【宮古盛岡横断道路(宮古箱石道路)】 記者発表資料 国が施工する宮古

平 成 28 年 3 月 18 日
国 土 交 通 省
三 陸 国 道 事 務 所
記者発表資料
【宮古盛岡横断道路(宮古箱石道路)】
み や こ は こ い し ど
う
ろ
か ん つ う し き
国が施工する宮古箱石道路で最初のトンネル貫通式を開催
~ 3月25日(金)に(仮称)小山田トンネルの貫通式を開催 ~
宮古箱石道路(復興支援道路)は、震災復興のリーディングプロジェクトと
して1日も早い完成を目指し、従来にないスピードで事業を進めているところ
です。
このたび、宮古箱石道路で初めての貫通となる「(仮称)小山田(こやまだ)
トンネル(延長1,100m)」の貫通式が執り行われることとなりましたので
お知らせいたします。
(仮称)小山田トンネルは、国が施工する「宮古箱石道路」に計画している
11本のトンネルのうち、最初に貫通するトンネルであり、平成32年度に開
通予定の宮古西道路工区の工事進捗にとっても大きな弾みとなるものです。
貫通式では宮古市長をはじめ、来賓者による貫通点通り初めを行います。
■ 日 時 :
平成28年3月25日(金)14:00から(約1時間30分)
■ 場 所 :
宮古市千徳第14地割29番 トンネル坑内
・・・別紙-1(会場案内図)参照
■ 主 催 :
■ 式典内容 :
■ 工事概要 :
■ 事業概要 :
(施工者)前田建設工業(株)
別紙-2(貫通式概要)参照
別紙-3(工事概要)参照
別紙-4(事業概要)参照
■ その他 :
会場ではヘルメットの着用をお願いします。
(ヘルメットは当日、主催者側で準備します。)
雨天の場合も実施します。
«発表記者会:岩手県政記者クラブ、宮古記者クラブ、東北専門記者クラブ»
問い合わせ先
【今回の式典や施工内容に関する問い合わせ】
○国道45号外 千徳小山田道路工事 前田建設工業(株)
〒027-0058 宮古市千徳第14地割24番
所 長 担 当 キタムラ ヒデユキ
北村 秀之
アオヤギ
シゲオ
青柳 茂男 電話0193-62-3162
【事業に関する問い合わせ】
○国土交通省 東北地方整備局 三陸国道事務所
副 所 長 ケンセツ カントクカン
ヒラオカ
ヒロシ
ショウジ
アキラ
平岡 弘志 (内線204) 電話0193-62-1711(代表)
工務第一課 建設監督官 庄司 彰 (内線504)
(復興支援道路・宮古盛岡横断道路については、 で検索できます。)
別紙-1
平成28年3月25日(金) 国道45号外 千徳小山田道路工事 貫通式 会場案内図
住 所 〒027-0058 岩手県宮古市千徳第14地割24番 連絡先 0193-62-3162 担当 白鳥・青柳
久慈
盛岡
橋梁
千徳大橋
宮古市浄化センター
トンネル
釜石
宮古市街
国道106号
宮古市浄化センター
『みやこ斎苑』
看板あり
現場事務所
釜石
貫通式会場
(トンネル内)
【貫通式会場入口(坂を上った箇所)】
【県道277号の曲り口(みやこ斎苑の看板)】
別紙-2
(仮称)小山田トンネル
貫通式概要(案)
工 事 名 称
国道45号外 千徳小山田道路工事
日
場
発
主
平成28年3月25日 午後2時00分から
岩手県宮古市千徳第14地割29番 トンネル坑内
国土交通省 東北地方整備局
施工者 前田建設工業株式会社 東北支店
注
催
時
所
者
者
式典内容(案)
13:15 ~
13:50 ~
14:00 ~
受付開始、控室ご案内
式典会場へ入場開始、着席
開式
① 開式
② 貫通発破
③ 貫通点確認・貫通報告
④ 万歳三唱
⑤ 発注者挨拶 東北地方整備局長 三陸国道事務所長
⑥ 来賓祝辞
・宮古市長 山本 正德 様
・岩手県沿岸広域振興局 副局長 桐田 教男 様
14:30 ~
催事会場へ移動
⑦ 貫通点清めの儀
⑧ 貫通点通り初め
⑨ 樽神輿入場
⑩ 鏡開き
⑪ 乾杯
⑫ 施工者挨拶
⑬ 記念撮影
⑭ 閉式
15:25 ~
退場
ほか
みやこもりおかおうだん
さんりくえんがん
三陸沿岸道路
宮古盛岡横断道路
せんとく
別紙-3
こやまだ
国道45号外 千徳小山田道路工事
【工事概要】
① 小山田トンネル工事
延
長:1,100m、幅員:12m
掘削方法:発破工法ほか
② 閉伊川橋下部工工事
橋
長:502m
橋
台:2基
橋
脚:9基
【発注者】 国土交通省東北地方整備局
【受注者】 前田建設工業(株)
三陸沿岸道路
宮古盛岡横断道路
至 釜石
至 久慈
三陸沿岸道路
A2
P9
P8
P7
P6
P5
P3
P4
P2
P1
A1
閉伊川
さんりくえんがん
三陸沿岸道路
みやこもりおかおうだん
宮古盛岡横断道路
こ
やま
だ
(仮称)小山田トンネル
(仮称)
L=1,100m
掘進方向
至 宮古港
至 盛岡
至 釜石
(仮称)小山田トンネル工事 L=1,100m
至 宮古港
至 盛岡
トンネル標準断面
宮古盛岡横断道路(宮古箱石道路)
三陸沿岸道路
(宮古田老道路)
至 久慈
別紙-4
宮古箱石道路(宮古~箱石)L=33km
路線概要
計画諸元
至釜
石
宮古盛岡横断道路は、宮古市と盛岡市を結ぶ全長約100kmの地域
高規格道路であり、そのうち「宮古箱石道路(宮古~箱石)」は宮古市藤
原から箱石間の約33kmにおいて、岩手県より権限代行で整備する区間
です。
国道106号の線形不良区間を回避し、走行性が向上するとともに、所要
時間の短縮により県都盛岡市と宮古市間のアクセス性向上、救急医療施
設への速達性向上等の効果が期待されます。
平成27年度は、用地買収も概ね終了し、本格的に、改良工事、橋梁
工事、トンネル工事を進めて行きます。
久慈方面から松山IC(仮)付近を望む
L=約33km
L=約2km
蟇目腹帯工区 L=約7km
宮古西道路
(県施工)
L=3.6km
宮古西道路
L=約4km
(仮)小山田トンネル
L=1,100m
宮古市藤
下川井工区
至盛
岡
至久
慈
宮古市
川井箱石工区 L=約7km
松山IC
(仮)
原
宮古市箱
宮古箱石道路 (宮古市藤原~箱石)
至宮古市
街
宮古中央
IC
災害時における緊急輸送路の確保
■東日本大震災では、津波被害により幹線道路の一部が被災し、多くの箇所で通行止めが発生
■宮古箱石道路は、大規模災害時の緊急物資輸送や迅速な復旧活動を支援
▼津波により寸断された国道
▼三陸沿岸地域への緊急輸送道路
写真① 宮古市愛宕交差点
岩手県の緊急支援物資物流拠点 (滝沢市)
国道106号 救援支援物資輸送612回
3月12日~4月末:県トラック協会契約分
N
盛岡市
内陸部から宮古市方面への
緊急輸送道路は国道106号のみ
宮古市
写真①
写真②
写真② 宮古市磯鶏地区
宮古箱石道路
L=33km
遠野市
釜石市
: 震災時の津波による通行止め箇所
: 震災時の津波浸水箇所
迅速な救急搬送で安全・安心な住民生活に寄与
■宮古地域の管外搬送の約95%は、盛岡市内の高度医療施設へ救急搬送
■宮古箱石道路は、迅速かつ安定的な救急搬送を実現し、安全・安心な住民生活に寄与
▼国道106号は線形不良個所(急カーブ等)が多い
▼宮古地域の管外搬送状況
その他盛岡
全面通行止(過去10年間)
回
数:
17回
合計時間:112時間
地区病院,
盛岡赤十
3%
その他地区
病院, 5%
字病院,
滝沢市
4%
急カーブ集中区間
14箇所
岩手医科
大学付属
病院,
35%
急カーブ集中区間
23箇所
急カーブ集中区間
12箇所
宮古箱石道路
L=33km
宮古~箱石区間の国道106号
宮古箱石道路
急カーブ箇所
(R<150m)
14箇所
急カーブ箇所
(R<150m)
0箇所
至 山田町
県立中央
病院,
54%
盛岡市方面
に95%搬送
▼区界地区の急カーブ状況
至:宮古
国道106号
至:盛岡
新たな観光ルートの誕生で観光振興に期待
■三陸沿岸地域は、ジオパーク、復興国立公園に指定され、魅力的な観光資源が数多く点在
■宮古盛岡横断道路の整備で、高規格道路による広域周遊ルートが形成され観光振興に期待
三陸ジオパーク
内陸の観光地
H25年9月24日
日本ジオパーク認定
八幡平(八幡平市)
入込客数186万人/年
青森県
八戸市
階上町
岩手県
沿岸13市町村
住田町
宮城県
三陸復興国立公園
八戸市
青森県
階上町
洋野町
龍泉洞
船越半島大釜崎
(山田町)
北山崎
(田野畑村)
碁石海岸
(大船渡市)
龍泉洞
(岩泉町)
北山崎
田野畑村
岩泉町
岩手県
浄土ヶ浜
盛岡市
秋田県
宮古市
雫石町矢巾町
紫波町
花巻空港
山田町
船越半島
大釜崎
大槌町
花巻市
西和賀町
遠野市
展勝地
北上市
釜石市
遠野盆地
金ヶ崎町
住田町
陸前高田市
奥州市
大船渡市
碁石海岸
平泉町
展勝地(北上市)
入込客数77万人/年
一関市
世界遺産
平泉
気仙沼市
世界遺産 平泉(平泉町)
入込客数208万人/年
中尊寺
小袖海岸
(久慈市)
野田村
普代村
遠野盆地(遠野市)
入込客数154万人/年
浄土ヶ浜
(宮古市)
小袖海岸
久慈市
気仙沼市
八幡平
三陸ジオパーク
南三陸町
毛越寺
石巻市
宮城県
松島町
仙台市
東松島市
塩竈市
七ヶ浜町
多賀城市
女川町
三陸復興国立公園
三陸ジオパーク
※資料:平成21年
岩手県観光統計概要