(1)2015年1月1日発行 第11号 2015 No.11 春 季刊 風の子 〔発行所〕 劇団風の子協議会 9 東京都世田谷区北沢4−21−1 ☎ 155−0031 電話03 (3466) 8339 劇 団 風 の 子 ☎03 (3466) 8339 劇 団 風 の 子 北 海 道 ☎011 (726) 3619 劇 団 風 の 子 東 北 ☎0241 (23) 0812 劇 団 風 の 子 中 部 ☎058 (215) 7780 劇 団 風 の 子 関 西 ☎075 (957) 8502 劇 団 風 の 子 九 州 ☎092 (841) 7889 ニュース 劇団風の子のホームページでも「季刊・風の子」を見ることができます 女満別☎0152 (74) 4707 中四国☎082 (870) 0215 沖 縄☎0120 (04) 8188 (URL)http://www.kazenoko.co.jp (E-mail)[email protected] 2015年1月1日発行 風の子北海道「マーレンと雨姫」 劇団風の子「陽気なハンス」 風の子九州「なるほ堂ものがたり」 子どものいるとこ どこへでも 風の子2015 日本各地で 活動開始 風の子関西「モンゴルの白い馬」 劇団風の子「くまの子ウーフ」 1月から3月までは幼稚園、 保育園、児童館を中心に活動 し、4月からは小学校の演劇教 室中心の活動に移っていきま す。 劇団風の子「風の子バザール」 劇団風の子「風の一座」 風の子中部「ぱらりっとせ」 風の子中部「かぶとやま大騒動」 劇団風の子「おさな星のうたたね」 ● 2015年度上演作品 ●劇団風の子 おさな星のうたたね 陽気なハンス くまの子ウーフ おまつりぴーひゃらどん 風の一座 小さい劇場「ぞうのエルマー」 おはなしちんどん 「いやだいやだのペンペロペェー」 風の子バザール なんかよーかい 黄金の実 でっか〜いでっかい うそんこほんこ ●風の子北海道 マーレンと雨姫 ぴーぷー劇場 どさんこぴーひゃらあそび組 山を越え川を越え めっきらもっきらどおんどん うしろの正面なあんだ ●風の子東北 フクシマ発 ぱらりっとせ ●風の子中部 かぶとやま大騒動 いろはにこんぺいとう 京のおまつりぴーひゃらどん ●風の子関西 モンゴルの白い馬 おはなしたんけんたい やだ、やだ あっかんべー! ●風の子九州 なるほ堂ものがたり 風の子あそびや とっぴんしゃん どんぶらこっこどんどこ亭 ぴーかぶー にっこりぽっかり座 いまからいえでにいってきます ふらっと・ぶらっと わくわくDOKIDOKI あそび箱 なんでも座 びぼ〜ん バンバンとトラ(仮題) 劇団風の子では一九八〇年代から各地に劇団員が別れていき、 現在、 北海道、 東北、 東 京、 中部、 関西、九州に劇団を置き、 それぞれ地域に根付いたきめ細かい活動をしていま す。 関西、 北海道、 中部、 東京での継続的な活動と新しい出会いについて報告します。 会 が解 散。 同 時に区 ごとで 主 任の先 生の自 主 的 体 制 を 場に集まりしっかりと向か い 合 っ て つ く ら れ る も の。 かり覚えていて、すんなり たちは一年前のことをしっ で、 遊 び、 表 現、 生 活 が 変 ます。そして、劇を見た後 る空気を体一杯に吸い込み 子どもたちはそこでうまれ 受け入れてくれました。先 私たち奥 会津こども未 そんな折、風の子東北の澤 田さんから、「モンゴルの白 津の町村がいっしょになって子 きました。この機会に、奥会 どもたちのためにこのお芝居 い馬」の公演のお話をいただ で奥会津の子 来 プロジェク どもたちに感 村の教育委員会に後援しても を上演できたら、と近隣四町 トは、これま 動を届けたい らい、会場のある三島町教育 わっていく。先生は子ども 委員会には共催ということで 生方のお話では一年に一回 で、音楽や舞 資金援助もいただいて実現す という 思い 台の上演を企 ることができました。 たちの一番近くでそのこと 画してきまし 上演当日は急に冷え込み、 寒い一日となりましたが、約 の公演を本当に楽しみにし た。 百名の親子が集まって、少年 京都市「風の子をみる会」で 風の子北海道作品を上演 大きなホー ルのある会津 スーホと白い馬の物語を、涙 を感じ、一緒に笑い一緒に 若松市や喜 を ぬ ぐいな が ら 観 劇 し ま し ているとのこと。今回も少 多方市へは車 た。この地域の子どもたちに 確保し現在に至っています。 「 わ ぁ、 な ん か 夢 み た い やわあ、これ夢じゃないよ で一時間以上 とって、生身の人間が演じて ステージ行われました。 当初は、年長児のみの集 合で、各園でたくましく成 次々と集まり元気な交流の 門馬吉範) 場が実現しました。 (風の子関西 長した子どもたちの交流の そしてエプロンをつけると やってもいい?」 「いいよ」 現場でした。 て い る 間 は 子 ど も ら し い、 そ れ ぞ れ の 園 か ら バ ス で、 「 か わ い い 」 と の 声 も。 子 公演現場から を実施。五カ どもたちは何の違和感もな 風の子九州では、乳幼児 向け作品第二弾として「び 人)の集合だったところを 五年目にそれまで一カ所 二ステージ三十園(六百 場となりました。 園に呼びかけて、集合公演 を実施しています。 所六ステージ 電車で、歩いて、元気に集 く、劇の世界に入り、声を ぼ 〜 ん( Be born ) 」を制 作します。二〇一五年二月 風の子北海道「ぴーぷー劇場・せんたくかあちゃん」の舞台より 作り協力して京都市内の各 この会は、保育園の主任 の先生たちが実行委員会を 児も含めて、三十一園から 今年も年長児を中心に年中 いい表情をしていると嬉しそ なあ。 」 かかるという いるお芝居を見る機会はそう 年続けてきました。 うに話してくださいました。 うん、これは夢じゃない。 君たちのことを真剣に考え 町村なので、なかなか気軽に 悩んでいるんだと思いまし せんたくかあちゃん役の 役 者 が 言 い ま す。 「今日は て い る 大 人 が い る。 そ し て し体調が悪いけど、劇だけ 十月二十日、大受保育園 (参加園七園)、十月二十二 おじさんが、かあちゃんや た。 二カ所四ステージ(千二百 日、西七条保育園(参加園 は見て帰るという子がいた 人)に、六年目には三カ所 多くはありません。今回の舞 京都市では、今年も「風 の子をみる会」が四カ所七 に分散して四ステージ。九 演劇やコンサートを見に行け そうです。いろいろな問題 さかのぼれば一九八〇年 「トランク劇場を成功させ やっぱり大人は子どもに助 を抱えている子も、劇を見 る会」を朱七保育園で実施 り ま す。 」 「 え ー」 「えーっ に及び、ここ 全身でお芝居を見ています。 初 日。 演 出 は 役 者 と し て 新作の動き います。 催できたらと考えて ような演劇を合同開 次回はまた別の町 村を会場に、今回の た。 いうのも感動しまし 具がすべて手作りと 満載の大道具・小道 に、 大きなトラック 劇団の皆さんのバ イタリティーと同時 台を見た子どもたちは、モン 十三園)の公演に行ってき から年中児も まってきました。 「子どもの本質は昔と変 わらないが、激しい環境の 二十年間「ぴーかぶー」に ゴルの草原と白い馬の息づか る環境にはありません。ここ 参加しはじめ 変化にさらされて苦しんで 出演してきた川島二郎。今 数 年 子 どもた ちの数も急 激 けられていると思った公演 ます。 今年の演目は北海道の 「 ぴ ー ぷ ー 劇 場・ せ ん た く いる子が増えている。だか 作は、言葉のない世界に挑 に減ってきており、近くの子 て言わないで。かあちゃん 一九 九 二 年 か ら一九 九 五 うじどうしゃじぷた」を見 「 ぴ ー ぷ ー 劇 場・ し ょ う ぼ らこそ大人がつくる環境づ 戦し、子どもたちの感性に と思います。 ました。 年 まで五 日 間 てもらっています。お話は く り が 大 切 で す。 」と先生 いを肌で感じることができた 年目には、市内の広範囲に 六 カ 所 九 ステ 違っても同じメンバー同じ 方は話されます。 (風の子九州 仮屋祐一) ども劇場も存続が難しくなっ 届けるため移動二ステージ ー ジと 運 動 が 題名。さてさて子どもたち (風の子関西 市川一通) 広 が り ま す。 の反応は? 訴えます。ご期待ください。 出 し、 笑 い、 体 を よ じって 一九 九 六 年 に お芝居はテレビ、メディ アとは違い、人と人がその か あ ち ゃ ん 」。 実 は 昨 年 も 残 念 ながら、 「なつかしいなあ」 「私の こと覚えている?」子ども 主任保母交流 「モンゴルの白い馬」出演者との記念撮影 てしまいました。 して以来、主任保母交流会 福島市・奥会津こども未来プロジェクト 五十嵐乃里枝 を土台に実に三十五年間毎 奥会津の町村が協力して 風の子関西「モンゴルの白い馬」を上演 両日ともあいにくの曇り 空でしたが、子どもたちは 終演後の客席で女の子が ぽつりと言いました。 全国各地で新しい出会いが生まれています 2015年1月1日発行 第11号(2) ゆびひめ」で北海道内三カ セ ン 童 話 で も 有 名 な「 お や 形 劇 場 を 招 聘 し、 ア ン デ ル 続きとしてサハリン州立人 て、 ま た 過 去 の 友 情 交 流 の nJAPAN〟の一環とし 私 た ち は こ の た び、〝 ロ シア文化フェスティバルⅰ についてもあわせて考えて 過疎と過密それぞれの課題 文化の衰退という、まさに れ に 伴 っ た 地 方 の 少 子 化、 また、北海道札幌市の一 極集中型の人口比率と、そ からです。 ての交流が可能だと思った りあうことで、未来にむけ 通で、思いや希望などを語 とつながる機会となりまし おりの成功をおさめ、次へ 交流だった」という言葉ど らの「とても刺激的な文化 も、いずれもサハリン側か 各地で交流しながらの企 画は小さな取り組みながら 交流。 参加しながらの町ぐるみの 政との交流。町のお祭りに 人) 。町長を含めた教育行 来年もまた、機会をつく り、たくさんの働きかけを でいたのが印象的でした。 していて、ポーとした感じ たような興奮した赤い顔を まるで夢の世界に行ってき も た ち の 顔 を 見 て み る と、 ました。劇を見終った子ど た。 」との評価をいただき して見ていてビックリし からない劇を子どもが集中 ち を 引 き つ け、 「言葉が分 く、役者の演技で子どもた の人形劇も技術水準が高 をしました。 け る と い う〝 げ き ご っ こ 〟 合 い な が ら、 自 我 を 獲 得 し けるために冒険の旅に出か 森のノネズミにお弁当を届 や わ ら べ う た 遊 び、 後 半 は 先日のワークショップで は十組ほどの親子と手遊び あそびの会を行ないました。 その他 、各 劇 場での様 々 な 支 援 セ ンター 主 催のお やこ の 翼 を 広 げ、 他 者 と 関 わ り 子どもたちはいつでもど こ で も、 あ そ び の 中 で 想 像 ていました。 顔 は、 達 成 感 と 自 信 に 満 ち をもらった子どもたちの笑 情 と「 あ り が と う 」 の 言 葉 乳 児のわらべうた遊 びの会、 後 に ノ ネ ズ ミ の お い し い 表 あそびの会、産休中の教師と て い く の で す。 ワ ー ク シ ョ 小 さ な ト ン ネ ル が 出 現。 最 いっきり足を広げて作った で母と子どもの心の絆が育 どもの発達段階では、〇歳 すくすく広場代表の狩野 さんがおっしゃるには、子 の後約二十年間活動を続け に開かれた保育室としてそ 子保育室」が作られ、地域 子では当時、団内に「風の 基礎になっています。風の 子どもたちの身近な遊びが で、 手 や 紙 な ど を 使 っ た、 ども劇場と風の子北海道共 まれ、人や人間社会を信頼 びを通して自立心を体得 ップの様々な場面で出会 し、これが思春期になった して生きるための土台が作 らためて気づかせてくれま られ、一歳から三歳では遊 す。 う、 子 ど も た ち の こ ん な 素 ちが少しずつその場の空気 敵 な 表 情 は、 そ の こ と を あ に 慣 れ て い き、 お 弁 当 を 作 に繋がるそうです。 はじめは緊張してお母さ んのひざから離れなかった り風呂敷に包むあたりから 乳幼児期の子どもたちに どんな創造と想像の世界を 一〜三歳くらいの子どもた 瞳 が 輝 き は じ め、 「持って 届 け た ら よ い の か、 子 ど も そ う し た 視 点 か ら、 「す くすく広場」と「小さい劇 ま た、 「 お や ゆ び ひ め 」 (風の子北海道 植村直己) くれる人〜」 「 は い!」 で たち自身が主人公になれる 場」との出会いは、親自身 したいと考えています。 一 斉 に 挙 が る 手。 道 の 途 中 環境をともに創りあうため が我が子の反応を身近に感 な、 地 域 を 支 え る 方 と の 交 子育てする上で必要不可欠 三つ目はそのお母さん方が 場 の お 母 さ ん 方 と の 交 流、 も全て集めても百人くらい 地区(人口約七千人、子ど 九月十二日、北見市留辺蘂 発 式、 や ま び こ 座 の 公 演。 子ども子育て新システム が二〇一五年四月から導入 方との食事交 家のお母さん ち寄っての農 った料理を持 や玉ネギを使 産品の白花豆 流。地元の特 ています。 とは緊急の課題になっ 会を生み出していくこ 子 ど も た ち の 成 長、 発達を保障していく社 す。 況も多々あると聞きま 外遊びもできないような状 渋川市赤城町「すくすく広場」で 「小さい劇場」を上演 じながら親心を育む、大切 な空間になっているようで す。 私たち演じる側もその親 子の姿を見て、もっともっ 二、三歳の子どもと親です。 参加しているのは、〇、一、 郡 赤 城 村 で 始 ま り ま し た。 に二〇〇三年、群馬県勢多 は地域で育む〟をモットー 「子育てサロンすくすく 広 場 」 は、〝 地 域 の 子 ど も 育園の行き帰りに子どもと を持った劇団員が劇団や保 「小さい劇場」は一九七 五年頃から、結婚し子ども を鑑賞しています。 劇団風の子の「小さい劇場」 十カ所に増えています。 市内に「子育てサロン」は 二〇〇六年に赤城村は渋 川市と合併し、現在、渋川 広めたいと思います。 を他の地域でも持てるよう 〇 七 年 か ら は 毎 年 三 月 に、 「 す く す く 広 場 」 と の 関 係 と 続 け て 行 き た い と 感 じ、 親子で月に一回、節分、お 内藤克紀) 遊ぶ中から生まれた作品 (劇団風の子 花見、七夕、運動会等の季 節の行事に取り組み、二〇 時に自分を律し頑張ること にあるお母さんの足で作っ の挑戦が続きます。 た。 ました。 所の公演 を 行 な い ま し た 。 みました。 の 課 題 を 見 す え て、 テ ー マ を「 交 流 」 と 決 め て 取 り 組 み ま し た。 一 つ は 子 ど も と 福岡教員養成所・専任講師 た ト ン ネ ル の 隣 に は、 い つ お や こ 劇 場 を は じ め一宮、 催で、北海道事務所内で出 「乳幼児と親のあそびの会」 を 中部各地で開催 の古賀由美子さんの〝わら のまにか三歳の男の子が思 長久手、大垣で開催。 べうたワークショップ〟を、 されようとしています。 そしてまた、全国的に保 育園・幼稚園の子どもたち 流。 九 月 十 このような社会状況 の中、風の子中部では、 (風の子中部 西川典之) ぎふ山県子ども劇場、知多 の地域) 。 幼 稚 園、 保 育 園 の声が騒音とされ、自由に の子どもとのふれあい交流 流を考え ま し た 。 ちとの語学交 三、 十 四 日、 ノネズミからの木の葉のおくりもので遊ぶ子どもたち 劇 団 員 も、羽 島 市 子 育て や児童センターの子どもた 訓子府町(人 昨年に続き、麻生学園 サハリン州立人形劇場「おやゆびひめ」の舞台から 口約五千四百 「子ども」を中心に据え た考え方は国が違っても共 の 交 流、 二 つ 目 は 子 ど も 劇 九月十、十一日、札幌市 (人口約百九十四万人) 。子 今回は北海道内の地域内 交流や子ども文化の底上げ サハリン州立人形劇場と風の子北海道 刺激的な文化交流がはじまる (3)2015年1月1日発行 第11号 2015年1月1日発行 第11号(4) す。 継 続して地 道に輪を拡 おおぞら」 岡田尊司氏の 講演会が開かれる 二〇一四年十月一二日 (日) 、岐阜大学講堂にて風 「か ぶ と や ま 大 騒 動 」 が 無 第二回目の今年は、 高校 演 劇 部 五 校、 風の子 中 部の ましたが、 空 き教 室の使 用 今 年の三 月にこの地 域に 有る小 学 校が統 廃 合になり 子 ど も・ 教 育 に 関 わ る 方、 およそ三〇〇名の参加が あ り、 子 育 て 中 の 保 護 者、 育士の課題とのこと) 大事であり、 今、 幼児期からの早 さ」「ゆったり感」を与えることが ろう。一般 的に乳 幼 児は「心 地よ (風の子中部 田島千穂) ると。 そして「子 育て支 援センター」 増 加の背 景にもなっている発 達 障 期 追いこみ型の風 潮もあるが、 基 〝わらべうた〟は子どもの心の安定 月 日(水) 時/ 時 分開演 (東京都)劇団風の子 下北沢稽古場 ■ 風の子国際児童演劇研究所・二十九期・中間発表会 風 の 子 一 般 公 演 案 内 ました。 芝田繁さんも同時受賞され 今回は青年劇場の小竹伊 津子さん、歌舞伎座舞台の て――というもの。 賞を受賞しました。 陽一が日本舞台芸術家組合 林陽一が 舞芸組合賞を受賞 市民劇団の公演、 北見市と 「オホーツク演劇祭 ここで合 宿 を する劇 団は ありませんか。 大 歓 迎 致し げていくことが大切です。 網 走 市の高 校 演 劇 部 四 校、 ます。 そして劇 団 風の子 「くまの 大 空 町は二 〇一六 年 三 月 三 十一日で合 併 十 周 年を迎 風の子女満別実験村 えるので今 後 十 年の総 合 計 子 ウ ーフ」、 風 の子 北 海 道 画 づくりに入 り、 また、 現 授賞理由は、風の子九州 創立の中心メンバーとし 「ぴーぷー劇 場」、 風の子 関 在、 三 十 四 年 経った文 化 会 て、また、国際的な舞台制 て「演劇による地域づく 館・ホールの大 改 修の最 中 十月八日に日本舞台芸術 家組合の大会が豊島区勤労 り、人づくり」の可能性を 宝くじ(自治総合センター) 西 「とんとむかし」の公演、 です。 福祉会館で開かれ、劇団風 風の子 女 満 別 実 験 村のあ る大 空 町は、 二 〇 〇 六 年に 探り始めました。旧女満別 助 成 公 演 を 開 催 し ま し た。 合併後、同じものに 事終了し、 町内劇団の公演 方 法が未 定です。 振り返れ 自分自身が悩みを抱えてい 劇祭」がスタートしました。 はならず、「花と演 を残すところです。 ば三十年前、 朝日地区の体 る 若 者 等、 た く さ ん の 方 の の 子 ひ ろ ば 主 催「 岡 田 尊 司 劇のまち」を模索し 育 館 で一カ 月 合 宿 を し て、 関心の高さを伺い知る機会 検する事業も行いました。 ていこうということ 二 年 間 やってみて、 地 元 の高 校に演 劇 部 がないこと 劇団風の子の「チワンの星」 となりました。 郎氏を招いた指揮法講座 になりました。 や、 多 くの人 が祭 典 を 創る を 創 り、 ホールで初 演 をし 先ず、町長の提案を受け (女満別実験村 本間文子) 女満別町と東藻琴村が合併 町は「花と音楽のまち」が 子どもたちが照明機具を動 氏 講 演 会 ―― ゲ ー ム・ ネ ッ 作など、永年の活動に対し してでき た 町です。 昨 年 か キャッチフレーズで、先進 来年は、 大空町十周年に 向 けての町 民 舞 台の準 備が ト依存に悩んでいません の子九州の功労劇団員、林 ら 町 主 催の「オホーツク演 的な文化ホールと小林研一 かしたり、 舞 台の裏 側を探 始まります。 実行委員会による演 劇祭を立ち上げて、二 ことに参 加 するという 目 標 て全国に出発しました。 母親とのコミュニケーション、 自 然の育 ち、つまり愛 情 面が欠けて 害の子の増 加についても、 保 育 士 本 的には子 どものリズムでの自 然 なってきましたが、 〇一三年の第一回目は、 に至っていないことが課題で か」が開かれました。 町内にある劇団と北見 しまうと発 達に支 障がでるため、 の専 門 性が問われている時 代と話 す。 やコミュニケーションも含め、とて ■おさな星のうたたね 2月 日(土) 時開演 2月8日(日) 時開演 (東京都)北沢タウンホール ■うそんこほんこ 2月 日(火) 時 分開演 (福岡県)ももちパレス ■びぼ〜ん 2月8日(日) 時開演 (岐阜県)岐阜市文化センター 3階展示室 30 等、文化の発信を行 幼 児 教 育について伺おうと、 札 幌国際大学、子ども心理学専攻の 保育士たちには以前よりまして専 の育ちが望ましい。 門 性が求 められるよ うになってき つまり劇団にとっては、そういっ た〝 保 育 現 場 〟の実 情を知ってい 短い時 間 だったがとても有 意 義 で刺激的な時間であった。 林 陽一 18 2月 日(金) 時開演 (福岡県)アクロス 30 須 藤 宏 志 先 生 を 訪 ね た。 先 生 と は、 先生が釧路の短期大学、 幼児 教 育 学 科 教 授であったときにお会 いしている。 札幌市国際大学・子どもの心理学専攻 しいて何が良いかというと「音」 の刺激(言葉の響き、 身体の響き 先生は、 子どもには発達段階と そ れ ぞ れの 成 長 発 達 が あ り、 幼 育( 子 育て) がなされていない時 た。 逆にいうと家庭内で自然な保 くことがまずは大 事であるという も含め)と適 度なゆ らぎが入った 児、 乳 幼 児 といっても一律に話 す ことと、 保 育 現 場の課 題にそった 「現 在の保 育の状 況 と 乳 幼 児の 特徴について」 というテーマで話す。 須藤 宏 志先生 に伺う ことはできない、一般 的には「保 らないといけない。(これは母親で は、 保育施設で家庭内環境をつく 聞き手/風の子北海道 植村直己 14 11 14 13 10 3月1日(日) 時開演 (東京都)なかのZEROホール 美術ギャラリー1 ■おまつりぴーひゃらどん 11 3月 日(日) 時開演 (東京都)ルミエール府中 会議室 ■ 小さい劇場「いやだいやだのペンペロペェー」 13 ■陽気なハンス 5月 日(日) 時開演 (東京都)八王子いちょうホール 13 13 育」 ということは家 庭 内 保 育の自 ものづくりという ものが必 要であ 24 7 17 20 15 10 も良いということだった。 然な環 境をいかに家 庭 外でもつく ない、 または母 親の経 験がない保 れるかが基 本であり、 課 題でもあ 12 in インタビュー 「かぶとやま大騒動」の舞台から
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