熊本が進める草の根日米交流:その歴史と現在

<アメリカ学会年次大会「プレ企画」>
熊本が進める草の根日米交流:その歴史と現在
日 時:2016 年 6 月 3 日(金) 15 時 00 分~18 時 30 分
会 場:くまもと県民交流館パレア(鶴屋デパート東館の 10 階)のパレアホール。
場所は、<市街中心地から県立大学への交通アクセス>(学会 HP に掲載し
ます)を参照。
参 加:無料。市民向けシンポジウム。アメリカ学会員の方で参加ご希望の方は、予
め年次大会の「参加登録ページ」にて申し込んで下さい。一般の方とは申込
み方法が異なりますので、ご注意ください。
主催/アメリカ学会、 共催/熊本県立大学、 後援/公益財団法人 渋沢栄一記念財団
第 1 部:<熊本の猛婦たち>と日本女子教育の発展
―ジェーンズが蒔いたもう1つの種―
報告者:猪飼隆明(大阪大学名誉教授)
高橋裕子(津田塾大学教授)
小檜山ルイ(東京女子大学教授)
アメリカからリロイ・ランシング・ジェーンズ(1837-1909)を教師として招いて、明治 4
年に熊本洋学校(1871-1876)が開設されました。熊本で始まったこの草の根日米交流か
ら、その後の日本の女子教育界のパイオニアとなった一群の指導者、いわゆる<熊本の猛
婦たち>(大宅壮一)が誕生したことは、あまり知られていません。ここでは、熊本が生
み出した女子教育界の指導者達と彼女たちが活躍したその歴史的背景を、アメリカ婦人宣
教師やアメリカの女子教育制度にまで遡って紹介します。
第 2 部:熊本のカントリー・ミュージックがつなぐ日本とアメリカ
―チャーリー永谷の足跡を辿ってー チャーリー永谷(カントリー・ミュージシャン)
インタビュアー:久保文明(東京大学教授)
松岡 泰(熊本県立大学教授)
チャーリー永谷氏は、今年で 28 回目となる日本最大のカントリー・ミュージックの祭典、
カントリー・ゴールドの主催者であり、アメリカのカントリー・ミュージックの殿堂グ
ランド・オール・オープリーにも、26 回出演されています。このような功績が評価され、
チャーリー永谷氏は米国 33 州から名誉市民の称号を贈られ、1999 年 5 月には小渕首相
とともに、クリントン大統領から国賓としてホワイトハウスに招待されました。チャー
リー永谷さんが辿ってきた日米交流史について、語ってもらいます。
★ アメリカ学会員の方で参加ご希望の方は、予め年次大会の「参加登録ページ」にて申し
込んで下さい。一般の方とは申込み方法が異なりますので、ご注意ください。