㈱稲葉製作所(3421) 平成28年7月期 第2四半期決算短信 ○添付資料の目次 1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2 (1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2 (2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3 2.サマリー情報(注記事項)に関する事項 …………………………………………………………………………… 3 (1)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示 ……………………………………………………… 3 3.四半期連結財務諸表 …………………………………………………………………………………………………… 4 (1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4 (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5 四半期連結損益計算書 第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 四半期連結包括利益計算書 5 第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6 (3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 7 (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8 (継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8 (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8 (セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 8 - 1 - ㈱稲葉製作所(3421) 平成28年7月期 第2四半期決算短信 1.当四半期決算に関する定性的情報 (1)経営成績に関する説明 当第2四半期連結累計期間における国内経済は、政府の経済政策及び日銀の金融政策を背景に企業の収益改善や 雇用環境の持ち直し等が見られ、緩やかな回復基調で推移いたしましたが、中国経済の減速や資源価格の下落等が 企業業績に影を落とし始めており、景気の先行きについては不透明な状況にありました。 このような経営環境のもと、当社グループは、代理店とのリレーション強化を軸に、鋼製物置・オフィス家具分 野における販売拡大に努めました。また、資源価格及び原油価格の下落に伴う材料コストや電力・燃料コストが減 少し、製造原価率の低減等が図られたこともあり、業績は好調に推移いたしました。 この結果、売上高は、15,146百万円(前年同期比6.8%増)、営業利益は847百万円(前年同期比97.7%増)、経 常利益は939百万円(前年同期比74.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は573百万円(前年同期比 106.5%増)となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 売上高(百万円) セグメントの名称 前第2四半期 当第2四半期 連結累計期間 連結累計期間 セグメント利益(百万円) 増減 前第2四半期 当第2四半期 連結累計期間 連結累計期間 増減 鋼製物置 9,403 9,706 302 1,011 1,300 288 オフィス家具 4,783 5,439 655 △111 33 145 14,187 15,146 958 900 1,334 434 合計 (鋼製物置) 鋼製物置の需要動向に影響を与える戸建新設住宅着工の動向は、一昨年4月の消費税率引上げに伴う駆け込み需 要の反動の影響から持ち直しております。また、雇用・所得環境が底堅さを維持していること等を背景に、ガレー ジ及び倉庫の大型製品の売上が増加したことにより、鋼製物置の売上は伸長いたしました。 業績につきましては、売上高は9,706百万円(前年同期比3.2%増)、セグメント利益は1,300百万円(前年同期比 28.5%増)となりました。 (オフィス家具) オフィス家具につきましては、企業業績の好調を背景にオフィスの移転需要やリニューアル需要が拡大し受注が 好調に推移いたしましたことから、オフィス家具の売上は伸長いたしました。 業績につきましては、売上高は5,439百万円(前年同期比13.7%増)、セグメント利益は33百万円(前年同期は 111百万円のセグメント損失)となりました。 (2)財政状態に関する説明 当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ、現金及び預金が5,526百万円減少し ましたが、有価証券が4,199百万円、建物及び構築物が2,601百万円増加したこと等により572百万円増加して、 50,312百万円となりました。負債につきましては、前連結会計年度末に比べ、支払手形及び買掛金が125百万円増 加したこと等により242百万円増加して、13,472百万円となりました。また、純資産は、前連結会計年度末に比 べ、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が363百万円増加したこと等により330百万円増 加して、36,840百万円となりました。その結果、自己資本比率は73.2%となりました。 - 2 - ㈱稲葉製作所(3421) 平成28年7月期 第2四半期決算短信 <キャッシュ・フローの状況> 当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益898百万円等による増加と、売上債権の増 加額372百万円、法人税等の支払額313百万円等による減少の結果、453百万円の増加(前年同期は852百万円の減 少)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の払戻による収入11,500百万円等による増加と、定期預金の 預入による支出6,500百万円、有形固定資産の取得による支出1,442百万円等による減少の結果、3,431百万円の 獲得(前年同期は542百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額210百万円等の支出の結果、211百万円の支出(前年同 期は176百万円の支出)となりました。 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 平成28年3月4日に公表いたしました連結業績予想から修正は行っておりません。 2.サマリー情報(注記事項)に関する事項 (1)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示 会計方針の変更 (企業結合に関する会計基準等の適用) 「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日。以下「企業結合会計基準」とい う。)、「連結財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第22号 平成25年9月13日。以下「連結会計基準」 という。)及び「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準第7号 平成25年9月13日。以下「事業分離等 会計基準」という。)等を、第1四半期連結会計期間から適用し、支配が継続している場合の子会社に対する当 社の持分変動による差額を資本剰余金として計上するとともに、取得関連費用を発生した連結会計年度の費用と して計上する方法に変更しております。また、第1四半期連結会計期間の期首以後実施される企業結合について は、暫定的な会計処理の確定による取得原価の配分額の見直しを企業結合日の属する四半期連結会計期間の四半 期連結財務諸表に反映させる方法に変更しております。加えて、四半期純利益等の表示の変更を行っておりま す。当該表示の変更を反映させるため、前第2四半期連結累計期間については、四半期連結財務諸表の組替えを 行っております。 企業結合会計基準等の適用については、企業結合会計基準第58-2項(4)、連結会計基準第44-5項(4)及び事 業分離等会計基準第57-4項(4)に定める経過的な取扱いに従っており、第1四半期連結会計期間の期首時点か ら将来にわたって適用しております。 これによる損益に与える影響はありません。 - 3 - ㈱稲葉製作所(3421) 平成28年7月期 第2四半期決算短信 3.四半期連結財務諸表 (1)四半期連結貸借対照表 前連結会計年度 (平成27年7月31日) 資産の部 流動資産 現金及び預金 受取手形及び売掛金 有価証券 商品及び製品 仕掛品 原材料及び貯蔵品 その他 貸倒引当金 流動資産合計 固定資産 有形固定資産 建物及び構築物(純額) 土地 その他(純額) 有形固定資産合計 無形固定資産 投資その他の資産 その他 貸倒引当金 投資その他の資産合計 固定資産合計 資産合計 負債の部 流動負債 支払手形及び買掛金 未払法人税等 賞与引当金 その他 流動負債合計 固定負債 役員退職慰労引当金 退職給付に係る負債 その他 固定負債合計 負債合計 純資産の部 株主資本 資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計 その他の包括利益累計額 その他有価証券評価差額金 退職給付に係る調整累計額 その他の包括利益累計額合計 純資産合計 負債純資産合計 18,340,353 7,569,336 - 1,822,772 214,832 256,428 463,160 △2,694 28,664,188 3,605,806 11,210,580 3,763,022 18,579,408 133,588 2,363,348 △411 2,362,937 21,075,934 49,740,122 7,308,292 330,262 276,605 3,065,366 10,980,527 447,520 991,825 810,199 2,249,544 13,230,071 1,132,048 987,847 34,688,546 △310,161 36,498,281 176,869 △165,100 11,769 36,510,050 49,740,122 - 4 - (単位:千円) 当第2四半期連結会計期間 (平成28年1月31日) 12,813,832 7,941,846 4,199,957 1,898,115 216,827 261,185 490,656 △3,004 27,819,417 6,207,773 11,210,580 2,490,404 19,908,758 141,981 2,443,093 △302 2,442,791 22,493,531 50,312,948 7,433,695 371,068 274,031 3,134,932 11,213,728 406,139 1,024,381 828,421 2,258,941 13,472,670 1,132,048 987,847 35,051,762 △310,161 36,861,497 133,493 △154,712 △21,218 36,840,278 50,312,948 ㈱稲葉製作所(3421) 平成28年7月期 第2四半期決算短信 (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 (四半期連結損益計算書) (第2四半期連結累計期間) 前第2四半期連結累計期間 (自 平成26年8月1日 至 平成27年1月31日) 売上高 売上原価 売上総利益 販売費及び一般管理費 営業利益 営業外収益 受取利息 受取配当金 作業くず売却益 電力販売収益 雑収入 営業外収益合計 営業外費用 支払利息 電力販売費用 雑損失 営業外費用合計 経常利益 特別利益 固定資産売却益 特別利益合計 特別損失 減損損失 その他 特別損失合計 税金等調整前四半期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 法人税等合計 四半期純利益 親会社株主に帰属する四半期純利益 14,187,428 10,546,890 3,640,537 3,211,974 428,563 10,242 2,454 52,795 51,441 27,135 144,068 453 32,657 821 33,932 538,699 87 87 91,529 1,842 93,372 445,415 123,870 43,584 167,454 277,961 277,961 - 5 - (単位:千円) 当第2四半期連結累計期間 (自 平成27年8月1日 至 平成28年1月31日) 15,146,235 10,920,442 4,225,792 3,378,541 847,251 7,789 3,419 25,027 48,615 37,856 122,708 419 28,935 1,090 30,445 939,514 129 129 41,138 387 41,525 898,118 345,600 △21,425 324,174 573,944 573,944 ㈱稲葉製作所(3421) 平成28年7月期 第2四半期決算短信 (四半期連結包括利益計算書) (第2四半期連結累計期間) 前第2四半期連結累計期間 (自 平成26年8月1日 至 平成27年1月31日) 四半期純利益 その他の包括利益 その他有価証券評価差額金 退職給付に係る調整額 その他の包括利益合計 四半期包括利益 (内訳) 親会社株主に係る四半期包括利益 277,961 54,866 12,198 67,065 345,026 345,026 - 6 - (単位:千円) 当第2四半期連結累計期間 (自 平成27年8月1日 至 平成28年1月31日) 573,944 △43,375 10,388 △32,987 540,956 540,956 ㈱稲葉製作所(3421) 平成28年7月期 第2四半期決算短信 (3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 前第2四半期連結累計期間 (自 平成26年8月1日 至 平成27年1月31日) 営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前四半期純利益 減価償却費 減損損失 貸倒引当金の増減額(△は減少) 賞与引当金の増減額(△は減少) 退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 受取利息及び受取配当金 売上債権の増減額(△は増加) たな卸資産の増減額(△は増加) 仕入債務の増減額(△は減少) その他 小計 利息及び配当金の受取額 法人税等の支払額 その他 営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 定期預金の預入による支出 定期預金の払戻による収入 有形固定資産の取得による支出 投資有価証券の取得による支出 投資有価証券の償還による収入 保険積立金の積立による支出 その他 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 配当金の支払額 その他 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物に係る換算差額 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 現金及び現金同等物の期首残高 現金及び現金同等物の四半期末残高 445,415 301,029 91,529 △1,888 △66 △91,797 11,110 △12,696 △4,231 △322,483 △193,056 △321,856 △98,993 12,407 △765,261 △453 △852,301 △11,000,000 11,000,000 △370,449 △201,738 100,000 △58,820 △11,102 △542,110 △175,399 △635 △176,034 - △1,570,446 9,043,702 7,473,255 - 7 - (単位:千円) 当第2四半期連結累計期間 (自 平成27年8月1日 至 平成28年1月31日) 898,118 418,386 41,138 200 △2,573 48,037 △41,381 △11,209 △372,401 △82,096 125,403 △266,892 754,731 12,171 △313,303 △419 453,179 △6,500,000 11,500,000 △1,442,528 △100,295 - △34,146 8,257 3,431,287 △210,408 △621 △211,029 - 3,673,436 6,840,353 10,513,790 ㈱稲葉製作所(3421) 平成28年7月期 第2四半期決算短信 (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 (継続企業の前提に関する注記) 該当事項はありません。 (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) 該当事項はありません。 (セグメント情報等) 【セグメント情報】 Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 平成26年8月1日 至 平成27年1月31日) 1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報 報告セグメント 鋼製物置 オフィス家具 売上高 外部顧客への売上高 (単位:千円) 四半期連結 損益計算書 計上額 (注)2 調整額 (注)1 計 9,403,438 4,783,990 14,187,428 - 14,187,428 - - - - - 計 9,403,438 4,783,990 14,187,428 - 14,187,428 セグメント利益又は損失(△) 1,011,890 △111,750 900,139 △471,576 428,563 セグメント間の内部売上高又 は振替高 (注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△471,576千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であ ります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属していない一般管理費であります。 2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報 (固定資産に係る重要な減損損失) 「オフィス家具」セグメントにおいて、固定資産の減損損失を計上しております。なお、当該減損損 失の計上額は、当第2四半期連結累計期間において91,529千円であります。 Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 平成27年8月1日 至 平成28年1月31日) 1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報 報告セグメント 鋼製物置 売上高 オフィス家具 外部顧客への売上高 セグメント間の内部売上高又 は振替高 計 セグメント利益 (単位:千円) 四半期連結 損益計算書 計上額 (注)2 調整額 (注)1 計 9,706,364 5,439,871 15,146,235 - 15,146,235 - - - - - 9,706,364 5,439,871 15,146,235 - 15,146,235 1,300,766 33,797 1,334,563 △487,312 847,251 (注)1.セグメント利益の調整△487,312千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社費用 は、主に報告セグメントに帰属していない一般管理費であります。 2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報 (固定資産に係る重要な減損損失) 「オフィス家具」セグメントにおいて、固定資産の減損損失を計上しております。なお、当該減損損 失の計上額は、当第2四半期連結累計期間において41,138千円であります。 - 8 -
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