市議選後の臨時議会 大坪議員が女性初の委員長に 日本共産党は 「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」の 実現をよびかけます 議長に伊藤氏、副議長に及川氏 大坪涼子議員 市議選後の初の議会として、9 月 18 日に臨時会が開かれ、議長選 挙や各委員会などの選任が行われました。 議長選挙の投票では、伊藤明彦氏が 14 票を獲得し再選。副議長選 挙では及川修一氏が 11 票で初の選出となりました。 また、総務、教育民生、産業建設の3常任委員会の委員及び、議 会運営委員が選任され、その後の各委員会で委員長等も互選。教育 民生常任委員会では大坪涼子議員が委員長に選任されました。 大坪議員の委員長就任は、市議会として初の女性委員長であり、 日本共産党としても初の常任委員長となります。 藤倉議員は、議会運営委員と総務常任委員、伊勢純議員は産業建 設常任委員となりました。 議会から選出される監査委員については、市長から清水幸男議員 の提案があり同意されました。 最初の定例会は 10 月 1 日開会、一般質問は 6 日からの予定です。 今回の議長選挙について 藤倉泰治議員 総務常任委員、議会運営 委員、広聴小委員、土地 開発公社理事 大坪涼子議員 教育民生常任委員会委員 長、広聴小委員、陸前高 田市及び大船渡市営林 組合議会議員、民生委員 推薦会委員 伊勢 純議員 産業建設常任委員会、広 報小委員、岩手県沿岸南 部広域環境組合議員 日本共産党市議団の考え 議長、副議長選挙の仕組みは、どの議員が立候補するか分からないまま投票となってい ます。そのため従来から舞台裏での委員長ポストも含めた駆け引きがあったようです。そん なことから、日本共産党は独自に党議員を立ててきました。しかし、今回は、事前に集まっ た全議員の懇談会の場で、「復興という非常事態のなかで、議会の代表である議長は全議員 でオープンに話し合いで選ぼう」とよびかけてきました。今回は立候補予定者同士の話し合 いもあったことや、1グループの議長、副議長等の独占とならなかったことから、党独自に は立候補せず、議長に伊藤候補、副議長に及川候補を支持しました。党議員団は今後も公正 中立、民主的な議会運営と議会としての復興の取り組みを進めます。 伊勢 純議員 ①子育て支援の取り組み 陸前たかた民報 日本共産党陸前高田市委員会 2015 年 9 月 25 日第 331 号 ●電話55-5512 ●高田町字西和野 24-1 ※日本共産党の活動をお知らせします。 ②市内の若者の雇用対策 と働きやすい職場 ③被災跡地買取りと介護 利用料の負担増問題 大坪涼子議員 ①県立病院再建と今後の地 域医療 ②市独自の定住促進対策 ③新しい団地と災害公営住 宅のコミュニテイ形成 戦争法案が 9 月 19 日、自民党や公明党などに強行採決されました。 これを受け、日本共産党は志位和夫委員長が国民のみなさんによびか けを行いました。 要旨は下記のとおりです。 「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」の実現をよびかけます 2015 年 9 月 19 日 日本共産党中央委員会幹部会委員長 志位和夫 1、戦争法(安保法制)廃止、安倍政権打倒のたたかいをさらに発 展させよう 戦争法(安保法制)は、政府・与党の「数の暴力」で成立させられたからと いって、それを許したままにしておくことは絶対にできないものです。 何よりも、戦争法は、日本国憲法に真っ向から背く違憲立法です。 また国民の多数意思を踏みにじり、違憲立法強行は民主主義の根幹を 破壊するものです。 私たちは、心から呼びかけます。憲法違反の戦争法を廃止し、日本の政 治に立憲主義と民主主義をとりもどす、新たなたたかいをおこそうではあり ませんか。安倍政権打倒のたたかいをさらに発展させようではありません か。 2、戦争法廃止で一致する政党・団体・個人が共同して国民連合政 府をつくろう 定例会での 一般質問予定 藤倉泰治議員 ①JR 大船渡線と陸前高 田駅の復旧・再建 ②国保税の引下げ ③被災地の区画整理の問 題点 ④応急の洪水対策 憲法違反の戦争法を廃止するためには、衆議院と参議院の選挙で、廃 止に賛成する政治勢力が多数を占め、国会で廃止の議決を行うことが不 可欠です。同時に、昨年7月1日の安倍政権による集団的自衛権行使容 認の「閣議決定」を撤回することが必要です。 私たちは、心から呼びかけます。〝戦争法廃止、立憲主義を取り戻す〟 ――この一点で一致するすべての政党・団体・個人が共同して、「戦争法 (安保法制)廃止の国民連合政府」を樹立しようではありませんか。 この連合政府は暫定的なもので、戦争法廃止という任務を実現した時点 で、その先の日本の進路については、解散・総選挙をおこない、国民の審 判をふまえ選択すべきだと考えます。 3、「戦争法廃止の国民連合政府」で一致する野党が、国政選挙で 選挙協力を行おう 来るべき国政選挙――衆議院選挙と参議院選挙で、戦争法廃止を掲げ る勢力が多数を占め、連合政府を実現するためには、野党間の選挙協力 が不可欠です。 日本共産党は、「戦争法廃止の国民連合政府」をつくるという〝国民的 な大義〟で一致するすべての野党が、来るべき国政選挙で選挙協力を行 うことを心から呼びかけるとともに、その実現のために誠実に力をつくす決 意です。
© Copyright 2024 ExpyDoc