本日は、お忙しい中、当社決算説明会にご参加頂き誠に有難うございます。 株式会社レッグスの内川でございます。 決算説明会開催に先⽴ちまして、⼀点ご報告がございます。 当社は本年2月27日にJASDAQから東証二部へ、 本年6月26日に、東証⼀部へ市場変更をいたしました。 今後も投資家の皆様からのご期待にお応えできますよう、⼀層の業容拡大と企業価値 向上に努め てまいる所存でございますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。 それでは平成27年12月期第2四半期の決算説明に入らせていただきます。 当期業績のハイライトです。 上半期売上高が、売上高51億28百万円(前年同期⽐92.6%)、営業利益 3億1百万円(同91.3%)、経常利益3億26百万円(同92.6%)、四半期 純利益1億89百万円(同110.0%)となりました。 前年同期はワールドカップ関連ならびに消費税増税前の駆け込み需要等の特殊 要因があったため、当第2四半期は若⼲の減収となりました。 半期ごとの売上推移を⾒ると、特殊要因により売上が拡大した前年同期を除くと 順調に推移しています。 3 営業利益は、2014年上期の3億30百万円に対し、当期は3億1百万円と若⼲ 減少したが、順調な推移と理解しています。 連結業績サマリーでございます。 5 連結PLについては、売上総利益は前年同期⽐で101.8%となり、粗利益率が 28.2%から31.0%へ改善しました。 中期計画において「フローからストックへ」をテーマに掲げ、事業構造を変えていく中で、 収益性の高い中型案件が伸⻑したことによるものであります。 販売管理費は、要員増と上場関連の費⽤により増加したが、営業利益率は前年同 期と同水準を維持することができました。 財政状態については、総資産が前年度末より3億22百万円増加しております。 これは主に、受取⼿形および売掛⾦が減少したものの、現⾦・預⾦が増加したことによ るものです。 負債は、前年度末に⽐べて、65百万増加しました。 これは主に買掛⾦・未払法⼈税等が増加したことによるものです。 純資産は、2億57百万円増加しております。 これは主に利益剰余⾦、その他有価証券評価差額⾦が増加したことによるものです。 まず、営業キャッシュフローですが、売上債権減少により7億81百万円の収入になってお ります。 営業キャッシュフローですが、売上債権減少により7億81百万円の収入になっております 。 投資キャッシュフローは、保険積⽴⾦の支出があったものの、投資事業組合からの分配 による収入があり、35百万の収入となっております。 財務キャッシュフローは、配当⾦の支払いがあり、64百万円の支出となっています。 売上高の業界・顧客別の内訳は、店頭施策を中心としたゲームセンター、カラオケ 等アミューズメント関連や外食、日⽤雑貨等の伸びがみられました。 飲料向けは消費税増税前の特需がなくなり減少しております。 流通向けは前年同期はワールドカップ案件があったため、若⼲減少したが、特需を 除くと順調に拡大しています。 9 商材別の売上高は、べた付けプレミアム(送付型景品)が前年同期⽐63.5% と大幅減となりました。 当社はプレミアムプロモーションを強みとしているが、べた付けプレミアムとその他プレミ アムが全体に占める割合が変化しており、VMDやOEM・物販が順調に伸びていま す。 10 案件価格帯で⾒ると、50百万円以上の大型案件が減少した⼀方、10百万〜 50百万円の中型案件が伸びています。 大型案件はコンペ形式によるものが多く、特需案件の有無により売上への影響が 大きい。ボラティリティが少ない高利益率の中型案件の増加は構造改⾰が順調に 進捗している結果であると認識しております。 11 当期の事業ハイライトでございます。 12 当社はフロー型が非常に高い⽐率を占めているため、安定した業績を右上がりにつ くるべく、スポット型のフロービジネスからリピート型のストックビジネスへシフトをする業 績構造改⾰を進めています。顧客との関係を取引から取り組みへの移⾏を加速さ せたことで中型案件が増加し、利益率改善の形で結果が出ています。 13 また若⼿育成のために「規律・実⾏・マイクロマネジメント」のテーマのもと、規律と実 ⾏の風⼟づくりによる意識改⾰に取り組んでおり、目に⾒えない部分での改⾰をこ の2年間徹底的に実施しています。 14 サービスの全体図です。 当社はマーケティングサービス事業を展開しており、国内市場においては、直企業 向けマーケティングサービス、商品企画・OEM、物販を⾏っています。海外市場に おいては、海外市場向けマーケティングサービスを⾏っています。 15 国内直企業向けは、流通関連が順調に推移しています。アミューズメント、外食、 日⽤雑貨の店頭施策も伸びています。商材に関しては、POP、VMDなどのストッ ク型案件が増加しています。 当社が⼿がけた代表的な事例としては、大⼿ゲームセンター向けにアニメーションと タイアップをしたトータルプロモーションや大⼿コンビニエンスストアと飲料メーカーの商 品によるタイアッププロモーションなどがあります。VMD商材の多くは国内生産である が、当社は海外で製作しており、他社との差別化が図れていると認識しています。 16 OEM・物販向けは、上代を決定した上で商品化できるため利益率が高く、当社と しては今後注⼒していきたい商材であります。 17 海外市場向け関しては、上海は従来主⼒電機メーカーの要望によりスタートした が、事業撤退により非常に厳しい状況となりました。日本のコンテンツを使⽤した商 材開発・販売促進案件を軸とし、日系企業の新規取り組みを開始しています。 18 それでは、ここで中期の事業方針の進捗についてお話いたします。 19 サービスの全体図です。 当社サービスは、企画⼒・コンテンツビジネス・海外生産管理体制をベースにマーケティン グサービス事業を展開しております。 20 全体の戦略としては、国内の強みを海外で生かし、海外の強みを国内で生かすこ とであります。特に海外に関しては流通関係の日本企業を市場とし、日本コンテン ツを使⽤した施策を武器にオペレーションをしています。具体的には、日本で多く製 作されている什器の生産体制を中国で整えるなどの事例に取り組んでいます。 21 中期方針としては、ストック型顧客およびストック型商材の拡大による構造改⾰を 実施します。 具体的には、流通周辺のストック型顧客を拡大し、商材に関しては、OEM、物販 、VMD、POPなどストック型商材を拡大します。 また労働生産性の向上をはかるべくLEGS Universityと称した教育による⼈材 育成を強化するとともに、マイクロマネジメントを徹底させます。 22 中⻑期的な成⻑のため、毎年売上および利益を着実に積み上げていくことが必須 であり、フロー型からストック型へ移⾏することでボラティリティによる業績の上下を抑 え、永続的な成⻑を目指します。 23 海外事業については、中国において6年程度の実績を積んでいるが、さらにアジア への展開を計画しています。 今後さらなる発展が⾒込める⼈⼝構造であるため、当社のコンテンツや流通などの 強みを生かしたB to Bのビジネスを展開していきます。 中国においては、上海ローソンと日本キャラクターのコラボレーション店舗を設⽴した が、上海での成功事例をアジアでも展開します。またマレーシアに⼦会社を設⽴し 、さらなる展開をはかります。ASEANにおいては、日本のコンテンツ側が当社をゲー トウエイとして現在展開が⾏われており、マーケティングサービスに取り組んでいきま す。 24 それでは、最後に、現時点での足元の状況と2015年の予想についてお話い たします。 25 2015年12月期の業績予想は、売上高119億円、営業利益7億25百万円、 経常利益7億45百万円、当期純利益4億10百万円を⾒込んでいます。 26 受注残は、2014年7月時点の29億61百万円が2015年7月時点では36億13 百万円と過去最高となりました。 株主還元としては、従来の配当性向2割を3割以上とするとともにキャラクターを使 ⽤したQUOカードによる株主還元も引き続き実施し、株主の増加をはかる。東証 1部上場を機に次なるステージへの飛躍を目指し、全社⼀丸となって取り組んでい きます。 以上をもちまして、平成27年12月期第2四半期決算説明会を終了させ ていただきます。 ご静聴ありがとうございました。
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