蓄光・夜光 塗料 (菱晃ブルー) 蓄光、夜光塗料(菱晃ブルー)は今までの蓄光塗料と違い、水に濡 れてもほとんど加水分解を起こさず蓄光の特性を維持する事が出来 るので屋外に使用する事が可能です。 今回は屋内と屋外に手軽に使用出来る「水性タイプ」と、屋外で長 期間の使用に耐えられる「油性ウレタン 2 液タイプ」の2タイプを 用意しました。 ※写真は油性ウレタン 2 液タイプ 特徴 水性タイプ 油性タイプ(ウレタン系の樹脂を使った 2 液タイプ) 硬化後被膜が強く水にほとんど溶けないので外壁に 硬化後被膜が強固で耐候性に優れているので水性タイ も使用できる。 プより表面に光沢があり長持ちする。(自動車の塗装な 水で溶けるので作業環境を選ばず、手軽に塗れる。 どに使用される) 空気乾燥なので外気温度によって乾燥時間が変わる。 2液タイプとは着色するための主剤とそれを固める為 (気温が高いほど、湿度が少ないほど乾燥が早い) の硬化剤から成り立つため、一般の空気乾燥と異なり 硬化剤による化学反応によって硬化、乾燥します。 臭いが少なく室内、屋外での使用が可能。 ウレタンシンナーで溶くので臭いが強いため室内には 向かない。 塗装用具が水洗いで済むので手入れが楽。 気温による影響はあるものの低温でも硬化する。 硬化剤を特殊な物に変更する事により軟性被膜にもで きる。 ※水性、ウレタンがありますが塗装面の素材によっては 他の溶剤タイプを用意することも可能です。 作業手順 塗装面の穴、出っ張りが際立つ場合はこれを平らにする。(パテ埋め、サンダー掛け等) 塗装前に塗装面の清掃、脱脂。 必要があればシーラー、プライマー等を塗る。 下地の白を塗る。 蓄光塗料を塗る。(通常 2 回) オーバーコート、クリヤーを塗る。(紫外線吸収剤の入っていない特殊なコート剤) (例)コンクリートへの作業工程は以下のようになります。 断面図 ① シーラー 塗装 ルミライトクリヤー(ウレタンタイプ) ② 下地白:V トップ 塗装 スーパー夜光塗料(菱晃ブルー)ウレタンタイプ 2回塗り ③ スーパー夜光塗料(菱晃ブルー) ウレタンタイプ 2回塗り 下地白:V トップ(ウレタンタイプ) ④ ルミライトクリヤー 塗装 シーラー塗装 ウレタンタイプ の順です。 コンクリート 本製品は株式会社菱晃の蓄光顔料を使用した、シンロイヒ株式会社の製品です。 塗装仕様書(塗装手順) 塗装方法 ローラー、 スプレーガン スーパー夜光塗料(菱晃ブルー)ウレタンタイプ作業工程 素地調整 手動・電動工具を用いてケレン後、 ゴミ、水分、油脂分をウエス、 シンナ ー除去し、乾燥した清浄な面にする。 シーラー 塗装 塗装面によって使用 次工程間隔24時間以上7日間以内 下地:V トップ白色 塗装 白色(Vトップ)主剤80硬化剤20(重量比) 希釈率5∼10% 次工程間隔16時間以上48時間以内 スーパー夜光塗料(菱晃ブルー)塗装 ウレタンタイプ 2回塗り ルミライトクリアー 塗装 (蓄光専用のクリヤー。他のクリヤーを使うと蓄光塗料が 発光しなくなる可能性があります。) 蓄光(ウレタン)主剤90硬化剤10(重量比) 希釈率10∼20% 次工程間隔16時間以上48時間以内 ルミライトクリアー(ウレタン)主剤80硬化剤20(重量比) 希釈率5∼10% 次工程間隔24時間以上48時間以内 注意事項 下塗塗料0,10∼0,13(kg/㎡/回) 蓄光塗料0,10∼0,15(kg/㎡/回) 希釈にはVトップウレタンシンナーをお勧めします。他の種類の溶剤 シンナーを使用すると硬化不良、異常硬化を起こす場合があります。 いかなる状況(気温湿度) においても硬化剤の配合率は一定です。 木、 コンクリート、金属同じ材質であっても密着が異なる場合がありま す。 塗料は内容物が均一になるように攪拌して使用してください。 外気温は20度設定です。10度以下の場合は乾燥促進剤が必要にな ります。 塗装時の降雨、降雪、強風は避けてください。 塗装時の環境が湿度が85%以上、気温5度以下の場合結露などによ り乾燥過程で種々の欠陥を生じることがあります。 (塗装不可) 換気を十分に行ってください。
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