第4回介護・医療連携推進会議 議事録

しらさぎ24訪問介護看護ステーション
第4回 介護・医療連携推進会議会議 報告書
開催日時
出席者 ( 11 )名
18:30~20:00
平成27年6月19日(木)
◆利用者( - )名
◆利用者家族( - )名
◆地域住民代表( - )名
◆民生児童委員(1)名
◆医師(1)名
◆地域包括支援センター(2)名
◆中野区介護サービス事業所連絡会
・訪問看護部門(1)名
・介護支援専門員部門(1)名
◆事業所職員(5)名
討議期間
平成27年3月1日 ~ 平成27年6月10日
利用状況
現在利用者数
(平成27年6月10日現在)
(1)報告事項
①主な質疑
②要望、助言等
( 11 )名
延べ利用者数
( 16 )名
要介護1:5名
要介護2:1名
要介護3:2名
要介護4:3名
要介護5:1名
申請中 :0名
・新規利用開始 5 件
・利用終了2件
・一体型訪問看護利用4件
・連携型訪問介護利用2件
①質疑
・訪問看護の有無で単位数がかなり違う。例えば服薬管理だけでこれだ
け差があるのはいかがなものか。
→服薬の事だけに絞って言えば、介護職では薬の仕分け等の管理はで
きないが準備、促し、確認はできるので、一包化や個包への日付の
記載、薬剤師による管理等を組み込むことで、介護のみ利用で対応
できる可能性は高くなる。
最終的には医師の判断、指示による。
・中野区外への対応はしているのか。
→現在はしていないが、利用者に正当な理由(居住地の事業所で対応で
きない等)があり、自治体間での了解があれば対応可能。事業所自体
も区の北側の西端にあるので、場所によっては区内より近いことも
ある。実際に問い合わせがあり、住民票が中野区であるが練馬区居
住であり「対応可能」との回答をしたケースもある。
・区内であっても遠方への対応は大変ではないか。
→前述の通りの立地なので、東方や南方への移動には時間を要する
が、そこを起点とした効率的なルートで複数件の訪問をする事によ
り、ロスが最小限になるようにしている。ただし、夜間等の稼働職
員数が少ない時にかけ離れたエリアで緊急コールが重なった場合
の対応が現在の課題ではある。
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・介護保険料未払いの方への対応は可能か。
→未払いの状態での介護保険サービス利用開始については、3 割負担
や償還払い等の方法はある。個別の対応が必要となるので、区や地
域包括支援センターに相談してみてほしい。(東中野地域包括支援
センター所長からの回答)
・料金面で厳しい面がある。このサービスと通所サービスの合計で有料
ホームと同等になる事もあるのではないか。
→通所サービスを併用する場合は減算があるので、実際はイメージよ
り安価な可能性はある。在宅生活の継続や入所までの一時利用、24
時間対応等、利用目的の中で何を重要視するかで価値観の違いが生
じるのは仕方のない部分ではある。
・単独で外出してしまう方への対応に苦慮するという事はないのか。
→実際にそういった利用者はいる。現在は近隣の心当たりを探す、時
間をずらして再訪問する、近在の知人・友人・商店からの情報収集
等で対応して(できて)いる。従来の指定訪問介護ではなかなか対応
できない、対応すると別途料金が発生するようなケースだが、本事
業の特性である柔軟な対応と包括料金の優位性が生きる場面とも考
えられる。また、知人・友人等インフォーマルケア、地域密着とい
う部分がより重要になると考えられている中で、レアケースかもし
れないが、少しその方向性が見えているようにも感じている。
②要望・助言
・手厚いサービスを提供することで、本人や家族の意欲を低下させてし
まう可能性が心配される。
→インフォーマルケアの方向性が見えている方のケースがそれに当
てはまる例でもあり、家族の係わり、存在感が希薄になっている。
これは懸念材料であり、課題でもあると考えている。
・病院からの退院の際、病院側から地域包括支援センターへ退院後の対
応について相談があると思うが、そこで定期巡回・随時対応型訪問介
護看護サービスを勧められるようなケースは無いでしょうか。(しらさ
ぎ 24 からの質問)
→病院からの相談はあるが、そこで個別のサービスを紹介するのでは
なく、居宅支援事業所に繋げて行くのが本来業務なので、難しい。
ケアマネジャーにこのサービスについて浸透させるのが良いのでは
ないかと思う。(東中野地域包括支援センター所長より)
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(2)苦情、意見等
1件(5/5)
・家族(同居)と職員との間で、援助に関する見解の相違があり、家族か
ら咎められた際、当該職員の言動が家族に納得して頂けるものではなか
ったとして、事業所に苦情あり。
〈原因〉→家族は思い込みや主張が強く、また主張に関しては二転三転
することもあり、職員の拙い対応が家族の不快感をエスカレートさせて
しまった。
〈対応〉→不快な思いをさせてしまったことに対して、主任、係長の順
で謝罪するが納得して頂けず、事業所管理者が直接出向いて謝罪。
家族は当該職員の直接の謝罪がないとの事で、納得しきれない様子だ
が、更なる事態悪化となる可能性があるため、事業所の方針として、当
該職員の直接の謝罪はさせないこととする。
また、同じ観点から、今後当該職員の訪問はさせないこととしたが、こ
の点に関しては、利用者本人と家族からも同様の希望があり、納得して
頂いた。
なお、当該職員に対しては、事情の聞き取りを行うと共に、介助、利用
者や家族への対応等について指導を行った。
(3)事故
2件(5/18、27)
次回開催予定
・同一利用者宅での食器の破損。
洗い終えた食器の取り扱い、管理の見直しとヘルパー指導を実施。
・平成 27 年 9 月