ぶどう畑2014年秋号 - WordPress.com

〈秋号〉
狭山キリストの教会 No.52
2014.9.7 発 行
「狭山キリストの教会のルーツを訪ねて」
牧師:会田 武
この夏 7/21-8/7 まで、6 年ぶりに米国オレゴン州ポートランド
その時、キャロル先生が、スマホで一枚の写真を見せて下さ
を訪問する機会を得た。今回の訪米では、私たちの教会を開
った。1947 年にフリーナー夫妻が赤ちゃんのスティーブン先生
拓して下さったフリーナー先生ご家族にお目にかかることが目
を抱いて、ターナー記念礼拝堂の前で写した写真だった。日本
的の一つだった。まず、懐かしいスティーブン先生、キャロル先
宣教を前に、オレゴンのチャーチ・オブ・クライストから、祈りをも
生が私たちの滞在先に迎えに来て下さり、共に昼食をいただき
って送り出して
ながら、狭山教会の話題で盛り上がった。それから、ポートランド
もらった時の写
から南に一時間ほど車で運転した所にあるターナーという小さ
真だ。壮行会
な町に連れて行って下さった。近辺にある介護老人ホームにヴ
のようなものだ
ァージニア先生をお見舞いしたあと、「ターナー・リタイアメント・
ったのだろう
センター」という引退した牧師、宣教師のためのホームに 93 歳にな
か?または、世
るジュリアス・フリーナー先生お訪ねした。ジュリアス先生は動作こ
界宣教大会か、
そゆっくりであったが、大変
宣教師大会の
お元気なご様子で、補聴器
ようなものだったのかもしれない。当時二十代半ばのフリーナー
もなくごく普通にお話しする
夫妻は、戦後間もない日本宣教を前に、人々にそのビジョンを
ことができた。寛容そのもの
分ち合い、祈りと支援を求めたに違いない。
の笑顔で、私たちの来訪を
「どうぞ、神様。今遣わされるこの若き家族を守り、祝福して下
心から喜んで下さった。
さい!」そんな真摯な祈りが捧げられたはずだ。フリーナー宣教
さて、ターナーホームのすぐ隣には「ターナー記念礼拝堂
師ご家族が来日したのはその 3 年後の 1950 年であった。
(Turner Memorial Tabernacle)」という大きな建物があった。
日本人が救われますように!という送り出す側の真摯な祈りと
建物の正 面には ” GO YE INTO ALL THE WORLD AND
願い。フリーナー宣教師を送り出し、支え続けた教会と、人々の
PREACH THE GOSPEL TO EVERY CREATURE.”(全世界に
存在を目の当りにした思いだった。だとすれば、今狭山教会に
出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい)との
集う私たちは、その「祈りの答え」と言える。誰かが祈ってくれ
マルコ 16 章 15 節の
た!私たちの救いのために!この祈りによる宣教師の送り出し
み言葉が掲げられ
がなければ、今、ここに私たちの教会はなかった!そう思うと熱
ていた。世界宣教
い感謝の思いが込みあげてきた。
を目的に 1891 年に
私たちは祈られている!今回の訪米で気付かされたことは、
建立された建物だ
私たちの教会の開拓を願って、フリーナー宣教師を背後で支え、
そうだ。スティーブン先生の話しによると、ここでは昔よくキリスト
祈り続けてきた教会と人々の存在だ。それは、氷山の下に潜り
の教会の”Camp Meeting”が行われたそうだ。人々は周辺の町
込んで、下から働きを支えた 90%もの人々の姿である。しばしば
や村から馬車でやってきて、そこでテント張り、寝泊まりしながら
私たちの今の生活は、多くの方々、そしてしばしば見も知らずの
数週間にわたり、世界宣教を覚えつつ、み言葉の説きあかしや
方々の尊いお支えと犠牲の上に成り立っていることに改めて気
祈りの集会が持たれたのだそうだ。
付かせてくれた。感謝。
7/12
目をキラキラ輝かせながら、思いっきりジャンプして歌ってく
サマー・イングリッシュ・フィエスタ!
れる子ども達の姿!賛美の中にすんでくださるイエス様が、そ
のど真ん中で一緒にジャンプしてくださっているようです。
ベドウ 路得子
イエスにさわっていただこうとして、人がその幼子
たちを、みもとに連れて来た。ところが、弟子たちが
それを見てしかった。しかしイエスは、幼子たちを呼
び寄せて、こう言われた。「子どもたちをわたしのとこ
ろに来させなさい。止めてはいけません。神の国は、
このような者たちのものです。まことに、あなたがたに
先生方、スタッフの皆さん、また祈りをもって支えてくだ
さったお一人お一人のお働きに神様は、両手をひろげて
「ありがとう!」そう言ってくださっているに違いありません。
そして、その働きは、祈りは、神様の御前に決して無駄で
はないことを信じます。あの子ども達の心の畑に、御言葉
の種が蒔かれました。イエス様の愛の光が照らされ、天か
らの恵みの雨が注がれ、時が来たら、必ず芽が出て美しい
花が咲き、神様の御栄光を現す実をならせることでしょう。
告げます。子どものように神の国を受け入れる者でな
ければ、決してそこに、はいることはできません。」
♪ I have a friend who loves me, who loves me
and Jesus is His name ♬
(ルカ福音書18章15節―17節)
私を愛してくれる友がいる。それはイエス様!
2014年7月12日(土)多くの子ども達のアンコールにこたえ
て、「サマー・イングリッシュ・フィエスタ」が開催されました。
何と力強い真理でしょう!「私を本気で愛してくださる友が
いる。決して私を裏切らない。決してわたしを見捨てない。
♪ I have a friend who loves me, who loves me
私のために命まで投げ出してくださる。それはイエス様!」
and Jesus is His name ♬
一人でも多くの子ども達にこの真理を伝え続けなくては!
私を愛してくれる友がいる。それはイエス様!
そう祈らされます。
光 vs 闇
都市部またはその近郊では
完全な闇を経験するのは困難です。しかし、
私の田舎では可能です。田舎では、夜の外出は月星の明かり
に頼ります。それらが無ければ、目隠しをされて歩いているようで、直ち
に何かにぶち当たってしまいます。それを避けるために、ランプがあり
ます。ランプに火を灯すために、マッチを擦ると・・・あら、不思議、
今までそこに居た闇がどこかへいってしまったのです。
ランプに火が灯るならば、そこはもう光の世界。
光は常に闇に打ち勝つのです。
長南 憲章
わたしは、世の光です。わたしに従う者は、
決して闇の中を歩むことがなく、いのちの
光を持つのです。(ヨハネ書8章 12 節)
受洗おめでとうございます!
この夏、二人の姉妹が洗礼に与りました。心よりおめでとうございます!
私たちと共に主の恵みの中を歩んでいきましょう!
7月12日 高橋祐子 姉
8月31日 水木公子 姉
洗礼を受けて
谷川の水の冷たさと緊張で心臓がドキドキし、このまま頭
水木 公子
8月31日(日)夏の最後の日に名栗川で洗礼を受けま
した。会田先生から、川でも洗礼が受けられることをうか
まで水に入り心臓が止まってしまったらどうしようと思いま
した。鼻をつまみひじを持ってザブン、洗礼は一瞬でし
たが、生まれ変わったような気がします。
がってからのあこがれでしたが、牧師夫妻が何度も様子
水から上がり皆さんの温かい祝福の言葉に迎えられ、
を見に行ってくださったことが分かり、恐縮の中、感謝し
温かい紅茶とドナさん手作りのブラウニ―で少しほっとし
ています。教会から車で45分、想像をはるかに超えた山
ました。そして、帰り道で寄ってくださった有馬ダムでやっ
間の谷川、教会の皆さんが車5台で見守りに来てくださり、
と落ち着き、この夏の最後の日は、素晴らしい蒼い山と
緊張と自然に圧倒されながら誓いを立てました。足元の
山を映す緑の澄んだ水の記憶と共に、一生忘れられな
ずっと下の方で白く渦巻いている川に連れられて入ると、
い感謝の日となりました。
8/19-21
キリストの教会全国大会@葉山
全体会、男性・婦人等の分科会、オプショナルツアー、
賛美礼拝、講演、等の豊富なプログラムが組まれ恵み
に満ちていました。
三浦 増男
第65回キリストの教会全国大会は、2014年8月19日
~21日まで神奈川県三浦半島葉山の湘南国際村セン
ターにて、「恵みの上に、更に恵みを」というテーマの基
に開催されました。
北海道~沖縄まで全国38の教会から約117名の
方々が参加され天候も祝され
ました。
名古屋西キリストの教会・湯瀬誠先生の講演では、
「女子平均台は幅10㎝、長さ5mの道であるが、私達は
イエス様の道を転がっている」という話が有りました。
私達が日々何気なく送っている信仰生活も、外から見
ると女子平均台のように細く険しい道かも知れませんが、
神様の恵みと支えによって落下する事なく転がる事が出
来る。…と思います。
全国大会は、景色等を鑑
私達 の 教会 か ら は 、会 田
賞する旅行とは違い、御言
武・ドナ、山口修・麻岐子、山
葉を中心に兄弟姉妹と親密
口宣枝、小川和子、吉沢由
な交わりが出来ますので、参
記子、中野正治、松田温枝、
加する事により普段の「恵み
広野富雄(一部)、三浦増男・
の上に、更に恵みを」受ける
忍耐子、(敬称略)の12名が参
事が出来ます。
加しました。
大会は、初日の受付~3日目の解散まで、開会式、
恵みの広場、子供向け大会学校、青年会、早天祈祷会、
大会に参加されなかった
方々も、主の満ち溢れる豊かさの中から「恵みの上に、
更に恵みを」受ける事が出来ますように。
『我が家の毎日』
いように感じる。その通りにできれば、素晴らしい。と毎回
学び反省しつつ、普段の生活に戻るとイライラが爆発し、
原 真実
子供を怒鳴ってる瞬間は、私には全く余裕がなく、神様
我が家は長男が5歳、長女が3歳、次女が9ヶ月。賑や
すら忘れている。
か過ぎる毎日。とても幸せな事だと知っているのだが、、、
この著書には、怒りにどう取り組むべきか、いくつかの方
実態は、朝6時から組み合わせを替えては、誰かしら、
向性から提案している。しかし、『怒りのコントロールの仕
泣いている。それも珍獣のような泣き方をわざとする子が
方を学んだとしても、間違いなく、私達はそれでもまた、同
いる。「あれ、静まり返った!」と家事をしている最中に、
じ失敗をする時が来る。』『子供を怒鳴ったり、心を傷付
はっと異変に気づくと、カーテンにぶら下がって、カーテン
けてしまったら、すすんで謝り、その時、自分が言ったこと
レールと共に長女が落ちて来たりする。次女は、便の中か
は間違いだったと認めましょう』とのこと。従って、私は、積
ら折り紙の破片が出てくる。座ろうとした瞬間、私の椅子
極的にこちらを実践している。そして子供の心を傷付けて
を長男がサッと引き、強く尻餅をつき、尾てい骨を打撲、
しまった結果、それを癒してもらえるよう神様に祈るのだ。
3週間痛みに苦しまされる。次から次へと異常事態の対応
ヤコブの手紙1章19節「誰でも、聞くには早く、語るには
に追われる日々。世の中では、沢山事件が起きているが、
遅く、怒るには遅いようにしなさい。」の助言を胸に、今日
私にとっては、「事件は、絶えず家の中で起きている。」
も一日がまもなく始まろうとしている。
毎月第2日曜日は、『見つけた子育てのよろこび』をガ
・・・
イドに、神様を通しての子育ての学びを教会の姉妹達と
している。神様を通しての子育ては、非常にハードルが高
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編集後記
<秋の行事予定>
「天高く馬肥ゆる秋」がやってきました!果物
9/30 ベイキングクラス
の美味しい秋。新米の炊き立てご飯も格別で
9/30~10/3 OBSデー@信州バイブルキャンプ
す。スポーツに、芸術に、読書に、「秋」は何
10/18 チャリティー・フェスティバル
10/28 ベイキングクラス
模擬店、フリマ、
11/16 墓前礼拝
パフォーマンス
11/30 証し礼拝
など大歓迎!
をやっても気持ちの良い季節です。私にとっ
ては引き続き介護の秋となりそうですが、「何
事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの
人にもそのようにしなさい。」(マタイ書7章12
節)の言葉を胸に、主人の母と私の両親に寄
り添えればいいなと思います。(C.M)
C.M)
発 行 :狭山キリストの教会
◇ 集 会 案 内 ◇
発行人 : 会田 武
日曜第一礼拝……日曜
日曜第二礼拝……日曜
キッズクラブ……日曜
聖 書 研 究 会……日曜
シャロンの会……火曜
水 曜 礼 拝 ……水曜
祈 祷 会 ……水曜
編 集 : 教会報編集委員会
*どの集会にもお気軽にお越しください!
〒358-0053 埼玉県入間市仏子 200-1
Tel & Fax : 04-2932-5887
Email:[email protected]
9:00~10:15
10:45~12:00
10:45~12:00
9:00~10:15
10:00~12:00
11:00~12:00
20:00~