資料 4:第 3 号議案 2015 年度 MPC 事業計画 NPO 法人 マン・パワー・カフェ (ビジョン) 心身共に健全で意欲ある企業OBの会員が組織的に地域社会貢献のために活動する名実と もに信頼度の高いNPO法人を目指す (ミッション) 企業のOBの保有するスキル・ノウハウを地元中小企業の発展や地域社会の活性化のため に再活用し持続可能な社会作り及び地球環境改善に貢献する (活動のキーワード) 「役に立つ・学ぶ・楽しむ」をキーワードに活動する 1. 事業計画策定の狙い 当NPO法人マンパワーカフェ(MPC)は2006年2月(2005年度)に設立、活動を開始し昨 年4月に10年度目に入った。ここ数年来ほぼ順調な事業展開がなされているが支援内容の拡 大も含め更なる継続・発展を目指す事業計画を策定する。 2. MPCの活動方針 中小企業の経営が円滑に行われると同時に順調に発展拡大を可能にするように経営業務 全般にわたり側面的な産業支援活動を継続させる。また地域社会の発展に貢献できるよう地 域住民の教育支援等の地域支援活動を充実させる。 3. 今年度の重点活動内容 産業支援活動の柱である製造現場改善(生産性向上、コスト改善、品質改善他)・事務改善 (在庫削減、各種管理システム改善、物流改善他)及・環境改善(EA21取得支援省エネ改善 他)・海外の工場立ち上げ支援等の他企業の危機管理をベースにBCP策定の支援も行う。 地域支援活動としてはパソコン教育活動や親子の物づくり教室の充実を柱とする。更に会員 親睦を兼ねた海岸清掃活動の参加者増大等も考慮する。 4. 外部環境の変化 昨年度は当初より2四半期連続でGDPマイナスとなり昨年4月の消費税アップと円安による 物価上昇の影響と想定され来年10月の消費税再アップは1.5年延期された。 地元静岡市の中小企業活性化のために市と商工会議所が連携した助成事業も順調に継続 展開されておりMPCへの支援期待も大きい。但し売上拡大は今後の景気回復が順調に進行 するかにかかっている。また環境面では困難な原発再稼働によるエネルギー消費問題の再発 や昨今のIPPCの提言によるCO2 削減要請の再燃などの情勢変化の可能性にも注目していく 必要がある。 1 資料 4:第 3 号議案 5. 内部環境変化とその対応課題 14 年度は結果的に個人・法人会員数は減少した前年と変わらなかった故会費収入減は継 続している。従って会員数維持・拡大は重要な課題であり同時に個人会員の新陳代謝も重要 な問題である。この目的で支援先の拡大と同時に支援先への新しいOBの適材適所の配置を 可能にすべく新OBに勧誘・支援依頼活動の職務を依頼した。 MPC 全体としてもこの機能が円滑に働くようバックアップをしていく。 企業への支援・コンサルタント事業の量的拡大は勿論であるがそれ以上に質的レベルアップ が求められる段階と認識すべきである。その為には従来以上に支援・コンサルタント業務の内 容拡大とレベルアップいう課題実現に取り組み会員企業の支援満足度を高めることである。B CP策定のための一連の教育活動もこの一環にある。 6. 具体的事業拡大発展戦略 産業支援活動 1) 製造業を主体とした中小企業ビジネス支援を柱とした事業に加え、下記の拡大策を展開 する。 ① 商工会議所案件の支援強化と事業内容多角化による人材補強 ② 海外進出企業支援の拡大(タイ・中国・インドネシア・ベトナム等) ③ BCP 支援体制の構築、人材育成 ④ 製品開発支援開拓強化 ⑤ 県・市などの委託事業の可能性検討の持続的活動 ⑥ 個人起業家への経営支援の営業活動活性化 2) エコアクション 21 の認証登録事業所への支援内容の向上と支援事業所の拡大 ① 使用エネルギーの分析と改善(省エネ診断) ② 製造設備・各施設の稼働特性の分析による稼働率の向上 ③ K社の協力会社へのアプローチ 地域支援活動 1) パソコン教室 ① 「わらびこ教室」は年1回の継続開催を交渉。 ② 開催地域、開催頻度の拡大を模索して行きたい。 ③ 出前教室も積極的におこなう。 2) 子供の情操教育 ① 会員の増加対策(広報活動施策)(知人、友人等の勧誘)他 ② 廃材利用の企画の検討。 ③ 保育園、幼稚園、学童保育施設へのアプローチ。 ④ 他の NPO 等との共同企画の推進。 7. 投資計画 1) 人材開拓・教育研修費 2) 営業拡大戦略費 3) 新規事業立ち上げ活動費 4) 技術情報入手(関連図書購入) 2
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