昨日(1/20)の県下一斉就職選考を皮切りに、進路選択が本番を迎え

平成 27 年1月 21 日
半田市立半田中学校
第 22 号
学
校
だ
よ
り
昨日(1/20)の県下一斉就職選考を皮切りに、進路選択が本番を迎えました。
1月 29 日(木)私立高校・専修学校 推薦入試
2月 04 日(水)~2月 06 日(金)私立高校・専修学校 一般入試
2月 17 日(火)公立高校 推薦入試
3月 06 日(金)公立高校 定時制 前期入試
3月 09 日(月)~3月 10 日(火)公立高校全日制 B日程 一般入試
3月 12 日(木)~3月 13 日(金)公立高校全日制 A日程 一般入試
3月 24 日(火)公立高校 定時制 後期入試
本番に、緊張し過ぎて、もてる力が発揮できないようでは困ります。
そうならないように、常に本番をイメージしながら生活するように心がけましょう。
◆当日の日程に合わせて、起床するようにしておこう。
・遠くへ受検に出かける人は、当日早起きをしなければなりません。その日だけ早起きするよ
うでは、身体がびっくりするかもしれません。慣らしておくことが大切です。また、試験本
番は、昼間です。夜遅くがんばることは、ほどほどにしましょう。
◆過去問題はやっておこう。
・毎年試験問題は違いますが、傾向は似てくるものです。過去の問題を解いておくことは大切
です。
◆入試直前は、復習に力を入れよう。
.. ..
・自身の力を高い割合で発揮する上で、不安や焦りは大敵です。入試直前に難しい問題にチャ
レンジすることは避けた方がよいでしょう。
◆持ち物を準備しておこう。
・入試では、不正を防ぐために、持ち物等に様々な規制がかかっています。入試直前となって、
あわてることのないように、確認しておこう。
<例 公立高校の場合(愛知県公立高等学校入学者選抜要項から抜粋)>
・検査時間中、途中の退場は原則として認めない。
・
「受検票」
、用具(鉛筆、シャープペンシル、消しゴム、下敷き、鉛筆けずり用具、定規)
及び時計以外のものは検査場に持ちこませない。なお、用具はごく普通のものとし、賞品・
景品類は避ける。下敷きは無地のもの、定規は分度器のついてないものに限る。
・学力検査の公正を乱す恐れがあるので、携帯電話等の通信機器や計算機能付きの時計等の
持ち込みは認めない。
・遅刻者に対しては、第1時限の問題用紙配布後 30 分以内の者に限り受検を許可する。第
1時限は一般の受検者とは別の検査場で受検させる。
◆面接では、志望動機をはっきり言えるようにしておこう。
・面接での質問の中心は、志望動機です。
「なぜ、弊社(本校)を志望したのか」
「弊社(本校)
で、どんなことがしたいのか」という2つの質問を中核として、志願者に質問します。面接
官を納得させられる志望動機を用意しておくことが大切です。
がんばれ、3年生!!
人生初めての進路選択。誰もが、会場で、不安や緊張を覚えます。しかし、焦らず、冷静に対処
し、うまく自分の力を発揮することが大切です。運動コーチングの本(「心を鍛える言葉」白石豊
著(NHK出版))に次のような文章があったので紹介します。
「そもそも、誰もがひとしく望んでいるのは、良い結果が出た後で得られる自信ではありません。
結果を出すために、あらかじめ自信をもつことです。そのカギになるセルフイメージです。…略…
『自分は一流だ』とか『タフで粘り強い』という大きなセルフイメージをもっている人は、たとえ
苦しい状況に追い込まれても『こういう時こそ頑張れるのが自分らしい』というセルフイメージに
支えられて、最後まであきらめずに全力で戦い続けることができます。
」
不安や緊張に負けずに、100%自分の力を発揮する姿や面接でスラスラと受け答えをしている
姿をイメージして、試験会場に出かけてほしいと思います。がんばれ、3年生!
多くの受検では、面接という受験生の人となりを見る試験が実施されています。
「場に応じた服装や身なりができるかどうか」という外見的なことや、
「あいさつや返事と
いったコミュニケーションの基本となることができるかどうか」はもちろんのこと、
「受験生
がどんな考えをもっているのか」
「受験生に臨機応変に受け答えができる適応力や判断力があ
るかないか」などについて、問われます。
当然、試験する側は、よりよい人材を求めているので、競争率が高ければ高いほど、表面的・
形式的なことではなく、内面的・本質的な質問をして、受験生を見極めようとします。そして、
受け答えの中で、本人がかもし出すムードで、その人の人となりや可能性を想像して、評価す
るわけです。つまり、面接で最も重要なのは、面接官との受け答えということになります。
では、どうしたら、そうした受け答えがうまくできるようになるのでしょう。
簡単に思いつくことは、繰り返し練習することです。しかし、どんなに面接練習をしたとし
ても(どんなに想定質問を考えたとしても)、本番で、想定した質問が想定通りにされるかどう
かはわかりません。つまり、繰り返し練習することには限界があります。
したがって、面接の場でうまく受け答えができるようになるた
めの唯一の方法は、自信もって答えられることを、確実に準備し
ておくことです。たとえば、志望動機や将来の夢、中学校時代に
がんばったこと、進路先でしたいことなど、いわゆる基本といわ
れる質問の回答を万全に準備しておくのです。(実際、面接の質
問の多くは、基本の質問の変形と考えられます。)
しかし、それだけでは不安だという人には、もう1つできるこ
とがあります。それは、日ごろの生活を充実させるということで
す。日ごろから、いろいろなことに興味をもち、自分なりの考え
をもつことです。
たとえば、新聞やテレビで報道されることに対して、自分なりの意見をもち、家族や友だち
との会話の話題とする。話題となった本を読む。そうしたことを行い、自分の考えを深めたり、
広げたりして、自分に自信をつけておくのです。つまり、ありのままの自分を出しても、誰に
も臆することのない自分をつくっておくのです。
いずれにしても、試験や面接に対しては、誰もが不安や焦りを覚えます。その不安や焦りと
上手に向き合い、それを乗り切っていってください。
これからが試練の時です。受検本番でしっかりと力を発揮するために、できることはしっか
りと行っていきましょう。