今週の倫理９６９号２０１６.３.１９～３.２５三月のテーマベテランの盲点え・たむらかずみ務めている大先輩です。職人としＢ氏は、工事部門の部長を長年外はありませんでした。たのです。Ａ氏はただ謝罪する以とがあったんですよ」と付け加え会議の中で、Ａ氏は、お客様に喜つながりかねません。翌月の社内るスキや気のゆるみは、危機にもの財産である一方、慣れから生じベテランの技術や経験は、会社いきたいものです。検して、改善するべきは改善している仕事の後始末を会社全体で点ま放置しがちです。長年行なって「まあ、いいか」と曖昧にしたま「以前にもＢさんは似たようなこま上がっていましたね」。そして械の〝つなぎ〟の部分に、靴のま「先ほど納品されたばかりの機たのです。係者がＡ氏に近づいて、こう囁いたが、納入を終えた後、先方の関その場は何事もなく終了しまし危機感を募らせたのです。返しのつかないことになる〉と、軌道修正をしておかないと、取りがあります。それだけに、〈ここでた取引先を目の当たりにしたこといには廃業に追い込まれてしまっまま放置し、仕事が減り続け、つづいていたにもかかわらず、そのろにあります。特に小さなことはってもなお緊張をゆるめないとこています。後始末の要点は、終わとに終わりを全うしない」と説いいことに末を乱す人は、大切なこは、『万人幸福の栞』の中で「小さ倫理研究所の創立者・丸山敏雄ことを誓ったのでした。まま試運転が始まりました。Ａ氏はかつて、小さなミスに気ことを思い出し、気を引き締める瞬「あっ」と思いましたが、その土足で上がったのです。Ａ氏は一いる配管の上に、Ｂ氏が何気なくその時です。つなぎで使用して止めていないようでした。らね」と、事態をあまり重く受けまあ、今に始まったことでないか「部長には私から言っておくよ。うです。そして、先日の試運転のっていなかったことを反省したそって、仕事で使う道具を大事に扱またＢ氏も、自分自身を振り返めました。様に機械の説明をし、試運転を始先に出向きました。そして、お客門の担当であるＢ氏と共に、納入住宅設備会社のＡ氏は、工事部設備の据えつけが終了しました。事を社長に報告しました。社長は会社に戻ったＡ氏は、この出来道を行く職人気質の先輩でした。まり聞かない面があります。わがに仕事を進めるため、人の話をあその一方で、長年の経験をもと前向きな意見が上がったのです。つながるのではないか」といったケアを怠らないことが次の受注に動しているかを確認し、アフターしたら終わりでなく、問題なく稼すると、数名の社員から、「納入設計から工事まで滞りなく進み、慣れた時こそあ事を受注した時のことです。る住宅設備会社が、配管工いました。ランで、Ａ氏も日頃より尊敬してて社内で一番の技術を持つ大ベテふるって発表したのです。ことが大切ではないかと、勇気をんでいただくためには原点に戻る