愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県
奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県
佐賀県 長崎県 熊本県 大分県
2.0
50
60
Ⅴ
宮崎県 鹿児島県
2.0
50
60
Ⅵ
沖縄県
2.0
50
60
◆新省エネ基準 平成 4 年建設省告示第 2 号 地域区分
都道府県名
R値
(m2・k/W) RA ボードU
(mm) RA ボードS
(mm)
Ⅰ
北海道
2.9
70
85
Ⅱ
青森県 岩手県 秋田県
1.6
40
50
Ⅲ
宮城県 山形県 福島県 栃木県 新潟県 長野県
茨城県 群馬県 富山県 石川県 福井県 山梨県 岐阜県 滋賀県
1.1
30
35
Ⅳ
埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県 愛知県
三重県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県
鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県
1.1
30
35
Ⅴ
宮崎県 鹿児島県
1.1
30
35
Ⅵ
沖縄県
1.1
30
35
※地域区分は、同じ都道府県内でも市町村により他の地域区分になる場合がありますのでご注意願います。
21
施 工 要 領
1
防水層の下地
●
入隅は通りよく直角とし、出隅は通りよく45°
の面取りとしてください。
2
プライマー塗り
●
下地が十分乾燥したのちに清掃を行い、シートの張りじまい部まで均一に塗布し、
3
増張り
乾燥させてください。
●
ALC パネルの短辺接合部において、露出密着工法の場合は、幅 300mm 程度の
増張り用シートを用いて接合部両側に 100mm 程度ずつ張掛け、絶縁増張りを行ってください。
露出絶縁工法及び露出絶縁断熱工法においては、増張り用シートによる増張りは行わず、
幅 50mm 程度の絶縁用テープを張付けてください。
●
出隅及び入隅はシート張付けに先立ち、幅 200mm 程度の増張り用シートを張付けてください。
●
ルーフドレン回りは、増張り用シートをドレンのつばとスラブ面
(100mm 程度)の両方に
張掛けるようにトーチバーナーでよく溶融させて張付け、焼いた金ごて等で増張り用シートの
段差を均してください。
●
貫通配管回りは、幅 150 mm程度の増張り用シートを、平場面に 50mm 程度張掛けて、
トーチバーナーでよく溶融して張付け、更に、配管周囲 150mm 程度の平場面に
増張り用シートを張付けてください。更に、焼いた金ごて等で増張り用シートの段差を均してください。
4
シートの張付け
●
シートの張付けは、
トーチバーナーでシートの裏面及び下地を均一にあぶり、裏面の
改質アスファルトを溶融させながら平均に押し広げて密着させてください。重ね幅は、
短辺方向、長辺方向とも 100mm 以上とし、2 層の場合は、上下層のシートの重ね部が
同一箇所にならない様にしてください。また、重ね部の張付けは改質アスファルトが
はみ出す程度まで十分あぶり溶融させて、水密性が確保できるように密着させてください。
●
TSM25R
(AS-T3)
、TSV15R・TSS15R
(AS-T4)及び TIS20R
(ASI-T1)の場合、
立上り際の 500mm 程度は、シートを全面密着させてください。
●
断熱材の張付けは、露出仕様の場合、SK ボンド(0.7kg/㎡ ) またはアスセメント(0.7kg/㎡ ) にて
点張りしてください。保護仕様の場合、SK ボンド(0.7kg/㎡ ) にて点張りしてください。
5
立上り部の張付け
●
シートの張付けは、
トーチバーナーでシートの裏面及び下地を均一にあぶり、
裏面の改質アスファルトを溶融させながら平均に押し広げて密着させてください。
重ね幅は、短辺方向、長辺方向とも 100mm 以上とし、2 層の場合は、上下層のシートの重ね部が
重ならない様にしてください。また、重ね部の張付けは改質アスファルトがはみ出す程度まで
十分あぶり溶融させて、水密性が確保できるように密着させてください。
●
端末部は、各層のシートを所定の位置で各層の端部をそろえ、押え金物で固定した上に、
シール材を充てんしてください。
6
ルーフドレン、
配管等の取合い
●
ルーフドレン回りは、シートを十分にあぶり溶融させて、入念に施工し防水層端部にシール材を
塗付けてください。絶縁工法の場合は、
ドレンのつばから400 mm程度は密着させ、
ドレンのつばには、100mm 程度張掛けてください。
●
貫通配管類の場合は、シートを所定の位置に防水層の端部をそろえ、
ステンレス製既製バンド等で防水端部を締め付け、上部にシール材を塗付けてください。
7
仕上塗料塗り
●
仕上塗料は、シートを張付けたのち、はけ・ローラーばけ等を用いてむらなく塗布してください。
※詳細は公共建築
(改修)工事標準仕様書、建築
(改修)工事監理指針をご参照ください。
22
施 工 手 順
1
プライマー塗り
下地の清掃後、はけまたはローラーばけを使用し、
所定量を均一に塗布します。
2
増張り
出隅部やドレン回り、貫通配管回りを増張り用シートで
増張りをします。
出入隅部
切れ目
切れ目
増張り用シート
幅200mm程度
パイプ回り
ドレン回り
焼きごてで
シール処理
切れ目
ステンレス
バンド
増張り用シート
100mm程度
1枚もので増張りを行う例
23
増張り用シート
100mm程度
扇状に裁断して増張りを行う例
シール処理
3
シートの施工
ハイネスシートSW-T の張付け
(絶縁工法のみ)
ハイネスシートSW-T の短辺接合部の処理
平場部の施工
シート重ね部の処理
立上り部の施工
4
保護塗料の塗布
24
材 料 案 内
ラピネスシートGR400
扁平スレート砂
溶融フィルム
ラピネスシートSP350
鉱物質粉末
改質アスファルト
溶融フィルム
改質アスファルト
合成繊維不織布
合成繊維不織布
改質アスファルト
改質アスファルト
溶融フィルム
溶融フィルム
合成繊維不織布を基材とし、改質アスファルトを被覆し、表⾯に粒度
合成繊維不織布を基材とし、改質アスファルトを被覆し、表⾯に鉱物
の整った扁平スレート砂を隙間なく密着させたトーチ⼯法に⽤いる
質粉末を付着させた、
トーチ⼯法に⽤いる改質アスファルトシートで
砂付改質アスファルトシートです。
す。
JIS
JIS A 6013 露出単層防⽔⽤ R 種、
Ⅱ類
JIS
JIS A 6013 ⾮露出単層防⽔⽤ R 種、
Ⅱ類
厚さ 4.0mm 以上
厚さ 3.5mm 以上
長さ
1m × 8m
長さ
1m × 8m
ラピネスシートPW250・PW300
溶融フィルム
改質アスファルト
ハイネスシートSW-T
溶融フィルム
はく離フィルム
改質アスファルト
合成繊維不織布
合成繊維不織布
改質アスファルト
改質アスファルト
溶融フィルム
はく離フィルム
改質アスファルト
合成繊維不織布を基材とし、改質アスファルトを被覆、表裏⾯を極薄
合成繊維不織布を基材とし、改質アスファルトを被覆、表⾯は極薄
フィルム仕上げしたもので、トーチ⼯法の複層防⽔⽤及び増張り⽤
フィルム仕上げ、裏⾯にはストライプ状粘着層を設けた部分粘着層
として使⽤します。
付改質アスファルトシートで、フクレ防⽌機能と中張り材としての防
⽔機能を持ったトーチ⼯法⽤改質アスファルトシートです。
JIS
JIS A 6013 ⾮露出複層防⽔⽤ R 種、
Ⅱ類
JIS
JIS A 6013 ⾮露出複層防⽔⽤ R 種、
Ⅱ類
厚さ 2.5mm 以上
厚さ 1.5mm 以上
長さ
1m × 8m
長さ
1m × 10m
エアソールフラム
溶融フィルム
ハイネスシートSF
アスファルト
特殊フィルム
ガラス繊維不織布
改質アスファルト
合成繊維不織布
アスファルト
改質アスファルト
フィルム
はく離フィルム
合成繊維不織布を基材とし、改質アスファルトを被覆、表裏⾯を極薄
合成繊維不織布を基材とし、改質アスファルトを被覆、表⾯を特殊
フィルム仕上げしたもので、全⾯にわたってあなをあけた、トーチ⼯
フィルム仕上げ、裏⾯には粘着層を設けた改質アスファルトシートで
法に⽤いる絶縁⽤あなあきシートです。
す。
長さ
25
1m × 40m
JIS
JIS A 6013 ⾮露出複層防⽔⽤ R 種、
Ⅱ類
厚さ 1.5mm 以上
長さ
1m × 16m
ラピネスシートGR400M
扁平スレート砂
溶融フィルム
ラピネスシートPW250M
改質アスファルト
溶融フィルム
改質アスファルト
合成繊維不織布
合成繊維不織布
改質アスファルト
改質アスファルト
溶融フィルム
鉱物質粉末
合成繊維不織布を基材とし、改質アスファルトを被覆し、表面に粒度
合成繊維不織布を基材とし、改質アスファルトを被覆,表面を極薄
の整った扁平スレート砂を隙間なく密着させたトーチ工法に用いる
フィルム仕上げとし、裏面に鉱物質粉末を隙間なく密着させたトー
砂付改質アスファルトシートで、ラピネス スーパーファスナー工法
チ工法の複層防水用及び増張り用として使用する改質アスファルト
( 改質アスファルト機械的固定工法 ) で使用します。
シートで、ラピネス スーパーファスナー工法 ( 改質アスファルト機械
的固定工法 ) で使用します。
JIS
JIS A 6013 露出単層防⽔⽤ R 種、
Ⅱ類
JIS
JIS A 6013 ⾮露出複層防⽔⽤ R 種、
Ⅱ類
厚さ 4.0mm 以上
厚さ 2.5mm 以上
長さ
1m × 8m
長さ
1m × 8m
ラピネステープ
ハイネステープ
ハイネスシール
両⾯極薄フィルム仕上げの改質アスファルト
シートを所定の幅にカットした、
トーチ⼯法⽤増
張り材です。
表⾯を特殊フィルム仕上げとし、裏⾯には粘着
層を設け、所定の幅にカットした、常温粘着タ
イプの増張り材です。
特殊ゴムアスファルトを主成分としたシール材
で、防水層端部やドレン回り、パイプ回りなど
に使用します。
JIS
JIS A 6013 ⾮露出複層防⽔⽤ R 種、Ⅱ類
厚さ2.5mm 以上
荷姿 200mm×8m、330mm×8 m
JIS JIS A 6013 ⾮露出複層防⽔⽤ R 種,Ⅱ類
厚さ1.5mm 以上
荷姿 200mm×16m
荷姿 22kg/缶
330ccカートリッジ 20 本/ケース
エバーゾール 100P
タフベース
タフベース
(⽔性)
良質のアスファルトを溶剤で溶かしたもので、
下地浸透性、速乾性に優れたアスファルトプラ
アスファルト系の溶剤系下地活性材で、既存の
露出アスファルト防⽔層に塗布することにより、
溶剤を使⽤しない、環境に優しいアスファルト
系の下地活性材です。既存の露出アスファルト
荷姿
荷姿
荷姿
イマーです。下地と防⽔層の接着を向上させ
ます。
16kg/ 缶
活性化させると同時に、新規アスファルト系防
⽔層との接着を良好なものとします。
20kg/ 缶
防⽔層に塗布することにより、活性化させると
同時に、新規アスファルト系防⽔層との接着を
良好なものとします。
(受注生産)
17kg/ 缶
26
材 料 案 内
SK ボンド
1 液型のアスファルト系接着剤です。断熱材な
アスセメント
ネオファルト
アスファルト及び特殊合成ゴムと溶剤からな
2 液反応型常温タイプのアスファルトウレタン
どの張付け等に使用します。
る、断熱材⽤接着剤です。
荷姿
荷姿
20kg/ 缶
RA ボードS
20kg /缶
JIS A 9511 A 種硬質ウレタンフォーム保温材
の保温板 2 種 1 号
ノンフロンタイプ の 押 出 発 砲 ポリスチレン
フォーム断熱材で、押え断熱工法に使用します。
ノンフロンタイプの硬質ウレタン系断熱材で、
露出断熱⼯法に使⽤します。
該当品 スタイロフォーム GK-Ⅱ、ミラフォーム
荷姿
910mm×910mm
厚さ
25・30・35・40・50・60mm
該当品 アキレスボードGF、クランボード
605mm×910mm
荷姿
605mm×850mm(60mm 品 )
フジシルバー
(水性)
アクリル樹脂をベースとしたエマルションタイ
プのシルバーコートで、露出防⽔層の上に塗布
して使⽤します。太陽光を反射して、防⽔層を
荷姿
21kg /セット
(主剤 20kg・硬化剤 1kg)
RA ボードU
JIS A 9511 A 種押出法ポリスチレンフォーム
保温材の保温板 3 種 b
(スキンあり)
(保護塗料)
系張付け材です。保護防⽔層の上掛け⽤とし
ても使⽤可能です。
厚さ
25・30・35・50mm(40・60mmは受注生産)
フジカラートップ
(保護塗料)
フジカラートップ S
(骨材入り
保護塗料)
保護します。
アクリル樹脂をベースとしたエマルションタイ
プのカラーコートで、露出防⽔層の上に塗布し
て使⽤します。防⽔層を保護すると共、美しい
カラー仕上げを可能にします。
アクリル樹脂をベースとしたエマルションに、
⾻材を配合した仕上げ材です。接着性・耐薬品
性に優れています。
荷姿
標準色
荷姿
標準色
荷姿
標準色
15kg /缶
シルバー
フジトップクール G
(高反射塗料
〈近赤外領域に
おける日射反射
率 50%以上〉)
15kg /缶
グリーン・グレー・シルバーグレー
フジトップクール
(高反射塗料
〈近赤外領域に
おける日射反射
率 50%以上〉)
18kg /缶
グリーン・グレー・シルバーグレー
フジカラートップ難燃
(保護塗料)
近⾚外領域の光の反射率が⾼く、屋根への熱吸
収を防ぐ効果があります。また、アクリル樹脂を
使⽤することで耐候性の⾼い被膜を形成し、⻑
期にわたって防⽔層を保護します。グリーン購
⼊法適合商品。
アクリルシリコン系樹脂をベースとした、よりハ
イグレードの⾼反射塗料です。グリーン購⼊法
適合商品。
従来のフジカラートップの特性に加え、難燃性
を併せ持った保護仕上げ材です。
荷姿 15kg /缶
標準色 ホワイト・ライトグレー・ライトグリーン
荷姿 16kg /缶
標準色 ホワイト・アイボリー・ライトグレー・グリーン
荷姿
サイズ
27
18kg /缶
グリーン・グレー・シルバーグレー
絶縁クロス
絶縁⽤フラットヤーンクロスで、防⽔層とコンク
リート保護層の間またはポリスチレン系断熱材
とコンクリート保護層の間に使⽤します。
荷姿
1m×100m
ハイベントSK-H
ハイベントSK-W
屋根スラブ内の湿気を効果的に排出するため
露出断熱仕様で断熱材を挟み込んで脱気筒を
す。強度と耐久性に優れるとともに、下地に堅
層のフクレや断熱材のあばれを防⽌します。
に開発された、ステンレス製の平場⽤脱気筒で
固に固定します。
荷姿
設置し、湿気やガスをダイレクトに排出し防⽔
荷姿
6 個 / ケース
脱気筒 2 個 / ケース
ステンレスコア 2 個 / ケース
彩色カバータイト
SK ルーフタイル
ソフトロン S
カラー砂付仕上げのアスファルト系板状成型
品で、軽歩⾏が可能な防⽔層の保護仕上げ材
です。特殊マスチックの厚みと適度の柔軟性
が、衝撃や圧縮など外⼒による損傷から防⽔層
を保護します。
⾼密度モルタルを板状成型したもので、耐候
性、施⼯性に優れた歩⾏⽤仕上げ材です。置き
敷き施⼯で下地に良く馴染みます。またステン
レスピン連結タイプは、SK ルーフタイルを連
結⼀体化し耐⾵性を向上させます。
防⽔層上に SK ルーフタイルを設置する前に、
防⽔層保護シートとして上敷き使⽤します。ポ
リエチレンに電⼦線を照射して、加熱発泡させ
たシート状⾼発泡体です。
荷姿
厚さ
標準色
荷姿
厚さ
荷姿
厚さ
0.5m×1m
6.0mm
グリーン・レッドブラウン・グレー・
ナチュラル
600mm×600mm
20.0・25.0mm
1m×200mm
3.0mm
固定ピン・固定ディスク
オールプラグ・固定ディスク
エアピン・固定ディスク
ラピネス スーパーファスナー⼯法 ( 改質アス
ファルト機械的固定⼯法 ) で使⽤するオールア
ンカー⽤の固定ピンと固定ディスクです。
ラピネス防⽔・露出断熱防⽔仕様で、断熱材を
張付けるペースト状張付け材に替わり、機械的
固定する場合に使⽤するオールプラグ⽤の固
定ピンと固定ディスクです。
ラピネス スーパーファスナー⼯法 ( 改質アス
ファルト機械的固定⼯法 ) で使⽤するエアロス
ミス⽤の固定ピンと固定ディスクです。
荷姿
荷姿
荷姿
(オールアンカー用)
ピン φ6.0mm、
L 30 〜 60mm 50 本 / 箱
ディスク φ60mm、100 枚 / 箱
(オールプラグ用)
ピン φ6.0mm、
L 75mm 100 本 / 箱
ディスク φ60mm、100 枚 / 箱
(エアピン用)
ピン φ3.6mm、
L 30 〜 65mm 100 本 / 箱
ディスク φ60mm、100 枚 / 箱
フジマウントコート
フジクロス K
UP103
1 液性のアスファルト系塗膜防水材です。架台
回りの処理などアスファルト系シート防水との
複合工法として使用します。
ポリエステル繊維織布で、防水補強用クロスと
して使用します。
フジマウントコートの保護塗料仕上げに使用し
ます。保護塗料の接着性を向上させる層間プ
ライマーです。
荷姿
荷姿
荷姿
8kg /セット
(主剤 4kg 硬化剤 4kg)
10kg /缶
1.02m×50m
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防水層の維持管理 ~屋上をご使用されるにあたって~
防水層の機能を長期間にわたり維持するために定期的な自主点検と適切な維持管理が
必要です。
1.使用上の注意事項
❶露出防水の場合(原則として、点検・メンテナンス等維持管理目的以外の歩行・使用はしないでください。)
点検等で歩行する際には、ハイヒールやスパイク靴な
防水層の表面が、降雨などで濡れていたり、落葉・砂
ないでください。
ますので、歩行の際にはご注意ください。
防水層に物を落としたり、引きずったりすることは、防
水層の損傷原因となりますので、避けてください。
雪下ろしには、金属製のスコップなど防水層の損傷の
恐れがあるものを使用しないでください。
タバコの火の投げ捨てや花火など防水層上での火気
の使用は防水機能を損なうため、行わないでくださ
い。
防水層の上で、やむを得ず作業をする場合は、防水層
を損傷しない措置を講じてください。
油、溶剤、酸、アルカリ等の薬品類は、防水層への悪
影響を与える可能性がありますので、こぼさないでく
ださい。
防水層上での直接客土による草木の植栽は行わない
でください。
防水層上でのペット等の飼育は、爪・歯・排泄物により
防水層の機能低下をまねく恐れがあるため、おやめく
ださい。
防水に関わる増改築等の工事を行う場合には、専門
防水工事店にご相談ください。
pH
ど底の尖った履物は防水層を損傷させるため、使用し
t
埃・苔等が堆積している場合は滑りやすくなっており
防水層の上に重量物を置かないでください。やむを
得ず置く場合は、防水層を保護する措置
(養生マット
の設置)を行ってください。
❷保護防水の場合 油、溶剤、酸、アルカリ等の薬品類は、保護層および
防水層への悪影響を与える可能性がありますので、こ
ぼさないでください。
保護層上での増改築等の工事を行う場合には、防水
層への影響が生じる恐れがあるため、専門防水工事
店にご相談ください。
保護層上での火気の使用及び、直接客土による草木
の植栽は行わないでください。
植物の生育・繁茂が確認された場合は、防水層への
影響が懸念されるため、専門防水工事店にご相談くだ
さい。
2.維持管理のお願い
防水機能を維持するために以下のことを実施してください。
・定期的に防水層の表面状況、漏水の有無の点検を行ってください。
・定期的に防水層上の清掃
(特にドレン、排水溝の目詰まり、枯葉等の堆積が無い様)をお願いいたします。
・防水層に異常が認められたり、植物の繁茂等がある場合は防水機能に支障をきたしている場合がございますので
専門防水工事店にご相談ください。
・保護塗料仕上げの場合は、4 〜 5 年に 1 回、弊社の保護塗料による再塗装
(有償)をお薦めいたします。
◆注意◆
露出防水におきましては、以下のような現象が発生する場合がありますが、防水性能に支障をきたしません。
・雨水の滞留箇所及び排水経路などに花粉・泥・黄砂を含む塵埃等が堆積し、湿潤・乾燥を繰り返すことで発生する
防水層表面のひび割れ、捲れ、はく離現象。
・保護塗料の自然劣化によるひび割れ、変色、退色、減耗。
・防水層表面の砂粒に含まれる鉄分による錆の発生及び外的要因による錆の付着。
・下地の残留水分による軽微なフクレ及び表層劣化部分から侵入した湿気による表面のフクレ。
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■本社
〒135-8074 東京都港区台場2-3-2 台場フロンティアビル11階
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・仕様、物性、品質等に関しては予告なく変更する場合があります。
・設計、施工にあたっては本仕様書をよく読み正しく使用してください。
・このカタログは、印刷物のため実際の色・絵柄とは多少異なる場合があります。
15.08.3000
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