平成26年度輝け地域支援事業報告書 団体名 事業名 団体の概要 (別紙様式1) 鳴り石の浜プロジェクト 琴浦夕日の写真コンテスト 昔からそこにありながら今まで地元でも全く知られていなかった魅力的なスポット 「鳴り石の浜」に焦点を当てそこをブラッシュアップすることにより、 ① 山陰道が開通し、交通量が激減した琴浦町内に高速道路から降りてきてもらう 為の観光振興 ② 地元の住民を巻き込んで活動することによる、「郷土愛」の醸成 ③ 他団体とともに連携して活動することによるさらなる地域活性化 を目指しています。 事業目的、内容 私たち「鳴り石の浜プロジェクト」は山陰道が開通したことによる、国道9号線の交通 量激減に危機感を感じ、琴浦町を活性化する為に平成23年に結成しました。そして 地元に眠っていた宝「鳴り石の浜」に注目し、ここを整備し、様々な事業を行ってき ました。おかげさまで今では多くの人が立ち寄る琴浦を代表する観光地となりまし た。 今年度は新たな展開として、「琴浦町」を宍道湖のような夕日の名所として売り出す 為の企画を考えました。それがこの、「夕日」に特化した写真のコンテストです。 5月から8月にかけて、琴浦町内の海岸線では夕日が海に沈む一番いいシーズンに なります。その期間にコンテストを開催することで、多くの人に写真を撮りに来てもら えると思います。また、ふるさとの自然を愛し、自然を撮り続けた「塩谷定好写真記 念館」も今年オープンしました。琴浦町が写真で注目してもらえる大きなチャンスの 年です。 事業成果 従来のフォトコンテストでは作品を郵送するのが一般的ですが、参加者の門戸を 広げるため、インターネット応募の部を設けました。また、フェイスブックページを使 用して応募された作品をいつでもインターネットで見られるようにしました。その結 果、170作品もの応募がありました。これは、近隣で開催されたフォトコンテストと比 較してもかなり多いと思います。 またコンテスト開催中に、山陰を代表する風景写真家の柄木孝志さんをお呼びし て、「きれいな夕日の撮り方」のワークショップを3回開催しました。参加者は合計60 名。これにより潜在的なアマチュアカメラマンを掘り起こすことが出来たと思います。 そして集まった作品はアプトと役場で写真展を行い、見学者にも人気投票をしても らいました。投票総数は350通。ただ陳列するだけでなく、投票してもらうことでより 積極的に作品を見てもらうことが出来たと思います。投票結果と審査員協議の上で 優秀作品を決め、琴浦若旦那商店街の中で表彰式を行いました。 最優秀賞に選ばれた作品は、鳴り石の浜に大きな観光看板を作成し、3月14日に 設置しました。また、優秀作品と夕日のマップを載せた絵はがき付き写真集も作成 し発売しました。 今回の事業によって、「琴浦町の夕日の美しさ」を町内外に周知することが出来た と思います。 今後の展開 これから、琴浦物産館他協力店にて絵はがき付き写真集「コトウラの夕日みぃつけ たっ」の販売を始めます。 最優秀賞の作品を使用した夕日の看板によって来られた方にいつでも「琴浦の夕 日の絶景」を見ていただくことができます。 来年度以降も行政と協力して今回応募していただいた作品を使った看板の作成、 観光PRに繋げていきたいと思います。 平成26年度輝け地域支援事業報告書(事業実施写真) 団体名 鳴り石の浜プロジェクト 事業名 琴浦夕日の写真コンテスト 琴浦町役場での展示の様子 写真家柄木孝志さんの 夕日の写真ワークショップ 夕日の観光看板(イメージ) 琴浦夕日の写真集 『コトウラの夕日 みぃつけたっ』
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