第一号 平成27年5月 発行 発行者 : 伊東市民病院 地域医療連携室 伊東市民病院広報誌 発刊にあたって 新緑の候、 先生方におかれましては益々ご清祥の段、 お慶び申し上げます。 日頃は 病診連携で大変お世話になっております。 また、 小生が伊東に参りまして丁度10年が 経過しますが、 この間、 伊東市医師会と市民病院との交流は比較にならないほど密に して頂きました。 これも偏に諸先生方によるご指導とご協力の賜物と深謝申し上げます。 ところで地域医療には、 日常的な健康を快復し維持 ・ 増進させる家庭医 ( かかりつ け医 ) 機能と、 入院診療や高度な検査を行う病院機能の二つの輪が不可欠であります。 この両輪が根付いてこそ 「安全で安心なわが町伊東」 を誇れるものと考えています。 その一助としてこの度、 広報誌を発刊いたします。 広報誌には当院の診療内容や活 管理者兼病院長 荒堀 憲二 動内容、 並びに地域の先生方のご紹介やご要望等を載せさせていただき、 両輪の相互 理解に努めてまいります。 ご理解の上ご協力のほど、 よろしくお願い申し上げます。 理念 ・ 基本方針 市民の生命と健康と生活を守り地域発展に寄与します 1. 十分な説明と納得に基づき患者さんの思いを尊重する患者さん本位の医療を行います 2. 地域の保健 ・ 医療 ・ 福祉 ・ 介護との有機的な連携と地産地消等を積極的に進めます 3. 救急医療 ・ 災害医療の充実につとめ、 ことわらない医療をめざします 4. 教育 ・ 研修 ・ 研究につとめ地域の医療水準の向上と人材の確保をめざします 5. 公共性と効果性 ・ 効率性を考慮し健全な病院運営と魅力ある病院づくりにつとめます 新任医師紹介 ※①専門分野 ②学歴 ③資格 ④コメント (敬称略) ①予防医学 ②昭和46年 弘前大学卒 ③産業医 人間ドック学会認定医 ・ 専門医 消化器外科学会認定医 医学博士 ④早く病院に慣れて力を発揮できるように したいと。 折居 喬 ( おりい たかし ) 小倉 健一郎 ( おぐら けんいちろう ) ①耳鼻科一般 ②平成17年 自治医科大学卒 ③日本耳鼻咽喉科学会専門医 ④耳鼻科全体だけでなく、 総合診療の面で も伊豆全体に貢献できればと思っていま す。 よろしくお願いします。 山田 哲也 ( やまだ てつや ) ①整形外科 ・ 麻酔 ・ 災害医療 ②平成3年 佐賀医科大学卒 ③麻酔科標榜医 ④関西 ( 神戸 ) からやってきました。 伊豆半島 の中核病院として、 当院をより良い病院にし ていきたいと考えています。 栗山 学 ( くりやま まなぶ ) ①泌尿器科 ②昭和48年 岐阜大学卒 ③日本泌尿器科学会認定指導医 ・ 泌尿器科 専門医 日本透析医学会認定指導医 ・ 透析専門医 国際泌尿器科学会 ・ 米国泌尿器科学会 ・ 欧州泌尿器科学会員 UICC国際対がん協会終生会員 医学博士 ④泌尿器科病変と腎病変を専門としています。 ご相談ください。 地域医療連携室のご紹介 地域医療連携室長あいさつ 患者さまにより良い医療サービスを提供するために、 地域の医療機関がそれぞれの役割や専門性を認識し、 協力し あって連携を深めていくことが大切です。 当院では、 このような 「病診連携」 や 「病 ・ 病連携」 を行っていくためのパ イプ役として地域医療連携室を設置しました。 最適な医療サービスの実現や地域に開かれた病院を目指すことが当面 の目標です。 具体的には診断機器の共同利用した医療資源の共有化、 紹介枠の作成による医療時間の効率化を行う ことを推進しています。 さらに医師会の先生方に 「登録医」 となっていただき当院へご紹介された患者さまへの説明 を担当医が直接行うことによる医療情報の共有化も推進しています。 各医療機関の先生方からご紹介いただきました患者さまには、 可能な限り柔軟に対応させていただきますので、 是非、 地域医療連携室をご利用くださいますよう、 ご案内申し上げます。 地域医療連携室長 松尾博道 地域医療連携室の役割 地域医療連携室では伊豆半島東部地区の基幹 的病院としての役割を果たすため、 地域医療機関 の先生方、 保健 ・ 福祉関連の担当の方と連携を 図り、 良質で安全かつ安心できる医療を適切に提 供するための窓口として業務を行っております。 当院の地域医療連携室では前方連携業務とし て、 医療連携コーディネーターが地域医療機関 からの紹介患者さまをスムーズにお受け入れする ための調整や、 地域医療機関の先生方と当院を つなぐ連携の窓口としての役割を担っております。 また、 後方連携業務として、 メディカルソーシャル ワーカーが外来通院中又は入院中の患者さまやご 家族からの医療的、 社会的、 経済的問題へのご 相談に応じ、 問題解決への助言 ・ 解決 ・ 調整を 行い、 安心して療養生活が過ごせるよう支援をし 患者さん ④退院の調整 ・在宅相談 ・転院、施設相談 ④ ③受 診 ①受 診 地域医療連携室 かかりつけ医 ②診察・検査予約、紹介 ・体調が悪い時などの相談 ・日常的病気の治療相談 ・入院や精密検査が必要な時は ・精密検査や手術、入院診療 ・転院先の病院や施設など紹介 ・かかりつけ医へ逆紹介 ・退院時のご相談 地域医療連携室をとおして 市民病院の診療・検査の予約ができます。 ④経過報告、逆紹介 ております。 また、 必要に応じ退院調整を行い、 地域医療機関や保健 ・ 福祉と連携を図り、 在宅療養や転院に向け調 整し、 切れ目のない医療サービスの提供を行っております。 伊東市民病院 それでは最後に ・ ・ ・ 地域医療連携室員を紹介します 室長 松尾博道 MSW 渡辺大輔 朝日達也 吉田未来 二見絢加 事務 望月聡 福田理恵 大住理沙 静岡県伊東市岡196番地の1 TEL 0557-37-2626 FAX 0557-35-0631 URL http://www.ito-simin-hp.jp/
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