総研425-00 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科倫理に関する規則 平 成 16 年 4 月 14 日 医 歯 研 規 則 第 10 号 (趣旨) 第1条 鹿 児 島 大 学 学 術 研 究 院 医 歯 学 域 医 学 系( 以 下「 医 学 系 」と い う 。)又 は 鹿 児 島 大 学 学 術 研 究 院 医 歯 学 域 歯 学 系( 以 下「 歯 学 系 」と い う 。)に 所 属 し 、鹿 児 島大学院医歯学総合研究科(協力講座及び連携講座を含む。以下「総合研究科」 と い う 。)を 担 当 す る 研 究 者( 以 下「 研 究 者 」と い う 。)が 行 う 人 間 を 直 接 対 象 と し た 医 ・ 歯 学 の 研 究 、教 育 及 び 医 療 行 為( 以 下「 研 究 等 」と い う 。)に つ い て 、ヘ ル シ ン キ 宣 言( 世 界 医 師 会 )の 趣 旨 に 沿 っ た 倫 理 的 配 慮 を 図 る こ と を 目 的 と し 、 総 合 研 究 科 に お け る ヒ ト ゲ ノ ム ・ 遺 伝 子 解 析 研 究 、 疫 学 研 究 等 及 び ヒ ト ES 細胞研究に関し、必要な事項を定める。 (倫理委員会の設置) 第2条 総 合 研 究 科 長 は 、研 究 者 か ら 申 請 の あ っ た 研 究 等 の 実 施 計 画 及 び ヒ ト ゲ ノ ム・遺 伝 子 解 析 研 究 に 関 す る 倫 理 指 針( 平 成 13 年 3 月 29 日 文 部 科 学 省 、厚 生 労 働 省 、 経 済 産 業 省 告 示 1 号 平 成 13 年 4 月 1 日 施 行 。 以 下 「 遺 伝 子 解 析 研 究 倫 理 指 針 」と い う 。)、疫 学 研 究 に 関 す る 倫 理 指 針( 平 成 14 年 6 月 17 日 文 部 科 学 省 、 厚 生 労 働 省 告 示 2 号 平 成 14 年 7 月 1 日 施 行 ) 施 行 以 前 に 開 始 さ れ た 実 施 計 画 の 施 行 成 果 の 出 版 公 表 予 定 原 稿 の 内 容( 以 下「 研 究 計 画 等 」と い う 。)の 倫 理 的 妥当性等について審査を付託するため、倫理委員会を置くことができる。 2 総合研究科に、次の倫理委員会を置く。 (1) 生 命 倫 理 ・ 遺 伝 子 解 析 研 究 倫 理 委 員 会 ( 以 下 「 生 命 ・ 遺 伝 子 倫 理 委 員 会 」 と いう。) (2) 疫 学 研 究 等 倫 理 委 員 会 ( 以 下 「 疫 学 等 倫 理 委 員 会 」 と い う 。 ) (3) ヒ ト E S 細 胞 研 究 倫 理 委 員 会 3 前項第3号のヒトES細胞研究倫理委員会に関し必要な事項は、別に定める。 (倫理委員会の目的) 第3条 前 条 第 2 項 第 1 号 の 生 命・遺 伝 子 倫 理 委 員 会 及 び 第 2 号 の 疫 学 等 倫 理 委 員 会( 以 下「 両 倫 理 委 員 会 」と い う 。)は 、同 条 第 1 項 に よ り 付 託 さ れ た 研 究 計 画 等 の 倫 理 的 妥 当 性 等 に つ い て 、遺 伝 子 解 析 研 究 倫 理 指 針 、人 を 対 象 と す る 医 学 系 研 究 に 関 す る 倫 理 指 針 ( 平 成 26 年 12 月 22 日 文 部 科 学 省 、 厚 生 労 働 省 告 示 第 3 号 。以 下「 医 学 系 研 究 倫 理 指 針 」と い う 。)及 び 国 が 示 し た そ の 他 の 指 針 の 趣 旨 等に沿って審査することを目的とする。 (審議事項の付託) 第4条 総 合 研 究 科 長 は 、次 の 各 項 に よ り 各 委 員 会 に 審 査 を 付 託 す る も の と す る 。 - 1 - 総研425-00 2 生 命・遺 伝 子 倫 理 委 員 会 に 審 査 を 付 託 す る 研 究 計 画 等 は 、次 に 掲 げ る も の と す る。 (1) 遺 伝 子 解 析 研 究 倫 理 指 針 の 趣 旨 に 沿 っ て 審 査 す る 必 要 が あ る と 判 断 し た も の (医学系研究倫理指針の趣旨に基づく審査が含まれるものを含む。) (2) 総 合 研 究 科 長 が 、 特 に 総 合 的 か つ 慎 重 な 倫 理 的 妥 当 性 等 の 審 査 が 必 要 で あ る と判断したもの 3 疫学等倫理委員会に審査を付託する研究計画等は、次に掲げるものとする。 (1) 生 命 ・ 遺 伝 子 倫 理 委 員 会 の 審 査 対 象 と な ら な い 疫 学 研 究 計 画 と 判 断 し た も の (2) 生 命 ・ 遺 伝 子 倫 理 委 員 会 の 審 査 対 象 で は な く 臨 床 研 究 計 画 と も 判 断 さ れ な い も の ( ヒ ト ES 細 胞 に 関 す る 研 究 計 画 等 を 除 く 。 ) 4 そ の 他 、総 合 研 究 科 長 が 必 要 と 認 め る 事 項 の 審 査 を 両 委 員 会 の い ず れ か 、又 は 、 両方に付託することができる。 5 総 合 研 究 科 長 は 、医 学 系 に 所 属 し 、鹿 児 島 大 学 医 学 部 保 健 学 科 を 担 当 す る 教 員 又 は 鹿 児 島 大 学 学 術 研 究 院 医 歯 学 域 医 学 部・歯 学 部 附 属 病 院 学 系 に 所 属 す る 教 員 に よ る 研 究 計 画 等 に つ い て 、医 学 部 長 又 は 医 学 部・歯 学 部 附 属 病 院 長 か ら 審 査 依 頼があった場合は、該当する委員会に審査を付託することができる。 (審議事項) 第5条 2 両倫理委員会は、次に掲げる事項を審議する。 (1) 前条の規定により、総合研究科長から付託された事項 (2) 他の委員会に審査を委託することの要否に関すること。 (3) その他委員会が必要と認めた事項 前 項 第 2 号 の 規 定 に 基 づ き 、他 の 委 員 会 に 審 査 を 委 託 す る こ と を 決 定 し た 場 合 は 、研 究 等 の 実 施 に 携 わ る と と も に そ の 業 務 を 統 括 す る 者( 以 下「 研 究 責 任 者 」と いう。)に対しその旨を通知するものとする。 ( 生 命 ・遺 伝 子 倫 理 委 員 会 の 組 織 ) 第6条 生 命 ・遺 伝 子 倫 理 委 員 会 は 、 次 に 掲 げ る 委 員 を も っ て 組 織 し 、 男 女 両 性 で 構成する。 (1) 専 攻 長 1名 (2) 総 合 研 究 科 教 育 委 員 会 副 委 員 長 (3) 総 合 研 究 科 長 が 指 名 す る 医 学 系 又 は 歯 学 系 に 所 属 し 、 総 合 研 究 科 を 担 当 す る 教授 2名 (4) 外 部 の 有 識 者 等 2 4名 前 項 第 3 号 及 び 第 4 号 の 委 員 の 任 期 は 2 年 と し 、再 任 を 妨 げ な い 。た だ し 、委 員に欠員を生じた場合の補欠の委員の任期は、前任者の残任期間とする。 3 第 1 項 第 4 号 の 委 員 は 、総 合 研 究 科 代 議 員 会( 以 下「 代 議 員 会 」と い う 。)の 議を経て、総合研究科長が委嘱する。 4 第 1 項 第 4 号 の 外 部 の 有 識 者 等 と は 、倫 理・法 律 面 の 有 識 者 、科 学 面 の 有 識 者 及 び 市 民 の 立 場 の 者 と し 、2 名 以 上 は 倫 理・法 律 面 の 有 識 者 又 は 市 民 の 立 場 の 者 - 2 - 総研425-00 とする。 (疫学等倫理委員会の組織) 第6条 疫 学 等 倫 理 委 員 会 は 、次 に 掲 げ る 委 員 を も っ て 組 織 し 、男 女 両 性 で 構 成 す る。 (1) 専 攻 長 1名 (2) 総 合 研 究 科 長 が 指 名 す る 医 学 系 又 は 歯 学 系 に 所 属 し 、 総 合 研 究 科 を 担 当 す る 教授 3名 (3) 法 律 学 の 専 門 家 等 人 文 ・ 社 会 学 の 有 識 者 1名 (4) 一 般 の 立 場 を 代 表 す る 者 1名 2 前項第2号から第4号の委員の任期は2年とし、再任を妨げない。 3 前 項 の 委 員 に 、欠 員 を 生 じ た 場 合 の 補 欠 の 委 員 の 任 期 は 、前 任 者 の 残 任 期 間 と する。 4 第 1 項 第 3 号 及 び 第 4 号 の 委 員 は 、代 議 員 会 の 議 を 経 て 、総 合 研 究 科 長 が 委 嘱 する。 (委員長) 第8条 両倫理委員会に委員長を置き、それぞれ委員の互選により選出する。 2 当該倫理委員会委員長は、当該倫理委員会を招集し、その議長となる。 3 当 該 倫 理 委 員 会 委 員 長 に 事 故 が あ る と き は 、委 員 長 が あ ら か じ め 指 名 し た 当 該 倫理委員会委員が、その職務を代行する。 (委員会成立要件) 第9条 生 命・遺 伝 子 倫 理 委 員 会 は 、外 部 の 有 識 者 の 半 数 以 上 を 含 む 委 員 の 3 分 の 2 以 上 が 出 席 し な け れ ば 開 催 す る こ と が で き な い 。 た だ し 、 第 12 条 に 規 定 す る 審査を行う場合には、この限りではない。 2 2 疫 学 等 倫 理 委 員 会 は 、次 に 掲 げ る 要 件 の 全 て を 満 た さ な け れ ば 開 催 す る こ と が で き な い 。 た だ し 、 第 12 条 に 規 定 す る 審 査 を 行 う 場 合 に は 、 こ の 限 り で は ない。 (1) 自然科学の有識者を含む (2) 人文・社会科学の有識者を含む (3) 一般の立場を代表する者を含む (4) 外部の有識者複数名を含む (5) 男女両性で構成する (6) 5 名以上である (委員以外の出席者) 第 10 条 両倫理委員会は、審査の対象、内容等に応じて有識者に意見を求めるこ とができる。 2 疫 学 等 倫 理 委 員 会 は 、小 児 、障 害 者 等 を 研 究 対 象 者 と す る 研 究 計 画 等 の 審 査 を - 3 - 総研425-00 行 い 、意 見 を 述 べ る 際 は 、こ れ ら の 者 に つ い て 見 識 を 有 す る 者 に 意 見 を 求 め な け ればならない。 (議事) 第 11 条 両倫理委員会は、研究責任者又は研究等の実施に携わる関係者(以下「 研 究 分 担 者 」と い う 。)に 委 員 会 出 席 を 求 め 、申 請 内 容 等 の 説 明 及 び 意 見 を 聴 く ことができる。 2 審査の判定は、やむを得ない場合を除き、全会一致をもって決定する。 3 委員は、自己が関与する研究計画等に係る審査に加わることはできない。 (迅速審査) 第 12 条 当該倫理委員会は、審査の付託を受けたもののうち、次に掲げる事項に ついて、迅速審査できるものとする。 (1) 承 認 し た 研 究 計 画 等 の 軽 微 な 変 更 の 審 査 (2) 共 同 研 究 で あ っ て 、 既 に 主 た る 研 究 機 関 に お い て 、 倫 理 委 員 会 の 承 認 を 受 け た研究計画等を他の分担研究機関が実施しようとする場合の研究計画等の審 査 2 (3) 侵襲及び介入を伴わない研究計画等の審査 (4) 軽微な侵襲を伴い、かつ、介入を伴わない研究計画等の審査 前 項 の 審 査 は 、当 該 倫 理 委 員 会 委 員 長 が 、あ ら か じ め 指 名 し た 委 員 に よ り 行 う ものとする。 3 当 該 倫 理 委 員 会 委 員 長 は 、前 項 の 審 査 を 行 っ た 場 合 は 、審 査 結 果 を 、審 査 を 行 った委員以外のすべての当該倫理委員会委員に報告するものとする。 (審査判定の表示) 第 13 条 審査の判定は、次に掲げる表示により行う。 (1) 承 認 (2) 条 件 付 き 承 認 (3) 変 更 の 勧 告 (4) 不 承 認 (5) 非 該 当 (委員会の公開及び守秘義務) 第 14 条 当該倫理委員会が、必要と認めたときは、当該倫理委員会を公開するこ とができる。 2 委 員 は 、そ の 任 期 中 及 び 任 期 終 了 後 を 問 わ ず 、審 査 を 行 う 上 で 知 り 得 た 情 報 を 法令又は裁判所の命令に基づく場合など正当な理由なしに漏らしてはならない。 (記録等の保管) 第 15 条 研究責任者及び研究分担者は、研究に用いられる情報及び当該情報に係 - 4 - 総研425-00 る資料(以下「情報等」という。)を正確なものにしなければならない。 2 総 合 研 究 科 長 は 、人 体 か ら 取 得 さ れ た 試 料 及 び 情 報 等 の 保 管 に 関 す る 手 順 書 を 作 成 し 、当 該 手 順 書 に 従 っ て 、当 該 研 究 機 関 が 実 施 す る 研 究 に 係 る 人 体 か ら 取 得 された試料及び情報等が適切に保管されるよう必要な監督を行わなければなら ない。 3 研 究 責 任 者 は 、人 体 か ら 取 得 さ れ た 試 料 及 び 情 報 等 を 保 管 す る と き は 、前 項 の 規 定 に よ る 手 順 書 に 基 づ き 、研 究 計 画 書 に そ の 方 法 を 記 載 す る と と も に 、研 究 者 等 が 情 報 等 を 正 確 な も の に す る よ う 指 導・管 理 し 、人 体 か ら 取 得 さ れ た 試 料 及 び 情 報 等 の 漏 え い 、混 交 、盗 難 、紛 失 等 が 起 こ ら な い よ う 必 要 な 管 理 を 行 わ な け れ ばならない。 4 総 合 研 究 科 長 は 、当 該 研 究 機 関 の 情 報 等( 連 結 可 能 匿 名 化 さ れ た 情 報 に つ い て の 対 応 表 を 含 む )に つ い て 、可 能 な 限 り 長 期 間 保 管 さ れ る よ う 努 め な け れ ば な ら ず 、侵 襲( 軽 微 な 侵 襲 を 除 く 。)を 伴 い 、か つ 、介 入 を 伴 う 疫 学 研 究 を 実 施 す る 場 合 に は 、少 な く と も 、当 該 研 究 の 終 了 に つ い て 報 告 さ れ た 日 か ら 5 年 を 経 過 し た日又は当該研究の結果の最終の公表について報告された日から3年を経過し た 日 の い ず れ か 遅 い 日 ま で の 期 間 、適 切 に 保 管 さ れ る よ う 必 要 な 監 督 を 行 わ な け ればならない。 5 両 委 員 会 に お け る 審 査 経 過 及 び 判 定 は 記 録 と し て 保 管 し 、 保 管 期 間 は 10 年 間 とする。 (審査結果等の公表) 第 16 条 両倫理委員会の組織等に関し、公表すべき事項は、次に掲げるとおりと する。 (1) 両 倫 理 委 員 会 の 構 成 、 委 員 の 氏 名 、 所 属 及 び そ の 立 場 (2) 議 事 の 内 容 は 、 そ れ が 具 体 的 に 明 ら か に な る よ う に 公 表 す る も の と す る 。 た だ し 、前 条 第 5 項 の 記 録 に つ い て は 、研 究 等 の 対 象 と な る 個 人 、試 料 等 提 供 者 、そ の 家 族 等 の 人 権 、研 究 の 独 創 性 、知 的 財 産 権 の 保 護 等 に 支 障 が 生 じ る 恐 れ の あ る 部 分 は 、当 該 倫 理 委 員 会 の 決 定 に よ り 非 公 表 と す る こ と が で き る 。こ の 場 合 に お い て 、当 該 倫 理 委 員 会 は 、非 公 表 と す る 理 由 を 公 表 し な け れ ば な ら な い。 (申請手続及び判定の通知) 第 17 条 審査を請求しようとする者は、倫理審査申請書(別記様式第1号)を総 合研究科長に提出しなければならない。 2 総 合 研 究 科 長 は 、前 項 の 倫 理 審 査 申 請 書 を 受 理 し た と き 、当 該 倫 理 委 員 会 委 員 長 の 意 見 を 聞 い た 上 で 、第 4 条 の 規 定 に よ り 該 当 す る 倫 理 委 員 会 へ 審 査 を 付 託 す るものとする。 3 当 該 倫 理 委 員 会 委 員 長 は 、前 項 の 倫 理 審 査 を 速 や か に 開 始 し 、審 査 結 果 を 総 合 研究科長に報告するものとする。 4 総 合 研 究 科 長 は 、前 項 の 報 告 を 受 け た 場 合 、速 や か に 審 査 結 果 通 知 書( 別 記 様 - 5 - 総研425-00 式第2号)により研究責任者に通知しなければならない。 5 前 項 の 通 知 を す る に 当 た っ て は 、 審 査 の 判 定 が 第 13 条 第 2 号 、 第 3 号 又 は 第 4 号 で あ る 場 合 は 、そ の 条 件 又 は 変 更 若 し く は 不 承 認 の 理 由 等 を 記 載 し な け れ ば ならない。 (再審査) 第 18 条 研究責任者は、審査結果に対して異議があるときは、総合研究科長に異 議申立書(別記様式第3号)により、再審査を申請することができる。 2 前項の申請は、1回限りとする。 3 当 該 倫 理 委 員 会 委 員 長 は 、再 審 査 を 終 了 し た と き は 、速 や か に 再 審 査 結 果 を 総 合研究科長に報告するものとする。 4 総 合 研 究 科 長 は 前 項 の 報 告 を 受 け た 場 合 、速 や か に 再 審 査 結 果 通 知 書( 別 記 様 式第4号)により、研究責任者に通知しなければならない。 (実施計画の変更) 第 19 条 研 究 責 任 者 は 、承 認 さ れ た 研 究 等 の 実 施 計 画 に 変 更( 中 止 を 含 む 。)が 生 じ た と き は 、実 施 計 画 変 更 書( 別 記 様 式 第 5 号 )を 総 合 研 究 科 長 に 提 出 す る も の とする。 2 総 合 研 究 科 長 は 、前 項 の 変 更 に つ い て 必 要 が あ る と 認 め た と き は 、当 該 変 更 に かかる実施計画について、審査の手続きをとるものとする。 (実施状況等の報告) 第 20 条 総合研究科長は、生命・遺伝子倫理委員会で承認した研究等について、 研 究 責 任 者 に 対 し 、情 報 等 の 管 理 の 状 況 に つ い て 、研 究 開 始 年 度 を 含 む 1 年 毎 に 1 回 、実 施 状 況 等 報 告 書( 別 記 様 式 第 6 号 の 1 )に よ り 実 施 状 況 を 報 告 さ せ る も のとする。 2 総 合 研 究 科 長 は 、疫 学 等 倫 理 委 員 会 で 承 認 し た 研 究 等 に つ い て 、研 究 責 任 者 に 対 し 、前 項 で 規 定 す る 手 順 書 に 従 い 、情 報 等 の 管 理 の 状 況 に つ い て 、研 究 開 始 年 度 を 含 む 3 年 毎 に 1 回 、実 施 状 況 等 報 告 書( 別 記 様 式 第 6 号 の 2 )に よ り 実 施 状 況を報告させるものとする。 3 研 究 責 任 者 は 、前 2 項 の 規 定 に 関 わ ら ず 、研 究 を 終 了 若 し く は 中 断 又 は 有 害 事 象 若 し く は 不 具 合 等 が 発 生 し た 場 合 は 、速 や か に 実 施 状 況 等 報 告 書 に よ り 総 合 研 究科長に報告するものとする。 (外部有識者による実地調査) 第 21 条 総合研究科長は、生命・遺伝子倫理委員会で承認した研究等について、 イ ン フ ォ ー ム ド・コ ン セ ン ト の 実 施 状 況 、個 人 情 報 の 保 護 管 理 の 状 況 及 び 研 究 の 適 正 な 実 施 状 況 等 を 検 証 す る た め 、外 部 有 識 者 に よ る 実 地 調 査 を 実 施 す る も の と する。 2 総合研究科長は、前項の実地調査に係る調査担当者2名以内を外部の有識者 - 6 - 総研425-00 等から選任し委嘱するものとする。 3 実 地 調 査 は 、年 1 回 以 上 行 う も の と し 、総 合 研 究 科 長 は 当 該 研 究 等 に 関 す る 資 料を調査担当者に対し、提示するものとする。 4 総 合 研 究 科 長 は 、調 査 担 当 者 が 必 要 と す る 場 合 は 、研 究 責 任 者 又 は 研 究 分 担 者 を実地調査に協力させるものとする。 (モニタリング及び監査) 第 22 条 侵襲(軽微な侵襲を除く。)を伴い、かつ、介入を伴う疫学研究を実施 する研究責任者は、モニタリング及び監査を実施しなければならない。 2 前 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、研 究 科 長 が 必 要 と 認 め た 研 究 課 題 に つ い て は 、モ ニ タリング及び監査を実施する。 (実施計画の中止及び変更命令) 第 23 条 総合研究科長は、承認した研究等について研究責任者に対し、実施状況 報 告 等 の 結 果 必 要 と 判 断 し た 場 合 は 、研 究 等 の 実 施 計 画 の 改 善 、中 止 又 は 変 更 を 命ずるものとする。 (教育及び研修) 第 24 条 総合研究科長は、疫学研究に関する倫理並びに疫学研究の実施に必要な 知識及び技術に関する教育及び研修を研究者等が受けることを確保するために 必 要 な 措 置 を 講 じ る も の と し 、自 ら も こ れ ら の 教 育 及 び 研 修 を 受 け な け れ ば な ら ない。 2 総 合 研 究 科 長 は 、ヒ ト ゲ ノ ム・遺 伝 子 解 析 研 究 の 実 施 に 先 立 ち 、研 究 者 等 が ヒ ト ゲ ノ ム・遺 伝 子 解 析 研 究 の 倫 理 そ の 他 ヒ ト ゲ ノ ム・遺 伝 子 解 析 研 究 の 実 施 に 必 要な知識に関する教育及び研修を受けることを確保するために必要な措置を講 じなければならない。 3 疫 学 等 倫 理 審 査 委 員 会 の 委 員 及 び そ の 事 務 に 従 事 す る 者 は 、審 査 及 び 関 連 す る 業務に先立ち第1項の教育及び研修を受けるものとし、その後も適宜継続して、 教育及び研修を受けなければならない。 4 研 究 責 任 者 そ の 他 の 研 究 の 実 施 に 携 わ る 関 係 者 は 、研 究 の 実 施 に 先 立 ち 第 1 項 の 教 育 及 び 研 修 を 受 け る も の と し 、研 究 期 間 中 も 適 宜 継 続 し て 、教 育 及 び 研 修 を 受けなければならない。 (事務) 第 25 条 両倫理委員会の事務は、医歯学総合研究科等総務課において処理する。 (雑則) 第 26 条 この規則に定めるもののほか、両倫理委員会に関し必要な事項は、当該 倫理委員会において別に定める。 - 7 - 総研425-00 (規則の改廃) 第 27 条 こ の 規 則 の 改 廃 は 、専 攻 会 議 、生 命 ・遺 伝 子 倫 理 委 員 会 又 は 疫 学 等 倫 理 委 員 会 の い ず れ か に よ り 発 議 さ れ 、 生 命 ・遺 伝 子 倫 理 委 員 会 及 び 疫 学 等 倫 理 委 員 会 の議を経て、教授会の承認を得なければならない。 附 則 こ の 規 則 は 、平 成 16 年 4 月 14 日 か ら 施 行 し 、平 成 16 年 4 月 1 日 か ら 適 用 す る 。 附 則 この規則は、平成 21 年 12 月2日から施行し、平成 21 年 11 月1日から適用する。 附 則 こ の 規 則 は 、 平 成 25年 4 月 3 日 か ら 施 行 し 、 平 成 25年 4 月 1 日 か ら 適 用 す る 。 附 則 1 こ の 規 則 は 、 平 成 27 年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。 2 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科生命倫理・遺伝子解析研究倫理委員会規 則( 平 成 16 年 医 歯 研 規 則 第 20 号 )、鹿 児 島 大 学 大 学 院 医 歯 学 総 合 科 疫 学 研 究 等 倫 理 委 員 会 規 則( 平 成 16 年 医 歯 研 規 則 第 21 号 )並 び に 鹿 児 島 大 学 大 学 院 医 歯 学 総 合 研 究 科 総 合 研 究 科 生 命 倫 理・遺 伝 子 解 析 研 究 倫 理 委 員 会 専 門 小 委 員 会 及 び 疫 学 研 究 等 倫 理 委 員 会 専 門 小 委 員 会 規 則( 平 成 16 年 医 歯 研 規 則 第 22 号 )は 、廃 止 する。 - 8 -
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