認定看護管理者 セカンドレベルカリキュラム参照

平成 27 年度認定看護管理者教育課程セカンドレベルカリキュラム
教科目
ねらい
1.組織運営に関す
る諸理論に基づき
担当部署の看護
管理過程を評価
し、質向上のため
の方策を見いだ
す。
時
間
45
看
護
組
織
管
理
論
計
計
単元の到達目標
時間
単元の内容
1)組織マネジメントの基本 ・組織の基本概念について学ぶ。
理論
【公開講座】
講義6 ・組織構造と機能
・組織化の方法(職務設計と職務規定)
2)組織分析(組織診断)
【公開講座】
・組織の構造・機能プロセスを理解するととも
にその分析評価法を探求する。
講義6 ・所属組織の分析方法
演習3 ・所属組織の評価方法
・組織の経営戦略
・目標管理
3)組織の意思決定と変革
・看護管理に必要な基礎理論について学び、
活用できる。
講義6 ・変革理論
・組織の意思決定
4)看護ケア提供方式の構
築
・看護単位における看護サービス提供のた
めの看護ケア提供方式の構築について
考える。
講義6 ・効果的な看護ケア提供方式の構築と活用
5)看護組織のナレッジマネ
ジメント
【公開講座】(通信)
・看護管理に必要な知識管理を理解する。
講義6 ・ナレッジマネジメント
6)コンフリクトマネジメント
【公開講座】(通信)
札幌・旭川・函館 会場
・看護管理に日常的に求められるコンフリクト
マネジメント、交渉術について理解する。
講義6 ・コンフリクトマネジメント
・交渉術
7)看護実践の概念化
~看護現場学の方法と成
果~
【公開講座】
・看護実践を概念化、理論化する意義につ
いて 理解を深める。
・看護現場学の方法と成果について学ぶ。
講義6 ・看護実践の概念化・理論化
・看護現場学の方法と成果
45【講義42・演習3】
1.組織の理念、経営
目標を達成するた
めの中心的要素で
ある人材の確保・
育成・活用等人的
資源管理に必要な
知識・技術態度に
つ い て 理解で き
る。
人
的
資
源
活
用
論
単 元
45
2.看護職者のキャリ
ア開発について概
念・理論、具体的
方法について理解
できる。
1)人材を育てる看護マネジ ・看護の人的資源開発・・支援に必要な基本
メント
的な概念・知識を学ぶ。
・看護の人材開発のためシステムを理解し、
システムの活用方法を学ぶ。
講義6 ・人的資源計画の基本的考え方
・人材育成計画(人材育成プログラムの作り方、新
人看護職員研修の企画・運営、評価・専門性の
高い看護師の育成、クリニカルラダーの基本的
概念と活用ジェネラリストの育成、院内研修制
度)
2)看護人事・労務管理Ⅰ
~人事システム~
【公開講座】
・人事・労務管理の基本的な考え方を理解
する。
・人的資源を有効に活用するために必要な
知識を学ぶ。
3)看護人事・労務管理Ⅱ
~人事システム~
45【講義42・演習3】
講義6 ・看護職のキャリア開発支援
・キャリア発達とキャリア開発
・キャリア開発が求められる背景
・キャリア開発プログラムの構築
講義6 ・労務管理に必要な基本的知識(用語・就業規
則・各種制度)
・採用(職務要件/能力要件/必要な人)・人材
確保の方法・採用(効果的な募集/採用の選抜
方法)
・配置および配置転換
・人事管理の主な方法(人事考課・目標管理・能
力評価)
講義6 ・WLBと勤務形態の管理
・勤務計画
・配置人員の計算方法
・看護職の健康管理(シフトワークと健康被害、感
情労働、労働災害)
4)ストレスマネジメント・タイ
ムマネジメント
・ストレスマネジメント・タイムマネジメントにつ
いての知識を深める。
講義6 ・ストレスマネジメント
・タイムマネジメント
5)労働関連法規
・労働関連法規について理解する。
講義3 ・労働関係法規の理解と看護管理の実際
6)動機づけ
・人的資源開発に必要な動機づけ理論につ
いて学習し、その活用について理解を深め
る。
講義3 ・動機づけ理論・動機づけを高める方法
演習3 ・フィードバック・ティーチングとコーチング
7)継続教育
・院内教育を実際に提供するために、看護
管理者として必要な知識について学ぶ。
・継続教育立案時の知識と活用について考え
る。
講義6 ・院内教育プログラムの立案・実施・評価に必要
な基礎知識
1.保健・医療・福祉
サービスを提供す
る上で必要な基本
的考え方と具体的
な方法について理
解できる。
ヘ
ル
ス
ケ
ア
サ
ー
ビ
ス
管
理
論
計
医
療
経
済
論
45
2.他職種・他部門・
他施設・地域等と
の協働・連携の方
法論について理解
できる。
1)保健・医療・福祉サービス
提供組織の仕組と連携
・保健・医療・福祉サービス提供組織の仕組を
理解し、利用者のニーズについて検討する。
講義6 ・保健医療福祉サービス提供組織を規定する法
律
・医療制度を構成するシステム
・医療制度改革の歴史と概要
・専門職チームによるヘルスケアシステムと課題
・ヘルスケアサービスの連携
2)施設環境のマネジメント
・保健医療福祉における施設環境のあり方を
理解する
講義6 ・保健医療福祉施設における施設環境のあり方
(療養環境・作業環境・衛生環境)
・施設環境の安全性
3)安全管理
・リスクマネジメントの原理を理解し、効果的効
率的な安全対策の方略が立案できる。
・看護管理者が、組織内に安全文化が醸成さ
れる基盤づくりができる。
講義6 ・医療の質と安全
・医療安全の原理
・医療安全の組織的戦略
・組織的安全活動の一般解
講義6 ・看護単位における安全管理
・事故発生のアセスメント、分析、対処
・安全管理教育
・労務災害とその予防
・災害の備え
4)クオリティマネジメント
・ヘルスケアサービスのマネジメントを理解す
る。
講義6 ・看護サービスの質保証と改善
・アウトカムマネジメントの考え方
・看護管理領域で優先すべき研究は何か、ま
た看護管理活用できる研究の手法等につい
て学ぶ。
講義3 ・看護管理のための研究の活用
・看護管理に関する研究の動向
5)ヘルスケアサービスへの ・看護管理を行うために必要な情報とそのシ
情報活用とマネジメント
ステム化を進める方法を学習する。
・システム化の現状と課題について学習する。
講義9 ・看護管理に資する情報システムの構築
・人的資源管理と情報活用
・診療群分類別包括評価、看護必要度,
電子カルテ
6)看護管理演習
【公開講座】
・看護管理実践計画書作成をとおして、課題
の妥当性や問題解決のための検証を行い、
看護管理実践に活用する。
演習3 ・看護管理実践計画演習
1)我が国における社会保障
と医療経済
・ヘルスケアシステムの経済性について学
ぶ。
講義6 ・医療経済学とは
・保健医療福祉分野の国際比較
・保健医療政策の動向
・医療連携と病院経営
2)看護サービスにおける経
済性
・看護における経済性と看護マネジメントに
ついて学ぶ。
講義6 ・看護サービスの経済性(効率性・公平性)
・人事管理と経済性
・物品管理と経済性
・情報管理と経済性
・時間管理
・効果的・効率的な資源の活用
3)看護活動の経済的評価
・病院経営の視点から財務管理の基本を学
ぶ。
講義6 ・病院経営と財務管理・コストとは
演習6 ・経営、採算、資金面における安全性、成長性
・病床稼働率、在院日数に関わる計算方法
4)看護管理演習
【公開講座】
・看護管理実践計画書作成をとおして課題
の妥当性や問題解決のための検証を行
い、看護管理実践に活用する。
演習6 ・看護管理実践計画演習
1)看護管理演習
・看護管理実践計画書作成をとおして課題
の妥当性や問題解決のための検証を行
い、看護管理実践に活用する。
45【講義42・演習3】
1.医療経済論の構
造・現状につい
て学び、変革が
進む医療システ
ムについて理解
できる。
30
計
30【講義18・演習12】
統
合
演
習
1.教科目で学習し
た内容を統合、
活用し、看護管
理の実践の向上
をめざす。
計
15【演習15】
開講・ガイダンス、ヒューマンネットワーキング
その他(6)
閉講・全体会(実践計画発表)
時間数 186時間
カリキュラム基準
内訳:講義 144/ 演習 36/その他 6
180時間
演習9
演習6
・自部署について分析に基づいた実践可能な改
善計画を立案する。