NEWS RELEASE ≪報道関係者各位≫ 2016 年 3 月 16 日 次世代レジリエンスホーム『家+Ⅹ』Powered by Honda が 「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2016」で 特別顧問賞を受賞! 株式会社LIXIL住宅研究所 株式会社LIXIL住宅研究所(住所:東京都江東区/代表取締役社長:今 城幸)と本田技研工 業株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 社長執行役員:八郷隆弘)が 2015 年 11 月に 発表したコンセプトホーム「次世代レジリエンスホーム『家+Ⅹ』Powered by Honda」が、「ジャパン・ レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2016」(主催:一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会) において、「特別顧問賞 古屋圭司(初代国土強靱化担当大臣)賞」を受賞しました。有事には 様々な災害から家族の命や財産を守るレジリエンスホームであるとともに、平時には資産価値最大 化、生涯コスト最少化を実現する住まいづくりに取り組んだ結果、『日本でも先駆的なレジリエンス のモデルとなる住宅の開発』であるとの高い評価を頂き、今回の受賞となりました。 当社では今回の受賞を契機にレジリエンスな住まいの販売拡大を積極的に推進し、ブランドの 向上に務めてまいります。 ■受賞作品 : 次世代レジリエンスホーム『家+Ⅹ』 Powered by Honda ■作品概要 : 有事には家族の命や財産を守り、平時には資産価値最大化、生涯コスト最少化 を実現する戸建住宅 ■次世代レジリエンスホーム『家+Ⅹ』Powered by Honda の特長 : 「次世代レジリエンスホーム『家+Ⅹ』Powered by Honda」は、有事には様々な災害から家族 の命や財産を守るレジリエンスホームであるとともに、平時には資産価値最大化、生涯コスト 最少化を実現します。さらに、多くの社会的課題を解決する国土強靭化時代、エネルギー自 由化時代を先取りした新しい提案を盛り込んでいます。搭載する太陽光発電、LPガスを使っ たガスエンジンコージェネレーションシステム「エコウィルプラス」と電気自動車を組み合わせ、 平時も有事も住まう人に大きなメリットのある仕組みとしています。 (参考)レジリエンスジャパン推進協議会ホームページ : http://www.resilience-jp.org/ LIXIL住宅研究所の社内シンクタンク“キッズデザイン研究所”における「子ども目線、子ども基 準でつくる家は、全ての人に安全で住みやすい家」というキッズデザインの考え方をベースに、次世 代を担う子どもの住環境や家庭環境について恒常的に研究開発を進めています。その一つの形 が「次世代レジリエンスホーム『家+Ⅹ』Powered by Honda」です。今後も同様に将来の住まいに おける課題解決に向け、挑戦的な取り組みを進めていきます。 「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」とは、次世代に向けたレジリエンス社会を構築する ために全国各地で展開されている“強靭化”(レジリエンス)に関する先進的な活動を発掘、評価、 表彰する制度で、“強くてしなやかな国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術 開発、製品開発等”を実施している企業・団体に対し表彰するものです。 【報道関係者のお問合せ先】 本ニュースリリースは、本日、国土交通記者会、国土 ㈱LIXIL住宅研究所 広報・宣伝部 担当:千明 交通省建設専門紙記者会にて、広報発表しています。 電話:03-5626-8251 メール:[email protected] LIXIL住宅研究所ホームページ/TOP URL:http://www.lixil-jk.co.jp/ 【参考】 次世代レジリエンスホーム『家+Ⅹ』Powered by Honda 開発の目的 東日本大震災や広島県の土砂災害、茨城県での大規模水害など、近年の異常気象により、自 然災害は年を追うごとに大きな被害をもたらしています。これらの自然災害などの有事に際し、 家族の命や財産を守ることができ、さらにはエネルギーの自立により、復旧までの間、災害前に 近い形で生活が送れることを目的に『家+X』を開発しました。エネルギーが自立できることによ り、災害時のストレス軽減などの効果もあるとも考えています。 あわせて、このコンセプトは多くの家に普及しなければならないものと考え、有事だけでなく、平 時にも「資産価値の最大化」「生涯コストの最小化」を実現するべく、省エネなどの対応にも取り組 み、住まう人にメリットのある建物となるよう提案しています。 特長 ◆安全・安心の確保 耐震等級 3 相当の構造体に、地震エネルギーに対して吸 収性能の高い「粘弾性体」で、家全体をまるごと包み込む 『耐震+制震構造』で、繰り返しの地震にも強い構造体と なっています。さらに、500 年に一度発生する暴風にも耐 えられる耐風等級 2 相当の耐風性能、竜巻などの予測で きない災害への備えとして、室内の一部空間を高速道路 の橋脚耐震補強にも採用されている高強度繊維で囲うこ とにより、家族を守る避難場所として活用できます。 繰り返しの地震に強い構造体 ◆ライフラインの確保 有事のライフライン確保対策として、電力・ガスについては、太陽光発電システム 4kWに加え、 停電時自立運転機能付き「エコウィルプラス」と「LPガス軒下在庫」で約 1 ヶ月無補給でも最 低限の家電とガスコンロが使用可能です。さらに「パワーマネージャー(Honda製)」を搭載し ており、電気自動車だけでなく、燃料電池自動車からも家に電力を供給することが可能となっ ています。 また、水については、水道水を備蓄循環できる「貯水タンク」も搭載し、飲料水 36L(4 人家族 3 日分)を確保できる仕様となっています。 (左)ガスエンジンコージェネレーション (右)LPガス(シリンダー4 本) 有事のエネルギーフロー ◆地域の災害拠点としての活用 災害等でライフラインが途絶えても「家+X」は照明が点灯し、ガスコンロでの調理が可能で す。また、繰り返しの地震に強いので、近隣の人々も利用できる一時避難場所にもなります。 さらに、電気自動車や燃料電池自動車による電力援助があればエアコンも長時間動かすこと が可能となり、子どもや高齢者の体調管理対策も可能です。テレビで情報を得たり、温かい 食事を提供したりできます。公共の支援が始まるまで地域で支えあう「共助」の意味合いから も、万が一の有事の際、活躍が期待できます。 ◆エネルギー確保の先進・革新的な取り組み 「家+X」は、一般販売を見据えた住宅として日本で初めて燃料電池自動車からの給電に対 応しています。また、停電時でも太陽光発電やガスエンジンコージェネレーションシステムの余 剰電力を電気自動車に貯めることが可能なため、貴重なエネルギーを無駄にすることがあり ません。 家と自動車のエネルギーフロー ◆有事・平時の両立 搭載する「有事に活用する設備・システム」はすべて有事・平時兼用、かつ、日常使用してい るだけで有事の対策が取れる仕様になっています。同時に各々の機器はそれ自体がエネル ギーの有効活用を目的としたもので、家自体も省エネ仕様です。平時は低炭素社会に貢献で きる省エネで経済的な家となっています。 平時のエネルギーフロー ◆普及への取り組み 次世代レジリエンスホームについては、LIXIL住宅研究所の 3 ブランドにて 2016 年以降順次 販売予定の新商品にその要素を取り入れていきます。商品化に当たってはレジリエンスの取り 組みの早期普及にこだわり、商品構築を進めていきます。
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