福智町立図書館・歴史資料館設計業務者選定プロポーザル応募要項 Ⅰ 一般事項 1 趣旨 人と人、人と本、人と情報をつなぎ、豊かな心を育み、福智町の文化の拠点となるよう な複合施設とすることを目的として、現在の赤池支所を大規模改修し、誰もが気軽に立ち 寄れる親しみのある施設として、図書館・歴史資料館を整備するものとする。 また、敷地内に歴史資料館作業場等の増築など、図書館・歴史資料館の附帯施設の充実 や前面の公園との一体利用なども視野に入れた、新しい発想と企画力、確かな技術と創造 力を有し、図書館・歴史資料館の設計に意欲と熱意を持った設計者を選定するため、本プ ロポーザルを実施する。 2 業務の概要 (1)名 称 福智町立図書館・歴史資料館設計業務者選定プロポーザル (2)発注者 福智町 (3)事務局 福智町教育委員会 生涯学習課 〒822-1101 福岡県田川郡福智町赤池970番地3 Tel 0947-28-4100 Fax 0947-28-4565 E-mail fg1800@town.fukuchi.lg.jp (4)業務箇所 福智町赤池970番地2 (5)業務内容 福智町立図書館・歴史資料館 基本・実施設計業務 (6)履行期間 契約日から平成27年 9月30日(水)を予定 但し、契約は平成27年4月1日以降とする (7)概算工事費 建築工事費(設備、外構を含む)については、3億8千万円を上限 とする。(概算工事費は現時点におけるもので、今後の財政状況等 により変動する場合がある) 3 実施スケジュール 平成27年2月2日(月) 応募要項告示 平成27年2月2日(月) 応募登録 ~2月22日(日) 22時まで 平成27年2月2日(月)~2月13日(金) 質疑受付 平成27年2月16日(月)まで順次 質疑回答(HPにて) 平成27年2月25日(水)消印有効 応募作品の提出期限 1 ページ 平成27年3月7日(土) 第1次審査(書類審査) 平成27年3月21日(土) 第2次審査 (プレゼンテーション等) 平成27年3月末 審査結果発表 4 審査及び選定の概要 審査は、第1次審査及び第2次審査の2段階形式で行う。設計候補者の選定は、本業務 への応募者(以下「応募者」という。)から提出された応募書類(以下「応募書類」とい う。)を総合的に審査して決める「公募型プロポーザル方式」で行う。 また、第1次審査及び第2次審査の審査委員会の審議は非公開とする。ただし、第2次 審査のプレゼンテーションについては公開とする。 なお、プレゼンテーション参加者は時間を厳守し、プレゼンテーション会場に同席する こと。 福智町のホームページでは、審査の進行にあわせて以下の項目を公表する。 (1)第1次審査を通過した応募者名 (2)第2次審査で選定した最優秀者・優秀者の応募者名 (3)審査の過程及び講評 (4)第2次審査参加者の提案書 5 審査委員会 以下の7名で構成する(敬称略) 委員長 : 古 谷 誠 章 (建築家・早稲田大学理工学術院教授) 委 員 : 松 岡 恭 子 (建築家・(株)スピングラス・アーキテクツ 代表取締役) 世 良 萌久美 (福智町教育委員会 教育委員) 池 田 昇 (福智町商工会 会長) 稲 垣 和 子 (子育てグループfukuchifamilycomolevi代表) 松 村 敦 美 (福智町立方城中学校 図書室担当) 花 井 裕一郎 (福智町図書館・歴史資料館設置アドバイザー) 6 応募条件 応募者は、次に掲げる資格要件を満たすこと。なお、資格要件の確認基準日は応募書類 の提出日とし、契約締結までの期間に応募者が以下の資格要件を欠くような事態が生じた 場合には、契約締結はできないものとする。 ①建築士法(昭和25年法律第202号)第23条第1項に基づく、一級建築士事務所 登録を行っている建築士事務所であること。 2 ページ ②地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当していな いこと。 ③会社更生法(平成14年法律第154号)に基づき更生手続開始の申立てがなされて いる者又は民事再生法(平成11年法律第225号)に基づき再生手続開始の申立て がなされている者でないこと。 ④会社法(平成17年法律第86号)第511条の規定による特別清算開始の申立てが なされている者でないこと。 ⑤破産法(平成16年法律第75号)の規定による破産手続き開始の申立てがなされて いる者でないこと。 ⑥最近1年間の国税又は地方税の滞納をしている者でないこと。 ⑦福智町及び他の自治体等からの入札参加停止等の措置を受けている期間中の者でない こと。 ⑧本業務に係る審査委員会の委員本人又は委員が属する企業及びその関連会社でないこ と。なお、関連会社の定義は、下記によるものとする。 ⅰ 本業務に係る審査委員会の委員本人又は委員が属する企業の発行済株式総数の100 分の50を超える株式を有する者又はその出資の総額の100分の50を超える出資 をしている者。 ⅱ 本業務に係る審査委員会の委員本人又は委員が属する企業が、発行済株式総数の 100分の50を超える株式を有する者又はその出資の総額の100分の50を超え る出資をしている者 ⅲ 本業務に係る審査委員会の委員本人又は委員が属する企業の代表権を有する役員が、 当該業務に関不した者の代表権を有する役員を兼ねている者 ⑨本業務に係る審査委員会の委員本人又は委員が主宰する大学の研究室もしくはゼミに 現に所属する者(秘書、助手、助教も含む)でないこと。 ⑩応募者は、暴力団等の組織または組織に属する者及び暴力団員等と密接な関係を有す る者でないこと。 ⑪応募者の事務所の所在地は問わない。(広く全国より公募する) ⑫応募については、共同企業体も可とする。 ⑬選定された後に現地での打ち合わせが十分に行える者とする。 7 応募に際しての注意事項 (1)応募1者につき、応募登録及び提案は1つとし、応募者が所属又は代表する企業か らの重複参加は認めない。 (2)応募者は、構造、設備、その他専門家と共同提案若しくは協力者として提案するこ とができる。この場合の共同提案者及び協力者は、応募資格者であることを要さな 3 ページ い。また、重複参加も認める。 (3)応募者は、他の応募者の共同提案者及び協力者にはなれない。 8 募集要項の配布等 (1)配布期間 平成27年2月2日(月)から平成27年2月22日(日)まで (2)入手方法 福智町ホームページからダウンロードにより入手すること。なお、 福智町はインナーネットに起因するトラブルに関して一切の責任を 負わないものとする。 URL (3)配布資料 http://www.town.fukuchi.lg.jp ①応募要項 ②参加申込書 ③辞退届出書 ④質問書 ⑤現場説明会参加申込書 ⑥様式集(様式1~7) ⑦平成24年度福智町図書館設置に関する答申書 ⑧平成25年度福智町図書館・歴史資料館設置に関する答申書 ⑨設計提案を求める範囲図 ⑩現況平面図・立面図・断面図及び写真 ⑪構造図(耐震壁) ⑫福智町総合計画(町HP→やくばのしごと→各課紹介 →まちづくり総合政策課で検索) ⑬町制要覧(町HP→まちあんない→町の紹介冊子で検索) (4)用途地域の指定 準都市計画区域 Ⅱ 応募方法及び審査方法 1 応募登録 本プロポーザルに応募しようとするものは、次のとおり参加申込書を提出すること。 (1)応募登録は、第1次審査及び第2次審査を通しての登録とする (2)参加申込書を作成し、電子メールにて申請すること。 宛先:fg1800@town.fukuchi.lg.jp 件名:図書館・歴史資料館プロポーザル参加申込書 (事業所名) ※登録申請書はエクセル形式のまま送付すること 4 ページ (3)登録者に対しては、事務局から「登録通知」と共に「登録番号」を電子メールで送 付する。参加申請後、平成27年2月23日(月)中に登録通知メールがない場合 は事務局に確認を行うこと) (4)応募登録期間 平成27年2月2日(月)~2月22日(日) 22時まで 2 審査方法 (1)第1次審査(書類審査) ①失格条件に当たらない全ての作品を対象とし、第2次審査に進む5者程度を選定す る。 ②第1次審査結果は、3月9日(月)までに福智町のHPで公表するとともに、選定 された応募者については、別途文書にて通知する。 ③選定結果に関する問合わせや異議申し立ては一切受付けない。 (2)第2次審査(プレゼンテーション審査) ①作品並びにプレゼンテーションに基づいて非公開で審査を行い、最優秀者及び優秀 者を選定する。 ②プレゼンテーションは、1提案20分以内とする。質疑応答は全ての提案終了後に 一括して行う。なお、協力者は複数のプレゼンテーションに参加することはできな い。 ③プレゼンテーションは、パソコン、プロジェクターを使用して作品の説明を行う。 内容は応募作品に基づいたものとする。 ④プレゼンテーション審査には模型の持込みを許可する。サイズは1m×1m×1m (W×D×H)以内とし、縮尺は応募者の自由とする。 ⑤プレゼンテーションは公開とし、町民及び一般の聴講も可能とする。 ⑥審査結果は福智町HPで公表し、第2次審査対象者に対して文書により通知する。 ⑦選定結果に関する問合わせや異議申し立ては一切受付けない。 (3)費用の負担 ①応募に要した費用は各応募者の負担とする。 ②第2次審査対象者については、第2次審査に係る経費として10万円を支払う。 3 提案の内容及び提出方法 提案の内容は、福智町図書館・歴史資料館の設置に関する答申書のほか、各種資料等を 踏まえること。表現方法は応募者の自由とする。 (1)応募作品 ①提出様式 ・福智町が指定する様式どおりとする。 5 ページ ・作品のPDFデータを保存したCD-RまたはDVD-Rを提出のこと。 ②登録番号の記載 ・様式1から様式5-2は、指定された箇所に記載すること。 ・様式6及び様式7については、必ず登録番号を書類右上に記載すること。 凡例 (大きさは2cm×2cm程度。様式問わず) 15 (2)提出方法等 ①提出方法 応募作品の提出は、郵送または持参とする。宅配便やメール便等での送付は不可と する。封筒等の表面には「福智町図書館・歴史資料館設計業務者選定プロポーザル 応募作品」と朱書きにより明記すること。持参の場合は、土曜・日曜・祝日を除く 午前8時30分から午後5時までとする。送料等については応募者の負担とし、送 料が受取人払いのものは受領しない。また、郵送等による搬送中の破損や延滞等に ついて、福智町は責任を負わないものとする。 ②提出先 福智町教育委員会 生涯学習課 〒822-1101 福岡県田川郡福智町赤池970番地3 ③受領通知 応募作品を受領後、受領通知を事務局から電子メールにて送付する。平成27年2 月26日(木)中に受領通知が届かない場合は、事務局に確認をすること。持参の 場合は、その場で受領書を交付する。 ④作品の利用について 提出された応募作品(模型を含む)の返却は行わない。応募作品の著作権は応募者 等に帰属するが、応募作品の展示、複製の作成、HPへの掲載、記録作成等につい ては福智町が使用することができるものとする。 (3)第1次審査の提出物等 ① 提出物 サイズ・提出枚数 様式1 表紙 A4 1枚 様式2-1 事務所の主要業務実績、同種・類似業務実績 A4 1枚 様式2-2 事務所の主要業務実績、類似業務実績の参考資料 A4 1枚 様式3 福智町立図書館・歴史資料館設計業務実施体制 A4 1枚 様式4-1 総括責任者・主任技術者 1(経歴・実績) A4 1枚 6 ページ 様式4-2 総括責任者・主任技術者 2(経歴・実績) A4 1枚 様式5-1 総括責任者主要業務実績の参考資料 A4 1枚 様式5-2 担当主任技術者主要業務実績の参考資料 A4 1枚 様式6 業務の実施方針(基本的な考え方、技術提言) A3 1~2枚 ※様式6については提出枚数が2枚になる場合は枝番を入れること ② 提出部数 12部 ③ 提出期限 平成27年2月25日(水)消印有効。但し、3月2日(月)まで に提出先に届くこと。 (4)第2次審査の提出物等 ① 提出物 サイズ・提出枚数 様式7 福智町立図書館・歴史資料館基本イメージ提案書 A3 2枚 ※提案を補完する資料(館内のゾーンニングや、ディティールの イメージ、敷地全体の外構を含むデザインなど)を含め2枚とす る。 ② 提出部数 12部 ③ 提出期限 平成27年3月18日(水) 午後5時必着 ※但し、模型については審査当日に持参すること。 4 質疑応答 所定の様式に記入して提出すること。 回答は平成27年2月16日(月)までに順次福智町のHPに掲載する。 (1)受付期間 平成27年2月2日(月)から2月13日(金)午後5時まで (2)提出先 福智町教育委員会 生涯学習課 (3)提出方法 事務局ににFAXまたは、E-mailにて提出すること。提出に あたっては、FAX番号及びメールアドレスを十分確認し、間違わ ないよう気を付けること。 (4)その他 質疑の回答事項については、本募集要項の追加又は修正とみなす。 5 現地説明会 現地説明会は2月7日(土)の午前10時~12時と午後2時~4時の2回行うが、事 前に申込みをすること。なお、現地説明会への参加者は3名までとする。 また、会場周辺には駐車場があるが周辺住民とのトラブルを避けるため、平成筑豊鉄道 (降車駅:ふれあい生力駅・赤池駅)等の公共交通機関を利用すること。 2月7日(土)以外で現地確認をする場合は、事前に事務局に連絡を入れたうえで、周 辺住民及び館内利用者に迷惑をかけないよう十分配慮すること。但し、土曜・日曜・祝日 7 ページ は施設が閉館のため不可。なお、事務局がトラブルを確認した場合はプロポーザルに参加 できない場合もあるので、留意すること。 6 提出書類の取り扱い (1)提出後の提出書類の追加、修正は認めない。 (2)提出書類に記載された技術者は、本業務にかかる工事が終了するまで変更できな い。但し、病気、死亡、退職等のやむを得ない理由による場合は、業務継続が可能 な技術者であると町が認めた場合は変更できるものとする。 Ⅲ 契約について 1 契約の締結交渉 (1)本プロポーザルで選定した最優秀者(設計予定者)に対し、第1位契約交渉権が与 えられ、町は基本・実施設計業務委託の契約交渉を行うものする。 (2)設計業務の受託者並びに当該受託者と資本及び人事面において関連があると認めら れる者は、本施設にかかるすべての工事の入札に参加する資格を失うものとする。 (3)最優秀者(設計予定者)と町が設計契約条件等で合意に至らなかった場合、あるい は最優秀者(設計予定者)に選定された者が、本プロポーザル終了後に、別に定め る失格条項に該当すると認められた場合は、その者との契約を結ばず、もしくは破 棄して、本プロポーザルの優秀者と契約交渉を行うものとする。 2 業務委託契約について (1)基本・実施設計業務については、福智町財務規則に基づく随意契約の手続きを経て 設計予定者との間に業務委託契約を締結するものとする。 (2)委託設計担当者は、業務実施方針書に記載のある者とし、原則として変更を認めな い。 (3)契約金額は、最優秀者に選定された者と福智町双方話し合いの上、決定するものと する。 3 審査終了後の設計変更について (1)本プロポーザルにおいて提案された計画は、今後の町内部での進捗状況、最優秀者 の作品を公表することに伴う町民意見等により、基本・実施設計の段階で変更され る場合もあり得るものとするが、これについても、あらかじめ基本・実施設計業務 委託の範囲に含むものとする。 8 ページ Ⅳ 失格条項 次のいずれかに該当した者は失格とする。 (1) 本要項の資格要件を満たさない者 (2) 提出期限に遅れた者、又はプレゼンテーションに出席しなかった者及び指定した時 刻に遅れた者 (3) 提出図書に虚偽の記載をした者 (4) 本プロポーザルにおける告示をした以後、審査委員会委員又は関係者と本計 画に関する接触を求めた者 (5) その他審査委員会が不適格と認めた者 Ⅴ その他 1 本手続きにおいて使用する言語は日本語、通貨は日本円、単位は日本標準時及び計量法に によるものとする。 2 本プロポーザルにあたる提出書類等の作成及び提出に要した費用、旅費、その他費用は、 参加者の負担とする。 3 町は、設計者選定後、選定された者の提案に拘束を受けないものとする。 4 公正なプロポーザルが確保できないと判断される場合は、本プロポーザルを中止すること がある。 5 この要項に定めるもののほか必要な事項は、審査委員会が定める。 9 ページ
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