スライド 1 - 開発調査研究所

株式会社 開発調査研究所
交通・道路部
舗装グループ
道路舗装における路面評価と
補修検討業務のご案内
平成26年度吉日
広大な大地を有する北海道では、産業や観光の拠点を結ぶ道路網が重要な役割を果たしています。特に道
路舗装は、車両の走行荷重を支えて走行安全性や快適な乗り心地を提供するだけでなく、燃費や車両損耗を
抑えるなど多くの機能を持っています。しかし、積雪寒冷地である北海道の舗装は、温暖な地域と異なり寒
冷地特有の破損が多く見られ、交通状況だけでなく気象状況にも配慮した道路舗装が求められます。
~
舗
装
の
破
損
状
況
と
原
因
~
疲労ひび割れ
原因:車両の走行荷重
凍上ひび割れ
原因:路床土の凍上
支持力低下ひび割れ
原因:軟弱な路床土・凍結融解
ポットホール
原因:ひび割れの進行
低温ひび割れ
原因:低温による収縮
わだち掘れ
原因:車両走行による摩耗・流動
1.舗装路面(表面)の点検
レーザースキャニング方式を用いた路面性状測定車により、
舗装表面の点検を行います。路面の損傷を①ひび割れ、②
わだち掘れ、③平坦性、④IRIにより評価します。
2.舗装構造(内部)の点検
開削により舗装内部の点検を行います。多層構造である舗装各
層の厚さや材料の種類を確認するとともに、FWD試験機やCBR
試験機により舗装各層の支持力や弾性係数を評価します。
路面性状測定車
(ニチレキ株式会社 所有)
FWD試験機
先端部から路面に
レーザーを照射し、
ひび割れを計測し
ます。
CBR試験
(株式会社NIPPO 所有)
舗装表面に衝撃荷重
を加えて、内部の支持
力を推定します。
(裏面につづきます) 1
交通・道路部
舗装グループ
3.舗装補修計画の策定
6.2
5.1
4.6
3.5
路面性状
測定結果
下り1
MCI
6.0
7.3
6.8
7.7
5.6
6.8
5.5
5.9
7.3
6.2
7.7
7.3
8.1
7.5
8.0
8.2
7.3
4.7
4.4
5.9
4.6
5.2
3.4
5.8
3.5
4.3
2.5
4.9
3.3
3.7
3.0
4.4
3.5
4.0
3.6
4.6
3.4
4.4
3.8
4.2
上
り
3.7
3.9
6.9
6.9
7.4
7.3
7.2
6.9
7.3
6.4
7.9
8.9
7.4
4.7
4.1
3.6
4.7
7.6
6.9
6.7
6.2
6.5
6.6
4.9
6.8
9.1
9.0
8.0
9.1
7.3
7.0
6.5
5.9
6.0
5.1
5.5
4.8
5.4
3.9
4.7
5.9
6.9
7.4
9.1
7.3
9.1
9.1
9.2
7.6
7.9
7.4
8.9
8.9
8.9
8.9
8.7
8.6
6.0
4.1
5.3
4.5
5.5
4.8
6.2
5.0
8.0
7.8
7.8
8.1
7.4
6.6
6.7
6.5
7.1
7.3
7.4
4.6
4.3
3.3
4.0
7.0
6.6
6.8
6.9
6.6
6.7
4.3
6.9
9.1
9.1
9.1
9.2
7.7
6.3
7.0
7.1
7.3
6.3
7.1
4.6
5.1
4.0
3.1
4.6
5.8
6.9
9.1
7.1
8.0
8.4
8.0
7.6
7.2
7.2
8.7
8.8
8.9
8.8
8.6
8.7
7.1
4.6
5.7
4.3
5.0
4.4
5.9
5.1
5.5
5.6
4.7
5.0
6.0
5.5
7.2
5.0
下
り
路面性状
測定結果
6.6
5.0
6.2
5.5
5.1
6.0
6.9
7.3
5.5
5.8
7.1
路面性状測定車を用いて計測した舗装路面の点検結果から、舗装補修の必要箇所を
抽出し、路面の破損形態や舗装内部の点検結果、費用対効果等を総合的に勘案して最
適な補修工法を提案します。
舗装補修
必要区間
舗装補修
必要区間
- 路面の状況 -
:良好
:補修した方が良い
:補修が必要
:早急に補修が必要
上り1
MCI
6.9
7.2
7.0
6.9
6.5
6.1
7.1
7.2
6.9
6.8
7.2
7.2
8.8
7.8
9.1
6.4
7.1
路面性状調査
結果(MCI)
◆舗装補修設計
アスファルト舗装補修:施工ボリュームの検討
コンクリート舗装補修:目地の構造設計
スリップバー φ25
L=700,400ピッチ
中央線
W=15cm
外側線
W=15cm
CL
GH
i%
瀝青材料塗布
i%
i%
硬化後ソーカット
シール材充填
防錆ペイント塗布
8
外側線
W=15cm
FH
鉄網 D6
舗
装
端
クロスバー φ13
【計画舗装構成】
【既設舗装構成】
表 層 再生密粒度アスコン :平均厚t= 3.9cm
表 層 細粒度ギャップアスコン: t=
4cm
基 層 粗粒度アスコン : t=
5cm
上層路盤 アスファルト安定処理 : t=
6cm
上部下層路盤 切込砕石40mm級 : t=
7cm
下層路盤 切込砕石40mm級 : t= 58cm
Σt=83.9cm
200
チェアー φ13
表 層 細粒度ギャップアスコン:t= 4cm
基 層 粗粒度アスコン :t= 5cm
上層路盤 アスファルト安定処理 :t= 6cm
上部下層路盤 切込砕石40mm級 :t= 7cm
下層路盤 切込砕石40mm :t=58cm
Σt=80cm
舗装補修費用の将来予測
舗装のLCC・・・トータルコスト比較
60,000
900
今後、30年間の舗装補修費用の算出
通常の舗装構造の場合
800
50,000
700
As層総打換
費用(千円)
補修費用 (百万円)
250
125 125
80
70
i%
600
500
400
300
40,000
切削オーバーレイ
30,000
20,000
長寿命舗装構造の場合
200
10,000
100
業舗
務装
実関
績係
の
平成19年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成25年度
平成25年度
平成25年度
平成25年度
48
44
年
40
用
36
8
供
32
2038
28
2033
24
2028
20
2023
16
2018
12
0
2013
4
0
0
帯広土木現業所管内交B9-10改築工事舗装補修計画策定(重交通路面性状データ集計) ・・帯広建設管理部
本別留辺蘂線外 道単局改工事(一般)路面性状調査(舗装補修費・LCC算出)
・・・帯広建設管理部
栗山北広島線外 一括交付金610地方道工事 舗装補修計画検討
・・・札幌建設管理部
江別恵庭線 局改(一般局改)(特)工事 路面調査設計外
・・・札幌建設管理部
江別恵庭線外 防災交付金7-8地方道工事路面調査設計(補正・明許)
・・・札幌建設管理部
函館上磯線外(B地-7-78)工事(補正明許)路面性状調査委託
・・・函館建設管理部
釧路鶴居弟子屈線外(B改-7-177)交付金工事 路面性状調査設計委託(補正・明許) ・・・釧路建設管理部
(地583)名寄遠別線外 改築工事 路面性状調査
・・・留萌建設管理部
岩内洞爺線外防災安全B(地方道)工事舗装台帳策定(全道の舗装路面性状データ解析) ・・小樽建設管理部
お問い合わせ先
建設コンサルタント
株式会社
開発調査研究所
〒062-0054 札幌市豊平区月寒東4条10丁目7番1号
TEL 011-852-3485 FAX 011-855-1298 http://www.kaichoken.co.jp/
E-mail [email protected]
交通・道路部 舗装担当窓口
部
長
工藤
一幸(RCCM)
次
長
松岡
雄一(技術士)
次
長
花岡
研我(RCCM)
主 任 技 師
久保
裕一(技術士)
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