肥後銀 と提携後の 児島銀 地方創生支援融資

NSR 特報ニュース 16/03/17
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近畿刃物⼯業の阿形(あがた)清信社⻑はいつもピン
会社のやる気を
◆
⾒える化
クの Y シャツを着ている。尋ねてみると「ワシはな、
ピンクの Y シャツしか着ないんや」と。まさにピンク
⾊にこだわる“ピンク社⻑”なのだ。
では、またなぜ社⻑はピンクの Y シャツを着続ける
のか。そこには、会社を元気にするための深い訳があっ
た。なにもピンク⾊が好きなわけでもない。この社⻑は、
ピンクはやる気の象徴と思っているのだ。
「ピンク⾊は、
『今⽇も頑張るぞ︕』という意思表⽰なんや」と、豪快
に笑いながら説明する。
営業担当に 2 枚のシャツを配布
営業担当社員にはピンクとブルー、2 種類のシャツを配
布しているという。
「働く気構えや、やる気のあるときはピンク。その時は、
どんどん⾒てください。評価してください。ブルーの時
は、評価しないでください。石橋を叩いて冷静に控えめ
にしています。防御の気持ちなんです」と。そう言われ
ると、営業マンもついついピンクのシャツを着ることに
なってしまう。
社⻑を先頭にピンクのシャツで営業活動を進める。ピ
ンク軍団ではないが、関⻄の⼈なら⾯⽩く受け⼊れ、な
んか元気がもらえると喜ぶ。
「あんたのとこ変わってる
な、おもろいな」と、ついつい注文してくれそうだ。
さすが、ナニワの経営者らしい発想です。
「365 ⽇、
ピンクですわ。チンドン屋のようでっしゃろ」と、阿形
社⻑も笑う。
よく、物事を可視化せよ、ということを言うが、実にわ
かりやすい可視化、⾒える化だ。社⻑⾃ら「今⽇も頑張
るぞ︕」という気持ちを、ピンクのシャツで率先して⽰
している。ピンク、ピンクで社員の意識も⾼揚。やる気
も⾃然と⾼まるのだ
NSR 特報ニュ-ス 16/03/24
⿊字決算に向け
◆
対策を
3
3⽉に決算を迎える企業が多いが、⾚字の⾒通しでも今
からでも可能な利益確保の対策を、⿊字であれば来期以
降の業績に繋がる節税対策を検討しよう。
まずは現在までの実績を踏まえて売上、経費、利益など
の項目ごとの数値を予測し⾚字なのか⿊字なのか、利益
は確保できているのかを把握する。
つぎに予測数値をもとに決算対策を検討する。
⾚字が⾒込まれる場合は利益確保のため次のような対策
をする。
(1)売上確保対策
⾒積もり段階の案件の成約を急ぐ
決算セールやキャンペーンなど販促活動の強化
(2)経費の先送り
備品消耗品の購⼊などは来期に先送りできるもの
は先送りして、今期の経費にならないようにする
(3)含み益のある資産の処分
含み益のある土地や株式、その他の資産があれば
処分を検討する。
他にも利益確保のために来期以降、以下の検討をしよう
交際費の削減
広告宣伝費の抑制
家賃の値下げ交渉
保険契約の⾒直し
役員報酬の減額