ビームスプリッターコーティング

コーティング
ビームスプリッター コーティング
ビームスプリッターコーティング
レーザライン偏光ビームスプリッターコーティング
このコーティングは、狭い波長バンド幅において s 偏光にはほぼ 100% の反射率、p 偏光には 100% の透過率
が得られる特殊な性能を持っています。従って、このコーティングをガラス基板上にデポジションすると、単一
波長のレーザシステムの偏光ビームスプリッターとして使うことができます。しかし、消光比はそれほど高くあ
りません。
Part No.: LPS
● RS>99.5%@632.8nm
● RP<5.0%@632.8nm
● RS>99.5%@780nm
● RP<5.0%@780nm
C-90
コーティング
ビームスプリッター コーティング
広帯域偏光ビームスプリッターコーティング
このアプリケーションは、LPS コーティング(レーザライン偏光ビームスプリッターコーティング)と似て
いますが、広いスペクトル帯域で使うことができる点で異なっています。CASIX ではお客様の特別なご要求に
従って、このスペクトル帯域を制御することができます。
Part No.: BPS
● RS>99.0%@450 ∼ 650nm
● RP<5.0%@450 ∼ 650nm
● RS>99.0%@600 ∼ 900nm
● RP<5.0%@600 ∼ 900nm
C-91
コーティング
ビームスプリッター コーティング
ダイクロイックスプリッターミラー
このコーティングの主なアプリケーションは、異なる波長を分割することです。
DBS-SPコーティングは、短波長には高透過率で長波長には高反射率です。DBS-LPコーティングはその逆です。
DBS-HP コーティングは、高調波を発生したレーザの分離に使われます。
以下のグラフは 1064nm レーザとその第二高調波 532nm レーザの透過率の比較です。
●短波長透過ダイクロイックスプリッター(部品番号:DBS-SP)
●長波長透過ダイクロイックスプリッター(部品番号:DBS-LP)
●高調波セパレータ(部品番号:DBS-HP)
● R>99.5%@1064nm
● R<15%@532nm
● R>99.5%@532nm
● R<10%@1064nm
C-92