要求前進へ大きく踏み出す - 神奈川土建一般労働組合

神奈川土建一般労働組合機関紙
第44回定期大会開催
全建総連
賃金引き上げ
予算要求中央総決起大会
7月8日(水)12:30∼日比谷野外音楽堂
ある日本共産党が衆議院
選挙、引き続く統一地方
選挙で躍進する新たな力
神奈川土建一般労働組合第 回定期大会は、5
月 日、 日の両日、静岡県熱海市の後楽園ホテ
ルで行われ、564人の参加総数︵代議員、特別
一方安倍政権は、昨年7
関係がつくられました。
席代議員で成立しました。
月の集団的自衛権行使の
後継者育成へ =分科会で討議
二日間にわたり の専
門部分科会で大会方針を
動を押し付けるのではな
く、まずはコミュニケー
ションをはかることから
など、各支部の取り組み
が報告されました。
本部大会
で共通議題
であった後
継者対策。
世代交代や
後継者育成
はどの支部でも難しい問
悪、消費税再増税、原発
るなどとはじめ、憲法改
争法案﹂を国会に提出す
建連の動きのもと、賃金
利費支給への国交省、日
活発に意見交流
3年連続組織実増を勝ち
東京高裁での取り組み、
横浜地裁第2陣の提訴、
まれていること。組合活
中で、役員の担い手が生
の組合行事参加を進める
を行いました。若い仲間
げるかについて意見交流
合活動の後継者を育て上
員会に関連し、いかに組
年発足した後継者対策委
されました。
えていこうとの意見も出
行く重要性をしっかり伝
時に、若い世代に選挙に
要性が語られました。同
を成立させない運動の必
なども言われ、戦争立法
争体験を語り継ぐ重要性
から突き落とし這い上が
のがいいのか、厳しく崖
題だと思います▼当支部
再稼働、社会保障改悪、
単価引き上げ運動、社保
取った組織強化拡大運動
ま た、﹁ 戦 争 す る 国 づ
深めました。全分科会の
くり﹂のテーマでは、戦
TPP参加等々ことごと
未加入対策を精力的に進
をはじめとする諸運動で
共通討議テーマでは、昨
が3分の2を占める一
く国民生活を破壊し、国
め、段階での公契約条例
奮闘してきたと、仙田書
の大会となりました。
3年連続
組織実増
のとぬくぬくは違いま
ないと思います。褒める
いとないと人は伸びてこ
ことそして優しく接しな
がいいのか▼私は褒める
が入ってくるのを待つの
いのか、自然とできる人
ってくる育て方の方がい
を温室でぬくぬく育てる
も難しい問題です▼若手
特に育成に関してはとて
問題が山積しています。
の育成不足といろいろな
でも役員の高齢化や若手
方、その政治的対決軸で
民世論に挑戦する暴走政
制定へ前進してきたこ
治が繰り広げられる中で
第 年度の運動の経過
報告では、設計労務単価
す。また、優しくは怒る
事もまた優しさだと思い
ます▼人には合う仕事合
隊が従来は活動が禁止さ
この﹁戦争法案﹂は世
界規模での戦争で、自衛
憲法との関係で慎重な検
るようにします。同様に、
や整備﹂についても行え
の航空機にたいする給油
世論調査でも大きくなっ
条守れ﹂の国民の声は、
す。
﹁戦争法案﹂反対﹁9
度変える歴史的暴挙で
戦争法案は、戦後日本
の安全保障政策を180
は、社会保険未加入対策
がされました。この一年
要望など、積極的な発言
くり、組合制度充実への
参加代議員からは、技
術技能の継承や後継者づ
ととらえ、
現場での要求・
変化を引き続きチャンス
方、この間の建設産業の
った年度となります。一
え、組織の行く末がかか
がいよいよ正念場を迎
の事ではなく長い目を持
こないと思います▼目先
てないと後継者は増えて
してほめながら役員を育
そうな部門へ配置転換を
さえ可能にしています
自衛隊は﹁戦闘地域で軍
れていた﹁戦闘地域﹂で
討がもとめられてきた治
できる﹂ようにしました。
わない仕事があります。
事支援する。第2に戦乱
補給や輸送などの支援活
︵ 自 衛 隊 法 改 正 案、 自 衛
できないかったからやめ
が続く地域で自衛隊が武
動ができるようにしま
ています。神奈川土建で
変化を チャンス
として
器を使って治安維持活動
安維持活動等任務遂行の
は緊急に戦争法案は廃案
隊諸法案︶
。絶対に憲法
を行う。第3に、集団的
す。また、アフガニスタ
ための武器使用も解禁し
ま た 政 府 が、
﹁憲法法
上﹂適否について慎重な
自衛権を発動して米国の
ン戦争やイラク戦争で自
ます。
させるのではなく、合い
自公で合意され、国会で
無法な戦争に自衛隊が参
衛 隊 を 派 兵 し た 際、
﹁非
と相いれない法案と言え
審議されています。そこ
戦するという憲法破壊に
戦闘地域﹂でしか支援活
り組みをお願いします。
検討をようするとしてき
で明らかになってきてい
その本質があります。戦
動できないという﹁歯止
規模で発展させて、日本
だということです。
世論広げ廃案へ
闘作戦行動に発進準備中
るのは、どんな言葉を使
争放棄をかかげてきた憲
め﹂をとっぱらい補給や
全体として、法案は歴
代政府が積み重ねてきた
を﹁戦争する国﹂につく
法案﹂ 法案が5月 日、
おうとも、米国が世界で
法9条の下で、歴代政府
輸送などの支援活動で
憲法9条解釈を踏みにじ
りかえる安倍政権のくわ
組みます。分会・群で取
国民共同の闘いを空前の
き上げ運動に引き続き取
り組み、建設国保を守り、
アスベスト闘争の新たな
展開で完全勝利に向けた
運動を強化します。安倍
政権の暴走政治に対決
し、仲間の要求実現運動
と思います▼最近私は
いう言葉を使っていま
﹁ 進 化、 深 化、 新 化 ﹂ と
す。
進化は前に進む進化、
深化は深くばける進化、
新化は新しくばける進化
▼どれが欠けても不完全
なものになります。若手、
中堅、ベテランがそれぞ
部共に進化していけたら
れの進化で力を分会、支
あらたに、新しい年度に
︵鎌倉逗子葉山 菅原記︶
と思います。
ました。
向けた第一歩を踏み出し
を大きく前進させる決意
って若手を育ててほしい
引き起こすあらゆる戦争
が曲がりなりにも設けて
も、非戦闘地域という枠
り、これまで違憲として
11
歯止め投げ捨て
るものに
請求運動での賃金単価引
に自衛隊が参戦・軍事支
きた﹁歯止め﹂をことご
を は ず し、
﹁現に戦闘行
だてを必ず打ち破りまし
に!との請願署名に取り
援する戦争法案そのもの
とく投げ捨てるものです。
きた﹁集団的自衛権の行
11
各法案の問題点は、第
1に、米国が世界のどこ
武器使用も解禁
為が行われている現場以
ます。
▶執行委員長に選
出された石渡暉之
さん(南横浜)
た、
﹁弾薬の提供﹂や﹁戦
ました。
記長から基調報告がされ
閣議決定以降、 本の
﹁戦
大安
吉日
と。アスベスト裁判では、
▲全支部から500
人を超える代議
員が参加
ょう。
であれ戦争に乗りだせば
11
の大幅引き上げ、法定福
安倍暴走政治へ
ストップを
情勢は、昨年 月の衆
議院選挙での自・公与党
12
11
44
代議員、来賓︶となり、両日ともに、過半数の出
11
使 ﹂﹁ 海 外 で の 武 力 行 使
全体会で発言する代議員
10
歴史的暴挙許さない
戦争法案廃案に追い込もう
要求前進へ大きく踏み出す
外ならどこでも支援活動
大会議長を務めた西川さん(左・横須
賀三浦)と落合さん(右・厚木)
(神奈川土建の組合費には上記紙代を含む)
神奈川土建HPアドレス→http://www.kanagawa-doken.or.jp
安 倍 首 相 は、
﹁平和安
全 法 制 ﹂ と 呼 ぶ、
﹁戦争
43
発行所
神奈川土建一般労働組合
〒221 0045 横浜市神奈川区 神奈川 2 −19− 3
建設プラザかながわ
☎045(453)9806(代表)
発行人 柴田 修一
編集人 木下真理子
定価60円
今月の組合員数 28,581人
第543号
川 ( 昭和51年10月13日
第三種郵便物認可 )
奈
神
つ
せ
ん
け
2015年6月5日(月1回5日発行)
(1)
(2)
22
め、早急に救済に向けた
北海道地裁と判決が続く
検討を開始するべきだ
中で、法廷内外での一人
賛同議員
過半数へ
﹁首都圏建設アスベスト国賠訴訟﹂は2008年5月に東京地裁、6月に
横浜地裁に国とアスベスト製造企業の責任を正面から問う訴訟としてスター
となりました。北海道・
親方等の被害者の救済と
で山場を迎え、2015
年後半はさらに大きな運
動へとシフトしていく事
になります。
国会議員賛同署名は3
63人︵衆院249人・
参院114人︶となり全
国会議員の過半数を5人
︵朝日︶﹂と報道していま
判決、昨年末には共同の
札幌地裁でも早ければ来
国・企業責任の一層の追
10
す。今後、大阪・京都・
闘いを進めてきた泉南ア
年1月に結審が予定さ
及が求められます。
スベスト国賠訴訟では
れ、全国の闘いも相次い
月9日に最高裁で勝利判
決と、建設アスベスト訴
11
トしました。5月 日、日比谷野外音楽堂には3,000人を超す原告と支
12
訟の 月7日に福岡地裁
勝利判決と共に国の責任
援する仲間が集まり7周年の全国集会を開催しました。
全国の闘い
山場迎える
建設アスベスト訴訟の
闘いは、2012年 月
5日の東京地裁での勝利
を認めるもの
になりまし
た。関西の2
地裁では︵大
26
国・企業責任
マスコミも報道
超過するところまでにな
りました。今後は賛同議
阪5/ ・京
都6/1︶共
福岡地裁勝訴判決後マ
ス コ ミ は、﹁ 国 だ け で な
員を増やすと共に補償基
に結審を迎
く、業界も加わった幅広
日に判決
え、大阪地裁
月
金制度の理解を深めても
す。国民多数の声を無視
らう働きかけも強めます。
して、消費税の再増税や
い救済システムが求めら
康保険制度を維持、共済
社会保障の解体など、国
拡大しています。労働者
件の改善、国民の命と尊
れ る︵ 読 売 ︶
﹂
、
﹁国はこ
制度を通じて仲間の助け
政策を強行し、残業代ゼ
日に判決、
り、今年中の過半数獲得
合いをすすめました。
ロ法案などの労働者保護
は来年の1月
公共工事設計労務単価
賃金単価の引き上げと
の3年連続引き上げや、
社会保険加入の促進、仕
で政治的解決の展望を示
東日本大災害の被災地
復興支援を継続し、広島
22
︵労働対策担当書記 遠
社会保険料の別枠明示の
しました。
土砂災害の復興支援にも
第543号
提訴7周年集会を開催
うした提案︵補償基金の
条件を前進させ、担い手
職域を守る住宅デーを
全支部145カ所で開催
29
京都地裁は1
事起こしと職域防衛の運
3法改正など、建設で働
法制の切り崩しで格差を
川 ( 昭和51年10月13日
第三種郵便物認可 )
奈
勝訴つかむ世論の大波を
藤︶
動を前進させ、後継者が
く仲間の処遇改善・建設
取り組みました。
神
創設︶を正面から受け止
育つ建設産業を組合に団
し、地域に根差した運動
つ
ア
ス
ベ
ス
ト
裁
判
数まであと9人にまで迫
結してつくりあげよう。
技能者の後継者づくりを
止めをかけ、組合員の生
稼働阻止、TPP参加反
民生活の基盤を破壊する
増税や社会保障改悪に歯
せ
前進させました。公契約
ん
の所得の底上げと労働条
け
こうした運動を仲間を
の基盤をひろげ、原発再
増やす運動に結びつけ、
条例制定の運動では、神
厳を守る社会保障制度の
を押し広げていきましょ
改善など、国民要求の実
神奈川土建は3年連続で
う。
現に向けて力の限り運動
組織の実増加を勝ち取り
ました。
大会
宣言
活を守ろう。戦争する国
へと進む安倍政権の暴走
対、国保の都道府県単位
を許さない、平和と民主
奈川県での制定を県知事
化反対などの国民運動に
主義を守る運動を広げよ
業所対策の前進で、全支
に言明させ、4月に行わ
地域の諸団体と連携して
第44回
定期大会
くらし守る組合
仲間の多数派組織を
部で年間実増を勝ち取
れたいっせい地方選挙で
う。分会の組織強化と事
り、建設産業で働く仲間
本大会で確認した運動
方針に基づき、全ての課
そう団結を固めて奮闘す
題の前進に向けて、いっ
安倍自公政権がすすめ
建設国保の国庫補助の
る改革は、小選挙区制度
現行水準を確保し、保険
ることをここに宣言しま
取り組んできました。
る勢力を広げました。
で民意を歪めて得た議席
す。
は公契約条例制定を掲げ
料改定では苦渋の決断も
で暴挙を繰り返していま
の多数派を組織しよう!
アスベスト第2陣訴訟
神奈川土建は仲間の要
では、衆参両議院の賛同
求実現に向けた取り組み
行ったものの、優れた健
に全力をあげてきました。
を得る取り組みで、過半
2015年6月5日(月1回5日発行)
第44回定期大会で選出された中央役員
運動の先頭に立ちがんばります よろしくお願いします
13 小林 康芳 座間海老名 現
14 青年部長
中央執行委員長(定数1)
氏 名 所 属 支 部
組合歴
1 石渡 暉之 南 横 浜 現 35年
中央副執行委員長(定数4)
1 井上 正勝 厚
木 現 22年
2 吉村 定信 相 模 原 現 33年
3 仲野 和則 横須賀三浦 現 28年
4 益田 修次 川 崎 中 央 現 22年
書記長(定数1)
1 仙田 正志 茅ケ崎寒川 現
11年
書記次長(定数4)
1 清田 正記 横 浜
2 家子 寿 相 模
3 古溝 潤 横 浜 中
4 今井 賢治 南 横
29年
25年
12年
19年
緑
原
央
浜
現
現
現
現
常任中央執行委員(定数14)
1 勝又 時雄 南 横 浜 現
2 中西 龍夫 南 横 浜 現
3 小島 潤 横 浜 西 現
4 荒井 俊喜 横 浜 中 央 現
5 福田 信男 横 浜 戸 塚 現
6 立花 裕治 横 浜 鶴 見 現
7 小森 邦男 川 崎 中 央 現
8 岩田 輝幸 相 模 原 現
9 平塚 正 横
浜 現
10 柴田 修一 川 崎 多 摩 現
11 亀海 広光 横須賀三浦 現
12 山ノ口民樹 湘
南 現
42年
24年
20年
11年
44年
7年
22年
7年
8年
22年
33年
14年
中央執行委員(定数60)
1 鈴木 邦次
2 佐藤 友二 横
浜
3 中山 佑介
4 後藤 五男
5 板垣 秀敬 横 浜 緑
6 関 剛志
7 中西 光信
8 面 安男 南 横 浜
9 小菅 浩幸
10 渡辺 直治
横 浜 西
11 西岡 正人
12 江藤 学
13 石川 明成 横 浜 中 央
14 岩田 照幸
15 吉田 順二
16 高橋 豊 横 浜 戸 塚
17 杉沢 潤
18 朽木 敬市
横浜鶴見
19 田中 富夫
20 高階隆太郎
21 横田 和彦 川
崎
22 川田 真吾
23 小林 秀朋
川崎中原
24 小池 伸一
25 岩見豊太郎
26 笠水上義一 川 崎 中 央
27 天野 武
28 齊藤 治
川崎多摩
29 内堀 雅子
30 二上 洋治
横須賀三浦
31 大井 茂
現
現
現
現
現
現
現
現
現
現
新
現
現
現
現
現
現
現
現
現
新
現
現
現
現
現
現
現
現
現
現
39年
24年
16年
14年
27年
24年
18年
24年
19年
25年
31年
20年
21年
7年
16年
15年
16年
10年
23年
12年
24年
18年
18年
19年
11年
30年
19年
9年
21年
28年
29年
19年
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
西川 智幸
猿渡 宏志
古澤 英順
中田 傳造
三井 靖広
田本 和博
井上 章
有賀 茂一
佐々木 誠
高橋 政雄
浅見 大行
原 良雄
葛西 修平
座間 恵一
宮澤 敦
野田 稔
森下 清徳
武藤 尋晴
小川 弘明
平野 幸雄
古賀 博喜
永澤 三郎
佐々木良春
羽田 一成
金 孝雄
石山 斉
眞喜志康正
松田 裕輔
青年部
横須賀三浦
湘
南
大
和
厚
相
西
平
木
模
原
相
塚
座間海老名
茅ヶ崎寒川
鎌倉逗子葉山
鎌倉逗子葉山
新
新
現
現
現
現
現
現
現
現
現
新
現
現
現
現
現
現
現
現
現
現
現
現
新
現
新
現
21年
10年
19年
20年
10年
24年
20年
13年
20年
16年
14年
28年
20年
30年
17年
29年
42年
12年
22年
25年
12年
24年
25年
15年
29年
14年
19年
4年
会計監査(定数3:今回改選)
1 藤澤 晴男 横 浜 西 新 33年
2 柳下 周一 西
相 新 35年
3 葛籠貫忠義 座間海老名 新 18年
大会表彰された功労者の皆さん
支部名
横
横
南
横
表彰者名
浜 田辺 照夫
浜
横
浜
緑
浜
西
横 浜 中 央
横 浜 戸 塚
二瓶 喜紀
中村 幹男
堀 孝之助
長島 秀陽
坂内 仁
石井 幸次
鎌田 健次
若林 実信
月本丈太郎
酒井 兼二
横 浜 鶴 見 善平 一男
川
崎
宮下 幸司
工藤 重季
川 崎 中 原 山本はる子
川 崎 中 央
関根 勝
支部名
表彰者名
横須賀三浦
湘
南
大
和
厚
木
相
模
原
西
相
平
塚
座間海老名
三堀 広治
綿引美智子
武藤 秀人
伊藤 健史
江田 和彦
柴田 巻司
小野田 剛
吉井 崇
松尾 広海
原口 幸三
飯田 正純
込山 文雄
佐藤 正法
寺内 寿之
服部 敬吾
早川 雅人
志多伯和彦 茅 ケ 崎 寒 川 椎野 貢司
川 崎 多 摩 島村 亨 鎌倉逗子葉山 愛甲 五郎
5月 日、 日、 日の日曜日、全 支部で
定期大会が開催され、新年度の運動がスタート
しました。賃上げ・労働条件改善で夢を持てる
建設産業へ。くらし守る組合を大きく︱仲間の
思いが原動力になります。
たら変わるか﹂など、要
望やアイデアが出されま
した。
日頃から
組合宣伝
いった具合に、会話の中
で仲間を増やすための活
動をしています。それが
なってしまっていると実
す。 、
代の役員に頑
世代交代は喫緊の問題で
す。支部結成 年を迎え、
いパワーが期待されま
入 っ て る?﹂
、事業主さ
職人さんには﹁健康保険
を知らせています。若い
ら現場などで神奈川土建
相談活動を進めてきまし
開催し、事業主さんとの
険未加入対策の相談会を
のちに拡大につながって
新役員に、 代の副執
いると思います。
行 委 員 長︵ 2 人 ︶
、執行
横須賀三浦支部では拡
あわせて、拡大月間中
委員︵5人︶を迎え、若
大月間に限らず、日頃か
には事業所訪問や社会保
感からの発言。また、
﹁あ
次 世代の役員 選 出
パ ワーに期待
記念すべき第 回定期
大会を金沢産業振興セン
ターで開催しました。
分散会では、昨年も好
評だった①初参加者や組
合員歴の浅い人、②野丁
場やビルダー従事者、③
後継者育成対策の3つの
分散会で話し合いました。
第1の初心者分散会で
は、座長が子どもの頃、
長崎の原爆投下︵きのこ
雲︶
を見た体験談を話し、
戦争はやはり良くないと
平和問題で盛り上がりま
した。
初の野丁場・ビルダー
分散会は、賃金と社会保
険問題が中心でした。賃
金は上がっても増税や物
受けない方法もあるが仕
まりに安い単価の仕事は
一丸となって支えていき
張ってもらうために支部
かあった時の備えで入っ
は事業主の義務だよ。何
んには﹁労働保険の加入
んでいきます。
も含め、引き続き取り組
た。適用除外の活用など
ておけば安心だよね﹂と
賃金もそれに応じて支払
の労働者と同様であり、
用してたくさん声をかけ
来てくれるシステムを利
振り込みではなく、直接
◀国連内も見学
を核廃絶へと動かす大き
たのを見て、それが世界
楽しく行動を共にした
仲間、署名にサインをさ
て、若い人たちの中にも
れた多くの方、NY行き
しっかりとした意見があ
こんな風に話したことが
を支援してくれた方々、
な原動力ということも感
ありません。NYの若者
心から感謝しています。
り、核について考えてい
みたいに話せたら、核兵
素晴らしい体験、経験が
じました。
器廃絶がどうして必要な
るのを知り、驚き感動し
のか、興味を持ってもら
できたNYの街、NYの
ました。自分の友達には、
えるのかなと思いました。
かりでした。特に印象に
戦争できる国
づくりに反対
気持ち強まる
巨大資本主義国である米
と交流会がありました。
米国の労働者組合の方々
レードしました。三日目、
連本部まで6キロのパ
0人もの人が集まり、国
参加し、日本から100
Thank you very much!!
人たちにもありがとうと
もう一度言いたいです。
米国・ニューヨークの国
残ったのは、署名活動を
名が国連の前で山となっ
また署名活動を通し
人類にいらない、未来に
て、小さな一人一人の署
戦争はあってはならない
と、平和の大切さを改め
て感じたからです。
連で開催されました。被
して色々な人と出会い、
ニューヨークでの一日
PT︵核不拡散条約︶再
一日は素晴らしい体験ば
爆国・日本から﹁核廃絶
二人組の若い女性と出会
を抱えている。格差社会
話が出来たことでした。
いました。二人は始め、
この米国路線の政策をと
の国民世論を届けよう﹂
署名にサインをしてくれ
り続けている安倍首相
国と、日本は今同じ悩み
000人を超える代表団
そうでしたが、一人が途
成田空港から 時間で
ニューヨークに到着しま
と多くの署名とともに1
検討会議が4月∼5月、
地球上から核兵器をな
︵横須賀三浦 小清水記︶
くそう!︱5年ごとのN
たいと思います。
︵南横浜 松田記︶
事確保を考えると難し
い。 組 合 で 助 け 合 え る
ネットワークはないか﹂
﹁全国でゼネストをやっ
とで一致しました。
いくしかない﹂というこ
る人の数で意思表明して
夢持てる建設業へ
分散会で意見交流
第 回定期大会を開催
しました。午後からの分
散会は、①消費税増税で
設計労務単価について
生活は!②賃金単価を引
は、
﹁ 三 次、 四 次 の 下 請
き上げるには③後継者対
が 現 地 を 訪 れ、 ニ ュ ー
した。初日から署名活動
けの人がもっと声をあげ
ヨークの街で連日署名行
ました。二人の間で﹁核﹂
中でペンを置いてしまい
策にどう取り組むかの
をした︼という例です。何
われていることなどが証
る こ と が 大 事 ﹂﹁ 人 に は
意見ぶつけ合う
姿に感動
内村玄︵横浜︶
年広島の原水爆禁止世界
大会に参加し、核兵器は
現地に行ってみると話せ
勉強をしましたが、いざ
た。渡米前に少し英語の
れて今年で 年、節目の
島・長崎に原爆が投下さ
ただき感動しました。広
き、とても力になりまし
今回の行動でたくさん
お菓子の差し入れを頂
の方々が署名に応じてい
が世界一進む都市NY。
動や集会、パレードを展
るべきなのではないか﹂
開。神奈川土建から6人
は、日本をNYのような
テ ー マ で 討 論。
﹁増税に
故労災が使えなかったの
明できれば、息子も労働
役員をやってもいい時期
の代表が参加しました。
という意見がある一方
街にしたいのか。現地の
で、
﹁単価の高い仕事を
開始です。米国の人だけ
声や光景を目の当たりに
よって生活必需品ならび
でなく、観光で訪れてい
し、日本の貧富格差が日
に資材等の値上がりで大
について意見が分かれ、
る他国の方たちも、ヒロ
常に自分で探すのは大変
互いの意見をぶつけ合
シマ・ナガサキのことを
変 ﹂﹁ ま ず 声 を あ げ る こ
ても今の仕事を続けてい
い、熱く語りあっていま
ということで、多少安く
か。同居の親族は、原則
者として扱われ特別加入
がある。親切に声をかけ
るのが現状﹂など、声を
と。増税ストップを訴え
した。私はその様子を見
に日にひどくなっていく
あげにくい現状からの意
認識していることに少し
のではないかと心配にな
従っていることが明確で
として労災保険上の﹁労
していなくても労災が適
られた経験を皆がつめる
や分会での周知不足を感
驚きました。また、署名
が今現在いない一人法人
働者﹂としては取り扱わ
用されます。労災には細
必 要 が あ る ﹂﹁ 夢 と 希 望
じていました。それに対
りました。
見が出されました。
れず﹁使用者﹂の扱いにな
かい決まりごとがあり、
を持てる建設業界に変え
し、支部定期大会︵5月
活動に共感した女性から
あることや、就労の実態
るため、特別加入をしな
事業所労災に入っていれ
日︶の分散会でも討議
NPT再検討会議行動 代表団報告
で、同居している社長の
いと労災の適用がされま
ば誰でも使用できるわけ
し労災に対する理解を深
「NO!NUKES」
息子が現場を手伝いケガ
4月∼5月は労働保険
更新のシーズンですが、
せん。ただし、同居の親
る運動をして行こう﹂と
めていこうと再確認され
ニューヨークの街に響く
が当該事業場における他
役員や協力者を増やす
今回ニューヨークに行
こ と に 関 し て は、
﹁口座
きたいと思ったのは、昨
﹁労災保険が使えない﹂
族でも、常時同居親族以
ではない等、支部の仲間
という事例があり、支部
外の労働者を使用する事
労 災保険の理 解 深 め る
価上昇で実質は賃下げに
横須賀三浦支部
横浜中央
支部
意思統一しました。
山ノ口民樹
30
に周知する取り組みをし
平和運動委員長
南横浜
支部
平塚
支部
業所は次の形になりま
︵横浜中央 馬渡記︶
13
40
24
30
40
21
ます。 ︵平塚 二宮記︶
ました。
分散会で活発に意見交流(横浜中央)
30
19
17
実際に労災が使えな
労働保険をテーマに
︵平塚︶ か っ た 事 例 は、︻ 従 業 員
ず苦労しましたが、精力
止世界大会IN広島・長
年です。今年も原水爆禁
集団的自衛権に関する法
崎に参加し、安倍内閣の
二日目は署名活動の
▶署名に応じるニュー
ヨークの市民
後、NPT式典、核兵器
案に断固反対していきた
戦争が出来る国づくり、
反対のパレードに参加し
い気持ちが強まりました。
▲国境を越えて交流
︵右が内村さん︶
ました。世界各国の人が
ました。
的に署名活動に取り組み
70
大会議長も後継者世代(南横浜)
31
す。事業主の指揮命令に
24
第543号
川 ( 昭和51年10月13日
第三種郵便物認可 )
奈
神
つ
せ
ん
け
2015年6月5日(月1回5日発行
(3)
シリーズ「思い出のあの時」は今回お休みです。次号をお楽しみに。
市川保 健 師 の
健康の
ススメ
逆流し、その酵素が自分
の膵臓を自己消化し、炎
症を起こしてしまうので
大変です。
症状はみぞおちから左
上腹部にかけての激痛と
発熱、吐き気です。生命
に関わることもある為、
す。その人たちの本当の
命に生きる人たちがいま
ンタリー映画です。
お母さんたちのドキュメ
全国で沸き起こる原発
声は聞こえているのだろ
ゼロの世論をさらに大き
うか。
くしたい、そんな思いも
映会があります。どなた
込めて主婦の会主催で上
ことですが、今もなおそ
でもご覧いただけます。
チェルノブイリ原発事
故は福島より 年も前の
の影響が続いていること
は、実は知られていない。
可能性が高く、その後の
った︱福島原発事故後、
ます。一度患うと再発の
はじめはみんな、泣き
虫なフツ︱のお母さんだ
ているのか︱国境を越え
はどうやって守ろうとし
いるのか、お母さんたち
すいえん
膵炎をご存じですか?
近年増加しています。
方が多くいます。膵炎は、
食生活はアルコール厳
安全であるといった議論
子どもたちに何が起きて
膵炎という病名はあま
り聞いたことがないかも
この中性脂肪が高い状態
禁、低脂肪食となります。
もちろん入院治療となり
しれませんが、実は近年
が続くことによって発症
て被爆から子どもを守る
資格講習会のご案内
神奈川土建の指定講習
●職長教育・安全衛生責任者教育
日
︵土︶・ 日
︵日︶午前9時∼午後6時
時
7月 日
会 場 横須賀三浦支部
受講料 16、
000円
※常時現場で直接指揮監督する方
︵ 歳以上︶
●石綿作業主任者
日
︵火︶・ 日
︵水︶午前9時∼午後6時
時
9月 日
会
場
建設プラザ
10、000円
受講料
時
分
※建築物の解体・改修・改築時の石渡含有建材の除去作業︵ 歳以上︶
神奈川建設労連の講習
●足場の組立等の特別教育
日
︵日︶午前9時∼午後
時
6月 日
会
場
建設プラザ
受講料
500円
3、
●玉掛け技能講習︵ボイラー・クレーン安全協会︶
日
︵木︶
∼ 日
︵金︶
、実技・7月 日︵日︶
時
学科・7月 日
午前9時∼午後5時 分
会
場
学科・金沢産業振興センター、実技・乙部鉄工所︵横
浜市鶴見区︶
受講料
690円
15、
18
肪が異常に上がっている
∼ 歳代の男性に非常
がある中、その場所で懸
に、何よりも予防が大切
こういった状態になる前
何より予防が大切
しやすくします。
に増えてきています。な
∼ 歳代の若い男
です。特に健康診断で中
g/dl以上の方は食べ
性脂肪が基準値150m
膵炎は、その名の通り
膵臓に炎症が起こりま
年、
﹁建設職人の技術は
過ぎ、飲みすぎに注意し
平和のために活かす﹂の
す。普段、すい臓は脂肪
プの治さん。
思いを新たにするときで
ましょう。
長になって自分を抑える
す。二度とあの時代を繰
や栄養分を分解する酵素
場面も増え、忙しくなっ
12
ぜ、
性に多いのでしょうか?
食生活と中性脂肪
それは、食生活との関
わりが強く、特に若い方
をたくさん出していま
てますます家庭を犠牲に
り返さないために、継承
じ口元にホク
●木造建築の組立等作業主任者
日
︵土︶∼ 日
︵日︶
時
7月 日
午前9時∼午後5時 分
会
場
建設プラザ
●小型車両系建設機械特別教育
日
︵土︶∼ 日
︵日︶
時
7月 日
午前9時∼午後5時 分
受講料
16、000円
会
日︵学科︶
建設プラザ、 日
︵実
場
技︶日立教習センター︵淵野辺︶
●足場の組立て等作業主任者
日
∼ 日
︵木︶
時
8月 日︵水︶
午前9時∼午後5時 分
会
場
建設プラザ
※他の講習日程神奈川土建のホームページをご覧ください。
戦後 周年
﹁私の戦争体験﹂
を募集します
しているのでは⋮?と問
する取り組みとして次の
字数は700∼800字
☆掲載した講習は、すべて青年部マル得援助金の対象です
26
☆日程変更や中止になる場合もあります
は食欲が旺盛で、ご飯や
ルコール多飲状態が続く
うと﹁いいえ、組合があ
寄稿を募集します。
︵前後も可︶関連写真1
☆住民票などで住所・本籍確認をします
す。そこに栄養過多、ア
げ物、アルコールなどを
と、酵素がうまく流れず
ってよかった、自由にで
の仲間たちから﹁いいか
一方、薫子さんは口数
少なく控えめです。委員
交際5年でお父さんと群
きて﹂。
テ ー マ﹁ 職 人 と 戦 争 ﹂
﹁ 戦 争 体 験 ﹂ に つ い て、
の親から聞いてきたこと
日。
です。スーパーの大きな
☆写真2枚(縦3㎝×横2.5㎝)必要
麺類などの炭水化物や揚
過剰に摂りすぎ、中性脂
建設職人は戦争のため
にその技術を駆り出され
て間もなく、友人の紹介
宅を購入して転居。加入
へ。昭和 年のことです。
初対面の印
その年のうちに長女を
象は﹁父と同
授かり、中野島に中古住
で当時女子高生だった薫
前から舅の使いで組合事
た痛苦の経験がありま
ロがあるなぁ
務所にもたびたび出入り
ご本人の体験や建設職人
年の節目の今
⋮﹂だったそ
していたへそ曲がりの婿
最近は日比谷の集会に
二人で参加することも。
などをお寄せください。
す。戦後
う。薫子さん
さんは、病気で退任した
治さんの携帯電話に登
録されたアドレスは﹁カ
げんけじめをつけろ﹂と
のお父さんの
義父にかわって役員とな
子さんと知り合い交際開
山井康一さん
り、多摩支部の結成の時
第一回締め切りは6月
歳で福島か
は建具職で、
オルコ姫﹂。奥さんは﹁オ
日、二回目は7月
大工︶は、
川 崎︵ 中 央 ︶
には﹁お礼奉公﹂の最中
サムちゃん﹂と呼ぶそう
責められようやく結婚
支部に所属し
で2年遅れての支部移動
買い物袋を提げて歩くお
∼2枚。支部もしくは本
15
15
15
始。
群長をしてい
となりました。
二人をよく見かけます。
部 教 宣 部︵ 担 当・ 生 出 ︶
まで。
12
16
26
12
27
歳で独立し
ました。
方、
﹁ や ろ う よ!﹂ と 明
仲間に対しても厳しい
仕事と資格
ことをズケズケ言う一
の勉強で休み
もろくに取ら
︵川崎多摩 内堀記︶
10
申込み、問合せは所属支部事務所へ
15
24
12
23
ドキュメント映画上映会
るく運動を引っ張るタイ
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15
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11
26
40
30
20
11
7月1日より建設現場の仮
設足場からの墜落事故防止措
置が強化され、足場の組立等
作業主任者を除き、未経験者
は新規「足場特別教育」(6
時間)
、経験者の場合は2年
間のうちに3時間の修了が義
務化されました。7月以降は
現場で特別教育修了証の提
示、作業主任者についても新
規の「足場作業主任者能力向
上教育」を受けたかを確認さ
れる可能性があります。
取り急ぎの方は6月28日
(日)の県連開催の特別教育
を受講して下さい。
神奈川土建技術研修セン
ターでの特別教育の日程等は
後日お知らせいたします。
59
ら上京。
22 16
技術センターだより
足場の組立等従事者の
特別教育について
40
さん
70
福島――
チェルノブイリ
子ども守る母たち
ない治さん。
24
川崎多摩支部執行委員
長の齋藤治さん︵ 歳・
ご夫婦
267
70
今月の
テーマ
治
薫子
齋藤
58
30
川崎多摩支部
上映会日程/7月26日(日)
上映時間(2回)
①10時30分∼正午
②13時30分∼15時
会場/建設プラザ2階
鑑賞は1000円(主婦の会会員、組合
員、ご家族は無料です)どなたでもご
覧いただけます。
主催・神奈川土建主婦の会
25
25
(4)
第543号
川 ( 昭和51年10月13日
第三種郵便物認可 )
奈
神
つ
せ
ん
け
2015年6月5日(月1回5日発行)