第14号

平成27年度
学校だより
菊池市立花房小学校
第14号(平成27年4月18日 発行)
〒861-1313 菊池市出田2516番地
℡ 0968-25-2386
Fax 0968-25-0694
(E-mail) [email protected]
桜の花が散り,葉桜の季節となりましたが,皆様いかがお過ごしでしょうか。本校に赴任して
二年目。校長の岩根 浩です。本年度は,全校児童78名,教職員15名でスタート(内訳は
下記)しました。今年度もよろしくお願いいたします。
ところで,今日の社会を特徴づけるキーワードに「地方創生」と「グローバル化」が挙げられて
いますが,これを教育に当てはめて考えたとき,校長(学校)として,以下のような思いをもって日
々の教育に努めていきたいと考えています。
○教育の目的は,「人格の完成」であり,将来の日本や世界を担う人材の育成にあります。
ですから,子どもは「社会の宝」であり,私たち大人は,学校・家庭・地域でそれぞれに責任と
使命感を持ち,子育て,言葉を換えれば,「将来の親育て」をしていかねばなりません。
○本校は,今年度で135年目を迎える,伝統ある地域の中の学校です。教職員一同,子ど
も一人一人にしっかりと目を向け,小規模校のよさ,地域のよさを生かした教育をさらに進めて
いくとともに,小規模だからこそ為し得る特色ある学校づくりに努めていきます。
○指導に臨んでは,「一人一人が自分のよさを生かし,既成概念にとらわれずチャレンジする
力を持ち続け,他とのコミュニケーションを図りつつ社会に貢献できるような,心身ともにたくま
しく,心豊かで確かな学力をもつ子どもの育成」を目指し,日々の教育に邁進していきます。
本年度の花房小学校(スタッフ&学級編制)です
学
児童数
PTA
備 考
担 任
年 男 女 計 数
1
7 3 10 2 鋤本 尚子 【菊池市立隈府小学校より】
2
0 7
7
2 淵上 由美
3 12 9 21 16 松岡 祐次 (教務主任)
4
6 6 12 6 仲田 知子 【菊池市立七城小学校より】
5
7 6 13 13 稲葉 由夏 【新規任用】
6
7 8 15 14 藤本 祥太
計 39 39 78 53
(校長)岩根 浩
(教頭)松原 正博【合志市立西合志中央小学校より】
(保健主事/理科・音楽) 宮本 京子
(研究主任)中原 淳一【山鹿市立千田小学校より】
(養護教諭)木田 理央奈
(事務主任)渡邉 伸子
よろしくお願いします
(図書司書)吉住 美保
(特別教育支援員)岡崎 直美
(教諭)坂本 一真(H27.4.1~H29.3.31まで,熊本大学教育学部大学院に留学中)
今後の主な行事予定
※ 詳細に関しては,別途お知らせをします。
18(土)授業参観・学級懇談会・部活動総会・PTA総会・歓送迎会
20(月)遠足予備日
21(火)全国学力・学習状況調査(6年),家庭訪問(花房台)
22(水)家庭訪問(上出田・木柑子・植古閑) 23(木)家庭訪問(下出田・広瀬・村田)
24(金)家庭訪問(予備日) 29(水) ● 昭和の日
30(木)ノーテレビ・ノーゲームデー(チェック日)
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子どもに祝日の意義を教えましょう
日本の伝統や文化を尊重し,国際感覚を備えた日本人を育成するという点から,次代を担
う子どもたちに祝日の意義を教えていくことは大切です。4月から5月にかけては,多くの祝日が
あります。祝日の意味とともに過ごし方について,ご家庭でもご指導頂ければ幸いです。
4/29 昭和の日:激動の日々を経て,復興を遂げた昭和の時代を顧み,国の将来に思いを
いたす。
昭和64(1989)年1月7日に昭和天皇が崩御されたことを受けて年号が平成に改まり,
「天
皇誕生日」が平成元(1989)年から「みどりの日」となり,平成19(2007)年より「昭
和の日」となりました。
戦後70年,戦後生まれの世代が国民の約8割を超える中で,日本の繁栄は先人たちのお陰で
あり,「昭和の時代」が存在していたからにほかならないと思います。今, 我が国が平和であるこ
とに心から感謝をし手を合わせたい気持ちになります。
5/3 憲法記念日:日本国憲法の施行を記念し国の成長を期する。
昭和21(1946)年11月3日に公布され,昭和22(1947)年5月
3日に施行されました。この日は正に日本再建の出発日であり,我が国の歴史をしのび,
将来を思う人々の胸に「歴史的な日」としていつまでも刻まれることでしょう。
5/4 みどりの日:自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。
これからは,これまでにも増して心の潤いやゆとりといった心の豊かさが求められています。
日本は緑豊かな自然に恵まれた国です。心豊かなくらしをするために,自然に親しむことは大切
です。各地でいろいろな行事が開催されます。
5/5 こどもの日:こどもの人格を重んじ,こどもの幸福をはかるとともに,母に感謝する。
こどもは,家庭のこどもであると同時に,社会や国家のこどもでもあります。明日の日本の担
い手となることを認識し,国民こぞってこどもの養育に責任を負い,こどもの幸福をはかり,こ
どもを祝福しようとしたのが制定の意義です。
5/6 休日:「国民の祝日」が日曜日に当たるときその後の最も近い平日が休日となります。
(国民の祝日に関する法律第3条第2項)
「交通安全や命を大切にする指導は,決してし過ぎることはありません」
学校が始まって一週間が過ぎました。入学や進級したばかりで,日々緊張感を持って学校
生活を送っている子どもたちですが,これから慣れてくると心配になってきます。
私はこの時期,子どもたちにはいつも同じことを繰り返し語っています。それは,「命を大切にす
ること」,とりわけ,交通安全です。
私たち大人の願いは,子どもたちが毎日元気で楽しく学校に通い,自分のもっている力を思
い切り出して勉強したり運動したりできることだと思います。
子どもたちの尊い命を守るために,私たち大人が交通ルールを遵守し,安全運転を励行して
いくとともに,子どもたちに,危険を予測し危険から自分の身を守れるような態度や習慣を身に
付けさせるべく,大人が率先して教えていきたいものです。「口酸っぱく,繰り返し繰り返し」
○ 登下校の際には,決められた道(通学路)を通る。
○(外出する時には)家の人に行き先や帰る時刻などを知らせてから出かける。
○ 歩く際には,ふざけ合ったり横に広がったりしない。
○ 必ず,横断歩道を渡る。道路を横断する際には,左右をよく見て渡る。
○ 原則,道路は右側を歩く。(状況によっては,左側に歩道が付いていたり,左側を歩いたりした
方が安全な場合もあります。それゆえ,子どもたちには,交通及び道路の状況に応じて,自分の
力で危険を回避し安全な行動がとれるような能力を大人が教えていく必要があります。)
○ 自転車も車の一つです。正しい乗り方(二人乗りや並列運転の禁止,夕暮れ時以降のライトの
点灯,ヘルメットの着用)をする。
○ 危険な場所や不審者等には近づかない。危ないことがあったらすぐに逃げて,近くの家などに
駆け込み,大人の助けを求める。
(文責)校長
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岩根
浩