例会のお知らせ(2) 6月の例会(2)

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例会のお知らせ(2)
6月の例会(2)
第5回山の気象シンポジウム
講演要旨
日時:1959年6月13日 13時
場所:気象庁第1会議室
L 冬の北岳の気象(15分)
平田正昭(フェルス登肇会)
12月30日から1月5日迄11名で北岳パヅトレスで冬山
合宿を行ったが,1月2日14時40分上兼加積が第一尾根
で雪崩に逢い,気象係の菊池及び上村が行方不明になっ
た.この前後の気象及び雪崩について報告したい.
10.秋の谷川岳の気象(15分)林幸司(渓峰山岳会)
1958年10月15日1名が幕岩下にて墜死’したが,其の前
後の気象について報告する.
11・冬の谷川岳の気象(30分) 庄司 亮(企画課)
メラオクラブでは8名で2月20日より24日迄谷川岳の
気象をN TV後援で撮影したが,当時の気象を映画で説
明したい.
支稜上部にて雪崩にまき込まれて行方不明となった.こ
の期間の気象と雪崩について報告する.
2.春の鹿島槍の気象(15分)
12.富士山の気象(第3報)(15分)
山本三郎(富士山測候所)
富士山では例年数件の事故があるが,これらを富士山
真家雅彦(千葉医大山岳部)
18名で3月21日から4月6日迄春山合宿を行った期間
13・富士山における風速の分散と遭難(20分)
測候所の資料を用いて調べて見たい.
3.春の鹿島槍の気象(15分)
村越 望(東管技術課)
100m風速でこの風速を測り,その分布を調べて見た
武内敏男(アルムクラブ)
5月1日から4日迄22名で大冷沢に行った合宿の気象
が,風速の方が遭難に関係が深いと思われる.
14.夏の立山気象観測(20分)
報告である.
近藤・本吉・谷口(高稜中学〉
1957,58年に延50名で夫々5ケ所及び9ケ所で1日の
の気象について報告する.
4・冬の双子尾根の気象(15分) 大井正一・(高層課)
1954年12月29日より1月6日迄後立山杓子尾根アルム
毎時同時観測を行った.
クラブ冬山合宿当時の気象について報告する.
15. 山岳における雪面の熱効果(15分)
5.春の剣岳の気象(15分)橋本清(明大山岳部)3月
2日より24日迄赤尾根より剣岳に於て春山合宿を行っ
下村登喜夫(理大気象部)
1958年12月一1959年1月谷川岳理大山荘に於て行われ
た雪面上の微気象観測の結果から,雪面の気温に及ぼす
たが,期間中の気象と雪崩について報告する.
6。春の剣岳の気象(15分) 柴田武夫(東大山岳部)
3月14日より4月7日迄41名で赤谷尾根,早月尾根,
北仙人尾根,奥大日,西大谷に春山合宿を行ったが期間
中の気象について報告する.
影響に就いて述べる.
16・ 山岳気象の現状(20分)吉川友章(東管技術課)
山岳気象観測の目的とその変遷について述ぺ,現在の
我が国及び外国の気象研究が山岳をどのように取扱って
7.春の槍穂高の気象(15分)
いるかを紹介する.
佐藤浩幸(学習院大山岳部)
3月5日から20日迄14名で北鎌より西穂及明神,澗沢
17・気圧型別に見た降水量分布(20分)
の春山合宿を行ったが,この期間中の気象を報告する.
8.冬の穂高の気象(20分) 杉山正洋(早大山岳部)
12月18日より11日間の予定で13名で明神東稜より北
穂,前穂北尾根,鳥帽子より北穂,八方より鹿島槍に冬
山合宿を行ったが,22日12時5分東稜の一枚岩付近で4
名が雪崩を起して行方不明になつた。期間中の気象と雪
崩について報告する.
奥山厳(予報課)
1年間の降水量資料を用い気圧型別の降水量分布図を
関東甲信を中心に作成した.これに依ればこの山はどう
云う気圧型の時に降り易いか等が判る.
18・天気図による天気予報の練習法(20分)
久米庸孝(予報課)
前回ラジオ天気図を練習する場合の要領について話1。
た.今日は,天気図を書けるようになった人が,天気図
9. 冬の穂高の気象 菅原省司(日大山岳部)
をもとにして天気予報をやる場合,どういう方法で練習
日大山岳部では横尾谷,前穂北尾根,北穂北壁及び東
稜に冬山合宿を行ったが26日15時30分ザイテングラート
すれば上達が早いか.その要領について述べる.
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19・懇親会
、天気” 6. 5.