ウィスラー

リゾートタイプ
手法
都市リゾート
1-1 都市計画-歩行者空間の拡充
1-2 都市計画-連続的な街並み・界隈の創出
1-3 都市計画-商業施設・文化施設の集積
3-2 産業政策-多彩なアクティビティの提供
地名
学習ポイント
(特徴)
概要
ウィスラー・ブラッコム
視察のポイント
ヒアリング先
(候補)
国内観光地への
適用
関連Web
行政主導の計画的開発によりリゾート全体として調和の取れた空間を創出
ウィスラーはカナダ ブリティッシュコロンビア州のバンクーバーの北東約120km(自動車
で約2時間)の距離に位置し、ウィスラー山とブラッコム山をあわせて33のリフト、200以
上のコースを擁する大規模なスノーリゾートである。標高差1,600m、面積33k㎡というゲレ
ンデそのもののが有するスケールがもたらす魅力もさることながら、アスペンやベイル
(いずれもアメリカ合衆国コロラド州)といった先行するスキーリゾートを研究して計画
的に開発が進められ、ベースタウンとなるセンタービレッジがリゾート都市らしい賑わい
のある魅力的な滞在空間になっていることが注目される。
・地域のマスタープランやデザインガイドラインに基づき、個々の施設の個性とエリア全
体としての調和に配慮した魅力的な滞在空間を形成する手法。
・歩行者専用のプロムナードや統一された景観など、滞在時間の延長や消費意欲の向上に
つながりうる空間を創出する具体的な手法。
・外資による投資も受け入れ、地域のブランドイメージ向上や消費単価向上につながる宿
泊施設や商業施設の導入。
行政:RMOW(Resort Municipality of Whistler:ウィスラーリゾート村)
DMO:Whistler Tourism、Tourism British Colombia
その他:Whistler Center for Sustainability(ウィスラー持続可能センター)
その他:The Whistler Village Land Company(不動産開発・経営)
・イニシアティブを取る主体を明確にして事業推進を図る手法や、各施設の個性発揮と全
体の調和のバランスが取れた魅力的な空間形成の手法が参考になると考えられる
・RMOW https://www.whistler.ca/
・Whistler Tourism http://www.whistler.com/
・Whistler Center for Sustainability http://www.whistlercentre.ca/
写真は全て「Whistler Tourism」(http://www.whistler.com/)より転載