校長あいさつ 校長 清宮 太郎 体育祭を見事に拡げる 6 月 1 日(月)、絶好のコンディションの中、逗葉高校の 2 大学校行事の 1 つである体育 祭が実施されました。今年の体育祭も、昨年 12 月に発足した実行委員会が中心となり、 半年をかけて準備をしてきました。 昨年から生徒のアイデアで設けたマナー賞は、今年は練習時のマナーや召集の状況、競 技中のマナーなどを含めて実行委員が採点しました。 また、開会式での選手宣誓やエール交換の方法は、カラー団長が集まって話し合い、全 校生徒が一体となる素晴らしい内容になりました。 野球部の気合いの入った掛け声に合わせて準備体操を行ったあと、競技に入りました。 最初の種目である大縄跳びでは、各クラスがリーダーの掛け声に合わせて、気持ちを一つ にしながらジャンプしました。 玉入れでは、近隣の桜山保育園の園児も参加し、なごやかな雰囲気の中で競技が行われ ました。 今年新しく取り入れられた借りもの競走では、封筒に書かれたお題にあった物や人を探 しました。 綱引きでは、各クラスから選抜された選手が、力を合わせて綱を引き合いました。 男子棒倒しでは、日頃鍛えた体力を生かし、白熱した戦いが繰り広げられました。ネッ トをくぐってから、棒に向かうなど、安全に配慮したルールになっていました。 部活動対抗リレーのパフォーマンス部門では、ダンス部が華麗なダンスを踊ったり、演 劇部が手作りの神輿で練り歩いたりするなど、観客を魅了しました。スピード部門では、 各部活動がプライドをかけた走りを披露しました。 午後の最初の種目は、全校生徒による応援合戦でした。年々、応援に参加する生徒の数 が増えてきており、また応援の内容もぐんぐんレベルアップしていました。応援席と一体 となった応援合戦は、本当に見ごたえがありました。 台風の目も新しく取り入れられた種目でした。クラスの生徒全員が 6 人程度のグループ に分かれ、リレー形式で競技を行いました。予行の時には、転ぶ生徒も多かったですが、 本番の体育祭では練習の成果が十分に発揮できていました。 騎馬戦では、各カラーが知恵を絞って、作戦を立てながら戦いました。男子も女子も迫 力のある戦いでした。 クラス対抗リレー、カラー対抗リレーは、見ている人すべてが引き込まれる、白熱した 素晴らしいレースでした。 閉会式では、実行委員長から、これまで体育祭を支えてくれた実行委員会のメンバーや 全校生徒に感謝の言葉がありました。そして、半年にわたり逗葉高校を盛り上げてくれた 実行委員長と実行委員会の生徒に、全校生徒から温かい言葉と惜しみない拍手が送られま した。 今年の体育祭は、これまで先輩が築いてくれた伝統を「繋い」で、さらに「拡げ」てく れたと思います。実行委員長、体育祭実行委員、カラー係、生徒会、カラー団長、応援団、 準備や運営を手伝ってくれた各部活動、そして全力を出し切ったすべての生徒に、「お疲 れさま」と「感動をありがとう」と伝えたいと思います。 平成27年6月
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