自彊前進 第1号 - 新潟大学教育学部附属新潟中学校

自彊前進
NO,1
平成27年4月9日(木)
附属新潟中学校
※
学校だより
自彊前進…自ら努め励み,前に進むこと(校歌3番の文言から)
平成27年度入学式
4月8日(水)入学式が行われ、120名の新しい附属中学校生を迎えました。大勢の
ご来賓、保護者の皆さんにご臨席を賜り、ありがとうございました。職員一同、全力で生
徒たちの成長を支援いたします。
はげましの言葉
校長
冨田
大人びいた印象とは違って、とても初々しく目に映ります。みなさんが真新しい式服を身
にまとわれていること、新しい世界に足を踏み入れたばかりで緊張されていること、など
の理由があるでしょう。しかし私が思うに、みなさんの後ろに着座している2年生、3年
生、つまりあなたたちの中学校における上級生の存在が大きいのではないでしょうか。来
月 行 わ れ ま す 当 校 の 体 育 祭 で 、中 学 校 に お け る 上 級 生 と い う 存 在 が ど の よ う な も の な の か 、
みなさんには直接体感してもらいたいと思います。そしてその存在に憧れてもらいたいと
思います。
新1年生のみなさんは、先月まで「児童」と呼ばれていました。今日からは「生徒」と
呼ばれることになります。児童と生徒、何が違うのでしょうか。小学校も中学校も同じく
義務教育の学校です。しかし、それぞれに求められている教育には違いがあるようです。
小学校では、日常生活に必要な種々の能力を養うことにより、社会生活を営むために必要
な資質の基礎を身に付けることが求められています。つまり、将来社会に出るために必要
な基礎的教育を行うということです。一方中学校では、社会的自立のために必要な資質・
能力の育成を図ることが重要だとされていて、自立したひとりの人間として社会に出てい
ける人間形成が求められています。みなさんには中学校卒業後も、高等学校そして大学な
ど学びの場が準備されていますが、まずは卒業を機に人として自立した社会人にならなけ
ればならない、それがみなさんにとっての中学校生活なのです。
当校の生徒玄関に「自主独立・協同」という生徒会スローガンが掲示してありますが、
これは同時に自立した社会人を育てる責務を負った、中学校としての当校のスローガンで
も あ る と 、 私 は 考 え て い ま す 。 新 入 生 の み な さ ん に 配 布 さ れ る 生 徒 会 憲 章 の 冊 子 に 、「 自
主独立・協同」の意味が詳しく解説してあります。私なりに要約しますと、附中生一人一
人が個としての資質や力量をしっかりと身に付け、自立した人間となり、そのうえで集団
のなかでお互いを尊重し合うことで集団の力を強め、同時に個々の力をさらに伸ばしてい
く、ということだと思います。まさに、先に述べた中学校に求められている教育目標と重
なるところがあるのではないでしょうか。
中 国 古 代 の 教 育 者 で あ っ た 孔 子 と い う 人 物 の 言 動 を ま と め た『 論 語 』と い う 書 物 に 、
「子
曰く、三人行えば、必ず我が師あり。その善き者を択んでこれに従い、その善からざる者
にしてはこれを改む」という一節があります。意味は「孔子はおっしゃった、三人で行動
すれば、きっとその間に得るところがある。善い行為があればそれを採って自分の手本に
し 、悪 い 行 為 を 見 た な ら 、我 が 身 に あ っ た 同 じ 欠 点 を 改 め る よ う に す る 」と な る で し ょ う 。
新入生のみなさんには、これからの3年間の中学校生活において、一人一人の人間として
その資質をさらに磨き伸ばしていくとともに、集団・社会の構成員としての協同性をしっ
かりと身に付けていって欲しいと願っています。
最後になりましたが、本日はご多用のなか、当校の入学式にご臨席賜りました、教育学
部副学部長柳沼宏寿様をはじめご来賓のみなさま、また新入生の晴れ姿を万感の思いでご
覧になっておられるであろう保護者、ご家族のみなさまに、心より御礼を申し上げます。
ありがとうございました。
以上、私から新入生のみなさんへの「はげましの言葉」といたします。
健之
本日、新潟大学教育学部附属新潟中学校に入学された120名のみなさん、入学おめで
とうございます。また保護者・ご家族のみなさまにおかれましても、お子様のご入学まこ
とにおめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。学校を代表しまして、新入生の
みなさんに「はげましの言葉」を申し述べたいと思います。
私は、先月行われました附属新潟小学校の卒業式に列席しましたが、そこでは卒業を迎
えられた6年生の姿がとっても大人びいてみえました。おそらくいずれの小学校の卒業式
でも同じような姿が見られたのではないでしょうか。6年間のみなさんの成長はとても大
きなものであったと思われます。
しかし、いま中学校の入学式に臨まれている新入生のみなさん姿は、先月の卒業式での
<お世話になります>
8名が新任職員として着任いたしました。よろしくお願いいたします。
教
諭
教
諭
教
諭
講
師
講
師
講
師
講
師
スクールカウンセラー
永井
歓
坂井 昭彦
熊谷 友良
木村比呂子
石井
咲
大谷 洋貴
近藤菜津美
佐藤 千草
〈技術〉
〈国語〉
〈数学〉
〈英語〉
〈社会〉
〈数学〉
〈保健体育〉
新潟市立小新中学校より
県立村上中等教育学校より
三条市立第三中学校より
新潟市立西川中学校より
新潟市立両川中学校より
新採用
新採用