健康保険法等の一部改正について

大港保発第 7069 号
平成 28 年 3 月 15 日
事
業主
◎1 日当たりの支給額
現在
平成 28 年 4 月 1 日支給分から
「支給開始日の属する月以前の直近の継続した 12 ヵ月
の標準報酬月額の平均の 30 分の 1」の 3 分の 2
標準報酬日額の 3 分の 2
様
大阪港湾健康保険組合
理事長川田宏行
【現在（支給開始日が平成 28 年 3 月 31 日まで）
】
支給開始月
標準報酬月額(千円)　260
健康保険法等の一部改正について
(27年)5月
時下、益々ご清祥のこととお慶び申しあげます。
平素は、当組合の事業運営にご理解ご協力を賜り、厚くお礼申しあげます。
さて、平成 28 年 4 月 1 日に健康保険法の一部が改正され、下記のとおり施行されることとなりましたので
お知らせしますとともに、ポスター「健康保険の制度改正のお知らせ」を同封いたしましたので、被保険者の
皆様への周知方よろしくお願いいたします。
ご不明な点がございましたら、当組合（TEL 06－4395－4112）までご照会ください。
300
300
300
300
300
300
300
300
9月
10月
11月
12月
(28年)1月
2月
3月
4月
直近継続12ヵ月
支給開始月
標準報酬月額(千円)　260
6月
260
7月
260
8月
300
300
300
300
300
300
300
300
9月
10月
11月
12月
(28年)1月
2月
3月
4月
①（260,000 円×4 ヵ月＋300,000 円×8 ヵ月）÷ 12 ヵ月 ÷ 30 日＝ 9,560 円（10 円未満は四捨五入）
②9,560 円 ÷ 2／3 ＝ 6,373 円（１日当たりの支給額／1 円未満は四捨五入）
１．標準報酬月額の上限の変更について
毎月の保険料や保険給付金額の計算の基礎となる標準報酬月額について区分が 3 等級追加され、上限が
121 万円（第 47 等級）から 139 万円（第 50 等級）に変更されます。
現時点の標準報酬月額の基礎となった報酬月額（昨年の定時決定、もしくは直近の随時改定時のもの）が
1,235,000 円以上の被保険者の方につきましては、当該報酬月額を新たに追加された等級にあてはめ当組合
にて標準報酬月額を決定し、別途通知いたしますので届出の必要はありません。
（平成 28 年 4 月の随時改定
に該当する場合は、月額変更届の提出が必要となりますのでご注意ください。
）
報酬
日
額
260
8月
【支給開始日が平成 28 年 4 月 1 日以降】
(27年)5月
◎平成 28 年 4 月 1 日より
標準
等
級
月
額
第 47 等級
1,210,000 円
第 48 等級
1,270,000 円
第 49 等級
1,330,000 円
新たに追加
第 50 等級
1,390,000 円
260
7月
①300,000 円 ÷ 30 日＝ 10,000 円（10 円未満は四捨五入）
② 10,000 円 ÷ 2／3 ＝ 6,667 円（1 日当たりの支給額／1 円未満は四捨五入）
260
記
260
6月
報
酬
月
額
40,330 円
1,175,000 円以上 1,235,000 円未満
42,330 円
44,330 円
46,330 円
1,235,000 円以上 1,295,000 円未満
1,295,000 円以上 1,355,000 円未満
1,355,000 円以上
２．標準賞与額の上限の変更について
年度内における標準賞与額の累計額の上限が、平成 28 年 4 月以降に受けた賞与より 540 万円から 573 万
円に変更されます。
３．傷病手当金・出産手当金の支給額算定方法の見直しについて
傷病手当金および出産手当金については、給付の基礎となる日額の算定方法が、現在の「標準報酬日額の
3 分の 2 に相当する額」から「支給開始日の属する月以前の直近の継続した 12 ヵ月の標準報酬月額を平均
した額の 30 分の 1 に相当する額」の 3 分の 2 に相当する額に変更されます。
ただし、標準報酬月額が定められた月が 12 ヵ月に満たない場合は、
「直近の継続した各月の標準報酬月額
の平均額の 30 分の 1」もしくは「支給開始日が属する年度の前年度の 9 月 30 日時点の全被保険者の標準報
酬月額の平均額（当組合は 340 千円）の 30 分の 1」のいずれか少ない額が基準となります。
４．入院時の食費の負担額の変更について
入院時の食費の一部として負担する、食事療養標準負担額が段階的に変更されます。ただし、低所得者、
指定難病患者、小児慢性特定疾病児童等の方の負担額はこれまでと変わりません。
◎1 食当たりの負担額
現在
260 円
平成 28 年 4 月から
3360 円
平成 30 年 4 月から
460 円
５．大病院受診時の定額負担の導入について
救急等の場合を除き、紹介状なしで大病院（特定機能病院及び 500 床以上の病院）を受診すると、初
診または再診時に医療費の一部負担金に加えて定額負担（5,000 円～10,000 円程度）がかかります。
６．患者申出療養の創設について
患者からの申し出により、国が安全性・有効性・実施計画の内容を審査した治療が保険外併用療養費
の支給対象となる「患者申出療養」が創設されます。これにより、国から必要と認められれば国内で未
承認の医薬品による治療等を、健康保険の治療と併用して受けられるようになります。
７．海外療養費の申請について
海外療養費の申請にあたり添付書類として新たに、
「旅券、航空券その他の海外に渡航した事実が確認
できる書類の写し」と「保険者が海外療養の内容について、当該海外療養を担当した者に照会すること
に関する当該海外療養を受けた者の同意書」が追加されます。
お知らせ
平成 28 年 4 月より整骨院等からの請求について、請求内容の審査等を専門の点検業者に委託すること
となりました。従いまして、負傷原因報告書の回収については従来どおり事業所で取りまとめ、当組合
へ提出いただきますが、負傷原因報告書等に関するお問い合わせは委託業者へ行っていただくことにな
ります。お手数おかけしますが周知方お願いいたしますとともに、提出期日を必ず守っていただきます
よう、ご指導方お願い申しあげます。

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