の適用金利相違について (公表済事案の追加調査最終結果)

平成 28 年 3 月 18 日
お客さま各位
株式会社
豊
和
取締役頭取
権
藤
銀
行
淳
「変動金利型貸出金」の適用金利相違について
(公表済事案の追加調査最終結果)
平成 27 年 9 月 25 日に、当行で取り扱っております「長期プライムレート連動型ローン」の一部商品
の適用金利に誤りがあったことを公表するとともに、ご案内のとおり、類似のケースで適用金利が相違
している事案がないかについて調査してまいりました。その調査の結果、以下のとおり、適用金利に誤
りがある追加の事案が判明しましたので、ご説明させていただきますとともに、適用金利が相違したお
客さまには返戻等の対応をさせていただきます。
適用金利が相違したお客さまには、大変ご心配、ご迷惑をお掛けしましたことを心からお詫び申し上
げます。また、二度とこのようなことが起こらないよう、全行あげて再発防止に取り組んでいるところ
でございます。
記
1. 適用金利相違の内容
長期プライムレートおよび短期プライムレートの変動に伴って金利を改定する「変動金利型貸
出金」において、昭和 62 年 1 月から平成 27 年 6 月の間の利率変更時に、誤った金利を適用した
ものです。
(1)金利相違により誤徴収したお客さまの総数
140 先
(2)金利相違が判明した証書貸付の総件数
147 件
(3)お客さまよりお利息を多くいただいた利息過多の合計額
72,380,898 円
(4)お客さまよりお利息を少なくいただいた利息過少の合計額
13,697,368 円
該当するお客さまより多くいただいたお利息のお一人あたりの最大相違金額は 15,421,613 円、
最少相違金額は 2 円となっております。
2. 発生原因
個々のお客さまと相対で金利を改定できる商品であったり、金利変更時期が営業店でしか把握
できていない等の理由により、本部で一括して利率を変更できず、本部が営業店に指示し営業店
において個別に金利変更を行っていたご融資がございましたが、その金利変更に誤りがあり、ま
た本部の指示後の検証が不十分であったことから、長期にわたって誤った金利のままとなってい
たことが原因でございます。
3. お客さまへの対応
(1) お利息を多くいただいたお客さま
① 現在も当該ご融資をご返済中のお客さま
遡って正しい金利に修正した上で、多くいただいたお利息に法定利率(年 6%)を加えた
金額を、平成 28 年 3 月 25 日にご返済口座へ入金させていただきます。
② 既に当該ご融資を全額ご返済いただいたお客さま
多くいただいたお利息に法定利率(年 6%)を加えた金額を、これまでご返済にお使いに
なられた預金口座へ平成 28 年 3 月 25 日に入金させていただきます。
なお、既に当該預金口座を解約されている場合には、お客さまご指定の預金口座に入金さ
せていただきます。
(2) お利息を少なくいただいたお客さま
遡って正しい金利に修正しますが、当行の誤りでお客さまにご迷惑をおかけしたことから、
不足したお利息はいただきません。
4. 再発防止策
個人ローン、事業性融資の利率変更に係る業務処理手続きの総点検を行い、利率変更が漏れなく
適切に処理されるよう、担当者及び検証者の手続きを明確にし、改定いたしました。また、金利の
変更処理が正しく行われたかどうかの検証に関して、これまで営業店や担当部署のみで完結してい
た手順を見直し、平成 27 年 9 月より、営業店への指示に対しては本部担当部署が、本部担当部署
の指示内容については本部会議体で検証することとし、相互検証を強化することにより、今後この
ような事態が二度と発生することのないよう既に再発防止に全行あげて取り組んでおります。
5. 人事処分
代表取締役 2 名、担当役員 3 名のほか、本部管理者等 7 名に対し、既に処分を行いました。
<本リリースに関するお問い合わせ先>
総合企画部
税所、田中(豊)
TEL 097-534-2608(直通)
<お客さま専用のお問い合わせ先>
■平成 28 年 3 月 19 日(土)、20 日(日) 、21 日(月) 午前 9 時 00 分~午後 4 時 00 分
お客さま相談室
■上記以外の銀行営業日
フリーダイヤル
0120-308-329
午前 9 時 00 分~午後 5 時 00 分
融資部
安部、中原
TEL 097-534-2617(直通)
以
上