今帰仁村地域安心・安全告知サイン整備工事仕様書 平成 27 年 1 月 沖縄県今帰仁村 第 (適用範囲) 第 1-1 条 章 総則 この仕様書は今帰仁村(以下、 「甲」という。)が受注者(以下、 「乙」と いう。)に対し委託する今帰仁村地域安心・安全告知サイン整備工事(以下 「本業務」という)に適用する。 (目 的) 第 1-2 条 近年では、地震発生・集中雨の頻発による土砂災害への懸念や津波によ る大規模災害も想定される。よって、緊急性の高い情報の伝達、予測段階 (注意喚起)での活用、また行政情報等の住民への伝達など防災情報に特 化せず幅広く活用するための情報伝達手段の整備を目的として行われる今 帰仁村地域安心・安全告知整備事業の一環として、避難施設表示サイン、 避難施設誘導表示サインを村内必要箇所へ設置する。 (履行場所) 第 1-3 条 (業務の概要) 第 1-4条 (計画準備) 第 1-5条 (管理技術者) 第 1-6条 (数量等) 1 本業務により製作された製品は下記の場所に納入、設置するものとする。 設置場所:沖縄県国頭郡今帰仁村内 本業務の概要及び実施項目は次のとおりとする。 (1)計画準備 (2)関係諸団体との連絡・協議 (3)板面デザインの作成と校正 (4)設置場所の確認 (5)サインの製作 (6)サインの設置 (7)打合せ協議 乙は、本業務を円滑に遂行するため着手前に、作業方法、業務実施体制、 照査体制、業務工程計画等を立案し、業務実施計画書としてとりまとめ、 甲の承諾を得るものとする。 乙は、工程管理、品質管理を総括し前条の業務実施計画を履行する責任 者として管理技術者を選任するものとする。 第 1-7条 本業務におけるサインの数量・仕様は下記に示すとおりである。 避難施設表示サイン(施設壁面へ取付) ・基 材:アルミ基材 t=2.0mm 以上 ・サイズ:W750×H450mm:14 枚、W1050×H450mm:15 枚 ・板 面:電子線硬化型樹脂塗装、蓄光封入加工 ・製作数:29 枚(内 14 枚は W750mm、15 枚は W1050mm) 避難施設表示サイン(支柱へ取付) ・基 材:アルミ基材 t=2.0mm 以上 ・サイズ:W750×H450mm:6 枚、W1050×H450mm:13 枚 ・板 面:電子線硬化型樹脂塗装、蓄光封入加工 ・裏 面:指定色塗装、平リブ溶接 ・製作数:19 枚(内 6 枚は W750mm、13 枚は W1050mm) ・支 柱:鋼管Φ76.3×t3.2 溶融亜鉛メッキ仕上げ 避難施設誘導表示サイン(支柱へ取付) ・基 材:アルミ基材 t=2.0mm 以上 ・サイズ:W750mm×H450mm ・板 面:電子線硬化型樹脂塗装、蓄光封入加工 ・裏 面:指定色塗装、平リブ溶接 ・製作数:4 枚 ・支 柱:鋼管Φ76.3×t3.2 溶融亜鉛メッキ仕上げ (製作要領) 第 1-8条 製作要領は以下のとおりである。 板面 ・耐候性促進試験機(SWOM) (JIS B 7753)による試験において、印刷面が 5500 時間以上遜色が見られないコーティングを施すものとする ※印刷表面の褪色等の劣化について、5 年以上の保証書を発行出来ること(外 的要因(故意による破損、火災、自然災害等)を除く) ・スプレー、マジック等のイタズラについて洗浄可能なものとすること ・タバコの押し付けによる劣化が見られないものとすること ・夜間停電時においても視認できるよう、蓄光塗料を用いること ※表面の清掃のみで蓄光の初期性能を 5 年以上維持できる性能を有すること ※常用光源蛍光ランプ(D65)を用いて 200 ルクスで 20 分励起した後、60 分後 に 60mcd/m2 以上の輝度を有していること(JIS Z 9107:2008 参照) ・納品時に上記条件を満たす検査専門機関の試験成績書を添付すること ・原則として板面基材へダイレクトに印刷・コーティングを行うこと デザイン・翻訳 ・板面デザイン案に基づいて、協議の上で、デザインを決定する ・避難場所施設の種別に応じて、必要なピクトグラムを配置すること ・翻訳 (英語)については、ネイティブスピーカーによるチェックを行う ※板面製作前にデザイン校正を行う 設 置 ・支柱に設置する場合は板下 1800mm~2500mm を確保する ・壁面へ設置する場合は、エポキシ樹脂系ボンドを使用して設置すること。ま た設置位置について監督員と協議の上、設置を行うこと ・設置に際しては、必要に応じて道路使用許可を取得し、その他必要な書類の 作成及びその支援を行うこと その他 ・支柱及び取付用金具等についても 5 年以上の保証ができること (成果品とりまとめ等) 第 1-9条 乙は、本業務で作成した第 2-1 条に掲げる成果品を整理し、甲に提 出するものとする。なお、本業務にかかる成果品の権利は、甲に帰属する。 (業務報告書) 第 1-10条 (業務の完了) 第 1-11条 乙は本業務の目的、作業内容、作業経過及び結果等を取りまとめた「業 務報告書」を作成するものとする。 業務が完了したときは、管理技術者立会いの上、甲又は甲が検査を行う ものとして定めた職員(検査員)の検査を受けるものとする。 なお、甲又は検査員から修補等の指示があった場合は、速やかに必要とす る修補作業等を行い、再び検査を受けるものとする。 第 (成果品) 第 2-1 条 2 章 成果品 乙は、業務が完了したときは、次の各号に示す成果品を整理のうえ、速や かに甲に提出し検査を受けなければならない。 (1)業務報告書 1 式 (2)打合せ記録簿 1 式 (3)完了図面及び板面デザイン図 1 式 (4)甲が必要と認める関係資料 1 式 2 提出部数はファイル製本で各 2 部とする。 3 納入場所は、今帰仁村総務課とする。 第 3 章 定めなき事項 (定めなき事項) 第 3-1 条 この仕様書に定めなき事項又はこの業務の実施にあたり疑義が生じた場合 は、適宜、甲乙において協議を行うものとする。また、乙は打合せ協議後 には速やかに打合せ記録簿を作成するとともに甲に提出し、甲の承認を得 たうえで甲乙両者にて保管するものとする。 第 (工 期) 第 4-1 条 4 章 工 期 本業務の工期は契約締結の日から平成 27 年 3 月 25 日の間とする
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