審判研修 道外派遣参加報告書 大会名 第91回 関東大学バスケットボールリーグ戦 期間 2015年9月26日(土)~9月27日(日) 開催地 東京都(26日)・神奈川県(27日) 会場 国士舘大学(26日)・東海大学(27日) 参加者 鈴木 悟 所属地区名 札幌地区 実践実技1 日付け 対戦カード 相手審判 ゲーム前のカンファレンス内容など 2015年9月26日 (土) 対戦カード 専修大学 vs 国士舘大学 主審 前田 善庸 氏(東京AA級) 副審 鈴木 悟 ゲーム前のカンファレンス内容 両チームの中心選手の確認 リバウンドについて、リードが受けている場合は、トレイルがそのスペースをしっかりとカバーして判定する ポストのポジション争いに関して長くプレイを見て、仕掛けを確認すること 自分のエリアを大切にお互い見えたものを正確に判定していくこと ゲーム後、講師からのアドバイス クルーでミーティング:前田 善庸 氏 ゲームの序盤で思い切りがなく、判定が遅れたり、判定していてもそれが表現できていないことがあった。 その結果もう少し見た方が良かったプレイに対して待てずに、判定してしまったケースがあった。(ヘルドボール など) 後半に入り、だいぶマッチングしてきて自分の思う通りの表現が出来るようになってきた。 どうしても慣れていない感じがする。このレベルのゲームを主審として管理できないとAAにはなれない。 特にゲーム序盤から後半のように思い切りのある判定を出来るようになることが必要。 ゲーム感想 指摘を受けたようにゲーム序盤は、その触れ合いをファウルと判定した方が良いのか、プレイさせた方が良い のか迷う場面があった。そして相手審判員がそれらを判定しているのを確認して、その後、判定するような場面 があった。2Qあたりから、積極的に判定することが出来るようになってきた感はあるが、やはり自分の判定に 精一杯になりゲームを管理している感覚は得られなかった。後半は、多少慣れてきたこともあり、自分を多少は 表現出来たのではないかと思う。ただ、前田審判員との判定の早さの違いは大きく感じた。 実践実技2 日付け 対戦カード 相手審判 ゲーム前のカンファレンス内容など 2015年9月27日 (日) 対戦カード 青山学院大学 vs 慶應義塾大学 主審 茂泉 圭治 氏(神奈川AA級) 副審 鈴木 悟 ゲーム前のカンファレンス内容 両チームの選手の特徴の確認 オールコートプレスに対するニューリードの位置取りの確認 リバウンドについては2人が協力して確認をする ゲーム中に修正しなければいけないことには出来るだけ早い時間帯で話して修正する ゲーム後、講師からのアドバイス 加藤 誉樹 氏(東京AA級) 判定は正しいと思うが、目の前に居るレフリーが判定していなく、遠い方から判定されている場面があった。 アウトオブバウンズについても判定は正しいが、判定している位置が悪いためチームとしてはクレームを言いた くなってしまう。より近い位置で判定することが必要である。 ただ、どちらかのレフリーがしっかりと判定しているため、ゲーム自体には違和感がなく終えることが出来てい た。 ゲーム感想 昨日の反省を多少は行かせたのではないかと感じている。序盤自分のエリアで判定しなければならないプ レーが多くあり、オフボールの手のファウルや抜けた後の方向からの接触など、積極的に判定することが出来 た。結果としては2Q以降落ち着いたゲーム展開になり難しい判定を強いられる場面は少なかった。オフボール からのカッティングやドライブなどリードは広がってみていたほうが、スペースをとらえやすかったことから、右サ イドにルーズボールやリバウンドが言った時に足を運べず、位置取りが甘かったことは指摘の通りであった。 まとめ 今回初めて関東学生リーグの1部を経験させていただく機会を頂いた。前田氏に指摘頂いたようにやはり経 験不足は明らかであった。自分の判定に自信がなく判定できない経験は大変久しぶりの感覚で、初日の1Qは 大変悔しい思いをしました。結局前田氏の判定基準に乗っかる形で1ゲーム無難にこなした結果となってしまっ た。 2日目に関しては多少積極的に判定することが出来たが、説得力のある位置取りなどの課題は残った。 今後積極的に稼働して、今回のレベルのゲームを数多く吹いて良い意味で慣れていかなければレフリーのレ ベル向上は難しいと感じた2日間であった。 このような機会を与えてくださった、北海道バスケットボール協会ならびに札幌地区の皆様に感謝いたしま す。ありがとうございました。
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