特別支援教育の学術イベント 第1回 授業づくりのヒントがたくさん!! ポスターを間に発表者と参加者が共に協議を深めていく <ポスター発表領域> 教科領域 ・国語で俳句検定 ・図工で体験を表現 する・・・ 日 時 場 所 生活領域 職業領域 その他 ・ピザトースト名人 ・電話の受け方検定 ・タブレット検定・・・ ・喫茶サービス検定 ・紙すき名人 ・マット編み名人・・・ ・公開講座の取組 ・修学旅行の在り方 ・新教育課程・・・ 12月2日(水) 平成27年 15:40~17:00 ※どの時間帯からでもご参加いただけます。 県立小出特別支援学校 体育館 【設立趣旨】 新潟県魚沼地区の特別支援教育の充実を願い、各 学校で取り組まれている研究や実践を紹介し合い、 相互に特別支援教育の情報を得たり、専門性を高め たりする場として研究学会を設立しました。多くの 学校の教育実践を学び、特別支援教育の実践力を高 めていきましょう。 <お問い合わせ先>※資料を希望される方はご連絡を! 新潟県立小出特別支援学校 〒946-0035 新潟県魚沼市十日町1738-2 TEL:025-792-5412 FAX:025-792-9270 E-mail:[email protected] 担当:大出真水子 教科領域 テーマ1:「重複児童の表出の理解を深める教師の 関わり」 対象児童生徒 小学部 重複障害学級 小学部重複学級の「自立活動」では、気持ちの表出を引き出すための学習に取り組み 概 要 ました。心地よさを感じられる足湯、スキンシップ、気持ちを代弁する声かけなどの手だて を講じて、児童の反応を表情だけでなく脈拍などバイタル変化からも読み取りました。実 践をもとに重度障害児の評価について紹介します。 発表者(所属) 角屋 香里 小堺 遥 (小出特別支援学校) テーマ2:「思い出の公園を描く!~体験したことを 造形表現する~」 対象児童生徒 小学部 低学年 小学部低学年の「図工」では、体験したことを表現する学習に取り組みました。イメージ 概 要 が消えぬよう何度も八色公園に出かけたり、ビデオや画像で振り返ったりして、教室いっ ぱいをキャンバスにダイナミックに色付けしました。その表現用具としてローラーや刷毛な どの使い方を指導しました。その指導プログラムと評価票を紹介します。 発表者(所属) 杉本 周栄 石川 信也 小山 光 宮嶋 枝里 (小出特別支援学校) テーマ3:「五・七・五のリズムで気持ちを表現した 俳句作り」 対象児童生徒 中学部 3年 中学部3年の「国語」では、自分の思いや気持ちを表現する力を高めるために、俳句作 りに取り組みました。語彙を増やすために表情のイラストにふさわしい言葉を学んだり、生 概 要 徒の興味・関心の高い擬態語・擬声語を取り入れたりしました。俳句の型やリズムを楽し みながら、気持ちを表現する語句を用いたオリジナル俳句の指導プログラムと評価票を 紹介します。 発表者(所属) 保坂 吉彦 行方 幸恵 田原 美紀 (小出特別支援学校) 生活領域 テーマ4:「一人で作るピザトースト名人」 対象児童生徒 小学部 高学年 小学部高学年の「家庭生活」では、一人でピザトーストを作ることができる力を目指しま した。教師は試作を繰り返してピザトーストを作る工程を分析し、誰もが同じ方法で教える 概 要 ことができる指導プログラムを開発しました。ピーマンやハムを切る等、児童が取り組み やすい手順と評価の観点を明らかにし、ピザトースト名人を目指しました。物理的構造化 や視覚的援助を工夫し、キッチンばさみやオーブントースターを使って、一人でできる調 理を紹介します。 発表者(所属) 関 恵 渡邉 秀人 関 理恵 (小出特別支援学校) テーマ5:「自分の世界を広げるタブレット機器の 使い方」 対象児童生徒 中学部 1年 中学部1年の「社会生活」では、余暇の充実としてタブレット端末を一人で使う学習に取 り組みました。タブレット機器を操作し、インターネット上の自分の欲しい情報を集めたり、 概 要 安全に使う力を身に付けることを目指しました。機器やソフトの使い方の工程を分析・整 理し、誰もが同じ方法で教えることができる指導プログラムを開発しました。また、何がど のくらいできるとよいか評価の観点を明確に、学習の履歴が分かる評価票を紹介します。 発表者(所属) 村山 優美 上村 剛司 林 いつき 行方さち子 (小出特別支援学校) テーマ6:「上手な電話の受け方、メモの取り方、 伝言の伝え方」 対象児童生徒 中学部 2年 中学部2年の「家庭生活」では、自信をもって電話を受けることができる力を目指しまし 概 要 た。適切な言葉遣いでの基本的な受け答え、大事なことをメモすること、メモした内容を本 人に伝える力を分析し、オリジナルの指導プログラムと評価票を開発しました。自信をもっ て電話を受ける生徒の姿を紹介します。 発表者(所属) 武藤 哲也 桑原 汐里 (小出特別支援学校) 職業領域‐1 テーマ7:「分かった!できた!喫茶サービスで立派な 社会人へ第一歩」 対象児童生徒 高等部 「職業技能」 (職業グループ) 高等部「職業技能」の職業グループでは、喫茶サービスの基本を学ぶ学習に取り組み ました。「分かった!できた!喫茶サービスで立派な社会人へ第1歩」 概 要 喫茶サービスの基本を初めて学ぶ生徒への効果的な指導に向けて、姿勢や立ち居振 る舞い等指導内容・指導方法を分析し精選しました。生徒が知識と技能、そして自信を高 めたオリジナルの指導プログラムと検定票を紹介します。 発表者(所属) 堀 真由実 峯村 淳 大森眞喜子 田野辺智光 (小出特別支援学校) テーマ8:「マット編み・さをり織りの上達を促す視覚 的援助とオリジナル作業日誌」 対象児童生徒 高等部 「職業技能」 (布クラフトグループ) 高等部「職業技能」の布クラフトグループでは、マット編みやさをり織りに取り組んでいま す。さをり織りとマット編みの作業工程を分析し、指導ポイントを検討しました。生徒自身 概 要 が製品の質の良し悪しを判断できるように、視覚的な援助カードを活用しました。また、毎 時間オリジナルの作業日誌で製品の品質アップのポイントを確認できるよう、作業日誌に スキルの視点を加え、評価を繰り返しました。生徒が上達していく姿を紹介します。 発表者(所属) 滝沢 雅志 池田 美香 恩田のぞみ (小出特別支援学校) テーマ9:「分かって、上達!紙すき名人」 対象児童生徒 高等部 「職業技能」 (エコクラフトグループ) 高等部「職業技能」のエコクラフトグループでは、牛乳パックをリサイクルしてはがきと コースター作りに取り組みました。まず、生徒に作業工程と完成度の高い製品について理 概 要 解させます。そして、教師が品質向上のための作業工程や道具の使い方を分析し、生徒 が一人で質の高い製品作りができる指導プログラムを開発しました。生徒が成功率を高 めるためのポイントや用具の工夫、どこまでできればよしとするか評価規準を明確にして 製品の質を高めた実践を紹介します。 発表者(所属) 三浦 雅人 木村 尚裕 (小出特別支援学校) 佐藤 彩子 遣水 麻美 山本めぐみ 大出真水子 職業領域‐2 テーマ10:「接客での臨機応変な対応」 対象児童生徒 高等部 「職業技能」 サービス班(接客) 高等部「職業技能」のサービス班では、喫茶サービスでのお客様への臨機応変な対応 を学習しました。文化祭でのカフェ開店に向けて、お客様への丁寧な接客とはどのような 概 要 ものかについて考えました。お客様からの質問や苦情、ハプニング等にどのように対応す るか具体的に確認し、実践するための練習に取り組みました。校内検定を行うことで、生 徒の達成度や課題を明らかにし、実践力の向上を目指した取組を紹介します。 発表者(所属) 加藤 侑子 中沢 誠 佐藤 正高 (小出特別支援学校 川西分校) テーマ11:「WORDソフトを駆使し、正確で速い文書 作成」 対象児童生徒 高等部 「職業技能」 サービス班(事務) 高等部「職業技能」のサービス班では、WORDソフトを使い、速く正確に文書を作成す る取組を行いました。生徒の習熟度に合わせて、校内検定を文書作成、文章入力、文字 概 要 入力の3種類に分けることで、生徒が自分の目標を明確にもって、課題に挑戦することが できました。ビジネス文書実務検定の合格を目指して、文字入力の速さと正確性の向上、 書式設定やレイアウト等の文書作成スキルの獲得を狙った校内検定の取組について紹 介します。 発表者(所属) 大越 洋一 渡邊 渚 (小出特別支援学校 川西分校) テーマ12:「目標をもって目指した紙漉きの達人」 対象児童生徒 高等部 「職業技能」 クラフト班 高等部「職業技能」のクラフト班では、牛乳パックをリサイクルして紙漉き作業に取り組 んでいます。生徒が自分の活動に見通しをもち、主体的に活動する力の向上を目指しま 概 要 した。一人で紙漉きから準備や片付けを行う工程を分析し、指導プログラムと検定票を開 発しました。生徒は紙漉き検定の評価をもとに明確な目標をもち、課題をクリアするため に作業に取り組む姿など、生徒の変容を紹介します。 発表者(所属) 市橋 佑太 (小出特別支援学校 川西分校) テーマ13:「牛乳パックから一人で作る紙漉の材料」 対象児童生徒 高等部 「職業技能」 クラフト班 高等部「職業技能」のクラフト班では、紙漉の材料となる牛乳パックを切り開き、短冊状 に切り分けるまでを一人で行う力を目指しました。効率よく作業が行えるように、道具の配 概 要 置などを工夫し、各工程のやり方や注意点を整理して、検定の評価項目としてまとめまし た。生徒が目標時間内に終了するために繰り返し練習し、成長していった様子を紹介しま す。 発表者(所属) 野本 将 (小出特別支援学校 川西分校) その他 テーマ14:「公開講座の取組~ニーズに応える地域 支援~」 特別支援教育に関するニーズに応える地域支援を目指して公開講座を行いました。昨 概 要 年度市内の小中学校園を対象に特別支援教育に関するニーズ調査を行い、児童生徒理 解のための発達検査や指導・支援に関するニーズが高いことが明らかとなりました。地域 のニーズに応えた「公開講座」の取組について紹介します。 発表者(所属) 吉橋 哲 板垣恵美子 我田亜矢子 (小千谷総合支援学校) テーマ15:「『修学旅行改革』~観光旅行から体験型 職業旅行」 これまで高等部の修学旅行は、小中学部と同じ観光旅行でテーマパークや乗り物が主 概 要 でしたが、職業教育を中心とする高等部修学旅行の在り方を検討しました。様々な職業を 見学・体験できること、将来を見通し自分の力で交通機関を利用し目的地にたどり着くこ と、個々が学習課題をもって参加することなど、新たな職業教育型修学旅行を提案します。 発表者(所属) 石﨑 隆 (小出特別支援学校 川西分校) テーマ16:「より確かな力を身に付ける新教育課程」 「生活単元学習で何をすればいいのか」、「行事ばかりで楽しむことが目標になっていな いか」、「毎年同じことの繰り返しで力はついているのか」等数々の疑問や課題を解決す るために昨年度、教育課程検討委員会で大幅な見直しを行いました。 まず、学習内容を「生活」、「職業」、「一般教養」の3分野に整理し、学ぶ内容を精査しま 概 要 した。その結果、何を学習させるのか、どんな力を身に付けさせるのかが明確になり、より 指導しやすくなりました。 また、児童生徒に目標をもたせ、達成度が分かるように様々な 「検定」を開発・実施しました。その結果、指導と評価が一体化し、児童生徒にどれくらい の力が身に付いたかが明確になり、子供たちの意欲も向上してきました。詳細は当日説 明いたします。魚沼の地から全国へ新しい教育課程を提案します。 発表者(所属) 関谷 浩行 (小出特別支援学校) テーマ17:「あなたもできるケース会議!」 特別支援教育コーディネーターとしてケース会議を開催したいが、どう運営すればよい か分からない。ケース会議を開催したが、単なる情報交換会に終わってしまった。関係機 概 要 関と連携したいが、どこに相談したらよいか分からない。そのような経験はありせんか。 ファシリテーショングラフィックの手法を用いたケース会議の進め方や外部関係機関や保 護者を交えたケース会議の仕方について、分かりやすく説明します。 発表者(所属) 木嶋 達平 (小出特別支援学校) 送付書不要 県立小出特別支援学校 第1回 行 魚沼地区特別支援教育学会 参加申込み用紙 ご所属 ご連絡 TEL 先 FAX 職名 記入例 教 諭 お名前 こいで たろう 小出 太郎 1 2 3 4 5 ※5名以上の場合は、お手数ですがこの用紙をコピーの上ご利用ください。 ☆参加申込み〆切 11月26日(木) FAXにてお申し込み ください。 ※駐車場については、当日当校の係員の指示に 従ってください。 参加申込み先 新潟県立小出特別支援学校 〒946-0035 新潟県魚沼市十日町1738-2 TEL:025-792-5412 FAX:025-792-9270 E-mail:[email protected] 担当:大出真水子
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