2015 5 ┳ㆤᩍ⫱ࡅࡿ⌮ᛕ ᘓᏛࡢ⢭⚄࡛࠶ࡿ 䠯䠽䡈䡑䡐䡅㻌 䡁䡐㻌 䠯䡋䡈䠽䡐䡅䡋㻌 䠝䡁䡃䡎䡋䡎䡑䡉㻌 䠄䜑䜛ே䚻䜢་䜔䛩䜀䛛䜚䛷䛺䛟៘䜑䜛䛯䜑䛻䠅㻌 ࠸࠺⪃࠼᪉ࢆᩍ⫱⌮ᛕࡢᇶᮏࡋ࡚࠸ࡿࠋ CONTENTS 基礎分野 〔 担 当 〕 〔頁〕 科学的思考の基盤 情 報 統 科 計 学 ・・・・・・・ 飯田 慈子 ・・・・・・・・・・・・・・2 物 心 理 ゼ ミ ナ 学 ・・・・・・・ 飯田 慈子 ・・・・・・・・・・・・・・1 ー 理 ・・・・・・・ 小田 将人 ・・・・・・・・・・・・・・3 学 ・・・・・・・ 森重 功 ・・・・・・・・・・・・・・4 ル ・・・・・・・ 森田 婦美子 島崎 義孝 大江 典子 ・・5 稲葉 弥恵子 河合 まゆみ 磯田 容子 伊藤 咲 喜多 ひとみ 大熊 淳子 小夜 貴文 谷川 英二 豊田 浩子 長田 律子 錦織 史子 橘 依子 田村 綾 播木 清美 八幡 久美子 人間と生活・社会の理解 人 間 学 ・・・・・・・ 島崎 義孝 ・・・・・・・・・・・・・・6 日 本 語 ・・・・・・・ 鉾之原 美鈴 英 語 Ⅰ ・・・・・・・ 平田 英子 ・・・・・・・・・・・・・・8 英 語 Ⅱ ・・・・・・・ 平田 英子 ・・・・・・・・・・・・・・9 学 ・・・・・・・ 鉾之原 美鈴 ・・・・・・・・・・・・・10 日 本 文 ・・・・・・・・・・・・・7 社 会 教 育 学 ・・・・・・・ 島崎 義孝 ・・・・・・・・・・・・・・11 日 本 文 化 論 ・・・・・・・ 島崎 義孝 ・・・・・・・・・・・・・・12 華 道 ・・・・・・・ 安田 淳子 ・・・・・・・・・・・・・・13 専門基礎分野 人体の構造と機能 解 剖 生 理 学 ・・・・・・・ 高垣 雅緒 松村 治雄 ・・・・・・・・14 生 化 学 ・・・・・・・ 米田 良三 ・・・・・・・・・・・・・・15 栄 養 学 ・・・・・・・ 磯田 容子 ・・・・・・・・・・・・・・16 疾病の成り立ちと回復の促進 病 理 学 ・・・・・・・ 高垣 雅緒 松村 治雄 ・・・・・・・・17 臨 床 病 態 学 Ⅰ ・・・・・・・ 田中 俊典 山中 雄一 ・・・・・・・・・18 臨 床 病 態 学 Ⅱ ・・・・・・・ 加藤 道夫 高垣 雅緒 専任教員 ・・・・19 臨 床 病 態 学 Ⅲ ・・・・・・・ 高垣 雅緒 野村 公寿 ・・・・・・・・・20 フラピエ かおり 臨 床 病 態 学 Ⅳ ・・・・・・・ フラピエ かおり 齊藤 謙介・・・・・・・21 臨 床 病 態 学 Ⅴ ・・・・・・・ 田邉 友也 ・・・・・・・・・・・・・・22 臨 床 病 態 学 Ⅵ ・・・・・・・ 稲葉 弥恵子 若宮 英司 薬 微 理 生 臨 床 学 ・・・・・・・ 青山 弘義 ・・・・・・・・・・・・・・24 物 放 ・・・・・・・23 射 学 ・・・・・・・ 中田 裕二 ・・・・・・・・・・・・・・25 線 ・・・・・・・ 高垣 雅緒 ・・・・・・・・・・・・・・26 健康支援と社会保障制度 公 衆 関 衛 係 生 法 学 ・・・・・・・ 池田 行宏 ・・・・・・・・・・・・・・27 規 ・・・・・・・ 藤本 征五 ・・・・・・・・・・・・・・28 保 健 医 療 概 論 ・・・・・・・ 高垣 雅緒 ・・・・・・・・・・・・・・29 社 会 福 祉 学 ・・・・・・・ 島崎 義孝 ・・・・・・・・・・・・・・30 ボ ラ ン テ ィ ア 論 ・・・・・・・ 髙山 彰彦 ・・・・・・・・・・・・・・31 専門分野Ⅰ 基礎看護学 看 護 学 概 論 Ⅰ ・・・・・・・ 河合 まゆみ ・・・・・・・・・・・・・32 看 護 学 概 論 Ⅱ ・・・・・・・ 豊田 浩子 ・・・・・・・・・・・・・33 基礎看護学方法論Ⅰ ・・・・・・・ 喜多 ひとみ 田村 綾 基礎看護学方法論Ⅱ ・・・・・・・ 田村 綾 ・・・・・・・・34 ・・・・・・・・・・・・・35 基礎看護学方法論Ⅲ ・・・・・・・ 喜多 ひとみ ・・・・・・・・・・・・・36 基礎看護学方法論Ⅳ ・・・・・・・ 河合 まゆみ ・・・・・・・・・・・・・37 基礎看護学方法論Ⅴ ・・・・・・・ 磯田 容子 ・・・・・・・・・・・・・38 基礎看護学方法論Ⅵ ・・・・・・・ 喜多 ひとみ ・・・・・・・・・・・・・39 基礎看護学方法論Ⅶ ・・・・・・・ 河合 まゆみ ・・・・・・・・・・・・・40 基礎看護学方法論Ⅷ ・・・・・・・ 河合 まゆみ 看 護 研 ・・・・・・・・・・・・・41 究 ・・・・・・・ 大江 典子 専任教員 ・・・・・・・・・42 臨地実習 基 礎 看 護 学 実 習 Ⅰ ・・・・・・・ 専任教員 ・・・・・・・・・・・・・・43 基 礎 看 護 学 実 習 Ⅱ ・・・・・・・ 専任教員 ・・・・・・・・・・・・・・44 専門分野Ⅱ 成人看護学 成 人 看 護 学 概 論 ・・・・・・・ 八幡 久美子 ・・・・・・・・・・・・45 成人看護学方法論Ⅰ ・・・・・・・ 大江 典子 播木 清美 ・・・・・・・・・46 成人看護学方法論Ⅱ ・・・・・・・ 八幡 久美子 播木 清美 成人看護学方法論Ⅲ ・・・・・・・ 専任教員 ・・・・・・・47 ・・・・・・・・・・・・・・48 老年看護学 老 年 看 護 学 概 論 ・・・・・・・ 伊藤 咲 長田 律子 小夜 貴文 ・・・・49 老年看護学方法論Ⅰ ・・・・・・・ 伊藤 咲 長田 律子 小夜 貴文 ・・・・50 老年看護学方法論Ⅱ ・・・・・・・ 伊藤 咲 長田 律子 小夜 貴文 ・・・・51 小児看護学 小 児 看 護 学 概 論 ・・・・・・・ 大熊 淳子 ・・・・・・・・・・・・・・52 小児看護学方法論Ⅰ ・・・・・・・ 大熊 淳子 橘 依子 ・・・・・・・・・・53 小児看護学方法論Ⅱ ・・・・・・・ 大熊 淳子 橘 依子 ・・・・・・・・・・54 母性看護学 母 性 看 護 学 概 論 ・・・・・・・ 森田 婦美子 ・・・・・・・・・・・・・55 母性看護学方法論Ⅰ ・・・・・・・ 森田 婦美子 稲葉 弥恵子 ・・・・・・・56 母性看護学方法論Ⅱ ・・・・・・・ 森田 婦美子 稲葉 弥恵子 ・・・・・・・57 精神看護学 精 神 看 護 学 概 論 ・・・・・・・ 豊田 浩子 ・・・・・・・・・・・・・・58 精神看護学方法論Ⅰ ・・・・・・・ 豊田 浩子 谷川 英二 錦織 史子 ・・・59 精神看護学方法論Ⅱ ・・・・・・・ 豊田 浩子 谷川 英二 錦織 史子 ・・・60 臨地実習 成 人 看 護 学 実 習 Ⅰ ・・・・・・・ 大江 典子 八幡 久美子 播木 清美 軌保 敦代 成 人 看 護 学 実 習 Ⅱ ・・・・・・・ 大江 典子 八幡 久美子 ・・・・・・・61 ・・・・・・・62 播木 清美 軌保 敦代 老 年 看 護 学 実 習 ・・・・・・・ 伊藤 咲 長田 律子 小夜 貴文 ・・・・63 小 児 看 護 学 実 習 ・・・・・・・ 大熊 淳子 橘 依子 ・・・・・・・・・・64 母 性 看 護 学 実 習 ・・・・・・・ 森田 婦美子 稲葉 弥恵子 ・・・・・・・65 精 神 看 護 学 実 習 ・・・・・・・ 豊田 浩子 谷川 英二 錦織 史子 ・・・66 統合分野 在宅看護論 在 宅 看 護 概 論 ・・・・・・・ 喜多 ひとみ ・・・・・・・・・・・・・67 在 宅 看 護 学 方 法 論 ・・・・・・・ 芋生 和代 専任教員 ・・・・・・・・・68 看護の統合と実践 リスクマネジメントと医療過誤・・ 救 急 国 際 看 看 護 専任教員 護 ・・・・・・・ 白沢 由美子 ・・・・・・・・・・・・・・69 ・・・・・・・・・・・・・70 学 ・・・・・・・ 大江 典子 専任教員 ・・・・・・・・・71 臨地実習 在 宅 看 護 論 実 習 ・・・・・・・ 専任教員 ・・・・・・・・・・・・・・・72 統 合 実 習 ・・・・・・・ 専任教員 ・・・・・・・・・・・・・・・73 授業科目及び単位数 学科目の名称 情 報 統 科学的思考の基 盤 科 計 物 心 基 礎 分 野 人間と生活・社会 の理解 ゼ 理 ミ ナ ー 看護師国家試 験受験資格に 必要な単位数 時間数 㻝 学 㻟㻜 㻝 㻝 理 㻟㻜 㻝 㻝 学 㻠㻡 㻞 㻞 ル 㻝㻡 㻝 㻝 㻢㻜 㻞 㻞 㻟㻜 㻝 㻝 㻝 㻝 日 本 語 英 語 Ⅰ 㻟㻜 英 語 Ⅱ 㻟㻜 学 㻟㻜 文 計 㻝 学 本 1年次 2年次 3年次 㻝㻡 間 日 配置年次及び単位数 学 人 15単位 13単位 㻝 㻝 㻝 㻝 社 会 教 育 学 㻟㻜 日 本 文 化 論 㻝㻡 㻝 㻝 道 㻝㻡 㻝 㻝 学 㻥㻜 㻟 㻟 華 解 専 門 基 礎 分 野 卒業要件 単位数 授業科目 剖 生 理 㻝 㻝 人体の構造と機能 生 化 学 㻟㻜 㻝 㻝 栄 養 学 㻟㻜 㻝 㻝 病 理 学 㻟㻜 㻝 㻝 臨 床 病 態 学 Ⅰ 㻟㻜 㻝 㻝 臨 床 病 態 学 Ⅱ 㻟㻜 㻝 㻝 㻟㻜 㻝 㻝 㻟㻜 㻝 㻝 㻟㻜 㻝 㻝 臨 床 病 態 学 Ⅲ 15単位 疾病の成り立ちと 臨 床 病 態 学 Ⅳ 回復の促進 臨 床 病 態 学 Ⅴ 21単位 臨 床 病 態 学 Ⅵ 薬 微 生 物 㻝 㻝 学 㻟㻜 㻝 㻝 学 㻟㻜 㻝 㻝 臨 床 放 射 線 㻝㻡 㻝 㻝 公 衆 衛 生 学 㻟㻜 㻝 㻝 規 㻟㻜 㻝 㻝 関 健康支援と 社会保障制度 理 㻟㻜 係 法 保 健 医 療 概 論 6単位 㻟㻜 㻝 㻝 学 㻠㻡 㻞 㻞 ボ ラ ン テ ィ ア 論 㻟㻜 㻝 㻝 社 会 福 祉 学科目の名称 卒業要件 単位数 授業科目 看護師国家試 験受験資格に 必要な単位数 時間数 配置年次及び単位数 1年次 2年次 3年次 看 護 学 概 論 Ⅰ 㻟㻜 看 護 学 概 論 Ⅱ 㻝㻡 基礎看護学方法論Ⅰ 㻟㻜 㻝 㻝 基礎看護学方法論Ⅱ 専 基礎看護学方法論Ⅲ 門 基 礎 看 護 学 基礎看護学方法論Ⅳ 分 基礎看護学方法論Ⅴ 基礎看護学方法論Ⅵ 野 基礎看護学方法論Ⅶ Ⅰ 基礎看護学方法論Ⅷ 㻟㻜 㻝 㻝 㻟㻜 㻝 㻝 㻟㻜 㻝 㻝 㻟㻜 㻝 㻝 看 㻝 㻝 㻟㻜 㻝 㻝 㻟㻜 㻝 㻝 㻟㻜 㻝 㻝 㻟㻜 基礎看護学実習Ⅰ 㻟㻜 基礎看護学実習Ⅱ 㻢㻜 成 人 看 護 学 概 論 㻟㻜 成人看護学方法論Ⅰ 㻢㻜 㻞 㻞 成人看護学方法論Ⅱ 㻢㻜 㻞 㻞 成人看護学方法論Ⅲ 㻟㻜 㻝 㻝 老 年 看 護 学 概 論 㻟㻜 老 年 看 護 学 老年看護学方法論Ⅰ 㻠㻡 㻞 㻞 老年看護学方法論Ⅱ 㻟㻜 㻝 㻝 地 実 習 成 人 看 護 学 専 小 児 看 護 学 門 分 母 性 看 護 学 野 Ⅱ 精 神 看 護 学 研 㻝 究 臨 護 㻝 計 小 児 看 護 学 概 論 63単位 㻟㻜 㻝 㻞 㻝 㻞 㻞 㻝 㻝 㻝 㻝 㻝 㻝 㻠㻡 㻞 㻞 小児看護学方法論Ⅱ 㻟㻜 㻝 㻝 母 性 看 護 学 概 論 㻟㻜 母性看護学方法論Ⅰ 㻠㻡 㻞 㻞 母性看護学方法論Ⅱ 㻟㻜 㻝 㻝 精 神 看 護 学 概 論 㻟㻜 精神看護学方法論Ⅰ 㻠㻡 㻞 㻞 精神看護学方法論Ⅱ 㻟㻜 㻝 㻝 成人看護学実習Ⅰ 㻥㻜 㻟 㻟 成人看護学実習Ⅱ 㻥㻜 㻟 㻟 老 年 看 護 学 実 習 㻝㻞㻜 㻠 㻠 小 児 看 護 学 実 習 㻢㻜 㻞 㻞 母 性 看 護 学 実 習 㻢㻜 㻞 㻞 精 神 看 護 学 実 習 㻥㻜 㻟 㻟 在 宅 看 護 概 論 在 宅 看 護 論 統 在宅看護学方法論 リスクマネジメントと医療過誤 合 看護の統合と実践 救 急 看 護 分 国 際 看 護 学 在 宅 看 護 論 実 習 野 臨 地 実 習 統 合 実 習 㻟㻜 㻝 㻝 㻠㻡 㻞 㻞 㻟㻜 㻝 㻝 㻟㻜 㻝 㻝 㻠㻡 㻞 㻞 臨 地 実 習 小児看護学方法論Ⅰ 65単位 㻞 合 計 101単位 97単位 㻝 㻝 㻝 㻝 㻢㻜 㻞 㻞 㻢㻜 㻞 㻞 㻞㻠 㻝㻜㻝 㻠㻟 㻟㻠 基 礎 分 野 情報科学 授業科目 時間数(単位数) 15 時間(1 単位) 開講年次 1 年次前期 必修 担当教員 飯田 慈子 授業方法:講義 授業目標 ネットワーク・パーソナルコンピューターの利用は、現代社会において必須の情報技術である。 このことは、医療現場においても例外ではない。本授業では、メディアリテラシーを養い基本的なICT スキルを獲得することを目的とする。 講義回数 主な授業内容 1 情報とは 2 インターネットと倫理 3 論文検索と電子文書の作成 4 文書作成1 5 文書作成2 6 表計算1 7 表計算2 8 発表資料の作成 必須文献 情報処理,編著:飯田慈子(印刷物) 評価の方法 講義中の提出物による 科学的思考の基盤 1 授業科目 統計学 時間数(単位数) 30 時間(1単位) 開講年次 1 年次前期 担当教員 飯田 慈子 授業目標 看護統計で必要となる数式や確率の基礎を確認する。 基本的な統計的手法・考え方・データの読み方を身につける。 講義回数 1~2 主な授業内容 統計とは 看護統計に必要な数式と計算 [基礎 ] 3~5 看護統計に必要な数式と計算 [応用 ] 6~7 統計的なものの見方 バラつき、量的データと質的データ、尺度水準 8~9 統計・データ分析の基礎[記述統計] 分布、ヒストグラム、箱ひげ図、代表値、正規分布 10~12 統計・データ分析の基礎[推測統計] 母集団と標本抽出、統計的検定、平均の差の検定、変数間の関係 13~15 演習 参考文献等 系統看護学講座 基礎分野 統計学(医学書院) 評価の方法 筆記試験 2 科学的思考の基盤 必修 授業方法:講義 授業科目 物理 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 開講年次 1 年次前期 必修 担当教員 小田 将人 授業方法:講義 授業目標 現代科学・医療技術における活用例から、人々をとりまく世の中の物理的な現象・人体や医療に関連して 生ずる物理現象を理解する。 講義回数 1・2 主な授業内容 1.重いものを持つにはどうしたらよいか 3・4 2.看護ボディメカニクスの物理 5・6 3.身近な圧力 7・8 4.呼吸器と吸引の物理 9・10 5.循環器の物理 11・12 6.感覚器の物理 13・14 7.体温制御の物理 15 8.まとめ 必須文献 佐藤和艮著:看護学生のための物理学(医学書院) 評価の方法 筆記試験にて評価する。 科学的思考の基盤 3 授業科目 心理学 時間数(単位数) 45 時間(2 単位) 開講年次 1 年次通年 必修 担当教員 森重 功 授業方法:講義 授業目標 心理学の基礎理論を学び、看護場面における考え方やスキルの思索や検討の際に、活かすための知見 を得ることできる。 日常生活での状況や出来事、体験における自己の感じ方やものの受けとめ方、行動を通して、事象を 探求するための知見を得ることができる。 講義回数 1 主な授業内容 イントロダクション / 心理学とは 2~4 欲求・動機・行動 / 学習 5~6 感覚・知覚 7~8 記憶・知能 9 人格・性格 10~13 発達 (認知の発達・心理=社会的発達・発達障害・生涯発達 ほか) 14~17 心理療法 / 心理アセスメント (心理療法の諸理論/心理療法の過程 ほか) 18~19 患者の心理・看護職者の心理 (他者理解と自己理解) 20~21 社会・集団の心理 22 ストレス / 災害とメンタルヘルスケア 23 まとめ 必須文献 看護学生のための心理学 医学書院 評価の方法 筆記試験 4 科学的思考の基盤 授業科目 ゼミナール 1 年次後期 開講年次 必修 森田 婦美子・島崎 義孝・大江 典子 稲葉 弥恵子・河合まゆみ・磯田 容子 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 担当教員 伊藤 咲・喜多 ひとみ・大熊 淳子 小夜 貴文・谷川 英二・豊田 浩子 授業方法:演習 長田 律子・錦織 史子・橘 依子 田村 綾・播木 清美・八幡 久美子 授業目標 1 ・言語は人と人とを結ぶ重要なツールである。これを欠くと人間同士のコミュンニケーションに 少なからぬ支障をきたすことになる。読解、作文、まとめの力を養う。 2 ・看護学の学習方法を身に付ける。 ・国家試験対策の方法を学ぶ。 講義回数 主な授業内容 1 文章の書き方の基本とは 2 5W1Hを正確に、はっきり使う 3 分かりやすい文章の展開 4 長文の中で大切なポイントはなにかを見つける 5 長文をどのようにまとめるか 6 字数制限のなかでの要点まとめ 7 あるテーマについて自分で文章を書いてみる 8 人の書いた文章を評論してみる 9 104 回 国家試験にチャレンジ (午前問題) 10 104 回 国家試験にチャレンジ (午前問題) 11 104 回 国家試験にチャレンジ (午後問題) 12 104 回 国家試験にチャレンジ (午後問題) 13 各自で解答を行う 14 各自で解答を行う 15 国家試験対策ノートに整理しアドバイスを受ける 参考文献 104回 国家試験問題 評価の方法 1.課題への取組、小論の提出によって総合的に評価する 2.学習態度 20%、提出物 80% 科学的思考の基盤 5 人間学 授業科目 時間数(単位数) 60 時間(2 単位) 開講年次 1 年次通年 必修 担当教員 島崎 義孝 授業方法:講義 授業目標 専門的な仕事を担保するのは高度の知識と技術、そして倫理観(人間性)だといわれる。これらが一体的 に機能してこそ社会に貢献でき、かつ自足の念も生じるであろう。だが、専門性が高くなるほど、往々にし て視野が狭くなるといった事態も生じやすい。自分の携わっている仕事が、人間社会のなかで、さらにいえ ばその人を取り巻く環境の中で、どのような位置にあり、関連性をもつかという視点も欠かせない。 先の東北沖大地震はこの国の社会に大きなインパクトを与えた。それまでの日本人の行き方に根本的な反 省をせまる出来事だった。 「いのち」とは何か。生きるとはどういうことか。そういった諸々の問題を改めて われわれに突きつけた。 看護・医療の仕事に携わる人間にとっては、身近なところで起こった出来事にも真剣に取り組むべき課題 が山積しているといえる。 講義回数 主な授業内容 講義回数 主な授業内容 1 「生命」と「いのち」 16 東日本大震災、地震と原発事故の驚異 2 見えないものを見る 17 原子力開発の歴史 3 筑水高校の「頂きます」体験 18 日本の原発政策 4 視界の相互性 自分が自分を見る 19 原発についての基本知識 5 「隠された世界」 生命の連鎖 20 内部被曝と外部被曝 6 「あなたの声が聞きたい」 ある看護記録 21 被曝地域の変遷と現在 7 長命社会のゆくえ 社会学的見地から 22 故郷喪失の悲哀 8 ドクメンタリー映画「フードインク」 23 原発のトラブル隠し 9 いのちの連関 「ライフ」 24 原発の危機管理について 10 成住異滅(生老病し)の展開 25 原発神話とは何か 原発ムラのこと 26 下請けに依存する原発労働 11 12 27 人権と原発 13 生死観の変遷①戦前・戦中派 28 原発推進の論理 14 生死観の変遷②戦後派 29 代替エネルギーの可能性 15 生死観の変遷③戦無派 30 原発に対する態度の相異 日独社会 必須文献 フィリップ・カプロー著、島崎義孝訳『無生死の世界』ふくろう出版 2008. 適宜プリントを配布する 評価の方法 科目成績だけではない日常の生活や授業態度を通じて判断したい。 筆記試験のほか適宜小文を書いてもらい、総合的に評価する。 6 人間と生活・社会の理解 授業科目 日本語 開講年次 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 担当教員 1 年次前期 必修 鉾之原 美鈴 授業方法:講義 授業目標 日本語に対する認識と理解を深め、社会人、職業人に相応しい、正確で豊かなコミュニケーション 能力を培う。 具体的には、漢字、語彙、表記、文法、敬語など、項目別に基本的知識を習得し、実生活に即した 練習問題を通して、日本語能力、及び、表現能力を高める。 講義回数 1 主な授業内容 講義回数 漢字の話・日本語について 9 漢字の基本、および、日本語の 主な授業内容 ④ 言葉の意味 言葉の使い方 2 特徴を学習する。 10 慣用句 3 『日本語講座』 (中級) 11 ⑤ 表記 ① 敬語 4 尊敬語・謙譲語・丁寧語 送り仮名 12 仮名遣いの誤り 13 ⑥ 漢字 誤った敬語の使い方 5 ② 文法 用言の活用と接続 6 文のねじれ 熟語の構成 14 ③ 語彙 7 言葉と言葉の関係 同音異字 同訓異字 15 四字熟語 類義語・対義語 8 必須文献 『日本語講座(中級)』 (日本語検定委員会) 『日本語検定 公式練習問題集(3 級) 』(東京書籍) 参考文献 『領域別問題集(敬語、語彙・言葉の意味、文法、漢字・表記)』 (東京書籍) 『国語辞書』 評価の方法 日本語検定3級(認定・準認定)をもって評価する。 人間と生活・社会の理解 7 授業科目 英語Ⅰ 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 開講年次 1 年次前期 必修 担当教員 平田 英子 授業方法:講義 授業目標 英語を読む、書く、会話するために必要な基礎的な力を付けることを目的とする。 英語Ⅱで医学及び看護英語を学び、ナースとしての英語の実践力を付ける段階に入る前に英語を不得意とす る学生の苦手意識を取り除くため、まずは英語の基本からじっくりとすすめ、理解度を高めて行く。知識の 定着を図るため随時小テストを実施する。 講義回数 主な授業内容 1 be 動詞・一般動詞(現在・過去) 2 進行形 3 未来形 4 助動詞 5 名詞・冠詞 6 代名詞 7 前置詞 8 形容詞・副詞 9 比較 10 命令文・感嘆文 11 接続詞 12 受動態 13 現在完了形 14 分詞・動名詞 15 関係代名詞 参考文献等 プリント配布、ノート 評価の方法 定期テスト、小テスト 8 人間と生活・社会の理解 授業科目 英語Ⅱ 開講年次 2 年次前期 必修 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 担当教員 平田 英子 授業方法:講義 授業目標 国際化の進む現代、医療現場においても患者と英語で対応しなければならないケースが増えつつある。 授業では、カルテや文献を読む為に必要な医療英語に加え、英語を話す患者とスムーズなコミュニケーショ ンを図るための必須表現や患者が言いそうな表現を学び、ナースとして必要な英語の実践力を養う。 英語学習において、語彙を増やすことは非常に大切なので随時単語テストを実施する。 講義回数 主な授業内容 1 初診の外来患者に代表的な質問と指示 2 基本問診、病歴、主な病名 3 医療英語-語源で憶える 4 症状を聞く 5 院内設備の案内 6 診察日の案内 7 基礎情報 8 基礎的な検査 9 薬などの利用法 10 精密検査 11 救急患者 12 リハビリテーション 13 手術の前後 14 毎日の観察 15 医療相談 参考文献等 プリント配布、ノート 評価の方法 定期テスト、小テスト 人間と生活・社会の理解 9 日本文学 授業科目 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 開講年次 1 年次前期 必修 担当教員 鉾之原 美鈴 授業方法:講義 授業目標 前半は「言葉」 「自然と人間」 「社会と自己」「人と人との関わり」をテーマに、随想、評論を読み、 自然や社会、人との関わり中で生きることへの認識を深め、自己の生き方を考える手がかりとする。 後半は「生と死と愛」をテーマに、詩、随想を読み、生と死と愛について認識を深めるとともに、 看護師としての在り方を考える。 併せて、要旨まとめ、作文等を実施し、論理的思考力と文章表現能力を高める。 講義回数 1 主な授業内容 「何よりも国語」(司馬遼太郎) 講義回数 9 文化創造の基本である言語、及び、 2 生活力としての「国語」への認識を深 主な授業内容 「私の会った人」(志村ふくみ) 随想文を通して、人と人との味わい 10 深い関わりを読みとる。 11 『智恵子抄』(高村光太郎)より詩数篇 める。 3 「森の中」(米村万里) 「森」を中心に、「自然と人間」の 高村光太郎 年譜/智恵子 年譜 4 関わりを考え、現代の在り方を見直す。 12 5 「ある泉のほとりで思ったこと」 13 『言葉の力、生きる力』 (柳田邦男)より (唐木順三) 6 生存の基本条件であり、日本文化の 14 ―いのちの響きを伝える言葉― 基礎をも成す“水”について考える。 15 7 「おそれという感情」 (唐木順三) 8 「いのちの言葉を生み出す死」 人間を超えた存在への畏敬の念を 「医療を読み解く言葉」 」 ―いのちを救う看護の言葉― 喚起し、生命の尊厳について考える。 参考文献 司馬遼太郎著『十六の話』(中公文庫) 、唐木順三著『詩と死』 (文芸春秋)、志村ふくみ著『一色一生』 (講談社文芸文庫)、高村光太郎著『智恵子抄』 (新潮社)、 『命と愛のメッセージ』 (安達町智恵子記念館) 柳田邦男『言葉の力、生きる力』(新潮社)、 『新国語便覧―文章表現の手順』 (第一学習社) 評価の方法 課題(要旨まとめ、感想文、小論文)提出、及び、筆記試験をもって評価する。 10 人間と生活・社会の理解 授業科目 社会教育学 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 2 年次後期 開講年次 担当教員 必修 島崎 義孝 授業方法:講義 授業目標 現代の医療は保健・福祉など関係諸領域との結びつきをいよいよ深くしている。それに伴って、従来 の医療のみの視点を相対化する試みが多くなされてきた。それぞれの分野の守備範囲が明確になる一 方、また限界が指摘されてもいる。最も大切なのは、受益者である利用者(医療の場合には患者)に納 得のいくサービスがどのように提供されるか、という点にある。質と量において求められるものは多い。 それを担保するのは何か、そうしたニードに応えるにはどうするか。 各自が積極的にテーマにかかわる姿勢を期待したい。 講義回数 主な授業内容 1 医療を素人の手に取り戻せ イヴァン・イリイチの問題提起 2 医療者主導から患者主導へ 知りたくないことを知らされる医療 3 医療の社会的側面 4 保健医療の新しい見方の変遷 5 弱者の中に― 弱者のための医療とその周辺 6 日常生活・人間関係の影響 7 視界の相互性・・・病人役割、病の経験と医療者 8 人間社会と医療技術の発展 9 患者(利用者)と家族の関係 10 医療者と患者(利用者)との関係 11 医療従事者とその機関 12 保健医療政策と制度の問題 13 保健医療の思想と文化 14 「健康第一」は間違っているか? 15 医療者としての倫理 参考文献等 山崎喜比古編 『健康と医療の社会学』 (東京大学出版会) イヴァン・イリッチ/金子嗣郎訳 『脱病院化社会 医療の限界』(晶文社) 適宜、プリントを配布する 評価の方法 授業の出席態度を重視する。また、要約文提出等による総合的判断 人間と生活・社会の理解 11 授業科目 日本文化論 開講年次 1 年次後期 時間数(単位数) 15 時間(1 単位) 担当教員 島崎 義孝 必修 授業方法:グループ学習 現地考察 授業目標 あらゆる分野での国際化が呼ばれているが、看護の世界でもボーダーがなくなりつつある。コメディ カルは時代の趨勢だ。しかし、そのことによって自分の主体性やアイデンティティが失われてしまって は、本当のその人らしさが出てこない。看護の実際にも、それぞれの個性の源泉たる独自の文化や伝統 に根差していることが不可欠だと思われる。 本授業ではそういった点にも鑑み、われわれときわめて関わりの深い「きょう」「なにわ」などとい う土地の特質を古代の歴史から現代までたどる。看護の原点はまず、自分のアイデンティティを明らか にすることから始まる。 現地考察を行う。 講義回数 1 主な授業内容 関西の特定地域の成り立ちから現代へ(具体的なフィールドワークの場所を選定する) グループ分けと発表テーマの割り振り 2 テーマごとのグループ・ワーク① 3 々 ② 4 現地での個別発表① 5 々 ② 6 々 ③ 7 々 ④ 8 5,6,7,8はフィールドワークを行う。 必須文献,参考文献等 資料を適宜配布する 評価の方法 グループごとの活動を重視 団体行動を行うので時間厳守、規律の遵守の程度により評価 小レポートの提出を課す 12 人間と生活・社会の理解 華道 授業科目 時間数(単位数) 15 時間(1 単位) 開講年次 1 年次通年 担当教員 安田 淳子 必修 授業方法:講義・演習 授業目標 生花の技術を学んで生花の鑑賞を通して美意識の向上と日常生活に於ける自然の形態と季節ごとの花の歳 時記を通して日本の花の文化と癒しの環境について理解する。 講義回数 主な授業内容 1 季節の花を使ったアレンジメント 2 カーネーションを使って感謝の気持ちを送る花 3 水辺の花を使ったアレンジメント 4 涼しさを表現する 5 クリスマスまたは新年を飾る花 6 〃 7 春の花を使ったアレンジメント 8 (ひなまつりのアレンジメント) ※授業内容は日程に応じて変更になります 評価の方法 提出物(毎回レポート提出) 、授業態度 人間と生活・社会の理解 13 専門基礎分野 授業科目 解剖生理学 開講年次 時間数(単位数) 90 時間(3 単位) 担当教員 1 年次通年 必修 高垣 雅緒・松村 治雄 授業方法:講義 授業目標 看護の医学的基本としての解剖学・生理学の知識を授ける。 人体の構造とその働きに対する知識をもって患者の疾病、病態を臨床的目線で理解を深める。 講義回数 主な授業内容 講義回数 主な授業内容 解剖生理学で学ぶこと 小試験2 人体の基本単位(細胞) 小試験2の解 人体の基本単位(活動電位) 内分泌系の解剖 人体の基本単位(組織) 内分泌系の機能(下垂体系) 体液とホメオスタシス 内分泌系の機能(その他) 酸塩基平衡 中枢神経系の解剖 体温調節 中枢神経系の機能 血液(造血、血液型、血液凝固) 神経伝導路 免疫 末梢神経系(脳神経) 消化管系の解剖 末梢神経系(脊髄神経、自律神経) 消化吸収 感覚器系(皮膚、味覚、視覚) 肝胆膵、腹膜の解剖 感覚器系(聴覚、平衡感覚) 小試験1 小試験3 小試験1の解説 小試験3の解説 呼吸器系の解剖 骨格と筋の解剖 呼吸器系の機能 骨格と筋の解剖 呼吸器系の検査(血液ガス) 骨格と筋の解剖 循環器系の解剖 体表解剖学演習 循環器系の機能 体表解剖学演習 循環器系の検査(心音、心電図) 小試験4 泌尿器系の解剖 小試験4の解説 泌尿器系の機能 生殖器系の解剖と機能 生殖・発生 必須文献 系統看護学講座 専門基礎分野 人体の構造と機能(1)解剖生理学(医学書院) 評価の方法 小試験および定期試験 人体の構造と機能 14 生化学 授業科目 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 開講年次 1 年次前期 必修 担当教員 米田 良三 授業方法:講義 授業目標 生化学は、人体の生命現象の科学的仕組みを、分子レベルで物質的に、あるいは化学的に追求する学問であ る。健康をよく理解し病気を詳細に評価する上で、生化学的アプローチは重要な役割をもつようになってきた。 その点をふまえた上で、この授業は看護師にとっての生化学の意義を理解するための基礎知識を習得すること を目標とする。 講義回数 主な授業内容 1 化学の基礎知識 2 糖質・糖質代謝 3 糖質・糖質代謝、糖尿病 4 脂質・脂質代謝 5 脂質・脂質代謝、脂質異常症 6 アミノ酸、タンパク質、タンパク質代謝 7 タンパク質、タンパク質代謝、尿素サイクル 8 糖質、脂質およびタンパク質の消化・吸収・代謝に関するまとめ 9 核酸、核酸代謝(ヌクレオチド代謝) 、痛風 10 ポルフィリン代謝、水・無機質 11 酵素、ビタミン・補酵素、逸脱酵素と疾患 12 内分泌器官とホルモン分泌 13 各種ホルモンの生理作用と関連疾患 14 遺伝情報の概略 15 臨床検査値の評価と疾患との関連性 必須文献 教科書:津田道雄 著「よくわかる 専門基礎講座 生化学」, 2012, 金原出版 (東京) ISBN 978-4-307-70217-1 参考文献 参考書:三輪一智 他 著 「系統看護学講座 専門基礎分野 生化学 人体の構造と機能②」,2011, 医学書院 (東京) ISBN 978-4-260-00672-9 評価の方法 定期試験によって評価する。ただし、小テスト結果を考慮することもある。 15 人体の構造と機能 栄養学 授業科目 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 開講年次 1 年次前期 必修 担当教員 磯田 容子 授業方法:講義 授業目標 健康増進には日頃の生活が重要であり、特に食生活は最も健康に左右される。食生活の中で栄養は健康と 深い関わりを持ち、病気の改善や予防につながる。 本講義では、前半は栄養学全般について学習し、後半は看護師として重要な臨床栄養学について学習する。 講義回数 主な授業内容 1 栄養について-栄養学と生化学- 2 栄養素の種類とはたらきⅠ(糖質) 3 栄養素の種類とはたらきⅡ(脂質、タンパク質) 4 栄養素の種類とはたらきⅢ(ビタミン、ミネラル、その他) 5 ライフステージと栄養 Ⅰ(妊娠期~思春期) 6 ライフステージと栄養Ⅱ(成人期~高齢期) 7 日本人の食事摂取基準 8 栄養ケア・マネジメント 9 臨床栄養の概念 10 疾患別食事療法の実際 Ⅰ 11 疾患別食事療法の実際Ⅱ 12 疾患別食事療法の実際Ⅲ 13 疾患別食事療法の実際Ⅳ 14 栄養補給法 15 まとめ 必須文献 ナーシング・グラフィカ 臨床栄養学 MC メディカ出版 カラー図鑑 栄養学の基本がわかる事典 西東社 評価の方法 定期試験(70%) 小テスト、授業内レポート(30%) 人体の構造と機能 16 病理学㻌 授業科目㻌 時間数(単位数)㻌 㻌 㻟㻜 時間(㻝 単位)㻌 開講年次㻌 㻝 年次通年㻌 担当教員㻌 高垣㻌 雅緒・松村㻌 治雄㻌 必修㻌 授業方法:講義㻌 授業目標㻌 㻌 㻌 健康な状態からどのようなプロセスを経て“病気”になるのかの知識を授ける。生化学、生理学、解剖学などの㻌 㻌 正常状態の基礎知識を復習しながらそれらがどのように壊れて病気となるのかの理解を深めて行く。㻌 㻌 㻌 前半は症候別(奇形、炎症、腫瘍、代謝異常、免疫異常など)の病理学総論、後半の各論では臓器別(消化器、㻌 㻌 㻌 内分泌器、循環器、泌尿器、運動器、神経系など)の臨床に不可欠な病態論の知識を深める。㻌 㻌㻌 講義回数㻌 1〜7㻌 主な授業内容㻌 㻔㻵㻕㻌 総論:㻌 病理学の基礎、症候別病理を学ぶ。㻌 㻌 奇形、炎症、腫瘍、奇形、代謝異常、免疫異常、感染症、老化など㻌 㻌 㻌 㻤㻌 ~㻝㻠㻌 㻔㻵㻵㻕㻌 各論:臓器別疾患の病理を学ぶ。㻌 㻌 循環器疾患。血液疾患、呼吸器疾患、消化器疾患、泌尿器疾患、内分泌疾患、脳神経系疾患、運動 㻌 器疾患、感覚器系疾患など㻌 㻌 㻌 㻝㻡㻌 病理検査の仕組みと実際㻌 必須文献㻌 系統看護学講座㻌 専門基礎分野㻌 疾病の成り立ちと回復の促進(㻝)病理学㻌 (医学書院)㻌 必要に応じてレジュメを配布する㻌 㻌 㻌 講義資料は既にクラウドコンピューターにあっていつでもダウンロードできますので希望者は申し出てください。㻌 評価の方法㻌 1) ペーパーテスト(総論と各論に分けて試験を行う。総論は中間試験として、各論は学期末試験に行なう。)㻌 2) 課題レポートを課す事がある㻌 㻌 㻌 17 疾病の成り立ちと回復の促進 授業科目 臨床病態学Ⅰ 時間数(単位数) 30 時間(1単位) 開講年次 担当教員 1年次後期 田中 俊典・山中 雄一 必修 授業方法:講義 授業目標 呼吸器・循環器の各器官の解剖生理学的知識をもとに主要症状と疾患、主な治療法、検査について理解 する。 講義回数 1~7 主な授業内容 1.呼吸器の疾患、主要症状、検査、治療(担当:田中 俊典) 1)気道と肺の疾患 (1)呼吸器疾患の症状と検査 (2)呼吸器感染症 (3)閉塞性肺疾患と拘束性肺疾患 (4)腫瘍性疾患と肺血管の疾患 (5)呼吸不全と人工呼吸 8~15 2.循環器の疾患、主要症状、検査、治療(担当:山中 雄一) 1)心臓の疾患 (1)虚血性心疾患 (2)心筋症 (3)心不全 (4)不整脈 (5)心内膜炎と弁膜疾患 2)血管系の疾患 (1)動脈硬化症 (2)高血圧 (3)閉塞性動脈硬化症 (4)大動脈瘤 (5)静脈瘤 必須文献 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[2] 呼吸器 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[3] 循環器 医学書院 評価の方法 筆記試験にて評価する。 領域別(①呼吸器 ②循環器)で筆記試験を行う。 ただし評価については、呼吸器と循環器の試験結果の平均となる。 (呼吸器:循環器=1:1) 疾病の成り立ちと回復の促進 18 授業科目 臨床病態学Ⅱ 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 開講年次 1年次後期 加藤 道夫・高垣 雅緒 担当教員 専任教員 必修 授業方法:講義 授業目標 消化器(口腔外科含む) ・内分泌の各器官の解剖生理学的知識をもとに主要症状と疾患、主な治療法(手術 療法含む) 、検査について理解する。 講義回数 主な授業内容 1.口腔の疾患、主要症状、検査、治療 1・2 1)口腔の疾患:咀嚼・嚥下機能の障害 2)味覚の障害 3~8 2.消化器の疾患、主要症状、検査、治療(担当:加藤 道夫) 1)食道の疾患:食道の機能障害・疾患 2)消化管の炎症と潰瘍 3)消化管の腫瘍 4)イレウス 5)肝臓・胆嚢・膵臓の疾患 (1)肝臓・胆嚢・膵臓の炎症 (2)肝硬変 (3)肝臓・胆嚢・膵臓の腫瘍 (4)肝不全 (5)胆汁代謝・排泄の障害 9~11 3.栄養代謝の疾患、主要症状、検査、治療(担当:高垣 雅緒) (1)メタボリックシンドローム (2)糖尿病 (3)肥満 (4)脂質異常症(高脂血症) (5)高尿酸血症と痛風 12~15 4.内分泌系の疾患、主要症状、検査、治療(高垣 雅緒) (1)下垂体・甲状腺・副甲状腺(上皮小体)・副腎の疾患 (2)多発性内分泌腫瘍 必須文献 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[5] 消化器 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[6] 内分泌・代謝 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[15] 歯・口腔 医学書院 評価の方法 筆記試験にて評価する。 領域別で筆記試験を行う。ただし評価については、各領域の試験結果の平均となる。 19 疾病の成り立ちと回復の促進 授業科目 臨床病態学Ⅲ 時間数(単位数) 30 時間(1単位) 開講年次 担当教員 1年次後期 高垣 雅緒・野村 公寿 フラピエ かおり 必修 授業方法:講義 授業目標 脳神経・感覚器(皮膚科含む) ・運動器の各器官の解剖生理学的知識をもとに主要症状と疾患、主な治療法、 検査について理解する。 講義回数 1~4 主な授業内容 1.脳神経の疾患、主要症状、検査、治療(担当:高垣 雅緒) (1)脳血管系の循環障害 (2)頭蓋内圧亢進に伴う症状 (3)神経変性・脱髄性の疾患 (4)認知症 (5)中枢神経の感染症 (6)中枢神経の腫瘍 (7)頭部の外傷 (8)二次的に意識障害・神経障害を起こす疾患 2.皮膚、耳鼻科、眼科の疾患、主要症状、検査、治療(担当:野村 公寿) 5 (1)皮膚の障害(褥瘡を含む) 6・7 (2)聴覚・平衡覚、嗅覚の障害 8・9 (3)視覚の障害 10~15 3.運動器の疾患、主要症状、検査、治療(担当:フラピエ かおり) 1)骨・関節・筋肉の疾患 (1)骨折 (2)骨粗鬆症 (3)骨の腫瘍 (4)変形性関節症 (5)頭部と脊椎の外傷 (6)脊椎の外傷と脊髄損傷 (7)自律神経失調症 必須文献 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[7] 脳・神経 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[10] 運動器 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[12] 皮膚 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[13] 眼 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[14] 耳鼻咽喉 医学書院 評価の方法 筆記試験にて評価する。 領域別で筆記試験を行う。ただし評価については、各領域の試験結果の平均となる。 疾病の成り立ちと回復の促進 20 授業科目 臨床病態学Ⅳ 時間数(単位数) 30 時間(1単位) 開講年次 担当教員 1年次後期 フラピエ かおり 齊藤 謙介 必修 授業方法:講義 授業目標 腎・泌尿器・血液・造血・生殖の各器官の解剖生理学的知識をもとに主要症状と疾患、主な治療法 (化学療法含む) 、検査について理解する。 講義回数 1~4 主な授業内容 1.腎・泌尿器の疾患、主要症状、検査、治療(担当:フラピエ かおり) (1)腎・尿路の炎症 (2)腎・尿路の腫瘍 (3)腎・尿路の通過障害 (4)腎不全 (5)男性生殖器の疾患 5~10 2.血液・造血器の疾患、主要症状、検査、治療(担当:フラピエ かおり) (1)貧血 (2)出血傾向と凝固・線溶系の異常 (3)白血球減少症 (4)造血器の腫瘍(白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫) 11~15 3.生殖器の疾患、主要症状、検査、治療(担当:齊藤 謙介) (1)女性生殖器の疾患 (2)乳腺の疾患 必須文献 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[4] 血液・造血器 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[8] 腎・泌尿器 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[9] 女性生殖器 医学書院 評価の方法 筆記試験にて評価する。 領域別で筆記試験を行う。ただし評価については、各領域の試験結果の平均となる。 21 疾病の成り立ちと回復の促進 臨床病態学Ⅴ 授業科目 時間数(単位数) 30 時間(1単位) 開講年次 1年次後期 必修 担当教員 田邉 友也 授業方法:講義 授業目標 精神看護学で必要となる精神障害者の主要な精神症状と精神疾患、検査、治療法について理解する。 講義回数 1 2~5 主な授業内容 オリエンテーション 精神の健康と障害 精神障害の症状 知覚の障害、思考の障害、自我意識の障害、感情の障害 意欲・行動の障害、意識障害、知能の障害、記憶の障害 6~10 精神疾患の分類と種類 統合失調症、気分(感情)障害、神経症障害、中枢神経症状 パーソナリティ障害、器質性精神障害、症状精神病 アルコール・薬物依存、てんかん、児童・思春期精神障害 11~14 精神障害の検査・治療法 治療の基本的な姿勢、身体療法、薬物療法、社会復帰療法 精神療法、支持療法、表現療法、洞察療法、行動療法 環境・社会療法、集団精神療法、家族療法 15 まとめ 必須文献、参考文献等 1.系統看護学講座 専門Ⅱ 精神看護の基礎 医学書院 2.系統看護学講座 専門Ⅱ 精神看護の展開 医学書院 評価の方法 筆記試験にて評価する。 疾病の成り立ちと回復の促進 22 授業科目 臨床病態学Ⅵ 開講年次 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 担当教員 2 年次前期 稲葉 弥恵子(母性) 若宮 英司 (小児) 必修 授業方法:講義 授業目標 ハイリスク妊娠をはじめとする、健康問題・障害を持つ妊・産・褥婦と新生児についての、病態・症状・ 診断・治療を学ぶ。さらにひき続き小児特有の疾患について、その病態・症状・診断・治療を学び、次世代 を育む母親と新生児、また小児とその家族に必要な看護を判断するための基盤となる分野を学習する。 講義回数 1 2 主な授業内容 遺伝相談 出生前診断・胎児治療 染色体異常・胎内環境により発症する先天異常 3 不妊治療 4 妊娠の異常 5 分娩の異常 6 産褥の異常 7 新生児の異常 8 小児の代謝性・内分泌疾患、免疫・アレルギー・リウマチ疾患 9 感染症・予防接種・呼吸器 10 循環器疾患・消化器 11 血液・造血器・悪性新生物疾患 12 腎・泌尿器、神経疾患 13 小児の運動器・皮膚・眼・耳鼻咽喉疾患 14 小児の精神疾患、事故・外傷、虐待 15 まとめ 必須文献,参考文献等 1.必須文献 系統看護学講座 専門分野Ⅱ母性看護学各論 母性看護学2(医学書院) 1.参考文献 系統看護学講座 専門分野Ⅱ小児看護学各論 小児看護学2(医学書院) 評価の方法 筆記試験またはレポート課題 23 疾病の成り立ちと回復の促進 授業科目㻌 薬理学㻌 時間数(単位数)㻌 㻌 㻟㻜 時間(㻝 単位)㻌 開講年次㻌 㻝 年次後期㻌 必修㻌 担当教員㻌 青山㻌 弘義㻌 授業方法:講義㻌 授業目標㻌 㻌 㻌 薬物の特徴、作用機序、人体への影響について理解し、薬物の正しい取扱いや管理法を学ぶ。㻌 㻌 体系的に薬物の種類、作用、副作用、管理、与薬時の注意について学ぶ。㻌 㻌 国家試験によく出る薬物は重点的に学ぶ。㻌 講義回数㻌 主な授業内容㻌 㻝㻌 薬理学総論㻌 㻞㻌 薬理学総論・抗感染症薬㻌 㻟㻌 抗がん薬・免疫治療薬㻌 㻠㻌 抗アレルギー約・抗炎症薬㻌 㻡㻌 抹消での神経活動に作用する薬物㻌 㻢㻌 〃㻌 㻣㻌 中枢神経系に作用する薬物㻌 㻤㻌 心臓・血管系に作用する薬物㻌 㻥㻌 〃㻌 㻝㻜㻌 呼吸器・消化器に作用する薬物㻌 㻝㻝㻌 生殖系・物質代謝に作用する薬物㻌 㻝㻞㻌 皮膚科用薬・眼科用薬㻌 㻝㻟㻌 救急薬・漢方薬㻌 㻝㻠㻌 消毒薬・輸液剤・輸血剤㻌 㻝㻡㻌 まとめ㻌 㻌 㻌 必須文献㻌 系統看護学講座㻌 専門基礎分野㻌 疾病の成り立ちと回復の促進(㻞)薬理学(医学書院)㻌 評価の方法㻌 筆記試験によって評価します。㻌 㻌 疾病の成り立ちと回復の促進 24 授業科目 微生物学 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 開講年次 1 年次前期 必修 担当教員 中田 裕二 授業方法:講義 授業目標 看護師として働く上で必要な、感染症に関する微生物の知識を身につけることができる。微生物の性状を 理解し、分類、形態、微細構造、代謝と増殖、免疫、遺伝と変異などの基礎知識を習得する。特に病原微生 物を対象とする種類と性状、感染防止のための滅菌・消毒法、抗生物質などの化学療法剤の作用機構および 薬剤耐性菌の出現と耐性メカニズムについて理解を深める。 授業方法 テキストおよび配布プリントに沿って講義形式で進める。講義後、演習問題を解くことで正確な知識を身 に付ける。 講義回数 主な授業内容 1 微生物学概論 2 細菌学総論 3 真菌・原虫学総論 4 ウイルス学総論 5 滅菌と消毒 6 化学療法 7 感染と発症、検査法 8 免疫学:液性免疫 9 免疫学:細胞性免疫 10 細菌各論:グラム陰性菌 11 細菌各論:グラム陽性菌 12 クラミジア・リケッチア・マイコプラズマ各論 13 真菌・原虫各論 14 ウイルス各論:DNA ウイルス 15 ウイルス各論:RNA ウイルス 授業外学習 前回の講義について復習テストを行うので、授業内容を整理し理解しておく。 必須文献 東匡伸 小熊恵二「コンパクト微生物学」南江堂 2015 年 改訂 3 版 評価の方法 定期試験(100%) 注)受講態度不良者は、以降の受講を認めない 25 疾病の成り立ちと回復の促進 授業科目 臨床放射線 時間数(単位数) 時間( 単位) 開講年次 年次前期 担当教員 高垣雅緒 必修 授業方法:講義 授業目標 放射線が医学とどのように関わり利用されているのかを理解するため、先ず放射線基礎医学の 知識を解説し、その上で病気の①診断と②治療の二つに分けて臨床放射線医学の知識を授ける。 先進医療の重粒子線治療や原子炉事故などによる放射線障害や放射線被曝に関する知識にも言及する。 放射線環境下での看護過程における放射線防護の知識と方法についても学習する。 講義回数㻌 主な授業内容㻌 (I) 放射線基礎医学 1 1. 放射線の環境や人体への影響 放射線によるがん治療の生物学的基礎知識 (II) 放射線診断学 2 2. X 線診断の基礎と診断 、看護と放射線 3 3. CT、 MRI スキャンの基礎と診断 4 4. 超音波診断、核医学検査の基礎と診断 5 5. インターベンション(血管内治療)、血管造影の基礎と臨床、その他、進歩の著しい最 新放射線機器についても教示する (III) 放射線治療学 6 6. 放射線基礎医学、放射線治療看護 7 7. 先端放射線治療 重粒子線治療 中性子捕捉療法 8 8. 放射線防護、原子炉事故と放射能 㻌 㻌 必須文献㻌 系統看護学講座 別巻 臨床放射線医学 必要に応じレジュメを配布する㻌 講義資料は既にクラウドコンピューターにあっていつでもダウンロードできますので希望者は申し出てください。㻌 評価の方法㻌 筆記試験にて評価する。㻌 㻌 疾病の成り立ちと回復の促進 26 授業科目 公衆衛生学 開講年次 2 年次後期 必修 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 担当教員 池田 行宏 授業方法:講義 授業目的 私たちが住んでいる世界には、健康について様々な考え方が存在します。いろんな考えがあるということ は、いろんな考えを持っている人々がいるということです。どのような考え方が大切か、どのような考え方 が主流になっているか、主な考え方はどのように生まれたか、今後考え方はどのように変化して行くか、と いったことを理解できると、医療や看護に関する世の中の動きが見えてきます。人々の現状(どんな状態か、 どんな様子か)を正確にとらえるためには、それなりの方法も必要になってきます。みなさんが本講義で学 ぶのは、このような公衆衛生学の基本的考え方です。 講義回数 主な授業概要 1 講義の心構え・考え方・採点基準・衛生学?公衆衛生学? 2 健康とは何か・正常と異常 3 個人と集団、トレンド 4 人はどのくらい死ぬか?どのくらい生まれるか? 5 人の生活、人の一生1(感染症) 6 環境、周囲にあるもの 7 環境、相互作用、水や空気 8 地球的?地域的?環境問題 9 人の生活、人の一生2(タバコ) 10 勘違いの仕組み 11 流行・因果関係 12 コホート・患者・対照 13 食と生活 14 人の生活、人の一生3(アルコール・薬物) 15 アンケート結果発表会 必須文献 国民衛生の動向・厚生労働統計協会 評価の方法 授業の所々で課題が出てきます。課題に対する回答は個人あるいはグループごとにまとめて提出してもら います。評価は授業中の課題・提出物で %とします。 27 健康支援と社会保障制度 授業科目 関係法規 開講年次 年次前期 必修 時間数(単位数) 時間( 単位) 担当教員 藤本征五 授業方法:講義 授業目標 現代医療の高度化に伴い、チーム医療スタッフの多様化、医療保険制度の複雑化、患者権利擁護の強化が 求められており、チーム医療の一員として、法の基礎知識及び医事、福祉、薬事など看護を取り巻く関係法 規を理解し、医療従事者の一員としての看護師の業務と責任を自覚する。 講義回数 主な授業内容 法の概念法とは、法の種類(法令、政令、省令) 衛生法厚生行政のしくみ 医事法とは ~ 看護法 保健師助産師看護師法 沿革、目的、定義、附属法令、免許、業務、試験、学校・養成所 看護師等の人材確保の促進に関する法律 医師法 医療法 目的、定義、規制、管理、人員、構造設備、診療に関する諸記録等 医療関係資格法 (診療放射線技師、臨床検査技師、理学療法・作業療法士法、視能訓練士、言語聴覚士、臨床 工学技士、義肢装具士、救急救命士、歯科医師法等) 保健福祉関係資格法 (薬剤師、栄養士、調理師、精神保健福祉士、社会福祉・介護福祉士等) 医療関係法規 臓器移植法、死体解剖保存法、死産の届け出、献体に関する法律 緊急時、災害時の医療に関する法律 薬務法、社会保険、福祉、 労働法(労基法、労働安全法、育児・介護休業法)と社会基盤整備 個人情報の保護 医療過誤 必須文献 系統看護学講座 専門基礎分野 保健支援と社会保障制度()看護関係法令(医学書院) 評価の方法 筆記試験及びレポート 健康支援と社会保障制度 28 保健医療概論㻌 授業科目㻌 時間数(単位数)㻌 㻌 㻟㻜 時間(㻝 単位)㻌 開講年次㻌 㻝 年次後期㻌 必修㻌 担当教員㻌 高垣㻌 雅緒㻌 授業方法:講義㻌 授業目標㻌 人類が発生して以来ヒトの病気がどのように発現しどのように対峙されてきたか、壮烈な歴史の流れのなかで㻌 医療人類学の知識を道しるべにして医に関する基本的知識を授ける。これらの知識を元に、延長線上にある㻌 現在医療が抱えている問題点を整理しながら将来の医療のあり方を探る。㻌 学生一人一人が将来看護師としてどのように未来の医療を担っていくべきかの基本的スタンスを取得させる。㻌 㻌 講義回数㻌 㻝・㻞㻌 㻌 㻟~㻡㻌 主な授業内容㻌 㻔㻝㻕㻌 医学・医療のあゆみ㻌 㻌 㻌 㻌 人類の起源とともにいかにして医学が勃興してきたかを教示する。㻌 㻔㻞㻕㻌 健康と疾病㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 健康と疾患とはいかなる状態なのかを定義し、様々な疾患について概説を行うとともに健康を維持㻌 㻌 㻌 㻌 するための方法や政策について教示する。㻌 㻢・㻣㻌 㻌 㻤・㻥㻌 㻔㻟㻕㻌 医学と医療㻌 㻌 㻌 疾患や健康を維持するための装置としての医学や様々な医療法について概説する㻌 㻔㻠㻕㻌 我が国の医療供給体制㻌 㻌 㻌 㻌 我が国の疾患構造について述べ、それに対峙するための我が国の医療構造を概説し問題点を㻌 㻌 㻌 㻌 教示する。医師、歯科医師、看護師、保険師、薬剤師その他の医療従事者や医療施設の現状に㻌 㻌 㻌 㻌 ついて概説する。㻌 㻝㻜~㻝㻡㻌 㻔㻡㻕㻌 最後に本講義の最大のポイントとなる現在医療における諸問題について考究する。㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 医の倫理㻌 㻌 㻌 㻌 㻌 患者の権利、インフォームドコンセント㻌 㻌 㻌 㻌 病状告知㻌 㻌 㻌 㻌 緩和ケア、尊厳死㻌 㻌 㻌 㻌 脳死と臓器移植㻌 㻌 㻌 㻌 その他(ジェンダー、セクシュアリティー、㻸㻳㻮㼀)㻌 必須文献㻌 新体系看護学全書㻌 健康支援と社会保障制度 㻝㻌 現代医療論(メヂカルフレンド社)㻌 㻌 必要に応じレジュメを配布する㻌 講義資料は既にクラウドコンピューターにあっていつでもダウンロードできますので希望者は申し出てください。㻌 評価の方法㻌 受講態度、定期試験の他、課題を提示してレポートを作成してもらう。㻌 㻌 29 健康支援と社会保障制度 授業科目 社会福祉学 時間数(単位数) 45 時間(2 単位) 開講年次 1 年次通年 必修 担当教員 島崎義孝 授業方法:講義 授業目標 保健・医療・福祉の連携が強まるなかで、看護にかかわる人間が社会福祉分野に無関心であることは許さ れない。福祉についても一定の理解と知識をもつ時代的要請がある。ここではわが国の福祉史の概略をたど り、現在の福祉制度の概要を把握する。現行の主な福祉制度の仕組みを理解し、問題点をさぐる。 講義回数 主な授業内容 講義回数 主な講義内容 1 戦後の民主主義体制と日本国憲法 13 福祉の3分野について 2 基本的人権とは 14 障害者とは何か 3 社会福祉法の理念と構造 15 障害者のおかれた現実 4 福祉ニードの意味 16 障害者の社会参加 5 シビル・ミニマムとナショナル・ミニマム 17 子どもの生きる社会、社会参加 6 生活保護(公的扶助)の理念と現実 18 少子社会の今後 社会の生産性 7 社会の発展と社会福祉制度の展開 19 「子どもの貧困」という現実 8 国民健康保険制度 20 高齢社会の歪み 高齢者の社会参加 9 国民年金制度 21 高齢社会への対応 介護保険制度など 10 地域の福祉とは何か 22 健康寿命とそれ以降の暮らし 11 社会問題と社会制度 23 まとめ 12 福祉のこころと哲学の丘 必須文献 島崎義孝 『人間学的福祉論』 批評社刊 その他、必要な資料・プリント等を適宜配布する。 評価の方法 授業参加の態度、定期試験結果などを勘案して総合的に評価する。 㻌 健康支援と社会保障制度 30 授業科目 ボランティア論 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 開講年次 1 年次前期 必修 担当教員 髙山 彰彦 授業方法:講義 授業目標 ボランティアという言葉は災害時や地域社会においても認知されることになってきている。「小さな政府」 へのシフトともに、様々な自発的活動に対する期待や関心が高まっている。本講義ではボランティアの意味 や、その活動が個人や社会にどのように関係しているのか、また、人としての本質的な面に加え、保健医療 職としての在り方としての視野を拡大することを目的として学習する。 講義回数 主な授業内容 1 講義概要、オリエンテーション 2 概論ボランティアとは ① 3 〃 ② 4 ボランティアの現状と課題 ① 5 〃 ② 6 災害とボランティア活動 7 NGO・NPO法について(国境なき医師団など)① 8 〃 ② 9 病院や施設におけるボランティア① 10 〃 ② 11 地域社会とボランティア活動 ① 12 〃 ② 13 保健医療職に求められるボランティア活動 ① 14 〃 ② 15 まとめ 必須文献,参考文献等 プリント配布 評価の方法 受講態度、レポート 定期試験 31 健康支援と社会保障制度 専 門 分 野 Ⅰ 看護学概論Ⅰ 授業科目 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 開講年次 年次前期 必修 担当教員 河合まゆみ 授業方法:講義 授業目標 看護の基本的概念である「人間」 「健康」 「環境」 「看護」の4つの概念について学ぶと共に、看護の歴史 的な変遷や社会における看護の役割と機能について理解を深め、さらに、看護の実践を支える理論などの 学習を通し、自らの看護観を構築するための手がかりとする。 講義回数 1.2 主な授業内容 看護とは 私の考える看護(演習、発表) 看護の本質、看護の役割と機能 3.4 看護の対象の理解 心と身体、存在としての人間 5~8 健康の捉え方と国民の健康状態 生活者の健康を専門家の視点でとらえる 健康とはなにか 健康の関連要因 社会の変遷と健康観の変化 人々の生活と健康に関する統計 9 看護の提供者 職業としての看護 看護職の養成制度就業状況 10.11 看護における倫理 現代社会と倫理 医療をめぐる倫理の歴史的経緯と看護倫理 看護実践における倫理問題への取り組み 看護理論 12.13 ナイチンゲール、ヘンダーソン、ぺプロウ他 14 学習支援 15 まとめ 必須文献 系統看護学講座 看護学概論 (医学書院) 系統看護学講座 基礎看護技術Ⅰ(医学書院) 参考文献等 参考文献は適宜紹介する 評価の方法 筆記試験、授業態度にて総合的に評価する。 基礎看護学 32 授業科目 看護学概論Ⅱ 時間数(単位数) 15 時間(1 単位) 開講年次 3 年次前期 必修 担当教員 豊田 浩子 授業方法:講義 授業目的 看護のマネジメントを行うための基礎的な能力を養うことができる。 授業目標 1.組織について理解することができる。 2.マネジメントの構成要素を理解することができる。 3.リーダーシップ・フォロワーシップを理解することができる。 講義回数 1 主な授業内容 集団・組織の意義 2 集団規範・組織風土・組織文化の意義 3 組織におけるコミュニケーション 4 コンフリクト・マネジメント 5 リーダーシップ・フォロワーシップの意義,看護における職位と役割 6 看護サービス管理の定義・対象,看護組織・体制,看護方式 7 看護におけるマネジメント(看護管理システム,看護におけるマネジメントの要素) 8 リスクマネジメントと医療の質の保障 参考文献 プリント配布 評価の方法 授業態度・課題の内容 20% 筆記試験 33 基礎看護学 80% 授業科目 基礎看護学方法論Ⅰ 時間数(単位数) 30 時間(1単位) 1 年次前期 開講年次 喜多 ひとみ 担当教員 田村 綾 必修 授業方法:講義・演習 授業目標 看護を実践するために、看護技術の概念・特性について知り、看護場面に共通する技術を習得する。 講義回数 1 2~6 主な授業内容 看護技術の概念 活動・休息の援助技術 1.基本的活動の援助 2.睡眠と休息の援助 3.体位保持の援助 7~10 体位保持・体位変換・移動介助(演習) 11~13 感染防止の技術 1.感染防止の基礎知識 2.標準予防策 3.感染経路別予防策 14 演習 15 まとめ 必須文献 基礎看護技術Ⅰ(医学書院) 基礎看護技術Ⅱ(医学書院) 演習・実習に役立つ看護技術 (ヌーベルヒロカワ) 評価の方法 終講試験により評価する。 基礎看護学 34 授業科目 基礎看護学方法論Ⅱ 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 開講年次 担当教員 1 年次前期 田村 綾 必修 授業方法:講義・演習 授業目標 コミュニケーションの意義と目的を理解し、コミュニケーションの技法、コミュニケーションに障害のあ る人への対応を修得する。 環境の意義と目的を理解し、病床の環境整備の方法を修得する。 講義回数 1~4 主な授業内容 コミュニケーションの技術 コミュニケーションの意義と目的 コミュニケーションの構成要素と成立過程 関係構築のためのコミュニケーションの基本 効果的なコミュニケーションの実際 コミュニケーション障害への対応 5・6 環境調整技術 援助の基礎知識 7 8・9 10~14 15 援助の実際(演習) ベッドメーキング・シーツ交換 ベッドメーキング・シーツ交換(演習) まとめ 必須文献 系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学② 基礎看護技術 I (医学書院) 系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学③ 基礎看護技術Ⅱ(医学書院) 演習・実習に役立つ基礎看護技術 根拠に基づいた実践をめざして(ヌーヴェルヒロカワ) 参考文献 看護覚え書き フローレンス・ナイチンゲール著(現代社) 看護の基本となるもの ヴァージニア・ヘンダーソン著(日本看護協会出版社) 評価の方法 筆記試験および実技試験(100%) 35 基礎看護学 授業科目 基礎看護学方法論Ⅲ 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 開講年次 担当教員 1 年次前期 喜多 ひとみ 必修 授業方法:講義・演習 授業目標 看護の対象者の健康状態を観察・評価するために必要な共通基本技術を習得する。 講義回数 1 主な授業内容 ヘルスアセスメントとバイタルサインの意義 2~5 バイタルサインの観察とアセスメント 6~9 バイタルサイン測定技術(演習) 体温・呼吸・脈拍・血圧測定と報告・記録 10 身体計測の実際 11 12~13 体温管理と末梢循環促進ケア 保温の援助(講義とグループワーク) .罨法の目的と適応 .罨法の種類 14 冷罨法と温罨法技術(演習・発表) 15 まとめ 必須文献 基礎看護技術Ⅰ(医学書院) 基礎看護技術Ⅱ(医学書院) 演習・実習に役立つ看護技術 (ヌーベルヒロカワ) はじめてのフィジカルアセスメント 横山美樹 (メジカルフレンド社) 評価の方法 終講試験により評価する。 基礎看護学 36 授業科目 基礎看護学方法論Ⅳ 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 開講年次 担当教員 1 年次前期 河合 まゆみ 必修 授業方法:講義・演習 授業目標 清潔の意義を理解するとともに、看護の対象となる人に必要な日常生活援助技術を修得する。また、援助 に伴う患者の心理を考慮した援助を実践できる。 講義回数 主な授業内容 病床での衣生活の援助 1~3 1.援助の基礎知識 2.援助の実際 3.演習 寝衣交換 4~14 清潔の援助 1.清潔の援助の基礎知識 2.清潔の援助の実際 3.演習 口腔ケア 足浴 陰部洗浄 洗髪 全身清拭 15 4.まとめ 必須文献 系統看護学講座 基礎看護技術Ⅱ(医学書院) 演習・実習に役立つ基礎看護技術 根拠に基づいた実践を目指して(ヌーヴェルヒロカワ) 参考文献 基礎看護技術 氏家幸子・阿曽洋子 井上智子著(医学書院) 評価の方法 筆記試験 37 基礎看護学 授業科目 基礎看護学方法論Ⅴ 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 開講年次 1 年次後期 担当教員 磯田 容子 必修 授業方法:講義・演習 授業目標 人間の基本的欲求に基づく日常生活行動として、食と排泄の意義を理解すると共に、その援助技術を修得 できる。 講義回数 1~4 主な授業内容 食事援助技術 1.食事援助の基礎知識 2.食事介助 3.摂食・嚥下訓練 4.非経口的栄養摂取の援助 5.6 7 8~10 5.食事介助演習 6.まとめ 排泄援助技術 1.自然排尿および自然排便の介助 2.導尿 3.排便を促す援助 4.ストーマケア 11~14 15 5.排泄演習 6.まとめ 必須文献 系統看護学講座 専門分野 基礎看護技術Ⅱ (医学書院) 演習・実習に役立つ基礎看護技術 根拠に基づいた実践を目指して(ヌーヴェルヒロカワ) 参考文献 基礎看護技術 氏家幸子・阿曽洋子・井上智子著(医学書院) 評価の方法 筆記試験 基礎看護学 38 授業科目 基礎看護学方法論Ⅵ 時間数(単位数) 30 時間(1単位) 2 年次前期 開講年次 担当教員 喜多 ひとみ 必修 授業方法:講義・演習 授業目標 看護におけるフィジカルアセスメントの意義を学ぶ。 問診、視診、触診、聴診、打診の基本技術について学ぶ。 頭部から足先までの全身を部位別・系統別に観察する視点を学ぶ。 呼吸を楽にする方法やその目的について学ぶ。 講義回数 主な授業内容 1 フィジカルアセスメントとは 2 呼吸器系フィジカルアセスメント 3 循環器系フィジカルアセスメント 4 呼吸・循環を整える技術 5~6 呼吸音・心音の聴取と呼吸を楽にする方法(演習) 7 腹部系フィジカルアセスメント 8 腹部の観察(演習) 9 頭部・頚部・乳房のフィジカルアセスメント 10 筋肉・骨格系のフィジカルアセスメント 11 007520測定・身体測定(演習) 12 脳神経系フィジカルアセスメント 13 心理・社会的状態、セルフケア能力のアセスメント 14~15 事例を用いてフィジカルアセスメント(演習) 必須文献 系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学② 基礎看護技術 I (医学書院) 系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学③ 基礎看護技術Ⅱ(医学書院) はじめてのフィジカルアセスメント 横山美樹 メジカルフレンド社 演習・実習に役立つ基礎看護技術 ヌーベルヒロカワ 評価の方法 終講試験による評価 39 基礎看護学 授業科目 基礎看護学方法論Ⅶ 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 開講年次 2 年次前期 必修 担当教員 河合 まゆみ 授業方法:講義・演習 授業目標 診療を支える看護の役割を理解し、検査や治療を受ける患者の看護において必要となる診療に伴う技術を 修得する。 講義回数 1 主な授業内容 診療を支える看護師の役割 創傷管理技術 2~5 1.創傷の基礎知識 2.創傷の観察 3.創傷の処置 4.褥瘡の予防 5.演習 与薬・輸血の技術 6~13 1.与薬に関する基礎知識 2.経口与薬法 3.外用薬の皮膚・粘膜適用 4.注射法 5.輸血療法 6.演習 静脈注射・筋肉注射・皮下注射 検査に伴う看護 14・15 1.検査に伴う看護の役割 2.排泄物の検査 3.体液・組織の検査 4.生体検査 5.洗浄 まとめ 必須文献 系統看護学講座 基礎看護技術Ⅱ (医学書院) 演習・実習に役立つ基礎看護技術 根拠に基づいた実践をめざして(ヌーヴェルヒロカワ) 参考文献 基礎看護技術 氏家幸子・阿曽洋子著(医学書院) 評価の方法 筆記試験 基礎看護学 40 授業科目 基礎看護学方法論Ⅷ 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 開講年次 1 年次後期 担当教員 河合 まゆみ 必修 授業方法:講義・演習 授業目標 対象の健康問題を解決するために、問題解決思考およびそれを支える看護理論を用いながら、対象に必要 な援助を導きだす方法を修得できる。 講義回数 主な授業内容 看護過程 1~13 1.看護過程とは 2.看護過程を展開する際に基盤となる考え方 3.看護過程の各段階 アセスメント 看護問題の明確化 看護計画 実施 評価 4.看護過程の展開の実際 14 看護記録 15 まとめ 必須文献 系統看護学講座 基礎看護技術Ⅰ(医学書院) NANDA-Ⅰ 看護診断 (医学書院) アセスメントの覚え書 ゴードンの機能的健康パターンと看護診断(医学書院) 評価の方法 筆記試験・レポート 41 基礎看護学 授業科目 看護研究 時間数(単位数) 30 時間(2 単位) 開講年次 担当教員 3 年次通年 大江 典子 専任教員 必修 授業方法:講義・演習 授業目標 1.看護研究の意義と目的を理解し、研究遂行に必要な基礎的知識を習得する。 2.臨地実習で関心をもった課題や疑問を探究する能力を養う。 学習の進め方 学 生 が 臨 地 実 習 で 関 心 を も っ た 課 題 に 対 し て 、 教 員 指 導 の 下 で 研 究 的 な ま と め を 行 い 、 論文として発表する。 講義回数 1~2 主な授業内容 看護研究の意義と目的・研究プロセス・研究倫理について 3 系統的な文献の探し方・参考文献の書き方 4 研究課題の選定・研究デザインについて 記述統計・推測統計の基礎 5 研究計画書について 6~15 症例研究(論文の作成) 参考文献 1.黒田裕子著:看護研究 step by step(医学書院) 2.山崎茂明・六本木淑恵著:看護研究のための文献検索ガイド(日本看護協会出版会) 評価の方法 授業態度 20% 提出課題(論文)80% 基礎看護学 42 授業科目 基礎看護学実習Ⅰ 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 開講年次 1 年次後期 必修 担当教員 専任教員 授業方法:実習 実習目的 療養生活を送る対象者の生活環境を知り、対象者を理解するための方法と看護の実際が理解できる。 実習目標 1. 病院の概要および対象者の療養生活を知ることができる。 2. 安全・安楽に考慮した日常生活援助の実際が理解できる。 3. 対象者とコミュニケーションを図ることができる。 4. 看護者として必要な基本的姿勢が理解できる。 回数 1 週目 主な実習内容 施設内見学 病院・病棟オリエンテーション 受け持ち患者とコミュニケーション 受け持ち患者の環境整備の見学・実施 バイタルサイン測定の実施 環境測定の実施 看護師の行う日常生活援助の見学 *必要時、カンファレンス実施 実習終了後 学びの発表会 評価の方法 1. 教員は臨地と連携し、学生の実習目標到達状況を、総合的に評価する。 43 臨地実習 授業科目 基礎看護学実習Ⅱ 時間数(単位数) 60 時間(2 単位) 開講年次 2 年次後期 必修 担当教員 専任教員 授業方法:実習 実習目的 健康障害をもつ対象者の基本的欲求を理解し、看護過程を展開し対象者の生活過程を整えるための 実践方法を理解できる。 実習目標 1. 健康障害をもつ対象の基本的欲求が理解できる。 2. 健康障害をもつ対象の情報をもとにアセスメントができる。 3. 日常生活上の問題の看護計画が立案できる。 4. 立案した看護計画に基づいて日常生活援助を実践できる。 5. 実践した援助を振り返り、評価・修正できる。 6. 看護の実践者としての必要な態度を身につける。 7. 自らの課題を見出し、主体的な学習ができる。 講義回数 週目 主な実習内容 病院・病棟オリエンテーション 受け持ち患者とコミュニケーション データーベースに基づき情報収集 受け持ち患者の日常生活援助の見学 バイタルサイン測定の実施 環境整備の実施 初期計画の発表(関連図と看護計画) 週目 看護計画に基づき、日常生活援助の実践 実践した援助を振り返り、看護計画を修正 *学生が主体的に日々のカンファレンスを実施 実習終了後 学びの発表会 評価の方法 1. 教員は臨地と連携し、学生の実習目標到達状況を、総合的に評価する。 臨地実習 44 専 門 分 野 Ⅱ 授業科目 成人看護学概論 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 開講年次 1 年次後期 必修 担当教員 八幡 久美子 授業方法:講義・演習 授業目標 成人期にある対象の身体的・精神的・社会的特徴、健康段階に応じた看護が理解できる。 1)成人期における保健問題・成人保健の動向がわかる。 2)成人期における対象とその家族に対しての健康の保持増進、健康障害の予防、回復を促す看護が理解で きる。 3)看護管理の概念を学び、チームの中の看護師の役割について理解できる。 講義回数 1~2 3~4 5 6~7 主な授業概要 1.成人の特徴と課題 ・発達段階の特徴と発達課題・危機、対象の生活、 「大人」についてグループワーク、大人度チェック 2.成人保健の動向 ・大人の生活からとらえる健康、生活と健康を守り育むシステム、生活行動がもたらす健康問題とその予防 3.成人への看護アプローチ 4.ヘルスプロモーションと看護 5-①.成人の健康レベルに対応した看護【急性期】 ・健康生活の急激な破綻から回復を促す看護 8~ 5-②.成人の健康レベルに対応した看護【慢性期】 ・セルフマネジメントとエンパワメント、障害がある人とその生活を支援する看護の実際 6-①.成人の健康生活を促すための看護技術 ・学習者である患者への看護技術、治療過程にある患者への看護技術 ~ 5-③.成人の健康レベルに対応した看護【終末期】 6-②.成人の健康生活を促すための看護技術 ・症状マネジメントにおける看護技術 ・新たな治療法、医療処置を受ける患者・家族の看護 ・がんヘルスリテラシーの促進 ・退院支援の看護技術 7.成人期にある対象の全人的理解と看護介入 ・事例を用いて健康行動を促す看護介入を考える【グループワーク】 必須文献 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[1] 成人看護学総論 医学書院 国民衛生の動向 参考文献 慢性疾患の病みの軌跡 コービンとストラウスによる看護モデル 医学書院 評価の方法 定期試験で評価を行う。 成人看護学 45 授業科目 成人看護学方法論Ⅰ 時間数(単位数) 60 時間(2 単位) 開講年次 2 年次通年 必修 担当教員 大江 典子・播木 清美 授業方法:講義・演習 授業目標 成人期にある対象の疾患・健康障害に応じた看護が理解できる。 1)健康問題を抱えた対象の身体・精神・社会的特性がわかる。 2)周手術期看護の考え方、必要な看護について説明できる。 3)健康問題を解決する治療・検査に伴う看護の方法がわかる。 4)健康問題から生じる症状に応じた観察の視点、看護の問題、看護の方法がわかる。 5)病態に応じた観察の視点、看護の問題、看護の方法がわかる。 講義回数 1 主な授業内容 1.科目ガイダンス 2.周手術期看護にある患者の特徴と看護の役割 2~4 3.周手術期にある患者の理解 1)手術侵襲と生体反応 2)麻酔と身体への影響 5~9 4.周手術期の各過程に応じた看護 10~14 5.循環器疾患を持つ患者の看護 15~24 6.消化器疾患を持つ患者の看護 25~28 7.運動器疾患を持つ患者の看護 29~30 8.演習:全身麻酔下で手術を受けた患者の術直後の看護 必須文献 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[3] 循環器 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[5] 消化器 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[10] 運動器 医学書院 系統看護学講座 別巻 臨床外科看護総論 医学書院 系統看護学講座 別巻 臨床外科看護各論 医学書院 その他随時、参考文献を紹介していく。 評価の方法 定期試験で評価を行う。点数配分は担当教員の授業時間数に応じて設定する。 46 成人看護学 授業科目 成人看護学方法論Ⅱ 時間数(単位数) 60 時間(2 単位) 開講年次 2 年次通年 必修 担当教員 八幡 久美子・播木 清美 授業方法:講義・演習 授業目標 成人期にある対象の疾患・健康障害に応じた看護が理解できる。 1)健康問題を抱えた対象の身体・精神・社会的特性がわかる。 2)健康問題を解決する治療・検査に伴う看護の方法がわかる。 3)健康問題から生じる症状に応じた観察の視点、看護の問題、看護の方法がわかる。 4)病態に応じた観察の視点、看護の問題、看護の方法がわかる。 講義回数 1~5 主な授業内容 1.科目ガイダンス 2.呼吸器疾患を持つ患者の看護 6~9 3.血液・造血器疾患を持つ患者の看護 10~14 4.内分泌・代謝疾患を持つ患者の看護 15~18 5.脳・神経疾患を持つ患者の看護 19~21 6.腎・泌尿器疾患を持つ患者の看護 22 7.女性生殖器疾患を持つ患者の看護 23~25 8.アレルギー・膠原病・感染症疾患を持つ患者の看護 26 9.皮膚疾患を持つ患者の看護 27 10.眼疾患を持つ患者の看護 28~29 30 11.耳鼻科疾患を持つ患者の看護 12.放射線療法・化学療法を受ける患者の看護 必須文献 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[2] 呼吸器 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[4] 血液・造血器 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[6] 内分泌・代謝 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[7] 脳・神経 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[8] 腎・泌尿器 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[9] 女性生殖器 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[11] アレルギー 膠原病 感染症 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[12] 皮膚 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[13] 眼 医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[14] 耳鼻咽喉 医学書院 国民衛生の動向 その他随時、参考文献を紹介していく。 評価の方法 定期試験で評価を行う。点数配分は担当教員の授業時間数に応じて設定する。 成人看護学 47 授業科目 成人看護学方法論Ⅲ 30 時間(1単位) 時間数(単位数) 開講年次 2 年次前期 必修 担当教員 専任教員 授業方法:講義・演習 授業目標 成人期にある対象に応じた看護を、既習の知識を活かし、紙上事例で看護過程の展開ができる。 1)日常生活習慣や、周手術期の健康障害に関連した情報の整理・分類ができる。 2)看護上の問題点に至る因果関係について関連図を用いて整理・統合し、対象の全体像が描出できる。 3)患者の回復過程に応じたアセスメントができる。 4)アセスメントに基づき、看護上の問題点を焦点化できる。 5)達成可能で具体的な看護目標をあげ、評価日を適切に設定できる。 6)看護目標を達成するために必要な看護計画を立案できる。 7)演習を通して、フィジカルアセスメントからの情報収集および立案した計画の実践について学ぶ。 8)看護の実施結果および評価の述べ方が分かる。 9)評価をもとに、看護上の問題点・看護目標・看護計画の修正方法が分かる。 10)カンファレンスやグループワークを通し、自己の考えを述べることができる。 11)回復過程における指導案の作成を患者の個別性と生活習慣を踏まえた上で行うことができる。 講義回数 1~2 主な授業内容 1.当該科目の授業内容の説明と事例紹介 術前の情報整理と分析、術前の看護計画の立案 3~4 2.術前の看護計画発表、グループでの術前計画のまとめ 5~6 3.術後の看護計画の立案と発表 7 8~9 4.グループでの術後看護の演習計画 5.術後看護の演習 1)フィジカルアセスメント 2)術後の看護援助の実践 10~11 6.看護の実施結果(SOAP)の発表 12~13 7.当該科目に関するテーマでのカンファレンス 8.回復期の指導案の作成 14~15 9.当該科目における学びの発表 必須文献,参考文献等 紙上事例に応じた、履修科目の教科書、授業資料を用いる。 その他随時、参考文献を紹介していく。 評価の方法 すべての記録物での評価とともに、グループワーク・個人ワークによる主体的な学習活動を評価する。 48 成人看護学 老年看護学概論 授業科目 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 1 年次後期 開講年次 担当教員 伊藤 咲・長田 律子 小夜 貴文 必修 授業方法:講義 授業目標 老年看護学の学習の導入として、老年看護の基礎的な知識と機能・役割について学習する。ライフサイクル における老年期の特徴、高齢者を取り巻く社会や多様性を理解するための基本を学ぶ。 授業形態としてパワーポイント等を使用した講義、グループワークによるディスカッション、高齢者体験 演習を行うことで老年看護に必要な高齢者についての基礎知識、医療・福祉制度、身体的変化などを学習する。 講義回数 主な授業内容 1 老年看護学概論ガイダンス 2 高齢者とは(老年期)とは何か?ライフステージとしての老年期、高齢者の発達課題 3 高齢者と社会について 4 老化とからだについて、老化の本質と特徴、老化の要因・原因、身体的特徴① 5 老化とからだについて、老化の本質と特徴、老化の要因・原因、身体的特徴② 6 老化とからだについて、老化の本質と特徴、老化の要因・原因、身体的特徴③ 7 老化と老年病、高齢者の社会的諸統計、加齢とこころについて 8 高齢社会の保健医療福祉 9 高齢者のソーシャルサポートシステム 10 高齢者と家族について・介護保険制度について 11 高齢者の人権と倫理問題① 12 高齢者の人権と倫理問題② 13 老年看護の理念・目標・原則について 14・15 高齢者体験装具“おいたろう”を用いた高齢者体験演習(演習) 必須文献 1.系統看護学講座 老年看護 病態・疾患論(医学書院) 2.系統看護学講座 老年看護学(医学書院) 参考文献 参考文献等は適宜紹介 評価の方法 筆記試験 100% 老年看護学 49 授業科目 老年看護学方法論Ⅰ 時間数(単位数) 45 時間(2 単位) 2 年次通年 開講年次 担当教員 伊藤 咲・長田 律子 小夜 貴文 必修 授業方法:講義 授業目標 加齢に伴う機能低下や疾病、障害を持つ対象とその家族に対し、健康レベルに応じた看護を行うために必 要な知識技術を習得する。 授業形態としてパワーポイント等を使用した講義、グループワークによるディスカッションを行う。 講義回数 主な授業内容 1 老年看護学方法論ガイダンス、疾病を持つ高齢者の理解と基本的対応 2 老年看護の基本技術① 3 老年看護の基本技術② 4 老年看護の基本技術③ 5 老年看護の基本技術④ 6 老年看護の基本技術⑤ 7 高齢者とリハビリテーション① 8 高齢者とリハビリテーション② 9 高齢者とリハビリテーション③ 10 終末期ケア① 11 終末期ケア② 12 終末期ケア③ 13 医療的援助と看護① 14 医療的援助と看護② 15 医療的援助と看護③ 16 高齢者の主な疾患と看護① 17 高齢者の主な疾患と看護② 18 高齢者の主な疾患と看護③ 19 高齢者の主な疾患と看護④ 20 高齢者の主な疾患と看護⑤ 21 高齢者の主な疾患と看護⑥ 22 高齢者の主な疾患と看護⑦ 23 学習のまとめ 必須文献 1.系統看護学講座 老年看護 病態・疾患論(医学書院) 2.系統看護学講座 老年看護学(医学書院) 参考文献 参考文献等は適宜紹介 評価の方法 筆記試験 100% 50 老年看護学 授業科目 老年看護学方法論Ⅱ 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 2 年次後期 開講年次 担当教員 伊藤 咲・長田 律子 小夜 貴文 必修 授業方法:講義 授業目標 老年期にある対象に応じた看護を、既習の知識を用い患者事例による看護過程展開を模擬的に行い、 老年看護の方法・思考過程を理解する。 講義回数 主な授業内容 1 高齢者を対象とした看護過程(講義) 2 患者事例による看護展開①(グループワーク) 3 事例展開 4 事例展開 5 事例展開 6 事例展開 7 事例展開 8 事例展開 9 患者事例による看護展開②(個人ワーク) 10 事例展開 11 事例展開 12 事例展開 13 事例展開 14 事例展開 15 事例展開 必須文献 1.系統看護学講座 老年看護 病態・疾患論(医学書院) 2.系統看護学講座 老年看護学(医学書院) 参考文献 参考文献等は適宜紹介 評価の方法 課題提出 授業態度 老年看護学 51 小児看護学概論 授業科目 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 開講年次 1 年次後期 必修 担当教員 大熊 淳子 授業方法:講義・演習 授業目標 子どもは家族に守られ日々成長・発達し、次世代を担うおとなになる存在である。子どもを取り巻く社会 の変化と小児看護の歴史的変遷に注目し、現代の子どもと家族について理解を深める。 子どもが健やかに育つために、発達段階を踏まえた養育の方法を演習を交えて学習し、小児の健康の維持・ 増進のための看護について学ぶ。 講義回数 主な授業内容 1 小児看護の変遷と看護の目的(過去・現在・未来) 2 子どもの権利 3 小児の成長と発達 4 小児の形態的・機能的・心理社会的特徴 5 成長・発達理論からみた小児と小児看護に用いる理論 小児の健康の維持と増進のための看護 6・7 乳児期(成長・発達と発達段階に応じた日常生活援助) 8・9 幼児期(成長・発達と発達段階に応じた日常生活援助) 10 学童期(成長・発達と発達段階に応じた日常生活援助) 11 思春期(成長・発達と発達段階に応じた日常生活援助) 12 小児の安全 (演習:乳児と幼児の発達段階に応じた安全な環境とは) 13 小児と家族の特徴ライフサイクルからみた小児と家族 14・15 小児を取り巻く社会と小児の健康を守るしくみ(小児と家族を取り巻く環境変化と保健) 必須文献 奈良間美保他著:系統看護学講座 小児看護学概論 小児臨床看護総論 医学書院 舟島なをみ:看護のための人間発達学 第 4 版 医学書院 参考文献・引用文献等 中野綾美:小児の発達と看護 メディカ出版 中野綾美:小児看護技術 メディカ出版 筒井真優美監修:これからの小児看護 筒井真優美:小児看護学 子どもと家族の示す行動への判断とケア 第 6 版 日総研 汐見稔幸監修:0~6 歳初めて出会う育児の百科 (小学館) 服部祥子:生涯人間発達論 人間への深い理解と愛情を育むために 医学書院 子ども白書、国民衛生の動向、青年白書他随時提示 評価の方法 定期試験・課題レポート・小テスト 52 小児看護学 授業科目 小児看護学方法論Ⅰ 時間数(単位数) 45 時間(2 単位) 2 年次通年 開講年次 担当教員 必修 大熊 淳子・橘 依子 授業方法:講義・演習 授業目標 小児看護はあらゆる健康レベルの子どもとその家族を対象とする。子どもの最善の利益を目指すために 健康障害をもつ子どもと家族に必要とする具体的な看護の方法について理解する。 講義回数 主な授業内容 1 子どもの病気についての理解 2 健康障害や入院が子どもと家族に及ぼす 講義回数 ◎小児の看護技術 16 影響 3 子どものストレス対処への支援・家族への支援 主な授業内容 子どもと援助関係を形成する技術 インフォームドアセント 17 子どもを観察する技術 フィジカルアセスメント 経過の特徴に応じた小児と家族への看護 4 慢性期の子どもと家族 18 症状・生体機能の管理技術 5 急性期の子どもと家族 19 呼吸・循環を整える技術 救命救急 6 終末期の子どもと家族 20 与薬の管理技術 子どもの生活援助技術(浣腸・経管栄養ほか) ◎様々な状況下にある子どもと家族の看護 7 8.・9・10 21 外来における子どもと家族 小児によくみられる主な症状と看護 11 検査や処置を受ける子どもと家族 12 在宅における子どもと家族 13 災害を受けた子どもと家族 14 虐待における子どもと家族 15 心身障害のある子どもと家族 ◎小児看護技術演習 (身体計測・バイタルサイン・BLS・オムツ交換) 22・23 まとめ 必須文献 奈良間美保他著:系統看護学講座 小児臨床看護学総論、小児臨床看護学各論 医学書院 参考・引用文献等 中野綾美他著:小児の発達と看護 小児看護学 メディカ出版 中野綾美他著:小児看護技術 小児看護学 メディカ出版 筒井真優美:小児看護学 子どもと家族の示す行動への判断とケア 第 6 版 日総研 浅野みどり編集:根拠と事故防止からみた小児看護技術 医学書院 河野陽一編集:小児救急外来診療マニュアル 医学芸術社 羽島文麿他著:小児心肺蘇生マニュアル 改訂版 日本小児医事出版社 評価の方法 演習内容、筆記試験及びレポート課題を総合して評価する。 小児看護学 53 小児看護学方法論Ⅱ 授業科目 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 2 年次後期 開講年次 担当教員 大熊 淳子・橘 依子 必修 授業方法:講義 授業目標 小児医療の場で求められている看護実践能力の習得を目指し、さまざまな健康レベルにある子どもと 家族に適した看護を実践する能力(知識・技術・態度)を養う。 講義回数 主な授業内容 疾患別看護 (45 分間) 看護過程の展開(45 分間) 小児方法論Ⅱガイダンス 1 肺炎の子どもと家族の看護 小児看護過程について 肺炎事例 2 気管支喘息の子どもと家族の看護 3 ネフローゼの子どもと家族の看護 データーベース・子どものすがた 4 川崎病の子どもと家族の看護 看護アセスメント(健康知覚) 5 ハイリスク新生児と家族の看護 6 疾患別看護復習 小テスト(1)1~5 看護アセスメント(栄養・代謝) 7 麻疹の子どもと家族の看護 看護アセスメント(排泄) 8 ファロ―四徴症の子どもと家族の看護 看護アセスメント(活動(成長),睡眠) 9 白血病の子どもと家族の看護 看護アセスメント(知覚・認知,自己知覚) 10 糖尿病の子どもと家族の看護 看護アセセメント(役割, 性,コーピング) 11 疾患別看護復習 小テスト(2)7~11 看護アセスメント(価値・信念) 12 肥厚性幽門狭窄症の子どもと家族の看護 問題の明確化 関連図 腸重積の子どもと家族の看護 看護計画立案 13 先天的な異常を持つ子どもと家族の看護 看護計画立案 14 髄膜炎の子どもと家族の看護 看護計画実施・評価 15 疾患別看護復習 小テスト(3)12~14 看護計画実施・評価 まとめ 必須文献 奈良間美保他著:系統看護学講座 小児臨床看護学総論、小児臨床看護学各論 医学書院 参考・引用文献等 中野綾美他著:小児の発達と看護 小児看護学 メディカ出版 中野綾美他著:小児看護技術 小児看護学 メディカ出版 石黒彩子著:発達段階からみた小児看護過程・病態関連図・第2版 医学書院 山口 求著:小児看護過程 関連図 日総研 評価の方法 筆記試験及びレポート課題(看護過程展開)を総合して評価する。 54 小児看護学 母性看護学概論 授業科目 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 開講年次 1 年次後期 必修 担当教員 森田 婦美子 授業方法:講義 授業目標 女性のライフサイクルをとおして、各期の健康上の特徴と課題を身体的、心理的、社会的側面から理解 する。健康な母性の発達に必要な基礎的知識および援助方法について、リプロダクティブヘルス・ライフ の概念を基礎に学習する。 講義回数 主な授業内容 1 リプロダクティブヘルス・ライフの概念 2 母性・父性の概念および母性看護の定義 3 人間の性と生殖機能の特徴 同上 (身体的、生理的、心理的、社会的側面) 4 5 母性看護の歴史 6 母子保健統計からみる母子保健の現状 7 母子保健事業と母子保健関連法規 8 母性看護の倫理と方法 9 女性のライフサイクル各期における健康上の特徴 10 思春期の健康問題と看護 11 成熟期の健康問題と看護 12 更年期の健康問題と看護 13 母子を取り巻く最近の諸問題 14 WHO が提唱する正常な出産における妊産婦ケア 15 母性看護の役割 必須文献 系統看護学講座 専門Ⅱ 母性看護学 1 母性概論(医学書院) 参考文献 国民衛生動向 2015-2016 評価の方法 定期試験 80% グループワーク 10% ノート 10% 母性看護学 55 母性看護学方法論Ⅰ 授業科目 時間数(単位数) 45 時間(2 単位) 開講年次 担当教員 2 年次通年 森田 婦美子 稲葉 弥恵子 必修 授業方法:講義・演習 授業目標 周産期における正常な経過をたどる妊・産・褥婦の身体・心理・社会的変化を理解する。胎児・新生児の 適応過程を理解し、母親および新生児と家族に対して必要な看護を学ぶ。また、ハイリスク妊娠をはじめと する、健康問題を持つ妊・産・褥婦と新生児について、理解を深め、必要な看護を学ぶ。 講義回数 主な授業内容 1~4 妊娠期の生理と看護 5~8 分娩期の生理と看護 9~12 産褥期の生理と看護 13~16 新生児の生理と看護 17~20 ハイリスク妊娠、分娩、産褥の管理、異常の治療にともなう看護 21~23 新生児の異常の治療にともなう看護 必須文献 1 系統看護学講座 専門Ⅱ 母性看護学 2 母性各論(医学書院) 2 ナーシング・グラフィカ 母性看護学② 母性看護技術 メディカ出版 評価の方法 筆記試験、授業ノート 授業始めに毎回小試験を実施し出席評価とする。正当な理由がない限り、遅刻の場合小試験が受けられな くなるので注意すること。また、無断の早退は小試験が無効となる。 㻌 56 母性看護学 授業科目 母性看護学方法論Ⅱ 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 2 年次後期 開講年次 森田 婦美子 担当教員 稲葉 弥恵子 必修 授業方法:講義・演習 授業目標 母性看護における基本的知識と看護技術をもとに、妊娠期・分娩期・産褥期・新生時期の学びを統合しな がら看護過程を展開し、対象の看護を考える。 講義回数 1 2~10 主な授業内容 ウエルネスによる看護過程とは(講義) 事例による看護過程の展開(演習) 妊婦、産婦、褥婦、新生児のライフサイクルから見た女性の看護(1 事例) 演習(個人ワーク) 11~15 実習に向けて母性看護技術の習得 ・妊産褥婦の諸計測・アセスメント ・新生児の計測とバイタル測定 ・新生児の日常生活援助 必須文献 1. 系統看護学講座 専門Ⅱ 母性看護学 2 母性各論(医学書院) 2. ナーシング・グラフィカ 母性看護学② 母性看護技術 メディカ出版 評価の方法 1.看護過程の展開ができることを評価とする。したがって指導を適切に受け修正、期限に提出できること。 2.演習終了後必要な学びの記録ができ、期限に提出できること。 母性看護学 57 授業科目 精神看護学概論 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 開講年次 1 年次後期 必修 担当教員 豊田 浩子 授業方法:講義 授業目的 精神看護を行うための基礎的な知識が習得できる。 授業目標 1.こころの発達とこころの健康を理解することができる。 2.こころの健康の保持・増進を学ぶことができる。 3.精神看護の対象を理解することができる。 4.精神看護の意義を学ぶことができる。 5.精神の歴史的変遷を学ぶことができる。 6.精神にかかわる法制度を学ぶことができる。 講義回数 主な授業内容 1 心・精神とは 2 精神の健康と障害、精神看護の定義 3 心の諸活動 4 心のしくみと人格の発達 5 ストレスコーピング,危機介入 6 リエゾン精神看護 7~8 精神医療の歴史的変遷 9 精神保健に関する法律と制度 10 障害者総合支援法と精神保健に関する法律 11 人権擁護,安全な治療環境の提供 12 精神障がい者のリハビリテーション(社会復帰と社会参加) 13 精神障がい者のリハビリテーション(医療保健福祉の資源) 14 看護における感情労働とメンタルヘルス 15 治療的関係,セルフケア理論 必須文献 1.系統看護学講座 専門Ⅱ 精神看護の基礎 医学書院 2.系統看護学講座 専門Ⅱ 精神看護の展開 医学書院 参考文献 1.新体系看護学全書 精神看護学概論・精神保健 メジカルフレンド 2.精神看護学 医学芸術社 評価の方法 授業態度・課題の内容 20% ペーパーテスト 80% *但し、評価の前提条件として終講試験に出席した者に限る 58 精神看護学 授業科目 精神看護学方法論Ⅰ 時間数(単位数) 45 時間(2 単位) 2 年次通年 開講年次 担当教員 豊田 浩子・谷川 英二 錦織 史子 必修 授業方法:講義・演習 授業目的 精神に健康問題を抱えた対象を理解し、看護を実践するための知識を習得することができる。 授業目標 1.精神に健康問題を抱えた対象の病態・状態を理解し、アセスメントの視点を養うことができる。 2.精神に健康問題を抱えた対象の援助方法が理解できる。 講義回数 主な授業内容 1 ケアの人間関係(ケアの前提・原則・方法) 2 治療的かかわりとコミュニケーション 3 治療的環境と精神科におけるリスクマネジメント 4~8 精神症状・状態に対する看護 精神に健康問題を抱えた対象の理解(ビデオ学習) 9~10 精神科における主な治療 11~12 精神科における身体のケア 13~14 精神科におけるリハビリテーション 15 自己理解(演習) 16~17 プロセスレコード(講義と演習) 18~20 統合失調症・気分障害に対する看護 21 パーソナリティ障害・摂食障害に対する看護 22 器質性精神障害・アルコール依存症、その他の看護 23 看護における感情労働と看護師のメンタルヘルス 必須文献 1.武井麻子著:系統看護学講座「精神看護の基礎」(医学書院) 2.武井麻子著:系統看護学講座「精神看護の展開」 (医学書院) 参考文献 1.佐藤壹三監修:新体系看護学全書「精神看護学概論 精神保健」 (メヂカルフレンド) 2.佐藤壹三監修:新体系看護学全書「精神障害をもつひとの看護」 (メヂカルフレンド) 評価の方法 授業態度・課題の内容 20% ペーパーテスト 80% *但し、評価の前提条件として終講試験に出席した者に限る 精神看護学 59 精神看護学方法論Ⅱ 授業科目 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 2 年次後期 開講年次 豊田 浩子・谷川 英二 担当教員 錦織 史子 必修 授業方法:講義・演習 授業目的 精神に健康問題を抱えた対象の看護を展開するための基礎的能力を養うことができる。 授業目標 1.看護展開に必要な病態生理,症状,治療,発達課題,看護の学習ができる。 2.カテゴリーに沿って情報の記述ができる。 3.根拠をふまえたアセスメントが記述できる。 4.精神・身体・社会的側面を統合させた関連図が記述できる。 5.優先順位を用いて問題リストの記述ができる。 6.個別性をふまえた介入計画の記述ができる。 講義回数 主な授業内容 1~2 疾患の学習,基礎情報シートの記述と追記・修正 3~5 アセスメントシートの記述と追記・修正 6~7 関連図と問題リストの記述 8 9~12 13 14~15 関連図と問題リストの追記・修正,介入計画の記述 介入計画の追記・修正 発表準備 発表 参考文献等 1.系統看護学講座 専門Ⅱ 精神看護の基礎 医学書院 2.系統看護学講座 専門Ⅱ 精神看護の展開 医学書院 3.看護の基本となるもの 日本看護協会出版会 評価の方法 授業態度 20% 課題の内容 80% 60 精神看護学 授業科目 成人看護学実習Ⅰ 時間数(単位数) 90 時間(3 単位) 3 年次通年 開講年次 大江 典子・八幡 久美子 担当教員 播木 清美・軌保 敦代 必修 授業方法:実習 実習の目的 成人期にある対象を身体的、心理的、社会的側面から総合的に理解し、全人的な看護を実践できる基礎的 能力を養う。 実習目標 1.各健康レベルにある成人の特徴を把握し、その患者が直面する健康問題およびその解決に向けた看護を 理解できる。 2.患者に応じた看護過程を展開することができる。 3.医療チームにおける看護の機能を理解し、自己の役割を認識し行動できる。 4.自己の看護感を養い、主体的に学ぶことができる。 回数 1週目 主な実習内容 病院・病棟オリエンテーション、受け持ち患者(1 名)の紹介を受ける。 受け持ち患者の情報収集を行い、看護問題の抽出、看護計画を立案する。 受け持ち患者に対する看護を実践し、適宜評価・修正を行う。 1週目後半 看護計画発表を行い、実習指導者等の指導を受け、修正を行う。 ~2週目 3週目 最終カンファレンスにおいて、実践した看護・実習の評価を行う。 ※臨地実習事前学習他、週一回の学内実習での自己学習・カンファレンス等を通して 学びを深め、臨地実習を効果的に進める。 評価の方法 1.教員は臨地と連携し、学生の実習目標到達状況を総合的に評価する。 臨地実習 61 授業科目 成人看護学実習Ⅱ 時間数(単位数) 90 時間(3 単位) 3 年次通年 開講年次 大江 典子・八幡 久美子 担当教員 播木 清美・軌保 敦代 必修 授業方法:実習 実習目的 成人期にある対象を身体的、心理的、社会的側面から総合的に理解し、全人的な看護を実践できる基礎的 能力を養う。 実習目標 1.各健康レベルにある成人の特徴を把握し、その患者が直面する健康問題およびその解決に向けた看護を 理解できる。 2.患者に応じた看護過程を展開することができる。 3.医療チームにおける看護の機能を理解し、自己の役割を認識し行動できる。 4.自己の看護感を養い、主体的に学ぶことができる。 回数 1週目 主な実習内容 病院・病棟オリエンテーション、受け持ち患者(1 名)の紹介を受ける。 受け持ち患者の情報収集を行い、看護問題の抽出、看護計画を立案する。 受け持ち患者に対する看護を実践し、適宜評価・修正を行う。 1週目後半 看護計画発表を行い、実習指導者等の指導を受け、修正を行う。 ~2週目 最終カンファレンスにおいて、実践した看護・実習の評価を行う。 3週目 ※臨地実習事前学習他、週一回の学内実習での自己学習・カンファレンス等を通して 学びを深め、臨地実習を効果的に進める。 評価の方法 1.教員は臨地と連携し、学生の実習目標到達状況を総合的に評価する。 62 臨地実習 授業科目 老年看護学実習 時間数(単位数) 120 時間(4 単位) 3 年次通年 開講年次 担当教員 伊藤咲・長田律子 小夜貴文 必修 授業方法:実習 実習目的 健康な高齢者と健康を障害された高齢者との交わりを通し、個人および集団生活のあり方や福祉の役割を 学び、福祉制度や老年看護への理解を深める。 実習目標 () 老年期にあるクライエントの医療的、福祉的問題を理解し、必要な援助と看護の役割が理解できる。 ・老年期にあるクライエントの発達段階の特徴と健康レベルを知ることができる。 ・健康を障害された高齢者へ日常生活の援助ができる。 () 保健医療チームの一員として、責任をもって行動でき、福祉にも貢献できる能力を養う。 回数 1 週目 主な実習内容 病棟オリエンテーション 受け持ち患者紹介 患者情報収集・援助開始 看護計画立案・発表 2 週目 修正看護計画発表 看護計画実践 3 週目 看護計画実践 最終サマリー発表 レクリエーション企画・運営 反省会 4 週目 デイサービス実習 施設オリエンテーション 施設実習 レクリエーション企画・運営 ※実習施設によって、実習内容に変更あり。 評価の方法 1.教員は臨地と連携し、学生の実習目標到達状況を、総合的に評価する。 㻌 臨地実習 63 授業科目 小児看護学実習 時間数(単位数) 60 時間(2 単位) 開講年次 3 年次通年 必修 担当教員 大熊 淳子・橘 依子 授業方法:実習 実習目的 成長発達および人間形成の過程にある小児とその家族を総合的に理解し、健康のレベルに 応じた看護を展開できる基礎的能力を養う。 実習目標 (1)小児各期の成長・発達段階を知って、小児に応じた日常生活の援助の基本を理解する。 (2)小児看護の場に応じて、小児および家族の状況を理解し、発達段階と健康のレベルを 考慮した看護ができる。 (3)小児の健康を守るための、保健・医療・福祉・教育の連携の実際を理解する。 (4)現代社会の中で地域においてもとめられる小児看護の役割と機能について考えられる。 (5)小児と家族の看護を通して、自己をみつめ小児観、小児看護観を明らかにできる。 *小児看護学実習Ⅰにおいては保育園で生活している乳・幼児を知って日常生活の援助の基本を 理解する。 小児看護学実習Ⅱにおいては小児外来・小児病棟・施設において、小児と家族の状況を理解し、 発達段階と健康のレベルを考慮した看護を学ぶことを主目的とする。 ※用語定義と解説㻌 㻌 㻌 小児:医療現場における子どもを指す。医療現場では15歳までの子どもを指す。 回数 1 週目 主な実習内容 保育園実習 ・オリエンテーション、受け持ちクラスの紹介 ・担当保育士の指示に従いクラスの子どもの保育を行う ・子どもの生活の実際と発達段階に応じた生活習慣形成を学ぶ。 ・子どもとのコミュニケーションや遊びをとおして子どもと家族の理解を深める。 2 週目 小児科外来・小児病棟・重症心身障碍児施設 ・オリエンテーション ・健康障害が小児と家族に与える影響を理解する。 ・小児の健康状態と看護上の問題を判断する。 ・小児と家族に実施した援助を振り返りその適切性を判断する。 ・実習全体のまとめ・評価を行う。 評価の方法 1.教員は臨地と連携し、学生の実習目標到達状況を、総合的に評価する。 64 臨地実習 母性看護学実習 授業科目 時間数(単位数) 60 時間(2 単位) 開講年次 担当教員 3 年次通年 森田 婦美子 稲葉 弥恵子 必修 授業方法:実習 実習目的 女性のライフサイクルにおける成熟期(妊娠・分娩・産褥期の各期および新生児)の特徴(身体的特性、 母性意識の発達、母性行動と母子関係)を理解し、看護を展開できる基礎知識を養う。 実習目標 (1) 妊娠期・分娩期・産褥期の生理的特徴を理解し援助が理解できる。 (2) 新生児の生理的特徴を理解し、胎外生活への適応と母子関係の形成を促すための援助が理解できる。 (3) クライエントおよび家族への必要な保健指導の実際を知ることができる。 (4) 社会資源の活用について学ぶ。 (5) 母児の看護を通して、生命の尊さを学び自己の母性観・父性観を高める。 講義回数 1 週目 主な実習内容 学内実習 ① 産科病棟(分娩室、産褥室、新生児室) 正常 1 事例を受け持ち看護を学習する ① 予定入院産婦 2 週目 ② 分娩第 1~4 期の産婦 ③ 産褥期の褥婦と新生児 評価の方法 1.教員は臨地と連携し、学生の実習目標到達状況を、総合的に評価する。 臨地実習 65 精神看護学実習 授業科目 時間数(単位数) 90 時間(3 単位) 3 年次通年 開講年次 担当教員 豊田 浩子・谷川 英二 錦織 史子 必修 授業方法:実習 実習目的 精神に健康問題を抱えた対象へ個別的な看護を実践するための基礎的な能力を養うことができる。 実習目標 1.精神保健福祉法に基づく対象を取り巻く環境が理解できる。 2.対象と看護師との人間関係の意義を理解し、双方の望ましいかかわりを知ることができる。 3.対象の心身の健康問題に介入することができる。 4.自己の傾向を知り、今後の課題を明確にすることができる。 5.学生らしく自覚と責任をもって行動することができる。 回数 1 週目 主な授業内容 病棟オリエンテーション 受け持ち患者の紹介 アセスメント,関連図 技術を用いたコミュニケーション,援助の見学・実施 プロセスレコード カンファレンス(初日のみ、テーマに基づいた意見交換) 2 週目 計画立案 技術を用いたコミュニケーション,援助の実施・見学 プロセスレコード カンファレンス 3 週目 技術を用いたコミュニケーション,援助の実施 プロセスレコード カンファレンス(最終日のみ、最終反省会) 評価の方法 1.実習指導担当教員が臨地と連携を図り、目的の到達状況を総合的に評価する。 66 臨地実習 統 合 分 野 在宅看護概論 授業科目 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 開講年次 2 年次前期 必修 担当教員 喜多 ひとみ 授業方法:講義 授業目標 在宅看護の特徴は、療養者と家族を支援していくことである。近年、高齢化社会がまずます加速し、医療体 制も施設から在宅へと移行しており、その中で、療養者が「自分らしく生活を送る」というニーズに保健、医 療、福祉体制の中で看護師として様々な職種の人たちと連携や協働していく必要性を学ぶ。また、訪問看護 の機能や役割やケアマネジメントの方法を理解する。 講義回数 主な授業内容 1~2 在宅看護とは 3~5 在宅看護の制度 6 7~9 10~11 12 13 14~15 在宅看護における QOL を支える看護(ビデオ学習) 対象者の特徴(療養者・家族) 在宅看護の展開 在宅看護における基本的な生活を整える(ビデオ学習) 在宅ケアシステム 対象者の QOL を考える~事例から~(グループワーク) 必須文献 在宅看護論 医学書院 参考文献 ナーシング・グラフィカ「地域療養を支えるケア」メディカ出版 新版在宅看護論 医歯薬出版 家族看護を基盤とした在宅看護論 概論編 日本看護協会出版会 評価の方法 終講試験による評価。 在宅看護論 67 授業科目 在宅看護学方法論 時間数(単位数) 45 時間(2 単位) 2 年次通年 開講年次 担当教員 必修 芋生 和代・専任教員 授業方法:講義・演習 授業目標 在宅看護の対象の特性をふまえ、疾病、障害によって生じる対象者および家族の状態を理解する。その うえで対象者、家族の Quality of Life を考慮した生活の維持、拡大、自立に向けての援助方法を学ぶ。 講義回数 1~5 主な授業内容 在宅看護の基本技術 講義回数 主な授業内容 13 ~22 事例による看護過程の展開 呼吸機能 6~11 (グループワーク・個人ワーク) 食生活・嚥下・排泄 1.事例の提示・説明 移動・移乗 2.情報の分析・アセスメント 感染・清潔 4.看護問題リスト 認知機能・服薬管理 4.看護計画立案 終末期 5.発表 在宅での医療技術 褥瘡・尿道留置カテーテル ストーマ・中心静脈栄養法 23 まとめ 非侵襲的陽圧換気療法 在宅酸素療法 在宅人工呼吸法 疼痛緩和 12 在宅看護介入の特徴 必須文献 在宅看護論 医学書院 参考文献 紙上事例に応じた履修科目の教科書、授業資料、在宅看護に関連した参考書を用いる。 評価の方法 終講試験及び全ての記録物により評価する。 紙上事例による個人ワークは教科書や参考書をもとに自分で考えたものを提出すること。 68 在宅看護論 授業科目 リスクマネジメントと医療過誤 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 開講年次 2 年次後期 必修 担当教員 専任教員 授業方法:講義 授業目標 医療現場等における医療事故の発生状況をふまえ、医療安全と医療事故の実際、事故防止対策の歴史的変 遷、リスクマネジメントの概要と実際、医療事故に関する倫理と法的問題、起こりやすい医療事故とその対 策などについて学習し、基本的知識を習得する。 講義回数 主な授業内容 1 オリエンテーション、リスクマネジメントとは(講義) 2 リスクマネジメントに関する基本的な考え方、医療事故防止のポイント(講義) 3~5 リスクマネジメントと関連事項(講義) 医療事故と医療訴訟、医療事故が表面に出ない理由、医療事故の内容、医療訴訟の状況、 ヒヤリハットとインシデント、アクシデント、ハインリッヒの法則 6~7 医療事故とその実例(講義) 8~9 コミュニケーション・エラーについて(講義) コミュニケーション・エラーの分類、発信者の問題、受信者の問題 10~11 医療過誤事故に伴う基礎的事項(講義) 事故の責任、医療契約、過失、看護師の医療過誤 12~13 診療録に関する事項(講義) 14 患者の個人情報と権利(講義) 15 院内感染とその予防(講義) 必須文献 嶋森好子他編集:医療安全とリスクマネジメント、ヌーヴェルヒロカワ 評価の方法 筆記試験にて評価する 看護の統合と実践 69 授業科目 救急看護 時間数(単位数) 30 時間(1 単位) 開講年次 2 年次通年 必修 担当教員 白沢 由美子 授業方法:講義・演習 授業目標 1)救急看護に関する看護の特徴を知る。 2)医療施設などにおける救急医療の現状を知る。 3)災害発生時における対応を知る。 4)救急時に必要な応急処置、一時救命処置を学ぶ。 5)急変時や救急時の事例を通して、看護の実践方法を学ぶ。 講義回数 1 主な授業概要 救急看護とは 2・3 学内演習:AED 使用を含めた一次救命処置 4・5 救急医療の実際(第1章B・C) 6 AED 7 救急看護の対象の理解(第2章) 8 救急医療看護の場(第3章) 9 救急看護と法的・倫理的側面(第1章D) 10 救急看護体制と看護の展開(災害時を含む) 11 救急患者の観察とアセスメント(第4章) 12 意識障害を起こした患者の看護 13 ショック・循環障害を起こした患者の看護 14 看護事例検討 15 まとめ 必須文献 系統看護学講座 別巻 救急看護学 医学書院 他、随時、参考文献を提示していく。 評価の方法 筆記試験で評価する。 70 看護の統合と実践 国際看護学 授業科目 時間数(単位数) 45 時間(2 単位) 開講年次 2 年次通年 必修 担当教員 大江 典子・専任教員 授業方法:講義・演習 授業目標 国際社会における看護について、看護のグローバル化、多様な文化と看護、看護の国際協力活動など の視点を通して基本的な理解を学ぶ。 災害が人々の健康と生活に及ぼす影響・災害サイクル・対象者の特徴に応じた看護の役割を理解する。 国際救護活動における看護の役割と課題について考えることができる。 講義回数 1 主な授業内容 コースオリエンテーション 国際看護学の概念 2 看護とグローバリゼーション 3 異文化と看護 4 社会制度と看護 5 情報と看護 6 教育と看護 7・8 災害看護学 1)近年の国内外における災害の発生状況と災害看護のあゆみ 2)災害医療の特徴 3)災害の種類と災害サイクルに応じた看護支援について 4)災害とこころのケア 演習予定 学会参加 国際交流のイベントへボランティアとして参加 なお、学会主催者の諸事情、教育的効果の検討などによって、演習場所を変更する場合があり ます。 参考文献 基本的には資料に基づき授業を展開する。 国際看護学―グローバル・ナーシングに向けての展開(中山書店) 系統看護学講座専門 3 基礎看護技術Ⅱ(医学書院) 評価の方法 授業参加態度、演習参加態度、レポート 看護の統合と実践 71 在宅看護論実習 授業科目 時間数(単位数) 60 時間(2 単位) 開講年次 3 年次通年 必修 担当教員 専任教員 授業方法:実習 実習目的 地域で生活をしているあらゆる人々の健康レベルを理解する。またその人にあった看護方法を学ぶ。 実習目標 (1) 在宅への看護の介入の経過を理解できる。 (2) 訪問看護ステーションの役割と機能を理解する。 (3) 訪問看護師の対象者と家族とのコミュニケーション方法を理解する。 (4) 在宅の療養者のさまざまな援助の仕方を理解する。 (5) 看護過程(情報収集・アセスメント・計画・実施・評価)の展開ができる。 (6) 在宅での感染予防対策を理解する。 (7) 医療器具の取扱いなどの実際を知る。 (8) 地域との連携の重要性を理解し多職種が関わっていることが理解できる。 (9) 居宅介護支援事業所の役割が理解できる。 回数 1~8 日間 主な実習内容 ・訪問看護ステーションのオリエンテーションを受ける。 ・受け持ち療養者の情報収集を行い、看護師と共に同行訪問する。 ・受け持ち療養者の看護問題を抽出し、看護計画を立案する。 ・受け持ち療養者に対する看護援助を指導者のもと実践する。 ・毎日、訪問看護に同行訪問する。 2 日間 ・居宅介護支援事業所の役割と機能を理解し、同行訪問をする。 評価の方法 1.教員は臨地と連携し、学生の実習目標到達状況を、総合的に評価する。 72 臨地実習 統合実習 授業科目 時間数(単位数) 60 時間(2 単位) 開講年次 3 年次後期 必修 担当教員 専任教員 授業方法:実習 実習目的 保健・医療・福祉活動のチームの一員としての看護職の機能と役割を理解し、看護をマネジメントする ために必要な知識・技術・態度について学ぶことができる。 実習目標 1.看護実践における医療安全管理と看護管理について知ることができる。 2.看護職におけるリーダーシップ・メンバーシップの役割・責任を理解できる。 3.複数受け持ち優先順位の判断や多重課題への対処・看護実践について理解できる。 4.自己の課題を明らかにし、看護実践能力を高めることができる。 回数 1日 主な実習内容 ・病院・病棟のオリエンテーションを受ける ・看護管理者から病院組織の在り方や看護管理の実際を学ぶ。 2 日間 ・リーダー・メンバー業務を見学しそれぞれの役割や機能を理解する。 5 日間 ・複数患者を受け持ち、意図的に情報を収集する。 ・受け持ち患者の状況を判断し看護ケアの優先度を考える。 ・患者の状態を把握しながら自己の活動調整をする。 ・看護チームの一員として協働してケアを実践する。 評価の方法 1.教員は臨地と連携し、学生の実習目標到達状況を、総合的に評価する。 臨地実習 73 専攻科 (地域看護学専攻) 専攻科(地域看護学専攻) 専 門 分 野 公 衆 衛 生 看 護 学 公衆衛生看護学概論Ⅰ 公衆衛生看護学概論Ⅱ 公衆衛生看護管理論 公衆衛生看護活動展開論Ⅱ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ 家 族 相 談 援 助 論 ・・・・・・・・・・ 在 健 健 母 成 高 地 学 産 公 論 Ⅰ Ⅱ 導 導 導 健 導 導 究 ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ 論 ・・・・・・・・・・ 公衆衛生看護活動展開論Ⅰ 宅 看 護 康 教 育 論 康 教 育 論 子 保 健 指 人 保 健 指 齢 者 保 健 指 域 精 神 保 校 保 健 指 業 保 健 指 衆 衛 生 看 護 研 環 境 保 健 【 柴 柴 柴 柴 柴 担 田 田 田 田 田 当 真 理 真 理 真 理 真 理 真 理 】 子 子 子 子 子 朝 山 友 介 足 利 学 太 田 小 百 合 太 田 小 百 合 太 田 小 百 合 門 田 加 奈 北 本 さ ゆ り 門 田 加 奈 朝 山 友 介 辻 立 世 ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ 【頁】 㻣㻠 㻣㻠 㻣㻡 㻣㻢 㻣㻢 ・・・・・・・・・・ 㻣㻣 ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ 㻣㻣 㻣㻤 㻣㻤 㻣㻥 㻣㻥 㻤㻜 㻤㻜 㻤㻝 㻤㻝 㻤㻞 ・・・・・・・・・・ 㻤㻟 林 千 専 任 教 員 菊 川 縫 植 田 昌 世 他 子 治 一 ・・・・・・・・・・ 㻤㻠 専 門 基 礎 分 野 疫 学 疫 学 ・・・・・・・・・・ 林 学 ・・・・・・・・・・ 足 学 ・・・・・・・・・・ 㻤㻡 保健医療福祉行政論 保健医療福祉行政論Ⅰ 保健医療福祉行政論Ⅱ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ 小 田 泰 宏 立 花 知 栄 美 ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ 㻤㻢 㻤㻢 ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ 玉 東 藤 中 秋 藤 中 本 夫 子 和 太 祐 和 太 也 ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ 㻤㻣 㻤㻣 㻤㻤 㻤㻤 㻤㻥 㻤㻥 㻥㻜 㻥㻜 ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ 朝山 友介(主) ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ 㻥㻝 㻥㻝 㻥㻞 保 健 統 計 学 保 健 統 計 宏 利 基 礎 分 野 選 択 科 目 歯 科 保 健 論 保 健 栄 養 論 運 動 指 導 論 英語コミュニケーションⅠ 日 本 国 憲 法 運 動 学 演 習 英語コミュニケーションⅡ 情 報 管 理 論 川 根 田 西 元 田 西 間 裕 裕 英 亮 洋 英 亮 達 専 門 分 野 公衆衛生看護 実習 公衆衛生看護実習Ⅰ 公衆衛生看護実習Ⅱ 公衆衛生看護実習Ⅲ 柴田 真理子(主) 太田 小百合(主) 授業科目及び単位数 【専攻科(地域看護学専攻)】 教育内容 授業科目 公衆衛生看護学概論 公衆衛生看護管理論 修了要件 単位数 公衆衛生看護学概論Ⅰ 保健師国家試 験 受験資格に必要 な単位数 㻝㻡 㻝 㻝㻡 㻝 公衆衛生看護管理論 㻝㻡 㻝 公衆衛生看護活動展開論Ⅰ 㻝㻡 㻝 公衆衛生看護活動展開論Ⅱ 㻝㻡 㻝 家族相談援助論 㻟㻜 㻝 在宅看護論 㻟㻜 㻞 健康教育論Ⅰ 㻝㻡 㻝 㻝㻡 㻝 㻟㻜 㻝 成人保健指導 㻝㻡 㻝 高齢者保健指導 㻝㻡 㻝 地域精神保健 㻝㻡 㻝 学校保健指導 㻟㻜 㻝 産業保健指導 㻝㻡 㻝 公衆衛生看護研究 㻢㻜 㻞 環境保健論 㻝㻡 㻝 2単位 㻟㻜 㻞 2単位 㻟㻜 㻞 㻟㻜 㻞 㻝㻡 㻝 歯科保健論 㻝㻡 㻝 保健栄養論 㻝㻡 㻝 運動指導論 㻝㻡 㻝 㻟㻜 㻝 㻝㻡 㻝 運動学演習 㻝㻡 㻝 英語コミュニケーションⅡ 㻟㻜 㻞 情報管理論 㻟㻜 㻞 公衆衛生看護実習Ⅰ 㻥㻜 㻞 㻝㻟㻡 㻟 㻥㻜 㻞 㻥㻠㻡 㻠㻟 2単位 公衆衛生看護学概論Ⅱ 公衆衛生看護活動展開論 専 門 分 野 公 衆 衛 生 看 護 学 専 門 基 礎 分 野 基 礎 分 野 専 門 分 野 健康教育論Ⅱ 疫学 疫学 保健統計学 保健統計学 保健医療福祉行政論 選 択 科 目 19単位 14単位 母子保健指導 個人・家族・集団・ 組織の支援 保健医療福祉行政論Ⅰ 公衆衛生看護実習 7単位 3単位 保健医療福祉行政論Ⅱ 英語コミュニケーションⅠ 養護教諭2種免許 取得には必須 日本国憲法 公衆衛生看護実習Ⅱ 1単位 以上 7単位 5単位 公衆衛生看護実習Ⅲ 合 計 時間数 単位数 34単位以上 28単位 授業科目 公衆衛生看護学概論Ⅰ 担当教員 柴田 真理子 授業方法 講義 配当年次 年次・前期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 公衆重衛生看護の理念・目的、対象、活動方法についての基礎を学ぶ。公衆衛生および公衆衛生看護とは何かについて、 歴史的な変遷と社会環境と関連させて理解する。健康課題の解決のために必要な要因や社会資源について理解し、諸外国 の状況も知識として学ぶことを目標とする。 講義回数 主な授業内容 講義回数 主な授業内容 公衆衛生活動の実際 公衆衛生看護の理念と目的 わが国の公衆衛生看護の歴史 プライマリヘルスケアの理念 公衆衛生看護の活動対象 ヘルスプロモーションの理念 公衆衛生看護の活動の場 公衆衛生の歴史 授業時間外の学習 事前にテキストで予習し、講義の内容の理解を進めること。講義内容に出てきた用語について、復習して理解を深める 教科書、参考文献等 最新保健学講座 公衆衛生看護学概論メヂカルフレンド社 国民衛生の動向 厚生労働統計協会 評価の方法 定期試験% 授業科目 公衆衛生看護学概論Ⅱ 担当教員 柴田 真理子 授業方法 講義 配当年次 年 後期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 公衆衛生看護の対象と活動方法について、個人・家族、集団、地域を捉える視点を理解し、活動の場の特性と活動方法 を関連させて考えることを学ぶ。支援技術、施策へと発展させるために必要な理論・理念を理解できることを目標とする。 講義回数 主な授業内容 公衆衛生看護の活動方法(個別支援) 公衆衛生看護の活動方法(集団支援) 地域住民の保健活動 健康施策と保健師活動の変遷 授業時間外の学習 事前に教科書を読み予習を行うこと。 講義回数 教科書、参考文献等 最新保健学講座 公衆衛生看護支援技術メヂカルフレンド社 無名の語り医学書院 これからの保健医療福祉行政論日本看護協会出版会 評価の方法 定期試験% 74 専攻科(地域看護学専攻) 主な授業内容 活動方法を構成する理論・理念 健康と生活環境要因 社会情勢と健康課題 健康課題解決のための社会資源 授業科目 公衆衛生看護管理論 担当教員 柴田 真理子 授業方法 講義と演習 配当年次 年次・前期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 公衆衛生看護活動が目指す地域全体の健康水準向上に向けて、保健師の公衆衛生活動の基本となる、地区把握、地区診 断、公衆衛生看護活動計画、評価についての一連の過程を学ぶ。個から集団、地域へと幅広く対象を捉え、具体的な公衆 衛生看護活動が考えられることを目標とする。また、地域の健康課題の探究、調整、組織管理、政策開発などの地域管理 について基礎的な知識を学ぶ。 講義回数 主な授業内容 地区診断の過程 地区診断の実際 地区診断の実際 保健事業と計画 講義回数 主な授業内容 計画、実施、評価のサイクル 公衆衛生看護管理の特色 地域ケアシステムづくり 地区診断から施策化へ 授業時間外の学習 事前にテキストで予習し、講義の内容の理解を進めること。連休を利用して実際に地区診断を行う。 教科書、参考文献等 最新保健学講座 公衆衛生看護管理論メヂカルフレンド社 >参考文献@ ケースメソッドで学ぶヘルスプロモーションの政策開発ライフサイエンスセンター 地域特性に応じた保健活動ライフサイエンスセンター 評価の方法 定期試験(%)地区診断の課題(%) 専攻科(地域看護学専攻) 75 授業科目 公衆衛生看護活動展開論Ⅰ 担当教員 柴田 真理子 授業方法 講義 配当年次 年次・前期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 公衆衛生看護活動の対象となる人々の心身の健康、疾病・障害の予防、発生、回復、改善過程のアセスメント、顕在、 潜在する健康課題の明確化について基本を学ぶ。人々が主体的に問題解決ができるために、地区特性を踏まえた適切な接 近技法・技術の選択および支援方法について理解できることを目標とする。 講義回数 主な授業内容 公衆衛生看護活動の方法と技術 保健師の活動領域 政令市の保健師活動の特徴 政令市の保健師活動の実際 講義回数 主な授業内容 ライフステージと保健師活動の特徴 ライフステージと保健師活動の実際 健康課題と保健師活動 地域づくりと保健師活動 授業時間外の学習 事前にテキストで予習し、講義の内容の理解を進めること。講義内容に出てきた用語について、復習して理解を深める。 教科書、参考文献等 最新保健学講座 公衆衛生看護支援技術メヂカルフレンド社 最新保健学講座 公衆衛生看護活動論①メヂカルフレンド社 最新保健学講座 公衆衛生看護活動論②メヂカルフレンド社 評価の方法 定期試験% 授業科目 公衆衛生看護学活動展開論Ⅱ 担当教員 柴田 真理子 授業方法 講義 配当年次 年 後期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 公衆衛生看護実習Ⅱの実習地域について、地区診断を実践し、地域の健康課題を把握し、保健活動の計画・実施・評価 について基礎を学ぶ。また、住民ニーズの施策化など、地域における組織的な解決方法について基礎を学ぶ。地区診断の 基礎と活動方法・支援技術について関連づけて理解できることを目標とする。 講義回数 主な授業内容 講義回数 主な授業内容 公衆衛生看護実習Ⅱ実習地域の地区診断 公衆衛生看護実習Ⅱ実習地域の理解 公衆衛生看護実習Ⅱ実習地域の地区診断 公衆衛生看護実習Ⅱ実習地域の理解 健康危機管理と保健師活動 外国人患者の医療保健機関受診時の現 災害と保健師活動 状と課題 外国人患者の看護支援 授業時間外の学習 事前に教科書を読み予習を行うこと。公衆衛生看護実習Ⅱの実習地域の情報収集を行い、地域の保健活動の体系につい て基本を理解するとともに、地区特性を把握すること。 教科書、参考文献等 公衆衛生看護活動論 技術演習クオリティケア 地域保健ノート 公益財団法人大阪公衆衛生協会 国民衛生の動向 厚生労働統計協会 >参考文献@ 展開図でわかる『個』から『地域』へ広げる保健師活動クオリティケア 評価の方法 定期試験% 76 専攻科(地域看護学専攻) 授業科目 家族相談援助論 担当教員 朝山 友介 足利 学 授業方法 講義 配当年次 年次・前期 単位数時間数 必修選択別 時間( 単位) 必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 少子高齢化がもたらす社会の変化は、家族のあり方や家族関係そのものの健康上の問題となっている。 家族とは何か、家族の健康とは何か、家族の持つ機能や役割を学び、地域活動を基盤とした援助方法を理解することを目 標とする。 講義回数 主な授業内容 講義回数 主な授業内容 家族とは 家族の生活と保健的機能 家族を理解するための諸理論 家族セルフケア機能の向上 家族援助過程①(アセスメントと計画立案) 家族援助過程②(発表) 家族援助の実際 自己と他者 オーラルコミュニケーション(1)~リスニングエラー~ オーラルコミュニケーション(2)~信頼関係~ ノンバーバルコミュニケーション(1)~非言語的情報~ ノンバーバルコミュニケーション(2)~ロールプレイ~ 性格と家族相談 家族相談における効果的な傾聴 まとめ ~ 朝山友介、~ 足利学 授業時間外の学習 事前に教科書を読み予習をおこなうこと 配布プリントを中心に復習を行うこと(~ 回) 教科書、参考文献等 家族看護学 理論と実践日本看護協会出版会 評価の方法 筆記試験% 授業科目 在宅看護論 担当教員 太田 小百合 授業方法 講義 配当年次 年次・前期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 在宅医療、在宅看護を利用して地域で生活している療養者・家族への支援方法を学び、公衆衛生看護の 役割を理解する。また療養者・家族の不安を受け止め、 「生きる」を考える。 講義回数 主な授業内容 在宅ケア・在宅看護の理念と目的 在宅ケア・在宅看護の変遷・東北大震災 地域診断とその実践(大阪府保健所にて) 〃 (大阪市西成区釜ヶ崎にて) 在宅医療の実際(在宅医療の制度) 在宅医療の実際(訪問事例から) 在宅医療技術と看護(+27) 在宅医療技術と看護(&$3'・+31) 講義回数 主な授業内容 ハンセン病から学ぶ 諸外国の在宅ケア 対象者の理解―療養者を理解する・人権、7/6 対象者の理解―家族・地域社会を理解する アメリカ医療と日本 '9'「シッコ」 入浴介助・清潔の工夫 授業時間外の学習 予習・復習をしっかりとすること。グループで臨床経験を語り合う。 教科書、参考文献等 在宅看護論―実践をことばに―ヌーヴェルヒロカワ 評価の方法 筆記試験(%) 、レポート(%) 専攻科(地域看護学専攻) 77 授業科目 健康教育論Ⅰ 担当教員 太田 小百合 授業方法 講義 配当年次 年次・前期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 公衆衛生看護における健康づくりは活動の柱である。健康教育は知識や技術を伝えるだけでなく、対象者が自らの健康 の保持・増進に向けた行動が出来ることが目的である。このような健康教育の理論とその役割を理解する。学生は対象者 のニーズから健康課題を捉えることを目標にする。 講義回数 主な授業内容 講義回数 健康とは 健康教育の理念 健康教育と保健行動 健康教育の企画 主な授業内容 健康教育の方法と媒体 健康教育の実践と評価 中途視覚障がいをもつ講師からの学び (視覚障害とは) 中途視覚障がいをもつ講師からの学び (機器を使っての表現) 授業時間外の学習 予習と復習 グループで議論を重ね、実践をする。 教科書、参考文献等 最新保健学講座 別巻1 健康教育論(メヂカルフレンド社) 評価の方法 筆記試験(%) 、実践評価とレポート(%) 授業科目 健康教育論Ⅱ 担当教員 太田 小百合 授業方法 講義・演習 配当年次 年次・後期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 健康教育論Ⅰの理論に基づき健康教育を展開する為の技術、応用力、創造性を育み、地域のニーズに適応 した健康教育の手法について学ぶ。個人の健康課題と地域の健康課題をよく理解したうえでエビデンスに基づいた 健康教育の展開が出来ることを目標とする。 講義回数 主な授業内容 講義回数 プリシード・プロシードモデルとは ヘルス・ビリーフ・モデルとは コミュニティ・オーガニゼーション 健康教育計画書について 授業時間外の学習 予習と復習 グループで議論を重ね、実践をする。 教科書、参考文献等 最新保健学講座 別巻 健康教育論(メヂカルフレンド社) 評価の方法 筆記試験(%) 、実践評価(%) 78 専攻科(地域看護学専攻) 主な授業内容 効果的な媒体作成 エビデンスに基づいたシナリオ作成 効果的な実践とは 健康教育の評価をする 授業科目 母子保健指導 担当教員 門田 加奈 授業方法 講義 配当年次 年次・前期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 母と子の健康の保持増進を目標とした狭義の母子保健に加えて女性の一生にわたる母子保健活動について、医療の進歩や 少子高齢社会のなかでその目標や活動の変遷を学ぶとともに、それぞれのライフステージに合わせた健全育成・早期発見 などの一次・二次予防における保健師の役割について考えることができる。現在母子保健における課題となっている子育 て支援や虐待予防、発達障害の早期発見や支援における専門的技術をふかめる。 講義回数 主な授業内容 講義回数 主な授業内容 乳幼児の保健指導(~ 歳) 母子保健の動向 乳幼児の保健指導(~就学前) 母子保健に関する統計 女性ライフステージにおける保健指導 市町村における母子保健活動(思春期・妊娠・ ・ 発達障害の早期発見と支援 出産) 児童虐待予防について 市町村における母子保健活動(乳幼児期) 母親教室演習 都道府県における母子保健活動 地域での子育て支援について 乳幼児の発育・発達(出生~ 歳児) 乳幼児の発育・発達( 歳~就学前) 授業時間外の学習 母性看護学・小児看護学の復習をして授業に臨む。身近にいる妊婦・乳幼児について把握し、支援等を考えてみる。 教科書、参考文献等 最新保健学講座 公衆衛生看護活動論①(メヂカルフレンド社) わが国の母子保健平成 年(母子保健事業団) 乳幼児健診マニュアル(医学書院) 評価の方法 筆記試験(%) 、レポート(%) 授業科目 成人保健指導 担当教員 北本 さゆり 授業方法 講義 配当年次 年次・前期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 成人期の特徴と役割、生活と健康障害との関連を学び、健康増進と生活習慣病対策を中心に地域における保健活動につい て理解を深める。また、感染症、特にエイズ症候群、インフルエンザ、%・& 型肝炎、結果について最近の動向と対策を 学ぶ。がん予防についての地域の取り組みや治療の動向と対策を学ぶ。地域で生活する難病療養者の生活を理解し、難病 対策と地域保健活動について学ぶ。 講義回数 主な授業内容 感染症の最近の動向と公衆衛生看護活動 結核の管理体系と公衆衛生看護活動 成人保健の動向と健康日本 生活習慣病と保健指導① 講義回数 主な授業内容 生活習慣病と保健指導② 生活習慣病と保健指導③ 生活習慣病と保健指導④ 難病保健の動向と施策 授業時間外の学習 事前に教科書を読み予習を行うこと。授業で指示したレポートを作成すること。 教科書、参考文献等 最新保健学講座 公衆衛生看護活動論①(メヂカルフレンド社) 最新保健学講座 公衆衛生看護活動論②(メヂカルフレンド社) 国民衛生の動向 厚生労働統計協会 評価の方法 筆記試験%、レポート% 専攻科(地域看護学専攻) 79 授業科目 高齢者保健指導 担当教員 門田 加奈 授業方法 講義 配当年次 年次・前期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 高齢者のおかれている社会的背景や心身の健康問題などについて学ぶことにより、それぞれの健康状態やおかれた環境 で、高齢者がより健康に自立した社会生活を送るために、個人や地域における健康の維持増進・疾病予防・介護予防等の 保健予防活動の目標や方法を考えることができる。現在の高齢者の医療や保健事業及び介護保険制度等の制度を学び、関 係機関・関係職種等との連携の必要性や、地域包括ケアシステムでの保健師の役割を学ぶ。 講義回数 主な授業内容 高齢者とは 高齢者のソーシャルサポートについて 高齢者の地域保健活動 介護保険制度について(制度) 講義回数 主な授業内容 介護保険制度について(サービス) 高齢者虐待について 認知症予防について 高齢者の介護実習 授業時間外の学習 身近な高齢者の生活や健康状態を観察し、どのようなサービスや制度を利用しているかを把握する。 教科書、参考文献等 最新保健学講座 公衆衛生看護論①(メヂカルフレンド社) 国民衛生の動向 年 年(厚生労働統計協会) 国民の福祉と介護の動向 年 年(厚生労働統計協会) 評価の方法 筆記試験(%) 、レポート(%) 授業科目 地域精神保健 担当教員 朝山 友介 授業方法 講義 配当年次 年次・前期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 地域精神保健活動に必要な社会資源や生活支援について学び、地域で生活する精神障害者に対する理解と、相談活動など の援助方法について理解することを目標とする。 講義回数 主な授業内容 こころと健康 精神保健対策の歩み 精神保健医療に関する法制度 グリーフケアと自死① 授業時間外の学習 事前に教科書を読み予習をおこなうこと 講義回数 教科書、参考文献等 ナーシング・グラフィカ 情緒発達と看護の基本メディカ出版 国民衛生の動向 厚生労働統計協会 国民の福祉と介護の動向 厚生労働統計協会 評価の方法 筆記試験% 80 専攻科(地域看護学専攻) 主な授業内容 グリーフケアと自死② 精神障害の分類と特徴 地域精神保健の課題と展望①(グループ課題) 地域精神保健の課題と展望②(発表) 授業科目 学校保健指導 授業方法 講義 担当教員 辻 立世 配当年次 年次・後期 履修条件 特になし 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 必修 授業の概要、学習の到達目標 学校保健の意義と目的、学校における保健教育と保健管理について学修する。養護の概念、学校保健推進の中心的役割を 果たす養護教諭の職務の特質や保健室の機能を理解し、学校保健活動の推進に必要な学校保健安全法並びに教育法規等を 基に、教育者としての養護教諭の役割と実践能力を身につける。発達段階に応じた児童生徒の健康課題や現代的健康課題 の理解と対応を学び、公衆衛生領域の学校保健と地域保健の役割と連携のあり方を学修する。 講義回数 主な授業内容 講義回数 主な授業内容 保健管理(健康診断と事後措置)関連法規 ・ ・ オリエンテーション、学校保健の目的と意義、 アレルギー、アナフラキシーへの対応 学校教育と学校保健、養護教諭の役割(法的 (校内における取り組み) な位置づけ)養護教諭制度変遷、養護の本質 健康教育(保健教育・保健指導・集団)と関連法 と概念、学校保健の領域、保健室の機能と養 規、 (②レポート課題 健康教育) 護教諭の役割 健康教育(保健指導・個別)児童生徒への対応 ・ 児童生徒の健康の実態と現代的健康課題への 対応(児童虐待・いじめ等) 健康相談、保健室における個別指導(グループ演 児童虐待防止のための学校保健活動、 (校内組 習) (③レポート課題 健康相談) 学校救急看護、学校安全管理(危機管理) 織、地域との連携) (①レポート課題 現在的 健康課題と地域連携) 感染症対策、学校環境衛生と学校薬剤師の役割、 ・ 障がい者の理解と教育(特別支援教育)医療 学校環境衛生基準について、まとめ 的ケアの現状、地域関係機関との連携 (実習時期の関連で順序の入れ替わりがある) 授業時間外の学習 事前に教科書を読み予習をしておくこと。終了した内容は、テキスト及びプリント等で復習し授業の内容を深めること。 公衆衛生・地域保健と学校保健の連携について保健所・保健センター等の実習を通して意識的に学修しておくこと。レポ ート課題作成に当たっては文献等を検索し完成させること。 教科書、参考文献等 最新保健学講座公衆衛生看護活動論①メヂカルフレンド社 学校保健概論光生館 国民衛生の動向 年 年厚生労働統計協会 〔参考書〕采女智津江編 新養護概説 少年写真新聞社 評価の方法 定期試験筆記試験%、レポート課題及び平常点% 授業科目 産業保健指導 担当教員 林 千世 配当年次 年次・後期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 必修 授業方法 履修条件 講義 特になし 授業の概要、学習の到達目標 働く人たちの健康は、経済・雇用等に大きく影響されます。こうした働く人たちの健康を維持・確保していくことが産業 保健である。この講座では、やりとりの心理学を交えながら産業保健とは何かということを考える。さらに、労働衛生の 基本と産業看護職の役割も学んでいく。 講義回数 主な授業内容 産業保健の目的と歴史 労働衛生の基礎知識と業務、職業性疾患とそ の予防 産業看護の定義・産業の動向と健康問題 産業保健活動の実際①健康診断と事後措置 授業時間外の学習 事前に教科書を読み、予習を行うこと 教科書、参考文献等 産業看護学 年版日本看護協会出版会 産業保健ハンドブック労働調査会 国民衛生の動向厚生労働統計協会 評価の方法 筆記試験% 講義回数 主な授業内容 産業保健活動の実際②特定健診・特定保健指導、 コラボヘルス 産業保健活動の実際③快適職場づくり・喫煙対策 産業保健活動の実際④メンタルヘルス・過重労働 対策 産業保健活動の実際⑤まとめ、法律関係 専攻科(地域看護学専攻) 81 授業科目 公衆衛生看護研究 担当教員 専任教員 他 配当年次 年次・通年 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 必修 授業方法 履修条件 講義と演習、日本公衆衛生学会近畿地方会参加 特になし 授業の概要、学習の到達目標 公衆衛生看護活動における研究の基本を学ぶ。研究テーマの探究から始まり、研究発表会、論文作成の一連の過程を体 験することで、将来の研究活動の基礎を理解することができる。 研究指導:柴田真理子、太田小百合、朝山友介、門田加奈、佐々木惠雲、足利学、飯田英晴、首藤賢 講義回数 主な授業内容 講義回数 主な授業内容 研究結果のまとめ、分析、考察 公衆衛生看護研究とは何か(柴田真理子) 研究結果のまとめ、分析、考察 睡眠研究を用いた研究法1(飯田英晴) 研究結果のまとめ、分析、考察 睡眠研究を用いた研究法2(飯田英晴) 研究結果のまとめ、分析、考察 文献検索の方法(増田徹) 研究結果のまとめ、分析、考察 文献検索の方法(増田徹) 研究発表会準備 文献検索の方法(増田徹) 研究発表会準備 文献検索の方法(増田徹) 研究発表会準備 研究テーマの選定 研究発表会準備 日本公衆衛生学会近畿地方会参加 研究発表会 日本公衆衛生学会近畿地方会参加 研究発表会 日本公衆衛生学会近畿地方会参加 研究発表会 日本公衆衛生学会近畿地方会参加 研究発表会 研究テーマに沿った情報収集 論文作成 研究テーマに沿った情報収集 論文完成 研究計画書作成 授業時間外の学習 研究活動は日々の積み重ねである。計画性を持って活動を進めていくこと。 教科書、参考文献等 第 回日本公衆衛生学会近畿地方会 口演・示説要旨集日本公衆衛生学会近畿地方会 最新保健学講座 公衆衛生看護学概論メヂカルフレンド社 国民衛生の動向 ・厚生労働統計協会 >参考書@ ナースのための質問紙調査とデータ分析医学書院 保健活動のための調査・研究ガイド医学書院 勉強・研究・発表の技法南江堂 評価の方法 研究姿勢、研究発表、論文について総合的に評価する。 82 専攻科(地域看護学専攻) 授業科目 環境保健論 担当教員 菊川 縫子 植田 昌冶 授業方法 講義 配当年次 年次・後期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 地球環境要因の基礎知識の概要、経済発展による地球の温暖化、オゾン層の破壊、砂漠化、酸性雨、森林の破壊など、人 間によりもたらされた健康や生態系への影響。また、わが国過去の公害問題、近年、新興国の経済発展による公害問題に よる健康への影響、国際的な取り組みの必要性。福島原発事故から、放射線の基礎知識。環境と健康のあり方を理解する。 過去の健康問題の影響を理解し(主に公害問題) 、現在の問題を理解し(放射線の正しい知識) 、それにより未来につなげ る(地域住民に広げる活動) 。環境が健康に及ぼす影響を理解することにより、健康被害の発症を防ぐ。また、最も身近 な環境である住居環境の整備について、その基本的知識と障害に応じた整備手法を理解する。 講義回数 主な授業内容 講義回数 人間の環境・地球生態系(地圏・気圏・水圏・ 生物圏)と環境汚染から環境問題へ 物理的環境要因(気温・騒音・放射線・気圧) 化学的環境要因(生存に不可欠な物質、生存 に不必要な物質) 大気汚染・水質汚濁・土壌汚染、および最近 の環境問題 主な授業内容 リハビリテーションと生活環境整備 福祉住環境整備の共通基本技術 障害別にみた福祉住環境整備 ―脳血管障害・パーキンソン病・脊髄損傷- 障害別にみた福祉住環境整備 ―認知症― 福祉用具(自助具) 授業時間外の学習 新聞、テレビ、ニュースを読み見聞する。 配布資料に基づいて復習をし、授業内容の理解を深めること。 教科書、参考文献等 シンプル衛生公衆衛生学南江堂 国民衛生の動向 厚生労働統計協会 >参考書@福祉住環境コーディネーター 級公式テキスト (東京商工会議所) 評価の方法 菊川:定期試験筆記% 植田:定期試験筆記% 専攻科(地域看護学専攻) 83 授業科目 疫学㻌 担当教員 林㻌 宏一㻌 授業方法 講義㻌 配当年次 年次・前期 単位数時間数 時間 単位) 必修選択別 必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 㻌 疫学は、疾病の発生要因の解明を第一の使命としているが、同時に、明らかとなった要因への対応を考え、人々の疾病予防の推 進に貢献するという社会的に重要な役割を担っている。本講義では、疫学の基本的な考え方を歴史から学ぶとともに、疫学分野 で扱う指標、手法、疫学の実社会への応用を学習する。これらの学習を通して、疫学の考え方および技術を看護研究や地域保健 活動等へ展開するための基礎的能力を身につける。㻌 講義回数 主な授業内容 疫学の概念、歴史から学ぶ疫学㻌 疾病頻度の指標㻌 曝露効果の指標㻌 疫学調査法①(倫理、研究デザイン)㻌 疫学調査法②(データ解析)㻌 疫学調査法③(妥当性と精度)㻌 疫学調査法④(バイアスと交絡の制御)㻌 集団検診①(原理と方法) 講義回数 主な授業内容 集団検診②(精度管理)㻌 感染症の疫学①(感染の基礎、流行)㻌 感染症の疫学②(疫学調査、予防対策)㻌 疾病の分類㻌 主な疾患の疫学(生活習慣病他)㻌 生活習慣・環境の疫学㻌 まとめ(疫学と現代社会) 授業時間外の学習 事前に教科書を読み予習を行うこと。疫学は社会現象を扱う学問なので、日頃から健康や保健、医療、福祉、介護といったキ ーワードの新聞記事等、報道に関心を持って接するようにすること。㻌 教科書、参考文献等 標準保健師講座㻌 別巻 㻞㻌 疫学・保健統計学㻔医学書院㻕㻌 学習に役立つ参考書は、授業時間内に紹介する。㻌 評価の方法 定期試験(㻤㻜%)、中間試験(㻝㻜%)、課題研究(㻝㻜%)㻌 84 専攻科(地域看護学専攻) 授業科目 保健統計学 担当教員 足利 学 授業方法 講義 配当年次 年次・前期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 近年の情報化社会においては、情報をいかに選択するかが重要である。特に保健・医療領域では、(%0(YLGHQFH%DVHG 0HGLFLQH根拠に基づく医療を考える上で、統計処理に関する知識は必要不可欠となっている。そこで、本講義では、 統計的な考え方や捉え方を学習し、保健医療の情報やデータを解釈する際に必要な統計学の基礎知識を得ることを目的と する。情報管理論を選択しておくことが望ましい。 講義回数 主な授業内容 情報の要約~度数分布、ヒストグラム~ 基礎統計量(1)~平均値~ 基礎統計量(2)~中央値、最頻値~ 分散と標準偏差 相関(1)~散布図、相関係数~ 相関(2)~順位相関、独立性の検定~ 正規母集団(1) 区間推定 講義回数 主な授業内容 データの取り扱い データの分析 有意差の意味 仮説の検定 組のデータの比較~カイ二乗検定~ 組のデータの比較~t検定~ まとめ 授業時間外の学習 教科書の復習を中心に行うこと 教科書、参考文献等 すぐわかる統計解析東京図書 評価の方法 定期試験% 専攻科地域看護学専攻 授業科目 保健医療福祉行政論Ⅰ 担当教員 小田 泰宏 授業方法 講義 配当年次 年次・前期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 保健師は、対象者への直接的な働きかけはもちろん家族や関係機関との連携・調整も行う。これを有効に行うためには 保健・医療・福祉に関する制度やその運用実態を熟知しなければならない。この講義では、①保健医療福祉行政の位置づ けを確認したのち、②病気にならないための予防と健康づくりの取組み(保健) 、③病気になってしまった場合に頼るべ き医療制度と医療保険の仕組み(医療) 、を理解することを目標とする。なお、福祉については、保健医療福祉行政論Ⅱ で扱う。 講義回数 主な授業内容 講義回数 社会の中の保健医療福祉 統計で見る日本人像(人口動態統計等) 保健医療福祉行政の構造と機能 一次予防中心の健康増進 二次予防中心の疾病予防 感染疾患対策検疫・予防接種と感染症法 難治疾患対策難病と臓器移植等 病院・診療所の設置と管理 主な授業内容 医療計画と医療法人 医師の免許と医行為 看護職員の業務と養成 医療保険制度の仕組み 介護保険制度の仕組み 医療政策の評価と課題 医療政策の最近の動向 授業時間外の学習 講義前にプリントを配布するので事前にこれをよく読んで予習し、内容を予測してあるいは疑問点を探し出して授業 に臨むこと。これによって講義時間が復習となって(疑問点を解消させ)効果的な学習に繋がる。 教科書、参考文献等 講義は配布プリントによる。参考文献としては、 『厚生労働統計協会・国民衛生の動向 』を推薦する。 評価の方法 定期試験 % 授業科目 保健医療福祉行政論Ⅱ 担当教員 立花 知栄美 授業方法 講義 配当年次 年次・後期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 社会保障・社会福祉とは何か、その歴史・概念・目的・制度・法律について学習する。各制度・法律が地域で暮らす人々 の生活や、それを支援する人々とどのように関わっているかを学ぶ。その学びを通して、実践的な理解を深め、人・生活・ 環境を包括的に捉える視点を養い、保健医療福祉行政がセーフティネットであることを理解することを目標とする。 講義回数 主な授業内容 講義回数 社会保障・社会福祉とは何か 公的扶助社会保護 公的扶助社会保護 社会保険医療・年金・雇用 授業時間外の学習 講義で配布するプリントと参考テキストで復習に努めること。 教科書、参考文献等 標準保健師講座 別巻 保健医療福祉行政論医学書院 社会福祉小六法 >平成 年度版@ミネルヴァ書房 評価の方法 定期試験筆記試験% 専攻科地域看護学専攻 主な授業内容 社会福祉障害 社会福祉高齢 社会福祉児童 ケアマネジメント 授業科目 歯科保健論 担当教員 玉川 裕夫 授業方法 講義 配当年次 年次・後期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 選択 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 運動達成に向けて、発達段階に応じた歯科疾患予防の基本と歯科保健指導の実際を学ぶ。 講義回数 ・ ・ 主な授業内容 口腔および歯の知識 母子保健指導(う蝕とその予防) 講義回数 ・ 主な授業内容 成人歯科保健(歯周病とその予防) 老人歯科保健(在宅歯科診療) 実習 授業時間外の学習 ・ 自分で使っている口腔ケア器具について調べておくこと。 ・ 食品中の砂糖含量について調べておくこと。 教科書、参考文献等 なし 〔参考書〕 榊原悠紀田郎他 看護学生のための歯科学 医歯薬出版 可児瑞夫・岩本義史 口腔衛生 医歯薬出版 評価の方法 筆答試験(%) 、レポート提出状況(%) 授業科目 保健栄養論 担当教員 東根 裕子 授業方法 講義 配当年次 年次・後期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 選択 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 人間にとっての栄養の意義について理解し、人間の成長・発育や生命維持に必要な各種栄養素・栄養状態の評価・判定法、 食事摂取基準について学習する。また、成長・発達あるいは加齢による栄養摂取の変化と食事・栄養管理について理解す る。健康の維持・増進や健康障害の予防において、栄養がどのような関わりをしているのかを具体的に説明できることを 目標とする。 講義回数 主な授業内容 講義回数 主な授業内容 人間栄養と看護 栄養状態の評価・判定 栄養素の働き ライフステージと栄養 妊産婦期・乳幼児 期・学童期 ライフステージと栄養 青年期・成人期・更年 期 ライフステージと栄養 高齢期 健康づくりと食生活 食事バランスガイドに関するワークと発表、まと め 授業時間外の学習 事前に教科書を読み予習を行うこと。また授業中、終了後は教科書を読み返し、理解を深め要点を記録しておく。 教科書、参考文献等 系統看護学講座 専門基礎分野 人体の構造と機能 栄養学医学書院 評価の方法 定期試験%、平常点・レポート% 専攻科地域看護学専攻 授業科目 運動指導論 担当教員 藤田 英和 授業方法 講義 配当年次 年次・後期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 選択養護教諭免許取 得は必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 健康づくりを指導する立場からスポーツ・運動の理論、進め方、指導者としての要因などを学ぶ。健康づくりのための運 動を行っていくには、個人にあった運動プログラムで無理なく続けていくことにある。生涯スポーツとしての立場から、 運動処方を作るための理論、運動を指導するための実際、並びにこれからの指導者としての要因を学ぶ。また、地域での コミュニケーション、健康づくり活動には欠かせないレクリエーションをも実践する。 講義回数 主な授業内容 講義回数 主な授業内容 運動づくりのための運動指導者について 生涯スポーツの概念について 運動指導者としての役割と適性、スポーツ・ 生涯スポーツの現状、生涯スポーツの社会 ボランティア づくりと経済について 運動指導の実際 健康づくり指導のための運動理論 運動プログラムの作成と実践・簡単なリハビ 運動の基礎的理論、運動処方について リ運動の実際 運動処方のプログラムについて 楽しい健康づくり活動の企画と運営 運動プログラムの作成&効果把握、トレー プログラム計画&企画・運営について、レク ニング&コンディショニングについて リエーションの実際 体力測定の評価及び運動指導の実際 楽しい健康づくり活動の企画と運営 体力測定&形態測定運動、項目&評価に グループワーク&発表 ついて、楽しい運動処方運動メニュー 授業時間外の学習 授業で行うスポーツ・運動を図書やインターネットを通じて予習しておくこと。 教科書、参考文献等 なし 評価の方法 出席状況・受講態度%、レポート%を合わせて評価を行う。 授業科目 英語コミュニケーションⅠ 担当教員 中西 亮太 授業方法 講義・演習 配当年次 年次・前期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 選択養護教諭免許取 得は必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 本講義はプレゼンテーションにおける手法や表現などを学び、聞き手に自分の考えを伝えるコミュニケーション能力の素 地を養う。プレゼンテーションの実践を通してコミュニケーションを円滑に進めるための表現の習得を目指す。 講義回数 主な授業内容 講義回数 主な授業内容 オリエンテーション ・ 原稿作成 プレゼンテーションについて ・ プレゼンテーション発表・まとめ ・ 表現・手法の学習・実践 授業時間外の学習 プレゼンテーション原稿作成およびレポート作成に必要な英文法を復習しておくこと。 教科書、参考文献等 なし 評価の方法 個人プレゼンテーション%、レポート% 専攻科地域看護学専攻 授業科目 日本国憲法 授業方法 講義 担当教員 秋元洋祐 配当年次 年次・前期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 選択養護教諭免許取 得は必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 憲法の役割は、基本的人権の保障にある。人権は、完全な自由を保障するものではなく、学校の校則や商店 の開設を制限する法律によって規制を受ける。この法的な規制に対して、憲法が保障する自由は、どこまで認 められるのかが最も重要な問題となる。この法的規制と憲法の関係について、実際に争われた裁判例を題材に、 人権を規制する法律の問題点を説明できるとともに、憲法の人権保障を理解できることを目標とする。 講義回数 主な授業内容 講義回数 授業説明、社会における法の役割 法解釈や法と慣習・道徳の差異 憲法の構造と歴史的経緯 外国人や子供の人権 幸福追求権と髪型の自由 自己決定権と輸血拒否 小テスト、法の下の平等と合理的な区別 平等と法定相続分の差異 主な授業内容 平等と女性の再婚禁止期間 思想・良心の自由と内申書の記載事項 信教の自由と剣道の不受講 表現の自由と少年事件報道 営業の自由と薬局開設の距離制限 財産権と予防接種事故 教育権の所在と学力テスト 授業時間外の学習 ①受講の際には、事前に教科書の該当範囲を読み予習すること。 ②適宜復習問題を配布するので、授業用プリントを参考に復習すること。 教科書、参考文献等 「いちばんやさしい憲法入門〔第 版補訂版〕 」有斐閣アルマ 評価の方法 定期試験(%) 、小テスト(%) 、授業での質疑応答(%) 授業科目 運動学演習 授業方法 演習 担当教員 藤田 英和 配当年次 年次・前期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 選択養護教諭免許取 得は必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 スポーツ・運動をすることに、喜びと達成感を与えることが出来る指導法を、実践を通じて習得する。 「健康づくり活動は、誰でも気楽に参加できて楽しくなければならない」ということから、自らが健康づくりを指導する ものとして指導者資質を高めていく必要がある。 学校・地域などでは健康・体力づくりの一環としてスポーツ・運動に接する機会も多く、いくつか行われる身近なニュー スポーツ、リハビリ&介護予防運動などを実践し、スポーツ指導者のあり方、達成感、喜びなどを学び、広くスポーツ・ 運動に携わっていく知識・技術を身につける。 講義回数 主な授業内容 講義回数 主な授業内容 ・ ・ ・ オリエンテーション・レクゲーム導入ゲー ムニュースポーツコート型インディアカ ニュースポーツターゲット型ペタンク 身近で行われている運動ウォークラリー スポーツゲームチャレンジ型 体力測定の実践高齢者向きスポーティーゲ ーム軽運動 ・ ・ ニュースポーツチーム型ドッジビー 簡単なスポーツ・運動及び体操 ニュースポーツコート型ショートテニス スポーツゲームの創作 まとめ ※スポーツ種目は天候、場所確保等により変更す る場合がある。 授業時間外の学習 授業で行うスポーツ・運動を図書やインターネットを通じて予習しておくこと。 教科書、参考文献等 なし 評価の方法 出席状況・受講態度・課題の成就結果%、レポート%を合わせて評価を行う。 専攻科地域看護学専攻 授業科目 英語コミュニケーションⅡ 担当教員 中西 亮太 授業方法 講義・演習 配当年次 年次・後期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 選択養護教諭免許取 得は必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 受講者は英語映画におけるフレーズを学習し、コミュニケーション能力の素地を養う。学習したフレーズを通して実践す ることで、実際の場面においてそれらを使えるようになる。 講義回数 主な授業内容 オリエンテーション フレーズ学習①+DUU\3RWWHU フレーズ学習②7DQJOHG フレーズ学習③0\1HLJKERU7RWRUR 授業時間外の学習 レポート作成に必要な英文法を復習しておくこと。 講義回数 ・ 主な授業内容 フレーズ学習④7R\VWRU\ フレーズ実践演習 まとめ 教科書、参考文献等 なし 評価の方法 小テスト%、レポート% 授業科目 情報管理論 担当教員 本間 達也 授業方法 講義・演習 配当年次 年次・前期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 選択養護教諭免許取 得は必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 高度情報化社会と言われる今日、保健・医療・福祉・教育領域においても教務のコンピュータ化やシステム化が急速に進 んでおり、情報の管理や利用について正しく理解することが必要である。本講義では、授業の利用に際して理解しておく べき倫理的な問題について知識を深めるとともに、コンピュータを用いて文章の作成やデータの入力・分析・プレゼンテ ーションができるようになることを目標とする。 講義回数 主な授業内容 「情報」とは何か 情報倫理について 0LFURVRIW:RUG 基本操作について 手紙の作成 広告の作成 0LFURVRIW([FHO 基本操作について 様々なグラフの作成 データの集計と分析 講義回数 主な授業内容 0LFURVRIW3RZHU3RLQW 基本操作について プレゼンテーション準備① プレゼンテーション準備② プレゼンテーション発表① プレゼンテーション発表② アニメーションを利用した動画の作成 まとめ 授業時間外の学習 講義および演習で学んだ内容を復習し、コンピュータの操作に慣れるよう努力すること。 教科書、参考文献等 なし 評価の方法 平常点小レポート %、プレゼンテーション % 専攻科地域看護学専攻 授業科目 公衆衛生看護実習Ⅰ 担当教員 朝山 友介 (主担当) 授業方法 実習 配当年次 年次・通年 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 公衆衛生看護学とは、すべての人々が主体的に健康を守り、42/ の向上を目指せるよう支援することである。 地域で暮らす人々への継続的な家庭訪問を通して、個人・家族・地域の状況について学び、家庭訪問における保健師の役 割を理解することを目標とする。 実習指導:朝山友介、柴田真理子、太田小百合、門田加奈 講義回数 主な授業内容 講義回数 ~ オリエンテーション 初回面接 月 第1回家庭訪問 グループカンファレンス 月 第2回家庭訪問 グループカンファレンス ~ 月 第3回家庭訪問 グループカンファレンス 授業時間外の学習 レポート作成に向け参考文献、引用文献を探し読んでおくこと。 ≀ ≀ 主な授業内容 月 第4回家庭訪問 グループカンファレンス 月 第5回家庭訪問 グループカンファレンス 報告会 レポート原稿作成 教科書、参考文献等 指定なし 評価の方法 実習態度、カンファレンス(%) 、実習レポート(%) 授業科目 公衆衛生看護実習Ⅱ 担当教員 柴田 真理子 (主担当) 授業方法 実習 配当年次 年次・通年 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 公衆衛生看護活動の拠点である、保健所や市町村の保健師活動を実地で学ぶことを通して、地域住民の健康に責任を持ち、 個人・家族・地域集団の健康課題に働きかけ、住民や関係者の人々と共に組織的な活動を展開する保健師の専門性と役割 を理解する。また、公衆衛生看護管理について考える能力を身に着ける。 実習指導:朝山友介、柴田真理子、太田小百合、門田加奈 講義回数 主な授業内容 講義回数 主な授業内容 実習まとめと報告会 前期実習 地区活動の学びの作成 ~ オリエンテーション及び実習地域の情報把 握と地区診断、後期実習計画作成 後期実習 実習計画を基に実習地域の保健師活動の実 際を体験して学ぶ 授業時間外の学習 実習期間に限りがあるため、日頃より情報収集に努め、グループ活動を通して学びを深めること。 ~ ~ 教科書、参考文献等 地域保健ノート 財団法人 大阪公衆衛生協会 関連授業のテキスト全般 評価の方法 実習準備から始まり、実習まとめに至る全ての過程おける実習姿勢、実習記録、自己評価、指導者評価から総合的に評価 する。 専攻科地域看護学専攻 授業科目 公衆衛生看護実習Ⅲ 担当教員 太田 小百合 (主担当) 授業方法 実習 配当年次 年次・後期 単位数時間数 時間 単位 必修選択別 必修 履修条件 特になし 授業の概要、学習の到達目標 幅広い分野で活躍する保健師の各々の役割を学び、公衆衛生看護としての連携を理解する。 ・ 「訪問看護」では、訪問看護ステーションにおける組織と体系を理解し、実践を通じて地域での役割と 位置づけを学ぶ。 ・ 「産業保健」では、事業所において展開されている健康管理の方法を学ぶ。 ・ 「学校保健」では、学校における健康問題を理解し、養護教務の職務の実際について学ぶ。 学生は授業で学んだことが各々の「場」で実践されていることを知り、学びを深めること。 実習指導:朝山友介、柴田真理子、太田小百合、門田加奈 講義回数 主な授業内容 講義回数 主な授業内容 ~ 記録 事前学習 ~ カンファレンス 〃 ~ まとめ オリエンテーション ・ 報告会 〃 ~ 各分野でグループに分かれ実習する。 授業時間外の学習 「訪問看護」では地区踏査を含め情報収集する。 「産業保健」 、 「学校保健」は授業内容を復習し、まとめる。 教科書、参考文献等 授業でのテキスト全部 評価の方法 記録、自己評価、実習指導者の評価、学んだことのまとめを評価する。 専攻科地域看護学専攻 2015 5
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