北陸新幹線開業後の総合交通体系構築に向けて 平成27年11月5日 新潟県知事 泉田裕彦 平成27年3月14日以降の新幹線・優等列車等の運行体系 特急「能登かがり火」 特急「しらゆき」 金沢~和倉温泉:5往復 新潟~上越妙高:3往復 新潟~新井:2往復 特急「ダイナスター」 福井~金沢:3往復 新潟~糸魚川 新潟~新井 快速:2往復 快速:1往復 おはようエクスプレス おやすみエクスプレス 福井~金沢:1往復(平日のみ) 特急「サンダーバード」 大阪~金沢:23往復 ※和倉温泉への直通1往復を含む 【北陸新幹線 長野~金沢間開業】 東京~金沢:「かがやき」10往復、 「はくたか」14往復(県内停車) 長野~金沢:「はくたか」1往復(県内停車) 東京~長野:「あさま」16往復 金沢~富山:「つるぎ」18往復 ※この他に 上越妙高~長野:臨時「はくたか」上り2本(平日) 東京~金沢:臨時「かがやき」3往復程度 等 【上越新幹線の輸送体系】 特急「しらさぎ」 米原~金沢:8往復 名古屋~金沢:8往復 ※この他に長岡~新潟:臨時「とき」1往復(平日) 等 (出典:JRプレスリリースから抜粋・加工) 1 新潟空港路線の状況(平成27年11月1日現在) ■新潟空港運用時間 7:30~21:30(14時間) ハバロフスク ※H25.10.27~運用時間1時間延長 夏期チャーター運航(7~8月) ■就航路線 国際線5路線、国内線7路線 ユジノサハリンスク ハルビン 5往復/週 ウラジオストク 夏期チャーター運航(7~8月) 札幌 4往復/日 ソウル 新 潟 空 港 5往復/週 7往復/週 韓国 中国 大阪 (伊丹) 10往復/日 福岡 3往復/日 2往復/週 香港 沖縄 (那覇) 台湾 (台北) 運休中 1往復/日 1往復/日 2往復/日 上海 成田 名古屋 (小牧) 名古屋 (中部国際) 北米 ハワイ 中国 香港 1往復/日 東南 アジア グアム 【乗入航空会社】 (国内線) (国際線) 全日本空輸 大韓航空 フジドリームエアラインズ 中国東方航空 日本航空 中国南方航空 IBEX 運休中 (H26.12.14~) グアム 2 欧州便は、新潟空港の上空を通過して成田空港へ 欧 州 便 航 路 4 3 流動の結節点としての新潟県 4 軌間可変電車(フリーゲージトレイン)の技術開発について フリーゲージトレインとは ○ フリーゲージトレインとは、軌間に合わせて車輪の左右間隔を変えることができる電車です。 <新幹線と在来線の乗換え不要> ⇒ 利便性が向上 <在来線の軌間変更(軌間拡大)が不要> ⇒ 既存施設の有効活用が可能に 主な開発目標 【新幹線(標準軌)における走行性能】 270㎞/hでの高速安全・安定走行 【在来線(狭軌)における走行性能】 (直線部)130㎞/hでの安全・安定走行 (曲線部)現行特急と同等の速度での安全・安定走行 開発状況 平成26年3月 営業車に近い試験車両が完成 平成26年10月~ 「3モード耐久走行試験」開始 ※ ①新幹線、②軌間変換、③在来線を繰り返し走行 ○ 国では、まず九州新幹線長崎ルートへの導入を予定(関係者間 で安全性が十分確保できることを前提にスケジュール検討中) ○ 北陸新幹線については、新規に雪対策等の技術開発に取り組む 必要があることから、現時点では平成37年度末導入になる見込み ※ 与党において、敦賀駅における乗り換え利便の問題の解消策 について検討中 H27.1.14 政府・与党申合せの主な内容 <路 線 名( 区 間 )> 九州新幹線(武雄温泉・長崎間) 北陸新幹線(金沢・敦賀間) ( うち(金沢・福井間)) < 完 成 ・ 開 業 時 期 > 平成34年度から可能な限り前倒し 平成34年度末を目指す 与党において、福井駅の早期活用等について今夏までに検討※ ※今年8月、与党検討委は金沢・福井間開業の2年前倒しが可能とする結論を をまとめ、与党PTに報告。政府・与党WGでより専門的な検証に入る方向。 出典:国土交通省資料等から抜粋・加工 5 【新潟港将来構想】 西港区の空間利用計画(ゾーニング)〔概ね30年後〕 案① ~総合交通ターミナル案~ ・バルク貨物船の大型化対応及び中央地区の港湾機能を港口部 へ移転することによる将来的な維持浚渫量の削減 ・内貿RORO船、大型クルーズ船対応施設 ・西海岸地区と一体的なレクリエーション機能の創出 ・防災拠点となる緑地の確保 ・佐渡汽船、新日本海フェリーの移転による 将来的な維持浚渫量の削減 物流・交流ゾーン 入舟地区 東海岸地区 レクリエーションゾーン 臨港ふ頭地区 物流ゾーン 信濃川左岸地区 総合交通拠点ゾーン 山の下地区 新たな土砂処分用地 交流拠点ゾーン 陸・海・空の総合交通ターミナルを検討 中央地区 万代島地区 ・既存港湾施設の利用転換による交流拠点ゾーンの拡張 ・周辺集客施設との動線強化による連携 新幹線 上越新幹線 新潟駅 道 路 ※ 施設配置・形状はイメージであり、今後の検討により変更となる可能性がある 6 将来の空間利用計画(ゾーニング) 【新潟港将来構想】 西港区の空間利用計画(ゾーニング)〔概ね30年後〕 案② ~フェリー機能港口部展開案~ ・中央地区の港湾機能を港口部へ移転することによる将来的 な維持浚渫量の削減 ・臨港ふ頭地区の物流機能の移転 ・内貿RORO船、大型クルーズ船対応施設 ・西海岸地区と一体的なレクリエーション機能の創出 ・防災拠点となる緑地の確保 物流・交流ゾーン 入舟地区 レクリエーションゾーン 東海岸地区 物流ゾーン 臨港ふ頭地区 交流拠点ゾーン 信濃川左岸地区 物流ゾーン 山の下地区 交流拠点ゾーン 新たな土砂処分用地 ・佐渡汽船、新日本海フェリーの移転による 将来的な維持浚渫量の削減 中央地区 万代島地区 ・既存港湾施設の利用転換による交流拠点ゾーンの拡張 ・周辺集客施設との動線強化による連携 新幹線 道 路 上越新幹線 新潟駅 7 ※ 施設配置・形状はイメージであり、今後の検討により変更となる可能性がある7
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