ビルダンシール GB - 施工方法及び注意事項

ビルダンシール GB - 施工方法及び注意事項
1.目地の清掃
◆ビルダンシール GB を施工充填する箇所は,ビルダンシール GB の接着阻害するおそれのある水分,油分,塗料,サビ,
不純物 及び塵埃等を取除き清掃してください。
2.バックアップ材について
◆バックアップ材は,目地の深さを調整し,充填されたビルダンシール GB が底部に密着し,三面接着にならないように目地の
底部に取付けます。
◆丸型バックアップ材を使用する際は,目地寸法と同一寸法かやや大き目(+1~2㎜)の物をねじれないように,又適正
な目 地深さになるように入れて下さい。
3.マスキングテープ貼り
◆ビルダンシール GB を目地に充填する場合,目地周辺の汚れ防止と充填部の仕上りをきれいにするためにマスキングテープを
使用して下さい。
◆マスキングテープは粘着剤が目地周辺部に残らないものを選定して下さい。
4.プライマー塗布
◆ビルダンシール GB の接着体との接着性をよくするために,P#3 プライマー塗布が必要です。 清浄な乾燥させた下地にハケ で被着面に均一に塗布して下さい。
5.ビルダンシール GB の混合(主剤と硬化剤の混合)
◆ビルダンシーリング材の混合率は主剤 : 硬化剤=10 : 1(重量比)となっておりますので,主剤の入った缶の中に硬化
剤を全量移して混合します。
(専用混合機がない場合は主剤 ・ 硬化剤ともベニヤ板その他に全量移して金ベラ等を用いて手で混合して下さい。)
◆量が多い場合は専用 20 L 用混合機を使用して下さい。 攪拌時間は約20分間(反転を数回入れる)で十分混合し ているはずですが,攪拌を終了する前に硬化剤の白色が残っていないことを確認して下さい。
(※混合機推奨メーカー ミキスタ工業㈱ ) TEL 047(366)5131 ㈹
6.目地への充填
◆コーキングガンを使用し,空気を巻き込まないように装填します。 目地の大きさに合ったノズルを用い,目地の深部までノズル
の先端を置き,空隙ができないようにコーキングガンから吐出させ,一定速度で移動させます。
◆ビルダンシール GB の可使時間は(温度によって異なりますが)約 1 時間であるため,この時間内に充填を終了して下さい。
7.ヘラ押えおよび仕上げ
◆ヘラ押えは目地の中に充填したビルダンシール GB に空気が混入したり,被着面に空隙ができないようにビルダンシール GB の
厚さを調整し,打ち残しやはみ出しを補正するともに外観を整え,さらには被着面に対して十分になじませ付着させる意味で,
ヘラまたはナイフなどにより仕上げを行います。
8.マスキングテープの除去
◆仕上げが終了したのち,直ちに取りはずして下さい。
9.その他
◆使用した道具類は1日の仕事が終了したら,直ちにトルオールまたはキシロールなど溶剤で洗浄しておいて下さい。
20141101
TEL: 03-3968-2301
URL:http://www.towaltd.co.jp
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