65 ●研究テーマ アメリカザリガニは悪者か!? ∼外来種から水辺環境を考える∼ 瓜生小学校 池田 河合 高木 飛永 永友 開田 山田 4年生 智香 井上 勇樹 河端 志帆 高木 朱 中村 翔梧 橋本 紗穂 村林 莉央 吉田 千寛 荻野 泰志 河合 日翔 小林 幹 重田 里帆 竹中 凜太郎 寺田 さくら 中村 天駿 永木 美羽 東 花倫 兵田 芽明 村松 凌伍 山下 皓城 彩香 琉希 武蔵 晴之 渓太 良平 動機 校区にやってくるコウノトリが食べるアメリカザリガニは外来種。実際に環境にどんな影響を与え るのかを実験で調べたいと考えた。さらに、地域在来の絶滅危惧種「アブラボテ」の減少理由について も調査をしたいと考えた。 内容 1.「アメリカザリガニは悪者か?」 ①調査 学校周辺の水路の生き物調査 ②学習 外来種・在来種について知ろう ③実験 水草をたくさん食べる生き物はどれか →オタマジャクシ・魚・ドジョウ・サワガニと の比較実験で、ザリガニが一番多く水草を食べ、 2週間で75g。自分の体重(16g)の5倍もの 水草を食べた。 ④活動 自分たちにできることに取り組もう。 2. 「アブラボテのなぞを追え」 ⑤調査 地域に特有な在来の生き物調査 ⑥学習 アブラボテと二枚貝の関係について調べよう。 →アブラボテは二枚貝に産卵する。 ⑦実験 アブラボテに産卵させよう →失敗。原因を分析しよう。 ⑧調査 地域の人に、昔の川の様子を聞き取ろう。 ↓ 2 週間で 75g 減 まとめや感想 外来種は在来種に良くない影響をおよぼすことを、実験を通して実感した。もうこれ以上、外来種を 増やしたくない、わたしたち人間の手でなんとかしなければいけないと考え、地域の人への啓発活動 を行った。地域の特徴的な魚「アブラボテ」が産卵する二枚貝も減っているとしたら、二枚貝も守らな ければならない。 コウノトリには、外来種でなく、在来種の魚やカエルなども食べてほしい。外来種を少しでも減らし て、在来種でいっぱいの地域になるように、これからも考えたり学んだり活動したりしていきたい。 団体の部 県教育委員会賞 県教育委員会賞
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